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【青年海外協力隊の武辺寛則】ガーナのアチュワ村で村長になりパイナップルの特産品化に成功するが、事故でこの世を去ったJICAボランティア

      2018/01/17





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生育中のパイナップル

ガーナのアチュワ村で村長になった日本人ボランティア武辺寛則

2015年4月30日の奇跡体験!アンビリバボーで、ガーナのアチュワ村で村長になった日本人ボランティア武辺寛則(たけべ ひろのり)さんが特集される。

青年海外協力隊の武辺寛則さんの逸話はJICAボランティアの中では有名で、派遣前訓練のJICAのボランティア講座で紹介される。

青年海外協力隊として派遣されたアフリカの村で、パイナップルを特産品化することに成功し村長にまでなったが、不慮の事故でこの世を去ってしまう。

 

ぼくは青年海外協力隊・野菜栽培隊員として中米パナマ共和国に派遣されているが、武辺寛則さんと同じように山奥の無電化集落で農業指導活動を行っているので、武辺寛則さんが行った活動から学ぶことも多い。

そして、彼のボランティア活動への姿勢は、農業系以外の多くのボランティアの参考になるだろう。

そこで今回は、ガーナのアチュワ村で村長になった日本人ボランティア武辺寛則さんの功績を紹介しよう。

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奇跡体験!アンビリバボーで青年海外協力隊の武辺寛則さんが紹介される

2015年4月30日放送の奇跡体験!アンビリバボーで、青年海外協力隊の武辺寛則さんが紹介される。

武辺寛則さんの逸話は青年海外協力隊の派遣前訓練で紹介されるため、青年海外協力隊の中ではとても有名なので、まだ知らない人にはぜひこの放送を見て欲しい。

JICA駒ヶ根訓練所

 

武辺寛則さんは、大学を卒業後に商社へ就職したが25歳の時に会社を退職し、少年時代からの夢をかなえるために、JICAのボランティア制度である青年海外協力隊に参加する。

そして1986年12月、ガーナのアチュワ村に三代目の村落開発普及員として派遣された。

<遠く離れたアフリカの地で長老となり今でもたたえられた日本人の偉業とは?>をお送りする。

遠く離れたアフリカの国“ガーナ”で今もなお語り継がれる日本人の名前があった…その名は“武辺寛則”。

小さな頃から困った人を助けたいという夢をもっていた武辺さんは、会社を辞めて青年海外協力隊としてガーナにあるアチュワ村にやってきた。

アチュワ村はガーナの中でも最も貧しい村のひとつで、住民たちは畑でとれるわずかな食料を食べることでなんとか生きのびているという状況だった…

そんなガーナの小さな村で長老となり、今もなおたたえられる彼の起した奇跡とは?

引用:奇跡体験!アンビリバボー

 

 

 

 

青年海外協力隊の武辺寛則さんの功績!パイナップルの特産品化

青年海外協力隊としてガーナの農村で活動していた武辺寛則さんの功績は、パイナップルの特産品化だ。

伝統的な焼き畑農業をしていて収入がなかった農民は、武辺寛則が作った「パイナップル生産者グループ」に入り活動することで、大規模にパイナップル栽培を行い収入を増やした。

そして、ぼくが活動するパナマでもパイナップルは生産されている。

生育中のパイナップル

 

ちなみにパイナップルの花は、このように咲きとても美しい。

パイナップルの花

 

そして、少しずつ大きく育っていく。

パイナップルの子供

 

パイナップルによる村おこしの功績が認められ、なんと武辺寛則さんはその村の村長になった!

それ程までに村人から信頼され、感謝されていたのだ。

彼が村長に就任した年は、ぼくが生まれた1988年だった。

今から27年前の話である。

ある日、武辺は村の首長から呼び出された

「あなたはこの村の最大の恩人です。この村の長老になってほしい」

「貧しいこの村で なたに恩返しができるのは長老という名誉ぐらいしかないのです」

「ぜひ私たちの長老になってください」

こうして武辺は村で首長の次に偉い長老という名誉を与えれることになった

1988年9月24日、26歳の武辺は長老に就任

引用:長老になり貧しい村を救い27歳で亡くなった武辺寛則

 

しかしその後、派遣先の村で不慮の交通事故に遭い、この世を去ってしまう。

武辺寛則さんが再び日本の地を踏むことはなかったのだ。

JICAボランティアは毎年数名が命を落としており、危険と隣り合わせの仕事だ。

参考:自殺・妊娠・辞退・任期短縮・就職難?青年海外協力隊の問題・実態10個

しかし延長から2ヵ月後の1989年2月25日、村の病人を幹線道路まで運ぶために小型トラックを運転中、トラックが横転し、27年間の人生に幕を閉じたのだった。

引用:ガーナの小さな村で今でも語り継がれる日本人の若者 JICA

 

 

 

 

 

武辺寛則さんの功績から「村人との信頼関係を築くことの重要性」を学んだ

武辺寛則さんの功績から学んだことは、村人との信頼関係を築くことの重要性だ。

実は武辺寛則さんのパイナップル栽培の提案も、最初は村人に全然相手にされなかったそうだ。

しかし、何回も村に足を運び村人との信頼関係を築いたことで、パイナップル生産グループを立ち上げることができた。

 

ぼくもパナマの山奥の集落で、クラントロというパナマ香草と中国野菜を育てて販売する活動を、農民グループと行っている。

パイナップル栽培ほどではないが、わずかながら村人の収入向上には役立っている。

モスターサ・からし菜

 

この場合もいきなりこちらから提案するのではなく、何回も民家に泊まり込み村人との信頼関係を築いてから、彼らが必要としている支援を探し、彼らの力で問題解決に当たるように影から支援してきた。

この活動を始めるのにはとても時間がかかってしまったが、うまくいったのは根底に村人との信頼関係があったからだと思う。

村の子供たちとの写真

参考:電気がない家に泊まろうpart25!グループ農園の支援&爪切り衛生指導&子供と川遊び

参考:メタファシリテーション9ヶ月間!フィールド調査団の野菜ビジネス計画が村人主導で始動した。

 

そして、村長になるほどではないが、村人から「ダイスケ帰国パーティを開催したい!」というお誘いを受け、村人から少しは感謝してもらえていると思う。

ある時は、とつぜん女性から1ドルを渡されたこともあった。

参考:なぜ、途上国で生活保護を受けている女性から1ドルを握らされたのだろう?

 

しかし、村人から受けた感謝の何倍もぼくら村人に感謝しており、日本へ帰国するまでの残り2ヵ月間でもっと役に立ちたい。

今は山奥の集落の子供へ日本食を振舞うことを計画中である。

村の子供にも一緒に遊んでもらったり、道案内をしてもらったり、とてもお世話になったので恩返しがしたい。

学校で子供たちの歓迎

 

【追記】青年海外協力隊なりたい人におすすめの記事

青年海外協力隊になる前にクレジットカードを作ろう

青年海外協力隊に参加したい人は、日本にいるうちにクレジットカードを作ろう。

なぜかというと、クレジットカードを持っていれば、任国でも日本の口座のお金を自由に使えて便利だからだ。

生活費はJICAから支給されるが、任国外旅行の費用や国内旅行の費用などは自己負担なので、クレジットカードは必須。

今ではほとんどの協力隊員が、クレジットカードを持って行っている。

こちらの記事でおすすめのクレジットカード5種類を紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 海外旅行におすすめなクレジットカード5選!保険が付帯するので世界一周する人や学生向け

 

途上国で働きたい人は、転職サイトに登録しよう

すでに青年海外協力隊に参加することを決めた人は、帰国後の進路は考えているだろうか?

もしまだ考えていないなら、今から転職サイトに登録して転職の準備を始めよう。

一般的に企業は「協力隊の二年間」を評価しないので、今から自分の市場価値を測っておくことが大切だからだ。

また、まだ青年海外協力隊を受験しようか迷っている人も、転職サイトに登録して「途上国と関われる仕事」を探してみよう。

例えば、日系企業の駐在員として途上国で働いたり、外資系の社員として途上国で働くことだってできる。

ただし、これらの求人情報は非公開求人なので、転職サイトに無料登録しないと見ることができない。

ぼくも実際に転職サイトに登録して、その手順をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 転職して海外で働きたい人はリクルートエージェントに登録して求人情報をみよう

 

まとめ

青年海外協力隊としてガーナでパイナップル栽培に取り組んだ、武辺寛則さんの逸話を紹介した。

青年海外協力隊になる人には、ぜひ知ってもらいたい人物である。

 

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宮﨑大輔の紹介

一眼レフカメラを握る宮﨑大輔

宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

■農業コンサルタント

■トラベルフォトグラファー

→ 詳しいプロフィールはこちら

【ブログに書けない情報はnoteで】

■ フリーランス向けマガジン Freelance Diary

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺や野菜ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う

2017年11月〜2018年1月 現在は西ヨーロッパで撮影中です

世界中の写真をInstagramにアップしています。

→ @jiburicom



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