職場で番犬「パンキー」を飼い始めた
2015年4月15日から、職場で犬を飼い始めた。
最近、職員で窃盗・放火・不法侵入などの事件が発生したので、所長が知人から番犬をもらってきたのだ。
その犬の名前はパンキーといって、見た目は凶暴そうだが中身は甘えん坊のかわいい犬だ。
今回はパンキーの紹介をしよう。
窃盗・放火・不法侵入事件が発生
ぼくの青年海外協力隊・野菜栽培隊員としての配属先は、農牧省カニャーサス村支所である。
この事務所は二つの建物とヤシの葉でできた小屋、そして展示圃場がある。
1.昔から窃盗事件が多かった
この事務所では昔から、農機具や車の部品が盗まれるなど窃盗事件が起きていた。
犯人は村人の可能性もあるし、残念ながら同僚たちの可能性もある。
過去には馬に野菜が食べられる事件も発生した。
参考:世界の火薬庫と呼ばれるほど治安が悪い中南米!青年海外協力隊の配属先で盗難事件
2.最近は放火・不法侵入事件が発生した
そして、最近は放火・不法侵入事件まで発生してしまった。
休み明けの月曜日に事務所に出勤すると、展示圃場の枯草が燃えており、誰かが火をつけた形跡があった。
そして、別の週にはビール瓶が割られ、ガラス破片が畑に散らばっていた。
農作業は素手で行っているので、農地にガラス破片が混入することはとても危険だ。
どうやら、何者かがビール瓶に石を投げて遊んでいたらしい。
名探偵コナンのように名推理で犯人を見つけたいと思ったが、無理だった。
農牧省の敷地内は鉄条網で囲っているが、それでも侵入してくる人がいて迷惑していた。
見た目は凶暴な番犬を飼い始めた
そこで、所長が知人から番犬をもらってきた。
とても凶暴そうな見た目の大型犬で、名前はパンキー。
ぼくの新しい同僚だ!
1.見た目は凶暴、中身は甘えん坊
最初は噛みつかれるのではないかとビビっていたが、次第におとなしい犬だと気がついた。
観察していると、人を見つけては遊んでほしそうにすり寄っていく。
パンキーは外形は凶暴そうだが、中身は甘えん坊だった。
2.首輪を外して自由に遊んでいる
貴重品が保管されている事務所を守ってもらうために、パンキーの首に首輪を付けて入り口に鎖で繋いだ。
しかし、野菜の苗に水やりをするために休日に事務所へ行ってみると、パンキーの姿はなく首輪と鎖だけが残されていた。
心配になり事務所周辺を探してみると、パンキーは日陰の砂場で昼寝をしていた。
普段のパンキーは放し飼いの鶏を追いかけ回し、近所の放し飼いの犬と遊んでいる。
おかげで近所に住むパンキーの友達犬が、事務所へ来るようになった。
3.番犬としての効果はまだ不明
パンキーの番犬としての効果はまだ不明だが、村の中ですでにその存在は知られている。
「農牧省ででかい犬を飼い始めたらしいな! めっちゃ怖くて中に入れなかったよ」と村に住むおじさんに話しかけられた。
おそらく彼は、農牧省の展示圃場になっているレモンを盗む「レモン泥棒」だ。
これまでに数回、レモンを採っている場面に遭遇したことがある。
レモン泥棒を躊躇させる効果はあったので、これからも事務所を守ってほしい。
最近は事務所の中でも近所の犬と追いかけっこを始めて、所長に怒られているが。
特にこれから始まる雨季では野菜栽培が始まるので、毎年野菜泥棒がやって来て困っていた。
野菜栽培の準備をしているので、パンキーに野菜を守ってもらいたい。
普段は寝てばかりいるが……
まとめ
配属先の農牧省事務所で、番犬パンキーを飼い始めた。
パンキーは見た目は凶暴、中身は甘えん坊のかわいい犬だ。
新しい同僚をよろしくお願いします。
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