青年海外協力隊ブログのメリット・デメリット・問題!途上国・日本・JICAボランティアの役に立つためにブログを勧める

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青年海外協力隊ブログは第三世界のソーシャルメディアになれる!

ぼくは断言する。

青年海外協力隊ブログは、第三世界のソーシャルメディアになれる!

 

地球上に存在する国の数は193ヶ国で、そのうち発展途上国は153ヶ国である。

参照:なんとかしなきゃプロジェクト|国際協力NGOセンター(JANIC)国際協力機構(JICA)国連開発計画(UNDP)

 

要するに世界のおよそ8割の人間が開発途上国で暮らしており、アジア・アフリカ・ラテンアメリカなどの開発途上国は「第三世界」と呼ばれている。

第三世界とは、第二次世界大戦後の冷戦期に「西側諸国(第一世界)と東側諸国(第二世界)のどちらにも属さない国」という意味で生まれ、今では発展途上国を指す言葉として使われている。

そしてかつて第一世界に所属していた日本は、現在では第三世界にボランティアを派遣している。

 

日本の国際協力事業をほぼ一手に担う、独立行政法人国際協力機構:通称JICA(ジャイカ)は青年海外協力隊という国際協力ボランティアを、全世界88ヶ国の発展途上国に累計39,096名派遣している。

参照:JICA青年海外協力隊ホームページ

 

JICAは地球上に存在する発展途上国のおよそ半分に、これまでにおよそ4万人の日本人ボランティア・青年海外協力隊を送りだしてきたのだ。

青年海外協力隊とは、JICAによる発展途上国で草の根レベルでの国際交流・国際協力を行うボランティアプログラムであり、派遣期間は原則的に「2年間」である。

ということは、およそ4万人の日本人が第三世界で730日間も暮らしたことになる。

 

ここで、少しソーシャルメディアについて考えてみよう。

世界第二位のアクセス数を誇るfacebookやtwitter、LINEなどのSNSやブログなどのインターネットを利用してコミュニケーションを行うサービスの総称を「ソーシャルメディア」という。

そして各種あるソーシャルメディアの中でも、まとまった情報や意見を書き残すには、ストック型のウェブサービスである「ブログが最適」と言われている。

ではもし、仮に今まで派遣されたすべての青年海外協力隊員が、派遣された発展途上国で毎日ブログ記事を書いていたとしたら?

 

40,000人 × 730日間 = 29,200,000個!

 

なんと青年海外協力隊の手で、およそ3,000万個の第三世界に関する記事が書けたはずだ。

 

もう一度、言わせてもらおう。

ぼくは青年海外協力隊ブログが第三世界のソーシャルメディアになれると確信している。

 

 

第三世界のソーシャルメディアの意義

「そもそも、第三世界のソーシャルメディアの意義は何だろうか?」

それは、以下の3点に集約される。

1.発展途上国で貧困に苦しむ人々の現状を伝える。

2.第三世界で生きる人々の価値観を伝える。

3.途上国向けビジネスBOPの情報を提供する。

 

では、順番に説明しよう。

 

1.発展途上国で貧困に苦しむ人々の現状を伝える。

第三世界に分類される国は、はっきりいって貧しくその国民の中には貧困に苦しむ人々もいる。

JICAや国連、ユニセフなどの国際機関が行っている国際協力の目的は、発展途上国の中で貧困に苦しむ人々の生活を改善することである。

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しかし、そのためには日本などの先進国の理解と支援が必要である。

この記事を読んでいる日本人のみなさんは、少し考えて欲しい。

「あなたは発展途上国のことをどれだけ知っていますか?」

 

いったい何を答えられるだろうか。

ほとんどの日本人は発展途上国のことを何も知らない。

 

「発展途上国に行ったことがある」という人はバックパッカーなど一部の人だけだし、途上国に行った経験がある人でも、首都のホテルと観光地に数日滞在しただけという人が多いだろう。

確かに発展途上国は治安が悪い地域が多いし、インフラが整っていない場所も多く生活も過酷だし、日本人がわざわざ行く機会は滅多にない。

だからこそ、ブログという形で発展途上国の生の情報を伝えることで、日本人が発展途上国の現状を理解することができるのではないか。

 

2.第三世界で生きる人々の価値観を伝える。

上の文章を読み、「そうそう、発展途上国の子供たちってみんな可哀想だからね」と納得してくれた人もいるかもしれないが、あえて逆の発想も提案する。

第三世界で暮らす人々は日本人よりも貧乏だが、日本人よりも幸せかもしれない。

お金や財産は少ないが家族や人との繋がりを大切にし、まるで老荘思想や禅の教えである「足るを知る」生活を送っている。

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参考:ちょうど2年前の今日、JICA駒ヶ根訓練所に入所したぼくへ「お前は青年海外協力隊に向いていない」

 

お金で幸せを測り、お金を求め続ける日本人は、第三世界で暮らす人々の価値観から学ぶべきことがある。

青年海外協力隊は現地に2年間住み、派遣国の住民と同じ目線に立ち、同じコミュニティに入り生活を送る。

住民との交流の中で、価値観の違いによりカルチャーショックを受ける協力隊員も多く、その貴重な原体験をもっと多くの日本人と共有すべきだと思う。

例えば、青年海外協力隊としてぼくの気持ちを綴った「ボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました。」というブログ記事は100万回以上のアクセスがあり、大きな反響を呼んだ。

参照:ボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました。|JIBURi.com

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3.途上国向けビジネスBOPの情報を提供する。

日本のみならず、世界中で途上国向けビジネスBOPビジネスが流行っている。

BOPとは、「Base Of the Pyramid」の頭文字をとったもので、世界の人口ピラミッドの基礎部分に位置する所得階層の人々のことです。

そしてBOPビジネスとは、こうした途上国における低所得者層を対象としたビジネスを意味します。

引用:日本貿易推進機構(JETRO)アジア経済研究所

 

 

例えば先進国の企業が、途上国向けに車や電化製品のオプションやサービスを簡素化・低価格化して販売したり、シャンプーやガムなど商品の量を減らして販売し成功するケースが増えてきた。

そして、BOPの成功例の中でも最も有名な例は、バングラデシュのモハメド・ユヌス氏が始めたグラミン銀行のマイクロファイナンスだろう。

マイクロファイナンスとは、一般的な銀行がお金を貸さなかった貧困に苦しむ人々に少額の融資を行うことである。

このバングラデシュで始まった取り組みは、今では世界中に広がった。

 

そして日本の国際協力機関であるJICAも、BOPビジネスと青年海外協力隊の協力関係に関しては調査を行っており、「BOPビジネスと青年海外協力隊連携可能性調査報告書」を公表している。

 

JETROもJICAもBOPビジネスを支援する姿勢を見せているし、実際に日本の企業も不況に苦しむ日本を飛び出し、第三世界に参入しようとBOPビジネスに興味を示している。

では、なぜ興味を示しているだけで、実際に参入する企業が少ないのか?

それは、BOPビジネスのフィールドである発展途上国の情報がないからだ。

 

もちろん今後日本企業に可能性はあると思います。

ただ、途上国の市場というのはこれまでなじみがない企業がほとんどなので、情報も少なく、どのような BOPペナルティーがあるのか、どのような潜在的なニーズがあるのかについ見当がつかないという企業も多いですね。

そこで、ジェトロでは昨年度から途上国 を対象としてBOPビジネス潜在ニーズ調査に取り組みます。

引用:日本貿易推進機構(JETRO)アジア経済研究所

 

 

日本企業がいくらBOPビジネスに興味を持ち参入を考えても、途上国の人々の思考や文化、ビジネスの方法、販路の情報がない状態では、マーケティング戦略も何も立てられず、参入できないのだ。

なので、BOPに興味を持つ日本企業は第三世界の情報を求めている。

言い換えれば、第三世界の情報を発信してくれる第三世界ソーシャルメディアを求めている。

 

実は、青年海外協力隊には「青年海外協力隊フィールド調査団」というJICA非公認の任意団体があり、まさにこの組織が発展途上国の情報を収集し、ネット上に体系的にまとめ発信しようとしている。

参照:青年海外協力隊フィールド調査団公式サイト

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フィールド調査団は、アフリカ・アジア・ラテンアメリカで展開しているがまだまだ団員数が少なく、メインの活動場所は発起人である世界銀行に勤務されている小辻さんがいるアフリカ大陸である。

実を言うとぼくもラテンアメリカ・パナマにいながらフィールド調査団に所属しており、この組織の今後の可能性に非常に期待している。

参考:メタファシリテーション9ヶ月間!フィールド調査団の野菜ビジネス計画が村人主導で始動した。

参考:CSR-BOPウォッチで途上国の貧困層ビジネスに関心を持つ日本企業に対して、青年海外協力隊・フィールド調査団の最終報告を発表した。

参考:途上国の問題をビジネス思考で解決!JICAボランティアのすべての職種に青年海外協力隊フィールド調査団を勧める7つの理由

 

しかし、本来ならばこのような活動は、すべての青年海外協力隊員が行うべきだと思う。

なぜならば、フィールド調査団の活動は日本にとっても、派遣先の途上国にとっても、そして協力隊員自身にとってもプラスになるからだ。

 

フィールド調査団のように派遣国の情報を体系的にまとめ、ブログという手段でネット上に公開することをすべての青年海外協力隊が行ったどうだろう?

それはBOP参入を目指す日本の企業にとって、貴重な情報源になるはずだ。

参考:JICAボランティアになりたい学生&社会人へ!現役&更新中の青年海外協力隊ブログまとめ

参考:今から見逃せない!これから青年海外協力隊に派遣される平成27年度隊次の候補生ブログ3選 

 

 

青年海外協力隊が作る「第三世界メディアの可能性」まとめ

1.発展途上国で貧困に苦しむ人々の現状を伝える。

2.第三世界で生きる人々の価値観を伝える。

3.途上国向けビジネスBOPの情報を提供する。

以上が、ぼくが考える第三世界メディアの意義だ。

 

 

 

青年海外協力隊がブログを書くメリットとデメリット

今度は青年海外協力隊の立場に立って、ブログを書くメリットとデメリットを考えてみよう。

 

青年海外協力隊がブログを書くメリット

一つ目の青年海外協力隊がブログを書くメリットは、途上国での体験を文章化することで思考が整理され、行動の質が向上することだ。

ぼくは青年海外協力隊として中南米パナマ共和国に派遣されてからの最初の一年間で、およそ200回ブログを更新した。

おかげで刺激満載の中南米生活でもそれらの刺激をブログにアップすることで、頭がパニックせずに自分の中で刺激や経験を消化できている。

参照:青年海外協力隊一年目に人気だったおすすめブログ記事ベスト20

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また二つ目のメリットは、アウトプットをすることで、インプットの質も高まることだ。

これは学生時代に、新聞記者のアルバイトとフリーペーパーのボランティア記者をして、実際に体感した。

ブログを書くことも同じ効果がありで、文章を書いて他人に伝えることを意識しておくと、同じことを聞いたり体験しても吸収できる量が違うのだ。

参照:青年海外協力隊のぼくがブログや活動報告レポートを書くのは、学生時代に記者として取材の経験があるから。|JIBURi.com

 

以上が、ぼくが考える青年海外協力隊がブログを書くメリットだ。

 

青年海外協力隊がブログを書くデメリット

次に、青年海外協力隊がブログを書くデメリットを考えてみよう。

青年海外協力隊が下手なことをブログを書くと、JICAから怒られる可能性がある。

JICAには「JICA役職員等のソーシャルメディアの私的利用に関するガイドライン」というものがあり、青年海外協力隊もそれを遵守しなくてはいけない。

 

JICAのガイドラインを簡単にまとめると、以下の3点だ。

1.JICAと青年海外協力隊の悪口を書いてはいけません。

2.派遣国の悪口を書いてはいけません。

3.読んだ人が気分を悪くするようなことは書いてはいけません。

 

要するに、青年海外協力隊のブログでは、誰かを批判する記事は書いてはいけないのだ。

もし書いてしまうと、JICA本部や事務所から記事の取り消しを命じられ、怒られることになるだろう。

 

以上のように、青年海外協力隊がブログが書くことには、JICAから怒られる危険性が発生するというデメリットもある。

 

 

 

第三世界ソーシャルメディアとしての青年海外協力隊ブログの長所と短所

次に、第三世界ソーシャルメディアとしての青年海外協力隊ブログの長所と短所を考えてみよう。

青年海外協力隊ブログの長所

青年海外協力隊ブログの長所は、以下の5点だろう。

1.隊員は世界中に散らばっている。

2.隊員の人数が多い。

3.期間が2年間と長い。

4.現地の暮らしに入り込んでいる。

5.公の仕事である。

 

まず現在は世界80ヶ国に派遣されており、2,089名の隊員が派遣されているので、人海戦術により世界中の情報を手に入れることが出来る。

そして、派遣国に730日間も住むので現地の暮らしに入り込む事ができ、旅行者には分からない現地の暮らしや文化などを知ることができる。

さらに、青年海外協力隊は独立行政法人JICAの管轄のほぼ公の仕事であり、どこかの企業のために働いていないので、企業間のしがらみに苦しむことがない。

 

青年海外協力隊ブログの短所

では、今度は青年海外協力隊ブログの短所を考えてみよう。

1.JICAと青年海外協力隊の悪口が書けない。

2.派遣国の悪口が書けない。

3.誰かを批判する記事が書けない。

4.職種の偏りがある。

5.ネット環境が悪い可能性がある。

まずはデメリットでも述べたが、青年海外協力隊のブログでは、JICAや青年海外協力隊、派遣国など誰かを批判する記事が書けない。

批判することが出来ないのは、ブログとしては相当つまらない。

参考:自殺・妊娠・辞退・任期短縮・就職難?青年海外協力隊の問題・実態10個

 

それから、青年海外協力隊にはなんと120を超える職種があり、農業系からIT系、医療系とさまざまであり、職種によりブログの内容に偏りが生まれてしまうだろう。

しかし、職種があるおかげで専門的な視点と知識を生かした、濃いブログ記事が書けるとも考えられる。

 

余談だが、アメリカの青年海外協力隊的なボランティアである「ピースコープ」は、職種という概念がないので、専門的な活動はあまりしていない印象を受ける。

致命的なのが、開発途上国なのでインフラが整っておらず、ネット環境が悪い可能性があることだ。

青年海外協力隊の中には、電気も水道もない環境で暮らしている隊員もおり、ブログを書ける状況にはないケースもある。

 

以上が、ぼくが考えた第三世界メディアとしての青年海外協力隊ブログの長所と短所だ。

 

 

 

おすすめの青年海外協力隊ブログ

これまでの文章を読んで、「ちょっと青年海外協力隊ブログを読んでみようかな…」と思い出したあなたに、おすすめの青年海外協力隊ブログを紹介しよう。

 

おすすめの青年海外協力隊の個人ブログ

例えば現役隊員でいえば「冒険女子」という名前で、ブログと4コマ漫画のfacebookページを更新しているフィリピンで活動している観光隊員のブログは、暮らしや活動の様子がわかりやすくて面白いので要チェックだ!

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参照1:冒険女子 -adventure girl-

参照2:facebookページ青年海外協力隊日記 by冒険女子

 

それから過去にも紹介したが、東京大学大学院を休学して協力隊に参加し、エルサルバドルで村落開発隊員として活動していた協力隊OBのブログは、今でも非常に勉強になるので活動の参考にさせて頂いている。

青年海外協力隊に参加したいという人に、特におすすめだ。

参照:エルサルバドルの青年海外協力隊・村落開発OBのブログ「独想の日常」を紹介します。|JIBURi.com

 

JICA WORLD REPORTER

実はJICAも公式サイトで「JICA WORLD REPORTER」というブログポータルサイトを作り、世界中の青年海外協力隊66名にブログを書かせているが、隊員数も少ないし目的もはっきりしない。

参照:JICA WORLD REPORTER

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「青年海外協力隊 ブログ」でググってもらうとわかるが、まだまだアメブロやFC2などの無料ブログサービスでブログを書いている隊員が多く、wordpressなどの有料サービスを使って本格的にブログを書いている隊員は少ない。

wordpressで本格的なブログを書いている、マラウイで活動しているコミュニティ開発隊員のブログによると、青年海外協力隊ブログのアクセス数はかなり少ないらしい。

参照:青年海外協力隊ブログは読まれていない?ブログランキングの分析と提案|とべ、UFO!ゆうほの協力隊ブログ

 

実際には現在の青年海外協力隊ブログは、第三世界のソーシャルメディアと呼べるレベルではないのだ…。

 

 

 

青年海外協力隊ブロガーの未来

では、これから青年海外協力隊ブロガーは何をすべきなのか?

ライターとしての能力

青年海外協力隊ブログが第三世界のソーシャルメディアになるためには、青年海外協力隊のブロガー能力が向上しないといけない。

具体的には、途上国の情報や経験を文章化する「ライターとしての力」である。

ぼくはブログを2年ほど書き続けているがまだまだレベルが低いし、他の隊員もライターとしての能力を伸ばさないといけないと思う。

青年海外協力隊ブログは第三世界メディアになる可能性を持っているが、もっとブログとしての質を上げないといけない。

 

世界も、自分も変えるシゴト!

それでも、ぼくは「青年海外協力隊ブログは第三世界のソーシャルメディアになれる!」と断言する。

なぜならば、ぼくたち青年海外協力隊のキャッチコピーは「世界も、自分も、変えるシゴト!」だからだ。

変化を起こすために挑戦することが、ぼくら協力隊の仕事である。

青年海外協力隊がライターとしての能力を向上させることが出来れば、青年海外協力隊ブログが第三世界のソーシャルメディアとしての機能を果たし、世界を変えることが出来るだろう。

このブログ記事が一人でも多くの人の目に留まり、青年海外協力隊ブログが第三世界のソーシャルメディアになれることを切に願う。

 

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