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英語とスペイン語の両方を話す日本人がする失敗!トリリンガルの悩み、頭の中の使い分け

      2018/02/13


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トゥルム遺跡のビーチ

スペイン語を話す日本人は珍しい。

ぼくは青年海外協力隊として中米パナマ共和国に2年間住み、中南米のメキシコ、コスタリカ、コロンビア、ベネズエラ、エクアドル、ボリビア、チリに合わせて半年間暮らしたので、中南米諸国のスペイン語を話すことができる。

しかし、スペイン語だけをマスターすると問題も発生する。

それは、英語が話せなくなることだ。

今は東アフリカのケニア共和国に住み仕事をしているので、生活でも仕事でも英語を使っているのだがスペイン語混じりの英語になってしまい困っている。

スペイン語を話す日本人は珍しいので同じような悩みを抱えている人は少ないと思うが、せっかくなのでニッチな人に向けてぼくの悩みを発信したい。

そこで今回は、スペイン語を話す日本人が英語を使うときについついやってしまうことをご紹介しよう。

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中南米に2年半住むと「スペイン語脳」になってしまう

パナマの友人

スペイン語はスペインと中南米で特徴が全然違い、ぼくからすると「スペイン人が話すスペイン語」はスペイン語には聞こえないほどだ。

中南米諸国の中でもスペイン語のアクセントや使う単語は全然違うが、いろんな国でスペイン語を使ってきたので違いがわかるようになった。

例えば、アルゼンチン人が話すスペイン語は特徴的なので、言葉を聞けば一瞬ではアルゼンチン人だと聞き分けられる。

これほどスペイン語にどっぷり浸かると良いこともあるが、問題も発生する。

1.日本語で文章を考えずに、直接スペイン語で思考できるようになる

スペイン語をずっと使っていると、日本語で文章を考えずに直接スペイン語で思考できるようになる。

日本でスペイン語を勉強していたときは、日本語で文章を考えてそれをスペイン語に変換していたので話す速度がゆっくりだった。

しかし、中南米にいるときには周りにスペイン語を話すネイティブスピーカーしかいないので、ゆっくり話すことはできず一瞬で受け答えをしないといけない。

その環境に2年半もいると、日本語を使わずにスペイン語で物事を考えられるようになった。

 

2.とっさに口からスペイン語が飛び出すようになる

スペイン語で物事が考えられるようになると、とっさに口からスペイン語が飛び出すようになる。

例えば数を数えるときには「uno, dos, tres」とスペイン語で数えるクセがついた。

近くの人がくしゃみをすると「Salud」と小声でおまじないをつぶやいてしまう。

意識せずにスペイン語が口から飛び出してしまい、自分で自分の言葉にびっくりすることがある。

 

3.スペイン語を使いすぎると英語が話せなくなる

スペイン語ばかりを使っていると、英語力が落ちる。

頭の中では英語を話そうとしているのに、実際に口から出てくる言葉は全部スペイン語という状況になるのだ!

英語がスペイン語に「上書き保存」されてしまうようだ。

ぼくはベトナムやケニアで英語を使って仕事をしているのだが、そのときにスペイン語混じりの英語になってしまうことが悩みである。

サボテンとピラミッドの写真

 

 

スペイン語を話す日本人が英語を使った時にやってしまうこと

「スペイン語を話す日本人が英語を使うときにやってしまう失敗談」に共感してくれる人は、極めて少ないと思うがせっかくなので書いてみた。

頭の中でスペイン語で文章を考えて、英語に翻訳して話してしまう

まず、そもそも「日本語を英語に訳す」という行為ができず、「スペイン語を英語に訳す」という行為になってしまう。

例えば、「あの大学へ行きたい」という時には、頭の中でスペイン語を思い浮かべて、その文章を英語に翻訳している。

【スペイン語】Quiero ir a la universidad.

【英語】I want to go to the university.

・Quiero→I want to

・ir→go

・a→to

・la→the

・universidad→university

そのため、話すのに時間がかかってしまう、会話のテンポが遅れてしまう。

パナマシティの高層ビル

 

わからない単語はスペイン語単語を英語っぽく言ってみる

英語のわからない単語は、スペイン語単語を英語っぽく言ってみる。

英語とスペイン語は両方とのラテン語由来なので、「politico」と「political」、「cultivar」と「cultivate」のように似ている単語が多い。

なので英単語がわからない時にはスペイン語を英語っぽく言ってみると意外と通じる。

スペイン語を勉強し始めの時にはこれと全く逆で、英単語をスペイン語っぽく言うことで乗り切っていた。

参考:スペイン語学習初心者がゼロから半年で文法・単語・挨拶をマスターする効率的なおすすめ勉強法 

 

I, He, Itなどの主語を省略してしまう

スペイン語では基本的には主語は省略する。

動詞の活用が主語とセットになっているので、よほど主語を強調したいとき以外は主語は言わないのが普通なのだ。

その癖があるので、英語を話す時にもI、He、Itなどの主語を省略してしまう。

いきなりBe動詞や一般動詞で文章を始めてしまうので、聞いた人は驚いている。

 

年齢を聞くときに「How many years do you have?」と言ってしまう

最近やってしまった失敗で一番印象に残っているのは、年齢を尋ねるときに「How old are you?」ではなく「How many years do you have?」と聞いてしまったこと。

なぜこんな失敗をしてしまったかというと、スペイン語で年齢を尋ねるときには「あなたはいくつの歳を持っていますか?(直訳)」という文章を使うからだ。

【スペイン語】Cuantos años tiene?(あなたの歳は何歳ですか?、直訳ではあなたはいくつの歳を持っていますか?)

・Cuantos→How many

・años→years

・tiene→have

そのためスペイン語で文章を考えてそれを英訳しているぼくは、年齢を尋ねたかったのに「How many years do you have?」という謎な質問をしてしまった。

横笛を奏でる横顔美女

 

Do you have a pen? を Have you pen?と言ってしまう

英語ではDoから疑問形を始めるが、スペイン語では動詞を頭に持ってくる。

そのため、持っているか確認したいときに、「Do you have ~~?」 を「Have you ~~?」と言ってしまう。

パナマで売っていた英語の参考書にも、「Have you pen?」と間違って書かれていたほど(笑)

 

形容詞を後に付けてしまう

スペイン語は形容詞を名詞の後ろにつけるが、英語では前につける。

例えば、スペイン語の「Casa blanca」は英語では「White house」。

ぼくは英語を話す時でもスペイン語の癖で、名詞をついつい後ろから修飾してしまう。

大きなショッピングモールと言いたいのに、「Shopping mall big」と言ってしまうことがある。

 

可愛い女性を見ると「señorita」と声をかけたくなる

女性を呼びかける時には、「señorita」を使いたくなってしまう。

「Ms.」とか「Mr.」が全然使えずに、ついつい「señor」を使ってしまう。

パナマ人美女

 

ウエイターを呼ぶ時に「amigo」と言ってしまう

レストランでウエイターを呼ぶ時にも、「amigo」とか「joven」とか「señorita」を使ってしまう。

 

「a」が前置詞に思えてしまう

「a book」の「a」が目的地を示す前置詞の「a」に思えてしまう。

スペイン語の「a」は英語でいう「to」のような意味なので、英語を聞いていると「a」を「to」の意味だと勘違いしてしまうことがある。

 

「of」を多用してしまう

スペイン語では「de」という言葉を多用するのだが、これは英語でいう「of」。

英語では「of」を連発して後ろから説明を重ねるのはあまりよくないことだが、ついついスペイン語の癖で「of」を連発してしまう。

ひらがなで名前を書いた二人の美女

 

「a」と「the」だけの違いでいいのか不安になる

スペイン語は男性名詞と女性名詞があり、冠詞も異なる。

そして英語と同じように定冠詞と不定冠詞の違いもあるので、冠詞には全部で4つのバリエーションがある。

そのため、「a」か「the」しかない英語を話していると、シンプル過ぎて不安になってくる。

 

「dificil」と「dificult」のどっちが英語だっけ?と迷う

難しいと言いたいときに、「あれ?dificilとdificultのどっちが英語でどっちがスペイン語だったけ?」と迷うことがある。

英語とスペイン語は似ている単語が多いので、どっちがどっちかわからなくなるのだ。

トゥルム遺跡のビーチ

 

とっさに「Esta bien」と言ってしまう

ぼーとしているときにいきなり話しかけられると、とっさにスペイン語で答えてしまう。

例えば、飲食店で従業員からいきなり声をかけられて「It’s OK」と答えたいのに、「Esta bien」と口から言葉が出てしまうのだ。

すると相手は、「え???何語??」とビックリしている。

 

ついつい「uno, dos, tres」と数えてしまう

数を数えるときにも、気を抜いているとついつい「uno, dos, tres」と数えてしまう。

数は数え始めたら途中で言語を変えられないので、そのままずっとスペイン語で数えることになる。

 

相づちが「Si」

相づちを「Yeah」と言いたいのに、「Si」と言う癖を治したい。

「Si」と相づちを打つたびに相手が「ん???」となってしまうので、話の腰を折ってしまう。

 

別れ際の挨拶は「chao」

「Bye」と言いたいのに、「chao」と言ってしまうぼくとおさらばしたい。

 

 

スペイン語学習の関連動画

YouTubeにスペイン語学習の動画をアップしているので、ぜひ見てほしい。

スペイン・中南米旅行で必須のスペイン語単語15個を紹介します【挨拶、ありがとう、トイレ】

スペイン語圏の旅行で使える15個のスペイン語単語。

動画でぜひアクセントや言い方を覚えてほしい。

 

 

スペイン語の中米パナマ訛りを元パナマ在住者が紹介します!Español panameño

中米パナマ共和国独特のスペイン語を紹介している。

スペイン語はスペインや中南米・カリブ海各国ごとに、方言があるのでその訛りにも注目してみてほしい。

 

 

スペイン語のR・L・RRの発音方法を初心者向けに日本語で解説

日本人が苦手なスペイン語のR・L・RRの発音方法を、動画でわかりやすく解説してみた。

スペイン語を勉強し始めた人が最初につまづくことだと思うので、ぜひ参考にしてみてほしい。

 

スペインでワーホリ中の友人に日本語とスペイン語でインタビュー

スペインでワーキングホリデーをしている友人に、日本語とスペイン語でインタビューをしました。

スペイン語の勉強、ビザの取り方、スペインでの生活や仕事の探し方について、教えてくれました。

 

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まとめ

スペイン語を話さない日本人にとっては、「なんのこっちゃ!?」な話だったと思う。

でも10,000人に1人くらいは、「めっちゃ共感できる!」という日本人もいるはず。

ケニアやベトナムではできるだけスペイン語を封印して、英語を使っていきたい。

中南米やスペインへ行ったら、思う存分スペイン語を話したい。

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宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■トラベルフォトグラファー

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【ブログに書けない情報はnoteで】

■ フリーランス向けマガジン Freelance Diary

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺や野菜ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

2017年11月〜2018年1月 現在は西ヨーロッパで撮影中です

世界中の写真をInstagramにアップしています。

→ @jiburicom



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