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展示圃場が盛り上がってきた!100個の空心菜苗プレゼント作戦&野菜の畑を襲う野良牛vs番犬パンキー

      2015/07/12


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トマトの苗

展示圃場が盛り上がってきた!

ぼくは青年海外協力隊・野菜栽培隊員として中米パナマ共和国の農牧省に派遣され、野菜の育て方を教えている。

最近は展示圃場作りに力を入れているのだが、いろんな事件が発生して盛り上がってきた。

今回は展示圃場の様子をご紹介しよう。

 

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5月になっても全然雨が降らないが、野菜の苗を定植

雨が全然降らないがこれ以上待てないので、畑に野菜の苗を定植した。

1.雨が降らない

もう雨季の時期に入ったので、本来ならば毎日雨が降るはずだが、今年は全く雨が降らない。

ぼくが住むカニャーサス村では、ここ2週間で3日くらいしか雨が降っていない。

ほかの地域ではほぼ毎日雨が降っているらしく、村人は困惑している。

 

本来は雨が降り始めてから野菜の苗を定植したかった。

なぜかというと、雨が降らないと水道による水やりが必要だからだ。

村の中には雨が降らないことで小川が枯れて飲み水に困っている人がいるし、断水も多い。

 

そのため、野菜栽培に水道の水を使うことは村人から批判されているのだ。

しかし、野菜の苗が大きく育っており、これ以上は定植時期を遅らせられないので、やむなく定植することにした。

参考:4ヶ月ぶりの雨に乾季 de 歓喜!展示圃場で稲わらの刈り取りと野菜栽培の準備中

 

 

 

2.トマトの苗を定植

展示圃場に2種類のトマトの苗を定植した。

 

まずは事前に稲わらを混ぜ込んだ畝に、植穴を開けた。

参考:神様にぼくらの願いが通じた?相棒と野菜栽培用の畝を準備したら雨が降った!

肥料を入れた畝

 

稲わらや落ち葉を混ぜ込んだ効果からか、土の中にはミミズが何匹もいた。

ミミズ

 

事前に作成した特製のパナマ式コンポスト有機肥料を使った。

参考:高倉式コンポスト(JICA推奨の微生物発酵液型)を、容器が不要で簡単な作り方へ改良したコンポスト有機堆肥の作成方法

有機肥料

 

植穴に肥料を入れて土と混ぜる。

肥料を穴に入れる

 

本当は数日放置したいけど時間がないので、その日のうちに苗を植えた。

日本ではあり得ない光景だが、1個のポットの中に2~3本の苗を育てた。

トマトの苗

 

根鉢ができている。

根鉢ができた苗

 

トマトの苗を植えた。

苗を定植

 

2条千鳥植えで、40株くらい植えた。

植えた畝

 

 

 

3.稲わらマルチを敷いた

苗の間に稲わらマルチをたっぷりと敷いた。

このために、乾季のクソ暑い日に一人で稲わら刈りを頑張ったのだ!

参考:稲わらマルチ栽培の家庭菜園での使い方&ビニールマルチをきれいに張る方法&マルチングの種類と効果

稲わらマルチを敷いた

 

 

 

4.バナナの幹で日除けを設置

バナナの幹で日除けを設置した。

これはパナマで覚えた農業技術だ。

 

まずはバナナの幹を刈り取って来て、一枚ずつ皮を剥ぐ。

それをマチェテという山刀で切って、屋根を作る。

この技術については後日、詳しくまとめるつもりだ。

バナナの幹

 

完成するとこうなる。

この屋根のおかげで日差しが強い熱帯でも、苗が枯れずに定着率が上がる。

バナナの幹の屋根

 

白川郷みたいな光景だけど、共感してくれる人は誰もいない。

バナナの幹の日除け

 

ピーマンの苗も植えて、同じように日除けを設置した。

ピーマンの苗

 

定植してからは毎朝水やりを行っている。

土日も毎日出勤しているので、まるで年中研究に没頭していた大学生時代に戻ったようだ。

水やり

 

3日後にバナナの幹を外すと、こんな感じ。

順調に活着していた。

トマトの苗

 

 

 

 

 

 

野良牛が展示圃場に侵入して野菜畑を襲撃

トマトの苗が順調に生育していて喜んでいたら、野良牛に野菜畑を襲撃された。

1.野菜の畝に牛の足跡が

ある日、展示圃場に朝行くと、畑の土がぐちゃぐちゃになっていた。

よく見ると、牛の足跡だった。

牛の足跡

 

過去にも野良牛や野良馬に展示圃場を荒らされたことがあった。

参考:世界の火薬庫と呼ばれるほど治安が悪い中南米!青年海外協力隊の配属先で盗難事件

踏み潰されたトマトもあり、ぼくは怒りのあまり「野良牛を見つけ次第、喰う!」と決意した。

牛に潰されたトマト

 

 

 

2.番犬パンキーは職場放棄

このような事件が起きないように、番犬パンキーを飼い始めたのだが、パンキーは番犬として全く働いていない。

普段は寝ているか他の犬と遊んでいるし、首をしても外してしまうので、一人で勝手に村中を散歩している。

参考:職場で窃盗・放火・不法侵入事件が発生したので、見た目は凶暴な番犬を飼い始めました

寝ているパンキー

 

かわいい奴だが、展示圃場の警備を任せてはおけない。

野良馬はぼくが見つけて、喰うことにした。

 

 

 

3.かわいい仔牛だった

あくる日、展示圃場に向かうとすぐに犯人を発見した。

展示圃場の隣に牛が居たのだ。

左手に展示圃場が見えていてこの近距離にいるので、間違いなく展示圃場の野菜を荒らした犯人である。

仔牛たち

 

しかし、犯人はかわいい仔牛だった。

しかも5頭もいた。

かわいすぎて喰う気にはならなかったが、展示圃場に入らないように注意しておいた。

仔牛の群れ

 

 

 

 

 

100個の空心菜の苗プレゼント作戦

繁殖能力が強すぎる空心菜の苗を100個プレゼントする作戦を思いついた。

1.空心菜の生命力がヤバい

過去にも紹介したが、空心菜の生命力がヤバい。

パナマの気候に合いすぎていて、「ぼくの村は空心菜に占領されるのでは?」と心配になるほどだ。

参考:もしかしたら、パナマのある村が「ニホンノホウレンソウ村」と呼ばれる日が来るかもしれない……

 

空心菜の苗を増やすために親株を展示圃場の一画に植えていたが、別の野菜を育てるために場所を移動させることになった。

苗を掘り起こしてみると、根っこが元気に伸びていた。

空心菜の根

 

新しい場所に植えて、稲わらマルチを敷いた。

空心菜を知らないパナマ人に空心菜の栽培方法を見せて、ここから伸びた芽を挿し木して苗を増やす予定だった。

空心菜の移植

 

ちなみに空心菜の親株を育てていて空いた場所には、長ネギとセロリの苗を植えた。

カニャーサス村の農牧省事務所の展示圃場は、驚くほど野菜だらけになっている。

長ネギとセロリの定植

 

 

 

2.空心菜の苗を100個配ろう作戦

しかし、空心菜のこぼれ種が展示圃場の畝で発芽したので、その苗を採取して苗を増やすことに計画を変更した。

今は空心菜の苗が大量に発生して、採り放題になっている。

天に向かって葉を広げる空心菜

 

そこで、一株ずつマチェテで掘り起こして苗を回収し、特製の育苗培土を詰めたプラスチックコップポットで育てている。

これを養成して、空心菜の苗にしたい。

空心菜の苗

 

そして、村中の主婦に配って、カニャーサス村に空心菜を普及したい。

空心菜は「ニホンノホウレンソウ」と名付けて普及しているので、将来カニャーサス村がニホンノホウレンソウ村に改名しているかもしれない。

空心菜のポット苗

 

すでに100個以上の苗が準備できている。

空心菜の繁殖能力を考えると、100株の空心菜が一年後には、2万株以上に増えているだろう。

カニャーサス村の人口は1万7千人なので、来年には人口よりも空心菜の方が多くなる予定だ。

100個以上の空心菜の苗

 

もちろん、空心菜の栄養価と食べ方、そして野生化の危険性も一緒に教える予定だ。

 

 

 

 

まとめ

野良馬の侵入や空心菜の100個プレゼント作戦など展示圃場が盛り上がってきた。

あとは雨さえ降ってくれれば最高だ。

 

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

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VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【フォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

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