スペイン語のエロ単語、スラング、悪口、下ネタ、汚い言葉、放送禁止用語まとめ【中南米編】

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目次

絶対に使ってはいけないスペイン語講座

スペイン語圏である中米パナマ共和国に2年間住んでいるので、日常会話程度にはスペイン語が話せるようになった。

赴任直後はスペイン語は挨拶くらいしか話せなかったが、パナマ人の同僚やホストファミリーが毎日教えてくれたので少しずつ上達した。

しかし、ぶっちゃけて言うと彼らが教えてくれたのは、スペイン語のスラング。

ようするに汚い言葉、悪口、侮辱、エロ用語ばかりだった。

「絶対に他の場所では使ってはいけない!」と言いつつ、たくさん教えてくれた。

パナマの田舎に住んでいる村人は、日本語に訳すのをはばかってしまうほど汚い言葉を日常的に使っている。

パナマの村人たちが普段使っている言葉を都会で使うと教養がないとみなされる。

また使う相手によってはケンカにもなりかねないので、外国人は絶対に使うべきではない。

そこで今回は、中南米を旅行するバックパッカーや、留学希望者へ反面教師として、絶対に使ってはいけないスペイン語をお教えしよう!

いいか、絶対に使うなよ! 絶対だぞ?

【追記】

スペイン語はまずスペインと中南米カリブ海地域で大きく違うし、しかもスペイン国内や中南米カリブ海地域の中でも違いがある。

イギリス英語とアメリカ英語とオーストリア英語があるみたいな感じで。

なので、スペイン語の下ネタや汚い言葉も地域によって違いが大きい。

 

 

ベルガ

ぼくの同僚たちが一番よく使う言葉が「ベルガ」だ。

直訳すると男性の性器だが、嫌な気持ちを表現するときに使う。 

農牧省の同僚たち

 

ぼくの同僚たちはちょっとイラッとしたら、「ベルガ!」と叫ぶクセがある。

はしたないので女性は使ってはいけない言葉とされているが、ぼくの村では女性もガンガン使っている。

 

 

ピンガ

ピンガはベルガと全く同じ意味で、使い方も一緒。

ムカつき度60%の時には、「ピンガ! ベルガ!」と合わせ技を使うこともある。

 

パナマでは「アジャラ ピンガ」と言うこともある(「アジャラ ベルガ」もよく使う)。

日本語に訳すと卑猥な表現なので、絶対に使ってはいけない。

 

 

チュウチャ

「チュウチャ」はベルガの女性バージョンという意味。 

「チュウチ」という人もいる。

 

日本語のノリだと、「くそ、やっちまったぜ」みたいなシチュエーションで使う。

外国人は使わない方が良い。

 

 

チューレタ

チューレタの本来の意味は「アバラ肉」だが、「やっちまったぜ」みたいなシチュエーションでも使う。

チューレタは、使う年齢層が高めだ。

豚を投げ縄で捕まえる

 

 

カラホ

カラホもベルガと同じ意味。

スペイン語にはこの手の単語が、星の数ほどあるのだ。 

 

これはムカついた時に使う。

例えば、ぼくのホストファミリーは、外で飼っている犬が家の中へ入ってこようとしたら、「カラホ!」と叫んでいる。 

直訳すると意味は分からないが、こういう使い方をするのだ。

 

ホームステイすると、スペイン語の辞書にも参考書にも載っていない生きたスペイン語を学べる。

 

 

ホデール

ホデールは、「イライラする」という意味の動詞で、「ノー メ ホーダ」で、「俺をイライラさせるな(俺はムカついている)」という意味になる。 

同僚同士がケンカを始めると、「ノー メ ホーダ」を使い出す。

これはかなり強い意味があって、本気のケンカで使う言葉なので、絶対に使ってはいけない。

 

 

プータ

プータは「売春婦」という意味。

町では絶対に口にしてはいけない言葉だが、ぼくの村ではイラッとしたらすぐ「プータ!」と叫ぶ。

この言葉を女性に使うと史上最強の侮辱行為に当たるので、ガチでやめた方がいい。

 

男性に対しては「イーホ デ ラ プータ」で「売春婦の息子」という意味になり、史上最強の侮辱行為になる。

例えば、2006年にドイツで開催されたサッカー・ワールドカップで、フランス代表選手ジダンがイタリア代表のマテラッツィへ頭突きをお見舞いして退場になった事件があったが、このときマテラッツィは「お前の母親と姉は、売春婦だ! 売春婦の息子め!」と言ったと伝えられている。

家族を大切にするラテン文化の人にとって、母親や姉妹を売春婦呼ばわりするのは、本当に失礼で危険な行為なので、絶対にやめよう。

海外女子サッカー32

 

 

マリコン

マリコンとは、「同性愛者の男性」という意味。

最近の日本では「同性愛者の権利を守ろう」という意見が増えているが、カトリック教徒とプロテスタント教徒がほとんどのパナマでは「同性愛=神を裏切る大罪」という意見が主流である。

そのため、同性愛者へ対する世間の態度は冷たく、男性を侮辱する時には同性愛者を意味する「マリコン」を頻繁に使う。

 

ただし頻繁に使うため言葉の意味は軽くて、ちょっとイラッとしただけですぐ使う言葉だ。

しかし、悪口の代名詞のような言葉だが、使うのはよくない。

 

 

カガダ

カガダの意味は、糞。

「ケ カガダ」いうと文字通り、「くそ!」という意味になる。

スペイン語の辞書にも載っているし、参考書にも載っている言葉だがパナマ人はあまり使わない。

もしかしたら、スペインでは使うのかもしれない。

 

 

ペッラ

ペッラとは本来「雌犬」を示す言葉なのだが、そこから「売春婦、ビッチ」みたいな意味で使われる。 

ネイティブスピーカーは雌犬を示したいときにもあまり使わず、使う時は侮辱行為として使うことが多い。

女性がいる前では使うべきではない。

ポジェーラを着た犬

 

 

ミエルダ

ミエルダは糞という意味。

ムカついたら「ミエルダ!」 と叫ぶ。

 

ぼくは有機肥料の材料として牛糞や馬糞を使うので、「ミエルダ」という言葉をよく使う。

本来は堆肥を示す「エスティエルコ」を使うのが普通だが、山奥に住む村人は堆肥という言葉を理解できないので、誰でも知っている糞という意味の「ミエルダ」をあえて使っている。

馬の糞

 

 

スエグロ

スエグロとは「義理の父親」という意味で、全然悪い意味ではない。

しかし、義理の父親でもない男性に向かって、「スエグロ」というと「お前の娘とヤッたぜ!」という意味にとられる場合もあるので注意しよう。 

ぼくは知らずにこの失敗を犯してしまい、パナマ人の友人に怒られたことがある。

熟年男性

 

 

オーホ デ ポージョ

パナマの田舎だけかもしれないが、「オーホ デ ポージョ(鶏の穴)」というと「肛門」を意味する。

「ダー メ オーホ デ ポージョ」というと、「お前の肛門を使わせろ!」という意味になるので、絶対に使ってはいけない。

仲が良い人同士なら、冗談で使うことはある。

庭で生ゴミを食べる家畜

 

 

ピチャ

ピチャは男性器という意味。

強調したいときは「エスタ ピチャ」と使い、他人をからかう時に使う。

 

 

などなど、汚い言葉は、他にもまだまだたーーーーくさんあるが、このくらいにしておこう。

あとは、スペイン語圏に行って、自分で覚えて欲しい。

それから、スペイン語は国と地域によって、全然意味や使い方が違うので、ここに書いた内容が他の国でも通用するとは限らないので注意してほしい。

例えば、南米には男性器と女性器を表す単語を、パナマとは逆の意味で使う国もあるらしい。

 

 

コヘール

スペインで「コヘール」は、「タクシーに乗るときに使う動詞」。

バーモス・ア・コヘール・ウン・タクシのように使う。

しかし、中南米ではコヘールは「性行為をする」という意味として使われている。

なので、スペイン流のスペイン語を学んだ人は、中南米でコヘールを使わないように気をつけよう。

 

 

パナマには「友人同士でからかい合う文化」がある

パナマでこんなにたくさんのスラングが、日常的に使われている理由について説明しよう。

それは、パナマには友人同士で面と向かって悪口や侮辱する言葉を言い合って、からかい合う文化があるからだ。

そのため、友人関係ではここで紹介したような汚い言葉を平気で使う。

 

しかし、たまに本気でケンカをすることもあり、その場合もここで紹介したスラングや罵声を使う。 

特に外国人である日本人はすぐに現地人と友人関係も築けないと思うので、汚い言葉は使わない方が良い。

 

ただし、現地人と友人関係ができた後は、冗談として悪口を言い合うと、本当の友達として認めてもらえるだろう。

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スペイン語のスラングまとめ

絶対に使ってはいけないスペイン語を紹介した。

絶対に使うなよ? いいか絶対にダメだぞ!

 

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