2016年は12カ国を旅しながら働き、およそ5万枚の写真を撮影した。
せっかくなのでその5万枚の中からベストショット12枚を選ぶことにした。
できれば一国一枚の写真を選びたかったが気に入った写真がない国もあったので、代わりに複数枚選んだ国もある。
12枚のベストショットを選んだおかげで、一眼レフカメラでの撮影を始めてから4年が経ったぼくが撮りたい写真が何なのかようやくわかった気がする。
それでは、2016年に12カ国で撮影した5万枚の写真から選んだベストショット12枚を紹介しよう。
2016年に12カ国で撮影した写真ベストショット12枚
それでは、2016年1月からさかのぼって滞在していた国とベストショットを紹介しよう。
1月から2月ボリビア:ウユニ塩湖の星空写真
2016年の1月から2月は南米ボリビア多民族国に滞在していた。
ウユニ市には環境改善プロジェクトのために、2015年12月から合わせて三ヶ月ほど滞在した。
参考:ウユニ塩湖環境改善プロジェクトの活動報告ページ【クラウドファンディング成功】
現在このプロジェクトは予定通り旅行会社に引き継がれたが、完成したバイオトイレを見たいので2017年1月下旬からウユニ市へ行く予定だ。
ウユニ塩湖の星空を見上げる二人の女性
ベストショットに選んだのは、ウユニ塩湖の星空を車の上から見上げている女性の写真。
星空が綺麗に写っているし、ウユニ塩湖を訪れた旅行者の気分を味わえる一枚。
上下逆さまのウユニ塩湖の鏡張り
2枚目はウユニ塩湖の鏡張りの中を歩く男性の写真。
この写真は上下逆さまに写しているが違和感がないほどウユニ塩湖の鏡張りは綺麗で、まるで宇宙空間の中のよう。
今年は鏡張りを背景にしてポートレートを撮影する予定
今は南米ペルーにいて、1月下旬からウユニへ行く予定。
今年は贅沢にも鏡張りを背景に使って女性のポートレート写真を撮影するつもりだ。
2月チリ:ノミネートなし
2016年2月はチリにも行ったが、ベストショットのノミネートはなし。
2月メキシコ:ノミネートなし
メキシコもノミネートなし。
3月、9月、11月日本:カルロスさんのポートレート
2016年は日本に三ヶ月間(3月、9月、11月)ほど滞在した。
今年の目標は日本に6ヶ月間滞在すること。
カルロスさんのポートレート
日本でのベストショットは、カルロスさんのポートレート写真。
この写真はNikon D750、SIGMA 50mm f1.4、ストロボ、ソフトボックスを使って撮影した。
カルロスさんのインパクトある表情が光と影の濃淡で表せているのでは。
3月ベトナム
ベトナムはノミネートなし。
4月台湾
台湾もノミネートなし。
4月から9月ケニア:朝日に照らされたヌーの大群
4月から9月まで東アフリカのケニア共和国で仕事をしていた。
休日にナイロビ国立公園やマサイマラ国立公園でサファリツアーに参加し、野生動物を撮影した。
参考:ケニアの人気サファリツアー(マサイマラ国立公園2泊3日)に参加した体験レポ※写真と動画付き
朝日に照らされたヌーの大群
ライオンの狩り、首を伸ばすキリン、威嚇するゾウ、チーターの狩りも撮影できたけど、ベストショットはヌーの大群だ。
この写真はヌーの群れに車でゆっくりと侵入し、360°をヌーに囲まれた状態で撮影していて素晴らしい眺めだった。
朝日の光もいい感じにフレアになってレンズに入ったのでこの写真がお気に入り。
10月から11月スペイン:2枚の鏡張り写真
10月から11月はスペインとポルトガルを一ヶ月間旅していた。
スペインで気に入った写真は2枚の鏡張り写真。
サグラダファミリアの上下逆さま鏡張り写真
まずはバルセロナにあるサグラダファミリアの上下逆さまの鏡張り写真。
この写真はサグラダファミリアの裏手にある公園の池に反射したサグラダファミリアを狙って撮影した。
参考:スペインのおすすめ絶景スポット!バルセロナのサグラダファミリアは夜ライトアップの鏡張り写真を撮影すべき
水たまりに写ったセビージャの町並み
2枚目はセビージャを歩いているときに偶然見つけた水たまりと、そこに写った町並み。
ヨーロッパらしいカラフルで整った建物が反射している様子がとても綺麗で、地面に這いつくばりながら撮影した。
何気ない日常でも視点を変えれば素敵な写真が撮れる、と教えてくれた写真。
11月ポルトガル:夕焼けから夜にかけての暗いめの写真
11月は一週間ポルトガルを旅した。
ポルトとリスボンに行ったのだがどちらもフォトジェニックな町だった。
夕焼けに照らされるゴンドラ
まずはポルトで撮影した夕焼けに照らされるゴンドラ。
赤く染まった曇り空と暗い町、そして空を横切るゴンドラが一枚に収まっている。
広告パネルの女性もアクセントになっている。
夜が始まった下り坂の通り
こちらもポルトで撮影した夜の写真。
夜が始まったばかりのタイミングで、運河に続く下り坂の通りを撮影した写真。
重厚な建物の雰囲気と中心へ向かう構図が気に入っている。
12月パナマ:夜に撮影したポートレート写真
12月には青年海外協力隊時代の任国である中米パナマ共和国へ里帰りした。
パナマに住み友人たちと再会して一緒に遊んだり、ボランティア活動をしていた無電化集落まで行き活動後の調査をした。
参考:「ダイスケの名前だけが残った」青年海外協力隊の活動が継続したのか疑問だったので一年半後に調べてきた
ファイヤーダンスをするパフォーマー
この写真はカリブ海に面したリゾート地ボカス・デル・トロでパフォーマンスをしていた男性。
火がついた玉をヒモに結んで音楽に合わせて踊りながらクルクル回すパフォーマンスをしていた。
シャッタースピードを調整して火の玉の動きが綺麗に写るように工夫した一枚。
首都の夜景をバックに振り返るドレスの女性
次は首都の夜景をバックに撮影したポートレート写真。
ダンスパーティに参加する前の女性にモデルをお願いして、夜景が見える海辺で撮影した。
ソフトボックスを付けたストロボスタンドが風で倒れるアクシデントも起きたが、なんとか撮影できた。
12月コロンビア:コロンビア女性のポートレート写真
パナマからコロンビアへ移動し、女性のポートレート写真を撮影した。
昼間はボタニカル・ガーデン(植物園)で撮影を行い、夜はイルミネーションで撮影した。
ボタニカル・ガーデンに咲いた美女
まずは植物園でいろんな熱帯植物を背景にして撮影した。
赤い葉と一緒に撮った写真は華やかな彼女の印象に合っていると思う。
イルミネーションより輝く美女
日が暮れてからはイルミネーションが施された遊園地で撮影。
手前のピントがあったLEDライトと後方のボケたLEDライトの対比が気に入っている。
12月ペルー
12月末はペルーに居たけどノミネートなし。
まとめ
今回は、2016年に12カ国で撮影した5万枚の写真から選んだベストショット12枚を紹介した。
12枚を分析してみるとぼくが好きな写真は、1.鏡張り写真、2.夕方から夜の風景、3.ポートレート写真だった。
一眼レフカメラでの撮影を始めてから4年が経ちようやく自分の撮りたいモノが分かったので、2017年も「鏡張り、夜の写真、ポートレート」に力を入れていきたい。
・世界中の写真をまとめたポートフォリオサイト
世界中で撮影した写真をポートフォリオサイトにアップしているので、ぜひ見てほしい。
Instagramにも写真をアップしているので、ぜひフォローしてほしい。
・2016年を振り返るシリーズ
今年12カ国を旅しながら働いた僕が2016年に買って良かったモノ5選
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