チェコと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか？
チェコといえば芸術家やビールが有名ですが、実はワインもとても美味しいんです！
私は2017年にチェコを旅行したときに、チェコワインの美味しさに驚かされました。
そして、2019年にチェコ政府観光局さんにプレスツアーに招待していただけることになりました。
そこで、チェコのミクロフで開催されるワイン祭りに参加させてもらいました。
今回はミクロフのワイン祭りの様子をご紹介します。
ミクロフのワイン祭り
チェコに到着してまず最初に向かったのが、ミクロフです。
ミクロフはチェコの南東部に位置しています。
ミクロフまでは電車で移動しましょう。
ミクロフの位置
私はオーストリアのウィーン空港から、電車と車でミクロフへ向かいました。
ミクロフでは年に一度、ぶどうの収穫祭が開催されています。
残念ながら2019年のお祭り初日は、あいにくの雨でした。
チェコ親善アンバサダーの3名と合流して、お祭りを楽しみました。
こちらがミクロフの街並み。
カラフルな家が綺麗ですが、雨でガスっていました。
お祭りの会場はこちらのお城がメイン。
あとは町中にもパレードが通ったり、出店が出ていたり。
こんな感じに人が溢れていました。
天気が雨なのにすごい人数ですね。
チェコの地方に行くと、英語はほとんど通じません。
なので、チェコ語が話せないとけっこう苦労します…
食べ物を売っている出店が並んでいました。
お祭りの醍醐味といえば、出店の料理ですよね。
こちらはソーセージやサラミ。
どれも美味しそうです。
こちらはチェコ名物の細長いチーズ。
日本のさけるチーズ的な感じで美味しかったです。
これはチェコのお祭りでよく食べられている揚げパン。
小麦粉を水で溶いたものを、油で揚げます。
プクーと膨らんできて美味しそう！
この上にニンニクが効いたトマトソースとチーズをかけます。
あっという間に完成。
私たちは4人で1個を食べましたが、通訳のチェコ人は1人で1個をぺろりと平らげていました笑
なんとなく気になったのがゴミ箱。
チェコではこんなゴミ箱が主流でした。
ブルチャークという飲み物を知っていますか？
めちゃくちゃ美味しい飲み物なんです。
ミクロフのぶどう収穫祭には、ブルチャークを売るお店がたくさんありました。
これがこのお祭りの名物だそうです。
ブルチャークとは、ぶどうの果汁がワインに変わる途中の飲み物だそうです。
日本では一切売っていない飲み物だと思います。
発酵途中なので甘さが残っていて、しかも微炭酸。
ワインだと思って飲むと、その味の違いに驚きますよ。
ワインと言うよりは、微炭酸のぶどうジュースに近いです。
なので、ワインが嫌いな人でもブルチャークは気にいると思います。
ただし、アルコールが含まれているので、けっこう酔います笑
噂によると、ビールと同じくらいのアルコール度数だとか。
私はブルチャークにハマって、一日で5〜6杯ほど飲みました。
甘くて微炭酸なので飲みやすいんですよね。
お祭りの途中には、中世の服装をした人によるパレードが。
映画グラディエーターに出てきそうな戦士たちです。
馬もいました。
こちらの二人は、昔の王様と王妃の役だそう。
お二人が町中をパレードして、市民とワインを分かち合っていました。
中世の雰囲気が素敵ですね。
ワインを愛している様子が伝わってきました。
YouTubeでお祭りの雰囲気を紹介
ミクロフのワイン祭りについては、YouTubeでも紹介しています。
YouTubeの方がお祭りの雰囲気がわかると思うので、ぜひ観てみてください。
ミクロフのワイン祭りまとめ
今回はミクロフのワイン祭りを紹介しました。
残念ながら天気は雨でしたが、ブルチャークと出会えてよかったです。
ワインが好きな人やブルチャークを飲んでみたい人は、ぜひミクロフのぶどう収穫祭へ行ってみてください。
旅行でプラハに何回も行っている人でも、このお祭りは楽しめると思います。
チェコ旅行が初めてという人や、ワインが苦手な人にもおすすめです。
チェコ親善アンバサダー
今回のチェコ旅行は、チェコ親善アンバサダーとしてプレスツアーに招待していただきました。
渡航費をチェコ政府観光局に負担していただいています。
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