ニコン標準ズームレンズの口コミレビュー!大三元24-70mm f2.8は最高

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AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを付けたD750   ニコンのフルサイズ一眼レフカメラ用に、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを買った。

このレンズは「大三元(だいさんげん)」と呼ばれるレンズのひとつで、F値が2.8通しの標準ズームレンズである。

これまではNikonのフルサイズ一眼レフカメラD750に、SIGMAの50mmかNikkorの20mmかタムロンの70-300mmを付けていたが、これからはNikkorの24-70mmをメインとして使っていくだろう。

標準域のズームレンズは選択肢がいくつかあるし、大三元レンズは定価が20万円以上し高価なので買うまでにかなり迷った。

こで今回は、ぼくが候補にしたレンズと F-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを選んだ理由を紹介しよう。

 

 

 

目次

Nikonのフルサイズ一眼レフカメラ用の標準ズームレンズがほしい

「Nikonのフルサイズ一眼レフカメラ用の標準ズームレンズがほしいなぁ」という想いからすべてはスタートした。

まずはぼくが使っているカメラ装備を紹介し、なぜ標準ズームレンズがほしくなったのか説明しよう。

1.使っている一眼レフカメラと交換レンズ

まずは使っている一眼レフカメラと交換レンズの紹介から。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D750

ぼくが使っているのは、ニコンのフルサイズ一眼レフカメラD750。

初めて買った一眼レフカメラはNikonのD5100だったが、今ではD750を使っている。

参考:初めての一眼レフカメラは何を買ったらいい?おすすめは初心者向けレンズセットではなく入門機のボディ&単焦点レンズ

参考:Nikon D750を買った理由「APS-C機のD5100からフルサイズ一眼へ買い替えたのはプロカメラマンになる決意」

D750はシャッター不具合でリコールがあり、ぼくのD750もニコンプラザに預けて部品交換してもらった。

普段は中南米やアフリカといった治安が悪い場所で使っているので、ロゴマークなどはすべて隠している。 NikonD750がリコールで部品交換

【広角用】Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 20mm f/1.8

Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 20mm f/1.8を広角用レンズとして使っている。

小さくて軽くてF値が小さいのにとても綺麗に写るので、便利なレンズである。

参考:NikonD750に超広角単焦点レンズ20mm f1.8を装着!被写体に寄って撮影するとイイ感じでおすすめ

南米ボリビアのウユニ塩湖で撮影した写真は、ほとんどがこのレンズを使って撮影した。

参考:ウユニ塩湖の穂高ツーリストの格安ツアーに3回参加して撮影した星空・鏡張り・トリック写真80枚

ウユニ塩湖で星を見上げる

【望遠用】TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6

TAMRON 望遠ズームレンズ SP 70-300mm F4-5.6を望遠レンズとして使っている。

手振れ補正がしっかり効く割りに、値段が安いのでコスパが良いレンズ。

2.SIGMAの50mm単焦点レンズが故障

これまではSIGMAの50mm単焦点レンズを標準域用のレンズとして使っていた。

しかし、レンズがポロッと取れるという故障が発生し、使えなくなってしまった。

【標準域用】SIGMA 単焦点標準レンズ 50mm F1.4

SIGMA 単焦点標準レンズ 50mm F1.4は、昔のD5100と一緒に使っていた。

しかし、レンズの前玉がポロッと取れるようになり、使えなくなった。

おそらく故障の原因はメキシコシティの空港で床に落としたせいだと思う。

前玉をクルクル回すとはまるが、ゆすってみるとグラグラする。

参考:【忠告】初心者カメラマンの一眼レフにレンズフィルターは必要!この写真を見ればわかるでしょ(泣)

レンズフィルターが粉々

3.標準ズームレンズの購入候補

標準域で使えるレンズがなくなってしまったので、新しいレンズを買うことにした。

ぼくは20mmと50mmを使っている通り単焦点レンズが好きだが、今回はズームレンズを買うことにした。

だって、便利だもん!

そこで候補になったのは、以下の3本。

(1)Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5

Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5は、軽くて小さくて便利なレンズ。

ズーム域も24-85mmでちょうどよいし、最小F値もズーム域で3.5-4.5と十分。

コンパクトなのでどこでも持ち歩ける優等生なレンズだけど、特別凄い訳でもない。

いい人どまりな関係ですね。

(2)Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4

Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-120mm f/4は、「小三元(しょうさんげん)」と呼ばれるけっこう良いレンズ。

ズーム域が24-120mmと広く、F値は4通し。

写りが綺麗だし、ズーム域が広くて使い勝手が良いレンズ。

イケメンなのに性格がいい男的な存在。

(3)Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6

Nikon 高倍率ズームレンズ AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6は、標準域だけではなく望遠域までカバーした高倍率レンズ。

ズーム域が28-300mmと超広く、F値は3.5-5.6。

もはやこれ一本あれば他の交換レンズはいらないほど便利なレンズ。 しかも写りも評価は高い。 いわば、太平洋くらい心が広い優しい男性ですね。

Nikkorの大三元標準ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

でも、ぼくが選んだのはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDだった。 これはNikonの大三元と呼ばれるレンズ。

1.大三元レンズ(小三元レンズ)とは?

そもそも、大三元とは何なのか? 由来は麻雀の役である大三元らしい(同じく小三元も)。

カメラ好きは「最も高価で高性能なレンズ3本を大三元」、「それに次ぐ性能と値段のレンズ3本を小三元」と呼んでいるそうだ。

NikonでもCanonでも同じ、他のメーカーは知らない。

【大三元・広角レンズ】Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8

Nikon 超広角ズームレンズ AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8は、大三元の広角レンズ。

ウユニ塩湖でもこれを使っている人が何人かいた。

【大三元・望遠レンズ】Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8

Nikon 望遠ズームレンズ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8は、大三元の望遠レンズ。

結婚式やイベント、野生動物などの撮影で使うらしい。

【大三元・標準レンズ】Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8

Nikon 標準ズームレンズ AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8は、大三元の標準レンズ。

これを買った。

人物撮影にちょうどよいズーム域だと思う。

高い信頼性を誇る大口径標準ズームレンズ 開放F値は明るい2.8で一定。高い解像力と優れた収差補正バランスを実現した、極めて高い描写性能を発揮するズームレンズです。 撮像範囲の広いニコンFXフォーマットに最適。 ナノクリスタルコートの効果で、逆光気味の状況でも、ゴースト、フレアの少ないクリアーな画像が得られます。
引用元:NIKKOR

希望小売価格は28万8,900円とめっちゃ高い!

新しいモデルが販売されて中古が多く出回っていたので、中古レンズを半額くらいで買えた。 買ったのは新宿のmapカメラさん。

秋葉原のカメラ屋さんも見て回ったが、一番いい感じのレンズはmapカメラにあった。

2.AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED VRは手振れ補正付きの最新モデル

ぼくが買ったレンズの最新モデルが、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED VR。 VRとは「手振れ補正」が付いていること。

VR機構を搭載し、NIKKOR初のED非球面レンズを採用。極限の画質を追求した高性能大口径標準ズームレンズ 開放F値が2.8で一定のVR機構搭載の標準ズームレンズ。 NIKKOR初のED非球面レンズをはじめ、EDレンズ、非球面レンズ、高屈折率(HRI)レンズ、ナノクリスタルコートを採用し高い光学性能を実現。 一段と向上した解像力と自然でやわらかいボケ味が得られます。 手ブレ補正効果4.0段※(CIPA規格準拠)を持つだけではなく、カメラ電源オン直後のVR性能をさらに高めたVR機構を搭載。 AFスピードとAF精度も向上し、より素早く正確なピント合わせを可能にしています。 また、電磁絞り機構の搭載による安定したAEが、高速連続撮影をサポート。 メンテナンス性の高いニコン独自のフッ素コートをレンズの最前面と最後面に採用しました。 操作性とホールディング性に優れたレンズ鏡筒デザインで、プロフェッショナルの要求に応える高い堅牢性と耐久性、耐衝撃性も備えています。

引用元:NIKKOR

希望小売価格は31万500円と超高く、中古品でも20万円以上する。 さすがにこれには手が出なかった。 まだまだ高嶺の花。

3.AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを選んだ理由

ここまで候補と買ったレンズを紹介したので、なぜぼくはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを選んだのか説明しよう。

写りが綺麗なことが優先順位のトップだったから

一番の理由は、レンズを選ぶ優先順位のトップが「写りが綺麗なこと」だったからだ。

レンズの写りの評価はネットを探したり、すでにレンズを持っている人に聞けばわかる。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDは、大三元と呼ばれるだけあり描写力の評価が高い。

このレンズの特徴は値段は高いし、サイズは大きいし、重量は重いが、写りは綺麗。

そのため、ぼくはこのレンズを選んだ。

レンズやカメラを買う時には候補を絞ったら、優先順位を決めて選ぶことをおすすめする。

中途半端なレンズを買って後悔した経験があるから

「大三元は素晴らしいレンズだけど、高くて手が出せない」という人はたくさんいるだろう。

でも、ぼくはひとつの苦い経験があったおかげで、値段に悩まずに買うことができた。

その経験とは、中途半端なレンズを買って後悔し、結局はすぐに売ることになったことだ。 この経験のおかげで「中途半端な物を少しずつ買うよりは、めちゃくちゃいい物を思い切って買った方がお得」と学んだ。

参考:SIGMAの便利なズームレンズ17-50mmF2.8は、明るく広角なので屋内でも使いやすくて一眼レフ初心者におすすめ!

斜めから見たSIGMA もちろん例外はあって、あまり使わない望遠レンズはタムロンのコスパ重視のレンズだし、初めての外付けストロボもNISSINの安い奴を買った。

使う頻度が高い物やこだわりがある物に限っては、良い物を買うようにしている。

参考:Nikon用ストロボSB-700、910、Di600、Di866Ⅱを比較!一眼レフカメラD750用にNISSINの外付けフラッシュを買ったよ

 

4.新宿のmapカメラでAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを中古で買ったよ

というわけで、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを買うことにした。

東京の秋葉原や新宿にあるカメラ・レンズ屋さんを何軒か回って、良い状態の中古レンズを探した。

レンズは中古でも性能に変わりはないし、値段が安いからだ。

最終的に新宿のmapカメラで良い状態のレンズを見つけたので、希望小売価格の半額くらいで買った。

こちらが試し撮りで撮った写真。

mapカメラでAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを試し撮り

レンズケース付きだった。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDのケース

これが買ったレンズ。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの写真

 

広角側にズームリングを回すとレンズが伸びる。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを伸ばす

 

望遠側に回すと縮む仕組み。

想像と逆で面白い。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを買った

 

もちろんレンズフィルターも装着した。

Nikon大三元のレンズ表面

 

中南米やアフリカなどの治安が悪い地域で使用するので、 ロゴマークなどは全部隠した。

これはカメラを地味で安そうな印象にするため(実際にはめちゃくちゃ高いけど)。

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを付けたD750

 

NISSINのストロボを付けるとこんな感じ。 ストロボをつけた一眼レフカメラ

Manfrottoの三脚につけるとこんな感じ。

参考:Manfrotto三脚Befreeはコンパクト40cm・軽量1.4kg・自由雲台・4kg耐重で旅行用に最適!フルサイズ一眼レフカメラと大三元レンズも使えるよ D750と大三元を三脚に固定

Nikonの大三元・標準レンズで撮った写真

まだ買ってから一ヶ月ほどしか経っていないが、これまでに撮った写真を紹介しよう。

ぜんぶD750とAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDの組み合わせだ。

参考:6月4日に海外ブロガーオフ会が開催される台湾・台北の武藤拉麺で海老叉焼特盛ラーメンを食べてきたよ 武藤拉麺のとろとろチャーシュー

参考:台湾の九份(九ふん)へ台北からバスで往復する方法&夕方から夜に綺麗な写真を撮るコツとおすすめ撮影スポット

美しい赤提灯

参考:鯨の歌声聞いたことある?沖縄の座間味島でホエールウォッチングに参加したよ

座間味村役場のシーサー

六義園の夜桜。 六義園の夜桜

鹿児島県甑島のキビナゴ。 甑島のキビナゴ

キビナゴのアヒージョ。 キビナゴのアヒージョ

漁港の夜。 離島の夜

カモメ。 カモメ

ラナンキュラス。 ラナンキュラス

淡いお花。 甑島の花

 

夕方から夜に変わるとき。

セゴビア城はカリオストロ城のモデル

 

広角を生かして景色を撮影。

セゴビア水道橋の広場

 

旅行用レンズとしても優秀。

セゴビアのカテドラル

 

光がとても綺麗。

トレドの街の夜景

 

夜景撮影にもおすすめできるレンズ。

トレドの協会と町のライトアップ

 

広角でf2.8なので夜景撮影にも最適。

トレドの城と夜景と川

 

f2.8のボケを生かして前ボケをよく使う。

トレドの道を歩く観光客

 

スペインの絶景も24mmなら収まる。

サンセバスチャンの入り江

 

スペイン旅行でも活躍してくれた。

ビルバオのビスカヤ橋の移動

 

夜景撮影でちょうどいい感じ。

トレドの橋

 

街歩きの散歩にもおすすめ。

鯛メシ専門鯛やの看板

 

モデルを使ってのポートレート撮影にも最適。

展望台のイケメン

 

神社で夜景を撮影。

今治城の夜の様子

 

お城が掘に反射して鏡張り状態。

今治城の堀の夜景写真

 

シャッタースピードを長くすれば、人が残像になる。

道後温泉を通る浴衣の人

 

シャッタースピードを長くすれば、車のヘッドライトが線のようになる。

道後温泉の裏側

 

 

 

まとめ

Nikonの大三元標準レンズAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを買った。

いくつかの選択肢があったが、「写りが綺麗なもの」という優先順位を付けたのでこのレンズに決めた。

カメラやレンズを買う時には、価格や持ち運ぶやすさなど優先順位を付けるのがおすすめだ。

これからはこのレンズをメインにして、世界中の美女の写真を撮影したい。

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編集長が実際に買ったAmazonのおすすめ便利グッズ

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