JIBURi.com

宮﨑大輔が青年海外協力隊・海外旅行・ライフハック・農業技術・ノマドライフ・一眼レフ撮影を紹介します

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事

無料で作れる有機肥料の作り方!材料はカシューナッツの実(腐った果物)と馬糞(動物のフン)と稲わら(植物性廃棄物)

      2016/07/16


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

傘の布で肥料を覆う

この時期に無料で手に入る材料だけで有機肥料を仕込んだ

農牧省の展示圃場で野菜栽培に使うために、無料で手に入る材料だけを使って有機肥料を仕込んだ。

雨がようやく降り始めたが、まだ降雨量が少なすぎるので、野菜栽培を始めることはできない。

この時期には野菜栽培に使う肥料を準備する必要があるので、この時期にちょうど手に入る材料を探して有機肥料を仕込んでみた。

今回は有機肥料作りの様子を紹介しよう。

スポンサーリンク

 

 

 

 

落ちているカシューナッツの実を拾った

まずは、そこら中に落ちているカシューナッツの実を拾った。

カシューナッツは、乾季の終わりである4月に収穫期を迎える。

黄色い部分がカシューナッツの果実で、その下にある勾玉みたいな種の中に、みなさんが食べているカシューナッツが入っている。

黄色いカシューナッツの実

 

カシューナッツの実は熟すとすぐに落ちるので、この時期はカシューナッツの木の下はカシューナッツの実だらけになる。

カシューナッツの実はそのまま食べたり、絞ってジュースに利用されるが、落ちた実は利用されることがなく、そのまま乾燥しながら腐っていく。

地面に落ちたカシューナッツの実

 

今回はこの腐ったカシューナッツの実と乾燥したカシューナッツの実を、有機肥料の材料に使ってみることにした。

有機肥料を作る時期に、大量に無料で手に入るからだ。

乾燥したカシューナッツの実

 

 

 

村中を歩き回って、道端で馬糞を集めた

次に、村中を歩き回って、道端で馬糞を集めた。

ぼくが住んでいる村では、移動手段として馬が使われているので、村中の道に馬糞が落ちている。

移動手段の馬

 

馬糞は牛糞ほど窒素分が含まれていないが、糞の中に植物繊維が残っていて、とても良い肥料の材料になる。

山奥の集落でも、村人と一緒に馬糞を集めて有機肥料を作ってきた。

馬の糞

 

今回は村の中心地で一人で馬糞を拾っていたので、かわいい女子高生に「うわっ、見ろよ中国人がウンコ拾ってるぜ、キモッ!」と言われ、変な目で見られてしまった。

そんな冷たい視線にも耐えて、大量の馬糞をゲットした!

馬糞集め

 

 

 

水田の稲わらを刈り取った

次に、展示圃場にある水田で稲わらを刈り取った。

パナマでは稲わらを使う習慣がないので、そのまま放置されている。

そこで現在は、稲わらの有効利用方法として「稲わらマルチ」という技術を普及中だ。

参考:4ヶ月ぶりの雨に乾季 de 歓喜!展示圃場で稲わらの刈り取りと野菜栽培の準備中

 

そして、稲わらのマルチ以外の利用方法として、有機肥料への利用を試すことにした。

分解しやすように、長い稲わらを短く切り刻んだ。

切り刻んだ稲わら

 

日本では稲わらを肥料の材料に使う場合には、あらかじめ堆積させ腐らせて使うのが一般的だが、パナマは乾季で乾燥しているので、今回は試しにこのまま使ってみた。

本格的な雨季が始まったら、稲わら堆肥も仕込みたい。

 

 

有機肥料を仕込んだ

これらの材料を使って、有機肥料を仕込んだ。

普及する予定の村人は、文字も読めないし引き算もできない。

そして、収穫量を増やすことよりも、作業を楽にすることを望んでいる。

そのため、とにかく簡単な作り方じゃないと活用してくれないので、簡単な作り方を心掛けた。

参考:青年海外協力隊・野菜栽培隊員として二回目の有機肥料の講習会

 

1.馬糞を手で砕く

まずは集めてきた馬糞を手で砕いた。

しばらくは手がウンコ臭くなるが、手で砕くのが一番楽なのだ。

P4200096_5467

 

 

2.カシューナッツの実を切り刻む

次に分解しやすいように、生のカシューナッツの実を山刀で切り刻んだ。

カシューナッツの実を切り刻む

 

 

3.材料を全部混ぜる

そして、材料を全部混ぜた。

使った材料は、稲わら、馬糞、生のカシューナッツの実、乾燥したカシューナッツの実、そして少量の落ち葉ともみ殻だ。

有機肥料の材料

 

すべて混ぜ合わせるとこんな感じになった。

材料を混ぜた有機肥料のもと

 

 

4.土と水を足して混ぜる

そこに土と水を足して、さらに混ぜた。

水と土を混ぜた有機肥料

 

 

5.傘で覆って、石で固定して完成!

たまたま壊れた大きな傘が落ちていたので、傘の布を使って乾燥を防ぐために肥料のもとを覆った。

奇跡的にピッタリサイズ! しかもオシャレ!

傘の布で肥料を覆う

 

番犬パンキーや鶏に荒らされないように、石で布を固定したら完成だ!

石で布を固定

 

初めてカシューナッツの実主体の有機肥料を仕込んだので、うまく発酵してくれるのか不安だ。

しばらく毎日観察して、問題があれば対応したい。

日本ではとにかく肥料を工夫して少しでも肥料効果を高めようと努力するが、パナマ人に普及させるためは簡単に手に入る材料で、いかに簡単にそれなりの効果がある肥料を作るかが重要だ。

 

 

まとめ

今の時期にどこでも、誰でも、無料で手に入れられる材料を使って、有機肥料を仕込んでみた。

パナマ人の性格にあった肥料の作り方を普及したい。

おすすめの記事

稲わらマルチ栽培の家庭菜園での使い方&ビニールマルチをきれいに張る方法&マルチングの種類と効果

カブみたいなキャベツ?コールラビの家庭菜園で簡単にできる栽培方法と美味しい食べ方

19回目の農村滞在にJICAのカメラマンも同行し、学校菜園と家庭菜園と焼畑稲作の調査をした。

17回目の農村滞在で開墾、焼畑、パン作り、シラミ・歯ブラシ調査、折り紙教室をした。

中南米の天水に依存した焼畑農業の共同作業に参加し、伝統的な技術を取得した。

合わせて読むと役立つ関連コンテンツ


DMM英会話の無料体験レッスンで英会話能力を鍛えよう

まだ英会話が苦手なの? 海外で働きたいなら英会話能力は必須!

DMM英会話なら「25分の無料体験レッスン」が2回も受けられるので、英会話レッスンをタダで試すことができます。

今、海外で働いている友人たちはDMM英会話で英会話能力を鍛えた人が多いですよ~。

公式サイトを見てみる→ DMM英会話

海外移住する10個の方法!英語が話せない仕事がない人でも外国に住む裏技

海外移住する10個の方法

「青年海外協力隊」カテゴリの人気記事ランキング

Amazonがお得な期間限定セール中!


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
最後までお読み頂き、ありがとうございます。ぜひSNSでシェアしてください!

この記事が気に入ったら
いいね!をお願いします

いいね、ありがとうございます。

フォロワー7,500人のTwitterを見てください→

宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■フォトグラファー

→ 詳しいプロフィールはこちら

→ 青年海外協力隊になりたいあなたへ

→ 人生で報われた決断ベスト10

→ 2016年に書いたベスト15記事

【最近始めたサービス】

出張撮影fotowa

■ note有料マガジン Freelance Diary

VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【フォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

【お問い合わせ先】

農業コンサルタントの依頼

ライター執筆&寄稿

写真の撮影依頼&写真の利用

撮影モデル募集

ブログのコンサル

PR記事の作成

  同じカテゴリの記事