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海外移住したい人必見!海外で働くために必要な12個の能力&資格を外国勤務歴3年のぼくが教えます

      2017/10/15


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塩の教会の石像

ぼくは外国で働き始めて3年が経過した。

2013年7月から青年海外協力隊として中米パナマ共和国で勤務し、2015年7月からはフリーランスの農業コンサルタントとしてアジア、南米、アフリカで仕事を始めたのだ。

【追記】2017年3月もノマドフリーランスを継続中

ぼくは日本では会社に就職したことがないし公務員になったこともないので、社会人経験はゼロ。

それでも外国で働き続けられているし、たぶんこれからも仕事をすることができると思う。

・海外で働いてみたいけど、難しそうで不安

・海外で働くにはどんなスキルが必要なの??

・どんな資格があったら有利なの??

・社会人経験なしの新卒でも海外就職できるの?

・ノマドワーカーってどんな生活してるの?

海外で働きたい人はこんな疑問を感じているのではないだろうか?

これまで海外で働いた経験から必要な能力や資格が分かったので、これから海外で働く予定の人や海外で働きたい人の参考にしてもらいたい。

そこで今回は、海外で働くために必要な12個の能力&資格を紹介しよう。

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外国勤務歴3年(青年海外協力隊2年、フリーランスの農業コンサルタント1年)

ぼくはこれまでに青年海外協力隊として2年間、フリーランスの農業コンサルタントとして1年間、海外で働いてきた。

1.中米でJICAの青年海外協力隊として2年間勤務

ヘッドライトを使う青年海外協力隊員

2013年7月からJICAの青年海外協力隊・野菜栽培隊員として、中米パナマ共和国で野菜の育て方と小規模ビジネスの指導を行った。

活動していた村は電気がなかったので夜はヘッドライトが手放せなかったし、泥でできた家で寝ていると隣には鶏の親子が寝ていて、頭の上をコウモリが飛び回り、体の上をネズミが走り回っていた。

過酷な環境だったが刺激的で最高に楽しい2年間だった。

参考:青年海外協力隊が教える!途上国へ新しい技術を定着させる6つの秘訣

参考:青年海外協力隊が途上国で成果を出すために必要な3つの力【ビジョンを持つ力・小さく始める力・方向転換する力】

 

2.アジア、南米、アフリカでフリーランスのコンサルタントとして1年間勤務

野菜の育て方の講習会

2015年7月に日本へ一時帰国してからはフリーランスの農業コンサルタントとして独立し、日本、ベトナム、ベネズエラ、ボリビアで働いた。

これまでは日本企業による日本式イチゴ栽培の海外進出を手伝いながら、少数民族に農業を教えたり、環境問題に取り組んできた。

今は東アフリカのケニア共和国で国際協力プロジェクトに携わっているが、日本、ベトナム、ベネズエラ、ボリビアの依頼主とも連絡を取っており、遠隔で仕事を継続している。

参考:ベネズエラのカナイマ国立公園に暮らすペモン族の村で47日間農業を教え、テーブルマウンテンに登頂したよ

参考:【ウユニ塩湖プロジェクトの活動報告】青年海外協力隊OB2名がウユニ市の学校で環境教育ワークショップを行いました

 

3.海外で働くために必要な能力&資格

青年海外協力隊とフリーランスの農業コンサルタントとして3年間海外で働いてきて、自分の経験として海外で働くために必要な能力と資格が分かってきた。

さらにこの3年間で海外勤務をしているたくさんの日本人と関わってきたので、彼らの仕事ぶりを見ることでも必要な能力がはっきりとしてきた。

そこで、これから海外で働く予定の人や働きたい人と思っている人へ、海外で働くために必要な能力と資格を紹介しよう。

 

 

海外で働くために必要な12個の能力&資格

それでは海外で働くために必要な能力と資格を紹介しよう。

1.問題が発生しても挫けない強い意志

頭突きで釘を打つ

まずは、強い意志。

外国で生活するだけでもストレスがかかるし、外国人と仕事をすると強いストレスになる。

途上国で働く場合には予想外のトラブルが起きることも多く、問題が発生しても挫けない強いメンタリティーが必要になる。

海外で働く場合には、日本で働く以上にメンタルが大事。

特に青年海外協力隊もフリーランスの仕事もどちらも一人だけで業務を遂行しないといけないので、一人で目標を達成するストイックさが必要になる。

参考:部屋の壁に貼り2年間毎日読んだ12個の青年海外協力隊活動モットー

 

2.トラブルに動じない前向きな思考

事故車

次は、前向きな思考。

外国で働いていると日本では起きないような問題が次々と発生する。

そのトラブルに対して「もう嫌だ―」とネガティブに反応するか、「面白い、どうやって解決しよう?」とポジティブに対応できるかの違いは大きい。

ネガティブな思考の人はメンタルの病気になる危険性が高いので、ポジティブに捉えることが重要だ。

参考:なぜ日本人は金持ちなのに不幸なのか?青年海外協力隊と日本好き外国人の意見

 

3.病気を予防する体調管理能力

おやきを頬張る

体調管理能力も大切。

海外で生活していると気候の違いや大気汚染、ストレスから体力を失いやすく、体調を崩す危険性が高い。

日本ならば病院に行って薬をもらえば治るので問題ないが、海外ではきちんとした医療を受けられるとは限らない(大金が必要な場合も)。

そのため、日本で働く以上に体調管理に気を使わないといけない。

例えば、ぼくは喉が弱いので頻繁にうがいをするようにしているし、体力を維持するために食べたい物を食べたいだけ食べて、疲れを取るために体が眠りたいだけ寝るようにしている。

それでもたまに風邪で体調を崩してしまうので、薬は常に持ち歩いている。

参考:青年海外協力隊のトラブル!カウンターパートが指を切断、プロジェクトが崩壊、ぼくは40度の熱で寝込んだ。

 

4.最低限の英会話力

外国人の子供

今は世界中で英語が使われているので、英会話力は必要。

といってもネイティブスピーカーのような綺麗な巻き舌の発音と、小説家のような複雑な文法表現は必要ないし、TOEICの点数も重要な指標ではない。

必要なのは自分の意志を伝えるスピーキング能力と、相手の話を理解するリスニング能力。

だって、英語能力だけで考えれば英語圏で生まれ育った人間が最強だからね。

アジアでも中南米でもアフリカでも空港では英語が通用するし、世界中どこでも英語はある程度有用な言語だ。

世界では一般的に「グル―バルに働く人間は英語くらい話せて当たり前」と考えているので、最低限の英会話能力は身につけよう。

参考:英語・中国語・スペイン語を短時間でマスターするコツ!外国語学習の習得にかかる時間が半減する5つの効率的な学習方法

 

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5.英語以外の主要な外国語か現地言語

スペイン語の俳句の作り方

じゃあ英語だけ少し話せれば海外で働けるか、というとそうでもない。

グローバルな職場では英語が話せることは当たり前なので、英語が話せても高い評価は得られないからだ。

日本では「語学力がある人=英語が話せる人」だが、海外では「語学力がある人=母国語と英語とそれ以外の言語が話せる人(最低3つの言語)」である。

そのため、外国で働きたいならば日本語と英語以外にも、第三の言語を身につけた方がいい。

スペイン語、フランス語、ロシア語、中国語など利用頻度が高い言語がおすすめだが、働きたい国が決まっているならそこの現地言語を習得しよう。

幸運にもぼくは中南米で2年半ほど働いていたのでスペイン語を話すことができるし、同じラテン語由来のイタリア語、フランス語、ポルトガル語もなんとなくは理解できる。

またベネズエラの少数民族ペモン族のペモン語(おそらく日本人の中では最も詳しいと思う)と、東アフリカのスワヒリ語も挨拶程度は理解できる。

海外で働きたい人は、働く地域で使われている現地言語をマスターしよう。

参考:スペイン語学習初心者がゼロから半年で文法・単語・挨拶をマスターする効率的なおすすめ勉強法

 

6.ビジネスマンなら、四年制大学卒業の学位

信州大学農学部

日本でも中卒、高卒、大卒で会社の待遇が変わるが、外国では日本以上に待遇に違いが生じることが多い。

一般的にビジネスマンとして見てもらえるのは、四年制大学を卒業した学位を持っている人以上だけ。

高卒や短大卒ではただの肉体労働者や単純作業員として扱われてしまう。

なので海外で働きたい場合には、四年制大学を卒業した方がいい。

海外では大学名は全然重要ではないので、東京大学も日本大学も同じようなもの(笑)

ただし、大学での専攻内容は評価されるので、仕事と関係した学問を専攻すべき。

参考:社会人経験ナシで国際協力ボランティアは可能?就職せず新卒で青年海外協力隊に参加したい大学生へ

 

7.専門家なら、大学院修了の修士号

大学院の修了式

四年制大学を卒業した学位があれば最低限はビジネスマンとして見てもらえるが、プロフェッショナルとして扱ってもらうためには大学院を修了した修士号が必要。

ぼくは農学の修士号を持っているおかげで、社会人経験がゼロでも「農業の専門家」として評価されている。

海外では東京大学の学部卒よりも、日本大学の修士卒を高評価する(別に日本大学を馬鹿にしていない、名前が比較に分かりやすいから)。

そのため外国で農業、工業、経営などの専門家として仕事がしたい人は、修士号以上を取得することをおすすめする。

ちなみに途上国では博士号を持っていると、大学教授や大臣並みの待遇で迎えられるらしい(笑)

参考:海外で働く裏ワザ!外国で働きたい人は英会話教室でTOEICを受けずに大学院で修士号を取得しよう

 

8.仕事のためのビジネススキル

プレゼンするボランティア

当たり前だが、ビジネススキルも大切。

メールの送り方(国ごとにテンプレが違う)、自己紹介の仕方、アポイントの取り方、商品やサービスの売り込み方、値段交渉の仕方、プレゼンの魅せ方などのビジネスに使う能力は海外でも重要だ。

なので、新卒で海外就職は良くないと言われ、日本で社会人経験を3年以上積んでから海外転職すべきと言われている。

でも、ぼくは言いたいことがある。

社会人経験が3年経っても仕事ができないサラリーマンはいるし、社会人経験ゼロでも仕事ができる優秀な大学生もいるよ!

ビジネススキルに自信がない人は社会人経験を積めばいいし、すでに自信がある人は海外へ挑戦すればいいと思う。

参考:超すごいプレゼンのコツ!人前で話すのが苦手な人でも効率的にスライド資料をパワポで作成できる方法&おすすめの本

 

9.異文化適応能力

塩の教会の石像

外国で外国人と一緒に働くうえで避けて通れないのが、異文化に適応すること。

例えば日本人は多くが無宗教者だが、外国ではカトリック教徒、プロテスタント教徒、仏教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒、新興宗教教徒など宗教を本気で信じている人の方が圧倒的に多数派だ。

そのため、宗教観を巡って対立することがあるが、宗教を理解していない日本人はそれに適応できない。

年功序列は儒教的な国だけの制度だし、欧米や中南米ではレディファーストが徹底されているし、アジア人は差別を受けるし、サービス残業なんてしないし、嘘を平気でつくし、約束の時間に一時間以上遅れるのは当たり前だし、外国で働いていると日本ではあり得ない文化の壁を体感するはずだ。

郷にいては郷に従え。

外国で働くなら異文化に適応して、仕事の成果を出さなければいけない。

参考:海外で外国人に「日本人の宗教観は何?」と質問されたら仏教でも無宗教でもなく、「武士道!」と答えよう。

参考:ケニアのマサイ族伝統の妻の夜這いに興奮した一日目!マサイ村に5日間ホームステイした秘境体験談

 

 

10.自分の武器になる専門性

イチゴの収穫

外国で仕事をする上で大切なのは、専門性。

日本のサラリーマンは大学での専攻なんて関係なく新卒で一括採用され、会社の中で教育されていくので専門性は重要ではない。

しかし、海外の企業は大学の専攻を重要視して専門性がある学生を採用し、その専門性を生かした職を与える。

そのため外国で働いていると「大学での専攻は何? 大学院での研究課題は何? あなたの専門性は何?」という質問をよく受けるし、とにかく専門家が高評価されるのだ。

例えばぼくは世界でトップレベルにイチゴのことが詳しいので、そのおかげでイチゴの雑誌、本、パンフレットの作成依頼が届き、イチゴ農園のコンサルティング依頼が世界中から集まってくる。

参考:苺ソムリエとして世界トップ5の種苗会社サカタのタネ様のイチゴ苗パンフレットを監修しました

サラリーマンの人は、マネジメントでもマーケティングでも財務管理でも何でもいいが、他人には負けない自分の武器(=専門性)を持とう。

逆にいうと、まったく専門性がない人は、いきなり海外では働けないと思う。

また、専門性がない人はフリーランスとして生きていくことも難しい。

なので、「自分には専門性がない」と思っている人は、まずは企業に就職して”専門性”が手に入れよう。

英語が話せることは当たり前のことなので、武器にはならない(ネイティブスピーカーよりも上手に話せて、第三言語も話せるなら別)。

そのため、海外留学経験があって英語が話せるから海外就職できる、とは限らないのだ。

この点を勘違いしている人が多いので、気をつけよう。

参考:海外で働く裏ワザ!外国で働きたい人は英会話教室でTOEICを受けずに大学院で修士号を取得しよう

【追記】最近ではテレビ番組あさチャンにも出演した。

参考:【テレビ出演】TBS朝の情報番組あさチャンのイチゴ特集に「農業コンサルタント」として出演

 

 

11.積極的に売り込む営業力

出店の肉串を分け合う子供

外国で働いていると、営業力の重要性を痛感する。

外国人は企業に自分を売り込むことに積極的で、能力や資格をアピールして新しいポストを手に入れる。

商品やサービスを売り込むときにもメリットや魅力を過剰に強調して、何としてでも売ろうとする。

日本の営業マンは商品を売り込もうとせずに、一緒に飲みに行ったりゴルフに行ったり接待して仲良くなって「情」で買ってもらおうとするが、それは通じないと思う(賄賂は別だが)。

海外で仕事の結果を出すためには、積極的に売り込まないと周りに負けてしまうのだ。

海外へ挑戦した日本人のエピソード

太田さんの本には、海外へ挑戦した日本人のエピソードがまとめられている。

 

12.仕事をスムーズに進めるための交渉力

ベネズエラの通貨ボリーバル

海外では日本以上に交渉が必要な場面が多い。

なぜならば、日本のように固定された値段(相場)が決まっていないからだ(現地人価格と外国人価格がある、賄賂が必要など)。

仕事を依頼するとき、材料を購入したいとき、商品を売りたいとき、仕事の契約をしたいとき、どんなときも交渉して値段や条件が決定する。

途上国では政府や警察、企業から賄賂を要求されることも多く、いかに不必要な賄賂を使わないかが大事(もしくは必要に応じて賄賂を使う)。

相手のメリットを伝える、こちらの弱みを見せない、譲歩したように見せる、交換条件を出す、交渉期間を十分確保する、などなど仕事をスムーズに進めるためには交渉術が必要。

 

 

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参考:商社やメーカーの海外駐在員になりたい人必見!リクルートエージェントに登録する方法とその手順、評判を徹底解説

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まとめ

今回は海外で働くために必要な能力と資格を紹介した。

1.問題が発生しても挫けない強い意志

2.トラブルに動じない前向きな思考

3.病気を予防する体調管理能力

4.最低限の英会話力

5.英語以外の主要な外国語か現地言語

6.ビジネスマンなら、四年制大学卒業の学位

7.専門家なら、大学院修了の修士号

8.仕事のためのビジネススキル

9.異文化適応能力

10.自分の武器になる専門性

11.積極的に売り込む営業力

12.仕事をスムーズに進めるための交渉力

日本で働く場合と同じこともあるし、違うこともある。

ぼくの3年間の海外業務の経験とこれまでに得た知見が、海外で働きたい人の参考になれば嬉しい。

 

 

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

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VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う



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