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スペインで禁止された危険な闘牛をメキシコの闘牛場で観戦!残酷な闘牛士vs動物愛護団体

      2016/08/31


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闘牛廃止を訴える動物愛護団体

闘牛士と動物愛護団体、正義の味方はどっち?

青年海外協力隊の任国外旅行で訪れたメキシコで、闘牛と闘牛廃止を訴える動物愛護団体の活動の両方を見てきた。

真逆の立場に立つ両方の活動を見て、「闘牛士と動物愛護団体、どちらが正義の味方なのか?」と考えるようになった。

このテーマについて、みなさんにも少し考えてもらいたい。

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メキシコシティで動物愛護団体が「闘牛廃止」を訴えていた

まず見たのは、闘牛廃止を訴える動物愛護団体の活動だ。

メキシコシティの中心地を歩いていると、異様な人だかりと遭遇した。

メキシコシティの動物愛護団体

近づいてみると、ほぼ裸姿の若い男女20名ほどが、頭に牛の角を付けて立っていた。

彼らの手には、闘牛廃止を訴えるビラがあった。

闘牛廃止を訴える動物愛護団体

血を吐く牛の写真も掲げていた。

牛の残酷な写真を掲げる動物愛護団体

動物にも命があります!!

闘牛をやめましょう!!

闘牛は残酷で愚かな行為です!!

というようなアナウンスをしていた。

その日はメキシコシティで闘牛が開催される予定だったので、動物愛護団体が反対活動を行っていた。

闘牛といえばスペインの伝統的な国技だが、スペイン文化の影響が強いメキシコなど中南米でも行われている。

 

実はちょうどその日、ぼくは闘牛を見に行くつもりだった。

動物愛護団体の活動を見たことで、「どうしようかな?闘牛を見に行くのをやめようかな…….」と少し悩んだが、結局見に行くことにした。

動物愛護団体だけでなく闘牛も見たうえで、闘牛に対する自分の意見を決めようと思ったからだ。

 

 

メキシコシティで闘牛を見に行って来た

メキシコシティで、闘牛を見に行って来た。

メキシコシティの闘牛場プラサ・メヒコ(Plaza México)は、メキシコシティの中心地から少し離れた場所にある。

 

1.闘牛場メトロ・プラサへ

メトロ7号線のSan Antonio駅から歩いて10分で、闘牛場プラサ・メヒコに到着する。

メキシコシティの闘牛場

闘牛場の前には食べ物やお土産を売る出店がたくさん並び、まるで夏祭りのような賑やかな雰囲気だった。

メキシコシティの闘牛場の前

チケット売り場は【日向(安価)・日陰(高価)】で大きく2つに分かれていて、さらに10カテゴリ以上に細分化されていて、値段が1列ごとにすべて違う。

値段は最後尾の500円から最前列の5,000円くらいまで、大きく幅があった。

メキシコシティの闘牛場のチケット売り場

開演の1時間前から入場できた。

メキシコシティのプラサ・メヒコの入り口

闘牛場の中に入ると、闘牛士グッズを売るお土産屋さんがあった。

闘牛場のお土産屋

闘牛場に入場すると、座席ごとにゲートへ案内される。

ぼくは中ぐらいのクラスの座席にしたので、地下に降りて行った。

地下に下っていく闘牛場の道

道を下りきってから、さらにトンネルを潜って進んでいった。

闘牛場へ続くトンネル

すると、すり鉢状の闘牛場内部に到着した。

メキシコシティの闘牛場の内部

 

 

2.開演までの様子

開演の1時間前には、全然観客がいなかった。

会場内にいるのは、ビール売りの人だけだった。

メキシコの闘牛場

背もたれ付きの青い座席は、最前列のカテゴリなので値段が高い。

ぼくは日向・一般席の一番前のチケットを買った。

闘牛場で椅子を探す

ぼくが行った日は、4名の闘牛士が闘牛をする日だった。

メキシコシティで闘牛見学

開演の30分くらい前からお客さんが集まり出した。

そして、砂場ではスタッフによって、円状の線が引かれ始めた。

闘牛の開演準備

その後、砂場に水を撒き始めた。

闘牛場に水をまく人

次に、線に沿って白い線をひいた。

白い線をひく人

そして、開演時刻ぴったりに闘牛の演舞が始まった。

 

 

生まれて初めて「闘牛」を見た

1.闘牛士が全員入場

闘牛士が全員入場した。

彼らを観客は全員が起立して、出迎える。

闘牛士が全員入場

観客の入りは、4割くらい。

地元のメキシコ人もいたが、観光客らしき客も多かった。

闘牛を見に来た観客たち

ここからは、4名の闘牛士の演舞をまとめて紹介する。

 

2.牛が入場

闘牛士が一旦退場した後に、突然牛が現れた。

牛が入場

ぼくは闘牛のことは何も知らなかったので、闘牛の手順は

(1)牛をヒラヒラかわす

(2)剣で殺す

だと勘違いしていた。

 

しかし、実際には

(1)牛の背中に槍を刺す

(2)牛の背中に短剣を刺す

(3)牛をヒラヒラかわす

(4)牛の首に剣を刺す

(5)牛の首にトドメの短剣を刺す

(6)牛を引きずって退場させる

という工程だった。

 

3.ピカドールが牛の背中に槍を刺す

ピカドールと呼ばれる防具を付けた馬に乗った人が、長い槍を牛の背中に刺した。

牛の背中に槍を刺す

牛の動きが素早く、ピカドールがのろのろしていると、馬が牛に突撃されて、馬がひっくり返っていた。

牛に襲われるピカドール

 

4.バンデリジェロが牛の背中に短剣を刺す

脇役的な人が数名現れて、2本の短剣を持って、牛の背中にドンドン刺していった。

「バンデリジェロ」というらしい。

牛の角が体に刺さりそうな、ギリギリのタイミングで角をかわしながら、短剣を刺していた。

牛の背中に短剣を刺す人

牛は背中から血を出しながら、人に向かって突進を繰り返していた。

牛の背中に短剣を突きさす

 

5.牛をヒラヒラかわす

ついに、闘牛らしい赤い布をヒラヒラさせて、牛をかわす行為が始まった。

牛を向かい合う闘牛士

牛が人に向かって突進するのではなく、闘牛士が牛を煽って突進させていた。

牛の顔の前で赤い布をヒラヒラさせて、そこに突進させる。

この時、闘牛士は足をガチッと固定して、絶対に動かさない。

牛をヒラヒラかわす闘牛士

ギリギリまで体を密着させて、牛をかわしていた。

連続でかわすと観客から「合いの手」が起こっていた。

体ギリギリでかわすマタドール

闘牛士が牛の突進をかわすのに失敗して、胸に角が突き刺さるハプニングもあったが、命に別状はないようだった。

牛の突進が闘牛士を襲うハプニング

 

騎乗スタイルの闘牛士

ぼくは闘牛を見るのが初めてだったので、珍しいことなのか当たり前なのかわからないが、防具なしの馬に乗ったまま闘牛をする闘牛士もいた。

騎乗スタイルの闘牛士

わざと牛のスピードに合わせて馬を遅く走らせて、牛の突進をギリギリのところでかわしながら、牛の背中に短い槍を突き刺していった。

牛の突進をかわす闘牛士

 

6.牛の首に剣を刺す

15分ほど赤い布で牛に突進させると、牛の体力はなくなり、口から舌を出して喘いでいた。

そして、闘牛士が観客に牛にトドメを刺す許可を求める。

観客から許可を得ると、闘牛士が牛の突進をかわしながら、牛の首に剣を刺した。

牛をかわしながら、剣を刺す闘牛士

牛は剣を首に刺されると膝から崩れ落ちたが、死ななかった。

牛の首に剣を刺す闘牛士

 

7.トドメに短剣を刺す

闘牛士とは別の人が現れて、牛の首に短剣を刺して、トドメを刺していた。

これで完全に牛は息を引き取った。

牛にトドメを刺す

 

8.馬で牛を引きずって退場させる

息を引き取った牛は、すぐに馬で引きずって退場させた。

一見乱暴に見えるが、牛を引きずる行為は、牛に対して敬意を表しているらしい。

果敢に突進した牛ほど、その健闘を称えるために長く引きずるそうだ。

牛を引きずって退場させる

ぼくは知らなかったが、闘牛で殺された牛は「食用」として利用されるそうだ。

食肉加工施設に運ばれて解体され、牛肉として市場で売られる。

メキシコ流のステーキ

 

 

9.素晴らしい演技をした闘牛士への賞賛

牛へトドメを刺したあと、素晴らしい演技をした闘牛士へは、観客から称賛が与えられる。

(1)手に白いハンカチを持って振る

観客が「闘牛士が素晴らしい演技をした」と思った場合には、立ち上がって手に白いハンカチ持って振っていた。

白いハンカチを振る行為が、闘牛士への称賛を表す。

そして、大歓声に包まれる。

闘牛士へ白いハンカチを振る観客

 

(2)称賛された闘牛士には、殺した牛の耳をプレゼントされる

観客から称賛され、審査員から許可された闘牛士には、殺した牛の耳がプレゼントされていた。

①素晴らしい演技を見せると片耳がもらえ、②超・素晴らしい演技を見せると両耳がもらえるそうだ。

闘牛士にとって、殺した牛の耳が与えられることはとても名誉なことだ。

ぼくが見ていた時には、演技二人目の闘牛士が片耳をもらっていた。

 

(3)闘牛士が会場を練り歩きして、観客は帽子を投げ込む

白いハンカチを振られた闘牛士は、会場を練り歩いていた。

闘牛士が近くに来ると、観客は自分が被っているカウボーイハットを、砂場へ投げ込んでいた。

帽子を投げ込む行為は、闘牛士への称賛を示すらしい。

闘牛士の後ろを付いて歩いていた補佐役が、投げ入れられた帽子を持ち主に返していた。

まるで、フィギュアスケートの演技終了後のような光景だった。

会場を練り歩く闘牛士

この時には観客は総立ちとなり、拍手と歓声が鳴りやまなかった。

まさにスタンディング・オベーション状態で、闘牛士を迎えていた。

スタンディングオベーション状態の観客

 

 

闘牛を初めて見て驚いた3つのこと

闘牛を初めて見て驚いた3点を紹介しよう。

1.想像以上に、むごくて残酷

まずは、想像以上にむごくて残酷だったこと。

闘牛は牛に出来るだけ痛みを感じさせないように殺すのかと思っていたが、全く逆だった。

牛を執拗に痛めつけて、闘争心を煽っていた。

凶暴な牛が闘牛士に襲いかかる訳ではなく、闘牛士が戦う意志がない牛を傷つけて、戦わせるように仕向けていた。

圧倒的に優位な立場にある闘牛士が、牛をからかって、痛めつけて、最後には殺していた。

まるで、イジメやリンチを見ている嫌な気分になった。

あまりにも酷いので、動物愛護団体が批判する気持ちもよく理解できた。

残酷すぎて、多くの日本人は見ることに耐えられないと思う。

 

2.闘牛士はあえてリスクを負っている

闘牛士は圧倒的に優位な立場にあるが、それでもリスクはゼロではなく、足を固定したり馬を遅く走らせたり、闘牛士はあえてリスクを負っていた。

そのせいで、ぼくが見た時にも胸に突進を喰らった闘牛士がいたし、闘牛中に事故で死ぬ闘牛士もいるそうだ。

闘牛士があえて危険なことをすることは、男らしさや勇敢さを観客に示すためと、観客を盛り上げるためだと思う。

 

3.闘牛の主役は「観客」

闘牛士が難易度が高そうな技を見せたり、連続で牛の突進をかわすと、観客から歓声が上がったり、合いの手が入った。

また演技の間には、観客が大声で応援メッセージや罵声を叫んでいた。

会場はすり鉢状なので声がよく反響し、遠くに座った観客同士で野次やメッセージの応酬もしていて、会場には笑いも起きていた。

闘牛を観戦する観客

そして、牛にトドメを刺した後に、闘牛士の演舞に対して観客が評価を行っていた。

観客は闘牛士の演舞をただ見ているだけではなく、観客の歓声、拍手、態度が闘牛を作っていた。

闘牛の主役は牛や闘牛士ではなく、実は観客だと感じた。

 

 

 

闘牛士と動物愛護団体、正義の味方はどっち?

1.残酷な闘牛士を批判する意見

最初にメキシコの動物愛護団体による闘牛の反対運動を紹介したが、闘牛廃止を訴えているのはメキシコだけではない。

牛の残酷な写真を掲げる動物愛護団体

闘牛の本場スペインでも、残酷な闘牛士を批判する意見があり、カタルーニャ州では、条例で闘牛が禁止されている。

何世紀も続いてきた伝統あるカタルーニャの闘牛だが、動物愛護団体などが廃止を求める18万人分の署名を提出したことを受け、2012年1月1日から同州での闘牛を禁止する条例が前年、州議会で可決されている。

引用:バルセロナで最後の闘牛、来年1月から禁止|AFP BBNEWS

 

スペインでは若者の闘牛離れが進み、カタルーニャ州の独立運動の影響もあり、闘牛が禁止になったそうだ。

スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の議会は28日、闘牛を2012年1月1日から禁じる条例を賛成68、反対55、棄権9で可決した。

 

闘牛はスペインの国技とも言われ、闘牛士は英雄のように扱われてきた。

だが近年は、若者を中心に、闘牛人気が急速な衰えを見せている。

2007年のある世論調査では、国民の4人に3人が、闘牛には興味がないと回答した。

 

同州は、独自の言語と文化を持ち、スペインからの独立を求める声も多い。

闘牛禁止条例は表向きは動物愛護のためとしているが、独自のアイデンティティーを強調する狙いがあるとの見方もある。

引用:カタルーニャ自治州、闘牛禁止へ スペイン本土では初|AFP BBNEWS

 

闘牛の残酷さを訴えて廃止を求める動物愛護団体やウェブサイトはたくさんある。

興味がある人は、以下のリンクから見て欲しい。

参考:動物愛護団体 animanaturalis

参考:【署名あり】闘牛を終わらせよう。世界はもう認めてる。 #StopBullfights|苦しみ続ける動物達の為に◆さっち~のブログ◆

参考:スペインの女性から日本人へ、闘牛「拷問」中止に力を貸して!|猫とヴィーガンな生活

 

動物愛護団体などが闘牛廃止を訴える理由は、以下の2点だ。

(1)残酷に殺される牛がかわいそう

闘牛廃止を訴える一番の理由は、残酷に殺される牛がかわいそうだからだ。

闘牛では牛は集団で痛めつけられ、まるでリンチのようだ。

本当に酷い。

(2)闘牛士の命も危険

闘牛士の命も危険なことも、闘牛廃止を訴える理由だ。

毎年闘牛中に事故が発生し、牛の角で突かれて大怪我を負ったり、命を落とす人もいる。

闘牛士も死ぬ危険性があるのだ。

 

2.文化を壊す動物愛護団体を批判する意見

逆に闘牛廃止は文化を壊す行為だとして、動物愛護団体を批判する意見もある。

カタルーニャ州の闘牛廃止を受けて調査された、闘牛賛成派の意見を見てみよう。

これを受け、闘牛を擁護する人々から真っ先に上がったのは「闘牛の廃止は、自由の制限を意味する」という意見だった。

カタルーニャには少数派とはいえ、いまも熱心な闘牛ファンが存在する。

闘牛が嫌いな人は、闘牛を見なければいいだけではないか、というのが彼らの意見だ。

 

そして「闘牛はダメで、牛や豚を狭い牧舎で飼育するのはいいのか」と続ける。

彼らが特に強調するのは、「こうした家畜は、何の名誉もない死を迎えるのに対し、闘牛用の牛たちは名誉ある死を迎えている」という点だ。

 

実際、スペイン政府は闘牛を立派な芸術と見なし、毎年、詩人や音楽家などとともに闘牛士にも芸術賞のメダルを授与している。

 

スペイン出身の画家、ピカソやゴヤの作品を引き合いに出す意見もある。

闘牛を愛したというピカソは、牛頭人身の怪物ミノタウロスを描き、ゴヤも自身の作品の多くに闘牛を登場させている。

 

こうした議論が交わされるなか実施された世論調査によると、スペイン人の60%は闘牛が好きではないが、52%は闘牛がスペインにあり続けることを願っているという。

引用:闘牛廃止は「芸術への冒涜だ」スペインで沸き起こる異論反論|現代ビジネス

 

闘牛ファンは「闘牛は歴史ある伝統文化、芸術である」と主張して、闘牛の継続を訴えている。

世論調査では、スペイン人の52%が闘牛が継続することを望んでいるそうだ。

子供の闘牛士

確かにネット上では闘牛の継続に賛成、あるいは動物愛護団体の活動に反対する意見もある。

参考:【300年の歴史に幕】スペインで最後の闘牛【愛護団体闘牛の禁止法】|Naverまとめ

 

動物愛護団体により批判されているものリスト

動物愛護団体の活動を批判する意見もあったので、動物愛護団体により批判されているものをまとめてみた。

・闘牛、闘犬、闘鶏、ドッグレース、競馬など、動物を戦わせる行為

・犬や猫など、愛玩動物を食べる行為

・タコの踊り食い、魚の活け造りなど、生きたまま生き物を食べる行為

・動物実験

・動物を使ったサーカス

・動物園

・ロデオ

・毛皮

・家畜のゲージ飼育

・フォアグラを作るための強制給餌

・鯨、イルカを殺すこと

などなど。

一部の動物愛護団体が、暴力的な活動や行き過ぎた行動をしたことで、批判する意見が生まれている。

 

3.残酷な闘牛士と文化を壊す動物愛護団体、どちらが正義の味方か?

残酷な方法で牛を殺す闘牛士と、歴史ある文化を壊す動物愛護団体、どちらが正義の味方だろうか?

「正義と悪」という考え方は、見る立場によって異なる。

闘牛好きから見れば、闘牛士が正義で動物愛護団体が悪で、動物愛護団体から見れば、動物愛護団体が正義で闘牛士が悪だ。

自分の意見が正しいと主張することは、不毛だと思う。

 

「闘牛を観たいか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるか?

では、少し質問を変えてみよう。

もし「闘牛を観たいか?」と聞かれたら、この記事を読んだみなさんは何と答えるだろうか?

残虐な行為は見たくないと答えるのか、それともスペインの文化・芸術を見てみたいと答えるのか。

考えてみてほしい。

 

「また闘牛を観たいか?」と聞かれたら

ぼくの場合は「また、闘牛を観たいか?」と聞かれれば、ぼくはもう一度観たいと答える。

闘牛は残酷な行為で観ていて気分が悪くなったが、闘牛の歴史や作法をもっと知りたいとも思ったからだ。

はっきり言って、牛がリンチされている様子を見て、喜んでいる観客の気持ちは理解できなかったし、嫌悪感すら覚えた。

スタンディングオベーション状態の観客

しかし、命をかけて演舞を行う闘牛士たちや、彼らを称賛する観客の姿、会場の一体感には感動した。

「牛を残虐に殺す」という点を除いて考えてみると、闘牛は素晴らしいショーでありスポーツだと感じた。

もちろん、闘牛からは牛を残虐に殺すという点を取り除けないが、なぜ、闘牛士は命をかけてまで闘牛を行うのか? なぜ、観客は闘牛に魅了されているのか?」など、闘牛についてもっと知りたくなった。

だから、ぼくはチャンスがあればもう一度闘牛を観たい。

 

 

世界中で起きている「意見の対立」を解決する方法は?

今回説明した「闘牛問題」のように、世界中で意見の対立に起因する問題・事件が起きている。

1.宗教、思想の違いが影響する

意見の対立には、宗教的な教えや個人的な思想が関わっている。

例えば、闘牛問題にも「欧米人のキリスト教ベースの教え」と「日本人の仏教ベースの教え」の違いが関係していると思う。

もちろん、宗教は人それぞれ異なるし、欧米人にも闘牛を反対する人は多いし、日本人にも闘牛ファンはいる。

それは個人的な考え方の違いだろう。

しかし、国民のほぼ100%がキリスト教徒のキリスト教国家であるパナマに1年半住んでみて、生と死や、人間と他の生物の関係性についての考え方は、宗教の影響が強く表れると感じるようになった。

パナマ人と宗教観の違いによる口論もたまにする。

古代から2015年に至るまで、世界中で宗教や思想に関する意見の対立が発生しているので、人類はこの問題から逃れられないのかもしれない。

 

2.意見を統一することより、違いがあることを受け入れるべき

どうしたら、意見が対立することで生じる問題は解決するのか?

例えば、闘牛愛好家と動物愛護団体が仲良くなることは可能なのか?

「正義と悪」という考え方は、見る立場によって異なる。

闘牛愛好家から見れば、闘牛士が正義で動物愛護団体が悪で、動物愛護団体から見れば、動物愛護団体が正義で闘牛愛好家が悪だ。

おそらく意見が対立することは避けられないし、宗教や思想を一つに統制すべきとは考えていない。

人間には自由に考えて、表現する権利があるからだ。

意見が対立することに生じる問題を解決するためには、意見の相違をなくすことよりも、「意見が違う人間同士が、どうやって一緒に生きていくか?」を考えるべきなのだろう。

闘牛と動物愛護団体の活動を見たことで、こんなことを考えるようになった。

 

 

まとめ

メキシコシティで動物愛護団体の闘牛廃止を訴える活動を見た後に、生まれて初めて闘牛を見に行って来た。

予想以上に闘牛は残酷な競技だったが、もう一度観たいと思った。

世界中で起きている意見の対立について、考えるようになった。

 

 

 

 

 

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

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●環境汚染がすすむ世界一の絶景ウユニ塩湖で環境改善プロジェクトを行うためにクラウドファンディングを行い一週間で100万円達成&現在はアドバイザーに就任。

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【 農業経歴 】
長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる→信州大学大学院で農学修士号取得→青年海外協力隊の野菜栽培隊員として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援→フリーランスの農業コンサルタントとして日本、アジア、中南米、アフリカで、日系企業から依頼を受け農業ビジネスのコンサルティングを行っている。

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