昨日は「【ウユニ塩湖プロジェクトの活動報告】青年海外協力隊OB2名がウユニ市の学校で環境教育ワークショップを行いました」という記事を公開し、ウユニ塩湖環境改善プロジェクトでごみ問題に対して行った活動を紹介した。
青年海外協力隊・環境教育のOB2名がウユニ市の学校で環境教育ワークショップを開催し、ゴミの回収方法の調査を行ったのだ。
詳しくは昨日公開した記事を読んで欲しい。
参考:【ウユニ塩湖プロジェクトの活動報告】青年海外協力隊OB2名がウユニ市の学校で環境教育ワークショップを行いました
しかし実際には他にも廃棄物処理に関係した活動を行っていたので、今回はごみ問題に関する活動を追加して紹介しよう。
クラウドファンディングでウユニ塩湖環境改善プロジェクト
まずは事情を知らない人のために、ウユニ塩湖環境改善プロジェクトについて簡単に説明しよう。
◆2015年12月:宮﨑がボリビアのウユニ市へ入り、環境問題についての調査を行った。
◆2016年1月:ウユニ市長の合意が得られたので、READYFORでクラウドファンディングを開始。一週間で目標金額の100万円達成!
◆2016年2月:宮﨑が日本へ一時帰国。入れ違いで玉置と他1名の青年海外協力隊OBがウユニ市へ入り、ごみ問題の改善活動を行う。
◆2016年3月:玉置が日本へ帰国。クラウドファンディングのリターンの発送を開始。
このような流れでウユニ塩湖の環境改善活動を行っており、これで第一フレーズが終了した。
バイオトイレの建設についてと第二フレーズの計画については、また別の機会に公開するつもりである。
ウユニ市の学校で「分別ごみ箱ワークショップ」を開催
それではウユニ市の廃棄物処理に関わる活動について、昨日の記事に引き続いて紹介しよう。
ボリビア政府(環境省)は3色のごみ箱を使った「ごみの分別表」を作成し、国民へごみの分別を徹底させようとしている。
ウユニ市では分別用に3種類のごみ箱を用意しているが、ただ色分けされているだけなのでどのごみ箱にどんな種類のごみを捨てたらよいのかがわからない。
日本では数十年前からごみの分別が行われているので、大人も子供もごみの分別を理解しているが、ボリビアでは最近始めたことなのでまだまだごみの分別が認識されていないのだ。
そのため学校でごみの分別についての授業を行い、どのごみ箱にどんな種類のごみを捨てるのかわかるように工夫した。
学校の先生も協力してくれてこれからのウユニ市を担っていく子供たちへ、ごみの分別方法を教育した。
また、分別の仕方が書かれているカレンダーを各教室の壁に貼り付けて、分別の仕方を先生にしてもらった。
いつでもごみの分別を学べるような環境づくりを心掛けた。
そして、生徒と一緒に色分けされたごみ箱にごみの絵や写真を貼り付けて、一目で分別方法がわかるごみ箱を作った。
視覚的にわかるようにすることが重要。
こんな感じでごみ箱の側面に「入れて良いごみの写真」を貼っていく。
ペタッと貼れましたね。
こちらは生ごみのごみ箱なので、野菜くずの絵が描かれた紙を貼る。
工作は子供も楽しそうに取り組んでくれた。
子供たちがみんなで作業してくれた。
こちらが完成したイラスト付きのごみ箱。
色分けされただけよりも、ごみの分別方法がわかりやすくなった。
最後に完成したごみ箱と生徒と一緒に記念撮影。
完成したごみ箱は学校へ寄付した。
まとめ
ウユニ塩湖環境改善プロジェクトでは、青年海外協力隊・環境教育OB2名がウユニ市の学校で「ごみ箱ワークショップ」を開催した。
ボリビアで使われている3色のごみ箱にイラストや写真を貼って、ごみ分別の方法がよりわかりやすいように改善した。
工作作業は子供たちも楽しそうに取り組んでくれ、学校にイラスト付きのごみ箱を寄付することができた。
今回の活動にはクラウドファンディングで支援して頂いたお金を使わせて頂きました。
ありがとうございます。
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