2016年も残り一週間となり、今年買って良かったモノを昨日まとめた。
・今年12カ国を旅しながら働いた僕が2016年に買って良かったモノ5選
そこで次は、今年読んで良かった本をまとめることにした。
今年は9ヶ月間を海外で過ごしたので、漫画も本もほとんどをKindleにダウンロードしてたくさん読んでいた。
フリーランスとして一年目でもあり、カメラにハマった年でもあり、いろんなことを本を使って勉強した一年だった。
そこで今回は、今年12カ国を旅しながら働いた僕が2016年に読んで良かった37冊の本を紹介しよう。
紙の本2冊
海外では日本の本が買えないし、荷物になるんでほぼ買っていない。
唯一買ったのは二冊のカメラマン向けの本だけだった。
カメラマン向けの本
ポートレート・ライティングの超絶レシピ オフカメラストロボの達人12名が伝授する LET’S USE THE STROBO!!!
カメラから外した状態で使うストロボの事例が載った本。
2016年はストロボを二台とソフトボックスを購入し、この本を読みながらライティングに挑戦した。
「写真で食べていく」ための全力授業
2015年から2016年にかけて写真撮影にハマってカメラ機材を揃えていった。
ここまでは投資ステージだと思っているが、2017年からは回収ステージに移りたいと思っているのでこの本を買った。
写真撮影をどうやって収入に変えていけばいいのかが、プロカメラマンの事例と共に紹介されている。
Kindleの漫画10冊
次はKindleの漫画を紹介しよう。
佐藤秀峰さんのマンガ
まずは、人気漫画家である佐藤秀峰さんのマンガ。
特攻の島
これは第二次世界大戦末期に開発された回天という人間魚雷の特攻部隊をテーマにした本。
戦争について考えるためにも、ぜひ読んでみてほしい。
ブラックジャックによろしく
日本医療の問題点について鋭く切り込んだ漫画。
人間味あふれる主人公が魅力的で、最後まで夢中になって読んだ。
海猿
海上保安庁の潜水士が主人公のマンガ。
海の災害や密入国船などヘビーな話が多いが勉強になる。
青年誌
ぼくは少年誌よりも青年誌が好き。
ゴールデンカムイ
明治末期の北海道が舞台のマンガで、バトルあり笑いありグルメありで最高に面白い。
ストーリーのオモシロさだけでなく、絵の雰囲気を何種類も使い分けているのも特徴的。
ゴールデンカムイを読んだことがない人は、人生損してるで!
イムリ
特殊な設定の世界観の話なので理解するのに時間がかかるが、理解してしまえば実はこれは現実世界の比喩だと気が付く。
話しの展開が思わぬ方向へ進んでいくが、その分今後も目が離せない。
ヴィンランド・サガ
バイキング(海賊)が活躍していた頃の北ヨーロッパが舞台のマンガ。
途中まではゴリゴリな戦闘マンガだったのだが、突然「愛」がテーマに変わって驚いた。
それでも話はめちゃくちゃ面白いのでこれからも読み続けたい。
銭ゲバ
銭ゲバはドラマ化したけど見たことがなかったので、漫画で読むことにした。
銭ゲバ(上)
とにかく金儲けのことしか考えていない主人公の話。
でも、これが現実なのかも。
「世の中、金がすべて」と言い放つ銭ゲバのラストはいったいどうなるのか?
ぜひ読んで確かめてほしい。
一冊読み切りのマンガ
一冊読み切りのマンガの中で印象的だったのは、この漫画。
カルト村で生まれました。
両親がカルト教の信者だったため、幼い頃から隔離されたカルト村で育った人が描いたマンガ。
カルト村の内部の話は驚くことばかり!
三田紀房さんのマンガ
東大受験漫画ドラゴン桜で有名な三田紀房さんのマンガも読んだ。
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝
エンゼルバンクは「転職」がテーマのマンガ。
教師から転職したくて転職サイトに登録した女性が、転職サイトに就職して働く話でめちゃくちゃ面白い。
インベスターZ
インベスターZは「投資」がテーマのマンガ。
投資と聞くと興味が持てないかもしれないが読んでみると投資だけでなく、この世界のいろんなリアルが見えてくる。
お金に興味がある人はぜひ読んでみてほしい!
Kindleの本25冊
ここからは本を紹介しよう。
小説
小説 君の名は。
映画が大ヒットした「君の名は。」の小説版。
内容は映画とまったく同じだけど、映画ではわからなかった主人公の心情が読めるので面白い。
小説 秒速5センチメートル
「君の名は。」の新海誠さんが書いた小説で、幼なじみとの再会の話。
大人って、再会に弱いよね。
小説 言の葉の庭
これも新海誠さんの小説で、高校生の家族と教師が主人公。
二人の主人公の繋がらなかった話が終盤になって、突然出逢い急展開していく。
カメラマン
カメラマンについての本も読んだ。
戦場カメラマンの仕事術
バラエティー番組で人気者になった戦場カメラマンの渡部陽一さんの本。
テレビで見る姿とは全く違い、紛争地域へどのように入っていくか、そこで気を付けていること、その費用の稼ぎ方が書かれている。
プロフェッショナル 仕事の流儀 上田義彦 写真家 心動かす広告命宿す写真
写真家上田義彦さんがプロフェッショナル仕事の流儀に取材された話。
シャッターをなかなか切らないなど、独自の撮影方法が紹介されている。
ヨシダ、裸でアフリカをゆく
アフリカの少数民族の写真で有名になったヨシダナギさんの本。
実はぼくはこの本を読むまではヨシダさんの写真があまり好きではなかった。
なぜかというと、あれは思いっきり写真用に着飾っているモデルの写真で、現実の少数民族とはまったく違うから。
でも、この本を読んでヨシダさんの体当たりな姿勢は素晴らしいと思った。
生き方、働き方
次は、生き方や働き方について本。
就職しない生き方 ネットで「好き」を仕事にする10人の方法
ぼくは就職せずに生きているので、他の就職しなかった先人たちは何を考えているのか知りたくなって読んだ。
これから就職する人も自分では体験できない人生が書かれているので、一度読んでみたらいいと思う。
僕らの時代のライフデザイン
ケニアでお会いしたライフハッカー編集長の米田さんの体験をまとめた本。
東京でノマドワークをしたり今やっても話題になるようなことを、3年以上前に実践していたなんて驚愕!
常に時代の先を行っているからこそ、ライフハッカーの編集長をこなせているんだろうね。
君がオヤジになる前に
ホリエモンさんの本は常識に凝り固まったときに読むといい。
本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方
こちらもホリエモンさんの本。
普通の人は口に出さないようなことをズバズバいうから人気なんだろうね。
アフリカ関連の本
今年は始めてアフリカに行き、半年ほど働いたのでアフリカについての本もたくさん読んだ。
世界へはみ出す 日本でダメなら、海外へ行く。
アフリカで成功した人として有名な金城さんの自伝。
大学受験や就職のときに楽な方を選んだら、アフリカで起業していたらしい(笑)
日本人ビジネスマン、アフリカで蚊帳を売る―なぜ、日本企業の防虫蚊帳がケニアでトップシェアをとれたのか?
アフリカ関連のビジネス本の中では、これが最も勉強になった。
アフリカで日本の蚊帳を広めた事例を知ることで、他のビジネスにも応用ができるだろう。
OUT OF AFRICA アフリカの奇跡 世界に誇れる日本人ビジネスマンの物語
アフリカのビジネス界で一番有名なのは、ケニアナッツカンパニー創業者の佐藤さん。
妻子を日本に残した状態で単身アフリカに乗り込んで起業した凄い人。
しかも、軌道に乗った会社をそのままケニア人へ引き渡している。
ビジネス・お金
お次はビジネスやお金に関する本。
金がないなら頭を使え 頭がないなら手を動かせ: 永江一石のITマーケティング日記2013-2015 ビジネス編
Webマーケッターの永江さんが書いたブログの人気記事を集めた本。
鋭い視点と統計データを使って一般論をぶった切っている(笑)
藤原和博の必ず食える1%の人になる方法
リクルートや教育現場で働いた藤原和博さんが書いた本。
「複数の強みを組み合わせることでレアカードになれる」と説いている。
詳しくはこちらの過去記事を読んで欲しい。
参考:強みを組み合わせてレアカード化し時給を上げる「藤原和博の必ず食える1%の人になる方法」に書かれた会社員・フリーランスが生き残る秘訣
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)
これは漫画家の西原さんが自身のお金にまつわる体験を語った本。
幼少期やギャンブルにハマった失敗から「お金がないことが不幸に繋がる」と語っていて説得力があった。
投資ミサイル 今度こそ最後まで読める、あなたを成長させる投資ノウハウ(戦略課長も同じ内容)
マーケッターの竹内謙礼さんが書いた本は、ストーリー仕立てでビジネスの基礎を学べるのでおすすめ!
投資ミサイルは会社の上司としてロボットがやってきた話(笑)
※戦略課長という本とまったく同じ内容なので注意
販売魔女と死の眼鏡
同じく竹内さんの本。
顧客の心が読める魔法の眼鏡を手に入れたビジネスマンの話。
給料戦争
第二次世界大戦中の日本兵が現代へタイムスリップしてしまう話。
日本のサラリーマンが給料をあげるために転職するときの注意点が書かれている。
会計天国
事故で死んだコンサルタントが天使と一緒に現世の迷えるビジネスマンを救う話。
どこの会社でも起きるような問題に対して解決策を提案してくれる。
貯金兄弟
二人の兄弟はお金に対して真逆の価値観を持っていた。
兄はたくさん稼いでたくさん使う、弟は少なく稼いで節約する。
そんな彼らには超能力という秘密があった。
<ネット広告&通販の第一人者が明かす>100%確実に売上がアップする最強の仕組み
これは竹内さんの本ではない。
胡散臭いタイトルにひかれて買ったが、内容は悪くなかった。
その他
最後にジャンル分けできなかった本。
人工知能は人間を超えるか
今年は人工知能(AI)が流行った年。
流行に乗り遅れないように人工知能の本を読んで勉強した。
図解 ワイン一年生
今年は初めてワインにハマり、勉強を始めた年。
この本の半分は漫画で描かれているのでめちゃくちゃわかりやすいし、情報量が多いのでおすすめ!
隠居系男子的。〜灯台もと暮らし運営会社Wasei代表の鳥井弘文が初めて語る自分のこと〜
大好きなブログ隠居系男子を運営する鳥井さんについて、天井裏書房のくいしんさんがまとめた本。
会ったことがある人の本なので、面白かった。
まとめ
今回は、今年12カ国を旅しながら働いた僕が2016年に読んで良かった37冊の本を紹介した。
振り返ってみると、カメラやお金にまつわる本を特に気に入って読んでいたようだ。
気になる本があればぜひ読んでみてください!