南米ボリビアにあるウユニ塩湖は、日本人に大人気の絶景観光スポットである。
「ウユニ塩湖に行きたい! でもお金がかかるし、時間もないから行けない……」という人は多いだろう。
そこで今回は、ぼくがウユニ塩湖ツアーに3回参加して撮影した写真80枚以上を大公開しよう!
この記事を見て、ウユニ塩湖に行った気分を味わってほしい。
そして、ウユニ塩原へ行く予定の人には、少し考えてほしいことがあるので、最後まで読んで欲しい。
南米ボリビアのウユニ塩湖でバイオトイレプロジェクト
現在ぼくは南米ボリビアのウユニ市に滞在し、バイオトイレプロジェクトを実施している。
これは「ウユニ塩湖に環境にやさしいバイオトイレを建設するプロジェクト」で、クラウドファンディングも準備中である。
ウユニ市には、12月から1月末までの二ヶ月間滞在する予定だ。
ウユニ塩湖ツアーの様子と環境について調査するために、観光客向けのツアーに3回参加した。
これから本格的にバイオトイレプロジェクトを勧める予定である。
ウユニ塩湖の現地ツアーなら、「穂高ツーリスト」で決まり!
ぼくはウユニ塩湖で「穂高ツーリスト」という現地の旅行会社のツアーに3回参加した。
なぜ、3回も同じ旅行会社を利用したのか?
それには理由がある。
理由1.お客はアジア人率が9割で、日本人に一番人気
穂高ツーリストのお客は、9割がアジア人で日本人からも一番人気のツアー会社である。
ちなみに会社名が「穂高ツーリスト」という日本の名前だが、経営者もスタッフも全員がボリビア人である。
穂高ツーリストのお客は、日本人、中国人、韓国人がほとんどで、わずかに欧米人が混じる程度だ。
日本人観光客に二番人気のツアーは「ブリサツアーズ」で、こちらは日本人よりも中国人と韓国人の割合が高いそうだ。
では、なぜ穂高ツーリストとブリサツアーズは、アジア人から人気なのだろうか?
日本人が好きな「鏡張り」を見せてくれる
穂高ツーリストとブリサツアーズがアジア人から人気の理由は、アジア人が好きな「鏡張り」を見せてくれるからだ。
本来、ウユニ塩湖の観光シーズンは乾季で、雨季には観光客は少なかった。
しかし、鏡張りが有名になると、雨季にもアジア人観光客が押し掛けるようになった。
そして、ボリビア人のある男性が「穂高ツーリスト」を立ち上げた。
最初は通常の一日ツアーだけだったが、鏡張りを観たいアジア人の要望に応える形で「サンセットツアー」と「サンライズツアー」が誕生した。
その3年後に、ブリサツアーズがマネをしてサンセットツアーとサンライズツアーを始め、今ではたくさんのツアー会社が同じような内容のツアーを実施している。
たくさんのツアー会社が鏡張りを観れるツアーを実施しているのに、なぜ穂高ツーリストにこだわるのか?
理由2.ガイドが鏡張りのプロ
それは、穂高ツーリストが鏡張りのプロだからだ。
彼らはウユニ塩湖で一番鏡張りを知り尽くしており、最も高い確率で鏡張りをみせてくれるツアー会社だ。
例えば、今は雨季になったがエルニーニョ現象の影響で雨が降らず、ウユニ塩湖に鏡張りがほとんど発生していない。
しかし、その状況でも穂高ツーリストのガイドは最初に鏡張りの場所を発見し、アジア人に鏡張りを見せていた。
今ではその場所が他の旅行会社にもバレてしまったので他のツアー客も来ているが、それでも穂高ツーリストのガイドの腕がナンバーワンなのは間違いない。
ほかにも、理由はある。
理由3.ガイドがトリック写真と動画撮影のプロ
穂高ツーリストのガイドは、トリック写真とトリック動画撮影のプロなのだ。
ウユニ塩湖が好きな人ならば、ウユニ塩湖で撮影されたトリック写真を見たことがあると思う。
あのトリック写真を日本人観光客が撮影しようと思ったら、準備と練習が必要になる。
しかし、穂高ツーリストのツアーに参加すれば、何も必要ない。
なぜならば、穂高ツーリストのガイドがトリック写真に必要な小道具を準備してくれ、撮影の指示を出してツアー客全員のカメラで撮影してくれるからだ。
そのクオリティはとても高く、カメラマンばりである。
「でも、ほかのツアー会社のガイドも撮影してくれるでしょ?」とお思いの方もいるかもしれないが、それは期待できない。
穂高ツーリストには、ある掟がある。
それは、「他のツアー会社のガイドがいる前では、トリック写真の撮影をしてはいけない」というものだ。
トリック写真の撮影にはコツが必要なので、穂高ツーリストではその技を盗まれないように、他のツアー会社のガイドがいる場所では撮影を禁じているのだ。
それほどまでに穂高ツーリストのガイドの撮影の腕は、特別なのだ!
以上の理由から、ぼくは穂高ツーリストのツアー客に3回参加した。
そして、ガイドやスタッフと仲良くなり、裏事情をいろいろと教えてもらった。
代わりに日本語教室を開催し、ガイドへ日本語を教える予定だ。
これからはウユニ塩湖で日本人ガイドは必要ない。
なぜならば、穂高ツーリストのボリビア人ガイドが日本語ペラペラになるからだ!!
HODAKAのウユニ塩湖ツアーに3回参加したので、写真を大公開します!
ではここからは、穂高ツーリストのウユニ塩湖ツアーに参加した様子を写真と共に紹介しよう。
きっとウユニ塩湖に行った気分になれるはずだ。
まずは、穂高ツーリスト(HODAKA MOUNTAIN)のツアーの申し込み方法
まずは、穂高ツーリストのツアーの申し込み方法を説明しよう。
穂高ツーリストのオフィスはウユニ駅前にある。
とても小さなオフィスだが、「穂高岳」と書かれているのですぐに気がつくだろう。
そこに女性スタッフが3名ほどいるので、ツアーに参加したいと伝えよう。
英語が話せるスタッフもいるので、スペイン語が話せない人でも安心だ。
入り口には、「HODAKA MOUNTAIN」も文字が。
この付近には中国人、韓国人、台湾人、日本人などのアジア人がたむろっているので、すぐにわかるはずだ。
このすぐ隣にはブリサツアーズのオフィスがある。
オフィスの中には、中国語や韓国語、日本語で書かれたメッセージが貼られている。
過去にツアーに参加した旅行者の感想などが書かれている。
なぜか、コジマ電気の日本地図が貼られていた(笑)
他にも日本語の小説や、地球の歩き方も置かれているので、自由に読むことができる。
穂高という名前の由来
「穂高」というツアー会社の名前の由来を知っている日本人は少ないだろう。
実は穂高ツーリストの立ち上げには日本人が協力していて、もともとは富士山にあやかって「富士」という名前を付ける予定だった。
しかし、ボリビア国内にはすでに「富士(Fuji)」という名前の企業が法人登記していたため、富士という名前は使えなかった。
そこで、日本で三番目に標高が高い穂高岳にあやかり、「穂高ツーリスト」という名前にしたそうだ。
①一日ツアー
一日ツアーの場合には、その場で申し込んで翌日以降のツアーに参加すればよい。
②サンセットツアー、③サンライズツアー
サンセットツアーとサンライズツアーの場合には、壁に貼ってある紙に名前を書くように言われる。
そこに名前を書き、人数が7名集まればツアーが実施される。
人数が少ない場合には一人当たり値段が高くなるので、実施するか延期するか参加予定者で相談することになる。
お金を前金で20ボリーバル程度払わないと、勝手にキャンセルされる場合があるので気を付けよう。
④チリのアタカマ砂漠へ抜ける3日ツアー
チリのアタカマ砂漠へ抜ける3日ツアーも申し込むことができる。
01. 一日ツアー(列車の墓場・コルチャニ村・噴泉・塩のホテル・鏡張り・トリック写真撮影・採塩場で夕焼け)に参加したよ
では、まずは一日ツアーの様子から。
ウユニ市にはたくさんのツアー会社があり、どのツアー会社でも「一日ツアー」を実施している。
内容はあまり変わらないが、穂高ツーリストとブリサツアーズでは鏡張りが内容に含まれる。
ぼくが参加した時には日本人6名とフランス人1名の7名のグループだった。
基本的には中国人、韓国人、日本人でできるだけ固めるように、スタッフが勝手にグループを調整してくれる。
値段
値段は一人200ボリーバル。
※2015年12月17日現在、10ボリーバルが176円なので、200ボリーバルは3,530円。
時間帯
午前10時半から午後8時くらいまで。
昼食つき。
①まずは長靴の準備から
午前10時半にウユニ駅前にある穂高ツーリストのオフィスに集合し、ツアーが始まる。
車に乗り込み、近所の小屋で長靴を用意する。
長靴のレンタル代はツアー代に含まれており、鏡張りを見れる水がある場所で必要になる。
事前に靴のサイズを聞かれるが、小屋まで連れていかれることが多いのであまり意味はない。
ちなみにこの小屋は穂高ツーリストのオーナーの家で、娘は大の日本アニメ好きである。
彼女はアニメのポスターだらけの部屋に住んでいる。
②列車の墓場
車に乗って5分ほどで、列車の墓場と呼ばれる場所に到着する。
この列車は以前塩や鉱物の運搬に使われていた列車で、今は観光名所になっている。
ウユニの町からは歩くと30分ほどで到着する。
一日ツアーに参加する観光客と、チリのアタカマ砂漠に抜ける三日間のツアーに参加する旅行者が集まるので、混雑する。
列車の上に登ることもできるので、ぜひ記念撮影をしよう。
ただし昇り降りには気を付けてほしい。
世界中から集まった旅行者が自撮り棒で撮影していた。
一眼レフカメラを使っている人も多い。
列車の墓場に滞在する時間は、20分ほど。
小さな売店もあるので、お菓子や飲み物が買える。
③コルチャニ村
次に「コルチャニ村」という小さな村へ行く。
コルチャニ村は塩の採取を行っている村である。
また、観光客の休憩スポットにもなっていて、一日ツアーに参加すると必ずここに立ち寄ることになる。
いろいろなお土産品が売られている。
コルチャニ村名物の「ウユニ塩湖の塩」。
ビニール袋が破れやすいので、気を付けよう。
トリック写真用のフィギュアが売っているが、穂高ツーリストのツアーの場合にはガイドが用意してくれているので必要ない。
どうしても欲しいアイテムがあったら、買おう。
ここにはトイレもあり2ボリーバルで使えるが、綺麗ではない。
一日ツアーの日暮れ後は一気に寒くなる。
防寒着も売っているので忘れた人は買おう。
コルチャニ村には30分ほど滞在するので、お土産品を眺めて時間を潰そう。
「まだ出発しないのかよ……」と思うので、ゆっくりとお土産品を眺めよう。
ここで売っているお土産品は、ウユニでもラパスでも買える物がほとんどだ。
はっきりいって、ウユニ塩湖のお土産品のクオリティは低い。
日本へ買って帰っても使えないようなものが多い。
④噴泉
コルチャニ村を出発して30分ほどで、噴泉に到着する。
辺り一面に硫黄の匂いがして、 地面が黄土色になっている。
地下からいろんなガスや鉱物が湧いているらしい。
ブクブクとガスが湧いている。
観光客に混じってパシャリ。
⑤塩のホテル
噴泉を出発して20分ほどで塩のホテルへ到着する。
塩のホテルの手前にはダカールラリーのモニュメントがあり、記念撮影スポットになっている。
パリダカは今は南米で開催されており、今年からウユニ塩湖もコースに指定された。
パリダカの像の右下をよく見てほしい。
あいつがいる!
ダカールラリーのモニュメントから歩いて3分ほどで、塩のホテルへ到着する。
2004年まではホテルとして営業していたが、水道・下水などの不備により2005年以降は営業停止処分を受けている。
現在はツアー客が昼食をとる場所になっている。
昼食はガイドが準備してくれる。
塩のホテルの内部はこんな感じ。
床も椅子も塩でできている。
塩のホテルには水道もガスもないが、ネットの電波はある。
ぼくはボリビアのENTELという会社のSIMカードを使っているので、「塩のホテルなう」がつぶやけた。
ウユニ塩湖内の「塩のホテル」なう pic.twitter.com/6uXYBJJhJD
— ウユニ塩湖にバイオトイレを。宮﨑大輔 (@JIBURl) 2015, 12月 14
これがツアーの昼食。
水とコーラ、バナナも付いていた。
ホテルの隣には、有名な国旗ゾーンもある。
日本国旗がなかったので、ぼくが日本国旗を置いて帰る予定だ。
塩のホテルにもトイレがあるが使用料は5ボリーバルする上に、汚い。
しかも糞尿をドラム缶に溜めている。
⑥昼間の鏡張り
塩のホテルの次に、穂高ツーリストのツアーでは鏡張りを見に行く。
今はウユニ塩湖内に鏡張りが見れる水たまりはほとんどない。
それでもこんな感じに鏡張りが見れる。
長靴も使えるが、裸足がおススメ。
塩の感触を生に感じられる。
ただし、けっこう痛い。
ウユニ塩湖で空を飛べるようになりましたポーズ!
本当はもっと雲があった方が、鏡張りは綺麗に写る。
1月以降に期待したい。
お決まりのジャンプポーズ!
ぼくはジャンプポーズのやりすぎで、太ももが筋肉痛になってしまったので気を付けよう。
⑦トリック写真
鏡張りを満喫したあとには、場所を移動してトリック写真を撮影する。
「これ、見たことある!」という写真をたくさん撮ってくれる。
何も準備しなくてもガイドが道具を用意し写真を撮影してくれるが、撮りたい絵がある場合には自分で準備しよう。
ぼくは相棒アルクマとツーショットを撮影した。
ボリビアの「幸運を呼ぶエケコ人形」ともツーショット。
これはラパスの魔女市場で買った。
ツアーに同席したメンバーと車の上で記念撮影。
ウユニ塩湖では、何でも絵になるよね。
⑧インカワシ島
ウユニ塩湖の中にはインカワシ島と呼ばれる島があり、一日ツアーでは立ち寄ることになっている。
しかし、入島料が30ボリーバルかかるので、入らない人もいる。
滞在時間は40分ほどなので、車の近くで待っていることもできる。
ぼくはせっかくなので、インカワシ島に上陸することにした。
インカワシ島は、サボテンだらけ。
入り口の小屋でチケットが買える。
チケットを買った人だけが、インカワシ島のトイレを使うことができる。
ウユニ塩湖内にあるトイレの中では、インカワシ島が一番きれいだ。
サボテンの合間にある道を登っていく。
頂上には展望台があるらしい。
頂上付近からの眺め。
塩だらけのウユニ塩湖の中に、唯一の大地がいいコントラストだ。
ウユニ塩湖とサボテンの相性もなかなか。
このサボテンの針は尖っていないが、触ると痛い。
このサボテンを乾燥させると木材として使え、インカワシ島ではゴミ箱として利用されていた。
以上が、インカワシ島だ。
⑨採塩場で夕焼け
その後、車で採塩場へ行った。
コルチャニ村の住民は、ここで塩を取っているそうだ。
徐々に夕陽が見えてきた。
地平線に沈む様子を眺める。
夕陽を眺める二人組のシルエット。
彼らは日本人大学生でウユニ塩湖のツアーで知り合ったそうだが、10年来の友人という雰囲気だった。
現地ツアーに参加すると思わぬ出会いもあり、楽しい。
ウユニ塩湖は空気が澄んでいるので、夕陽がめっちゃキレイ。
ただただ、美しい。
それでも、ぼくは構わずジャンプをする!
筋肉痛になろうが、ジャンプをする!!
⑩穂高ツーリストへ帰る
このまま穂高ツーリストのオフィスまで帰り、一日ツアーは終了だ。
ぼくは大満足したので、チップとしてガイドへ50ボリーバル渡した。
駅前で夕飯を食べて、ホテルへ帰って寝よう。
02. サンセットツアー(トリック写真撮影・鏡張りの夕陽・星空撮影)に参加したよ
別の日に、サンセットツアーへ参加した。
サンセットツアーはその名の通り、夕焼けを見に行くツアーだが、トリック写真や星空撮影も楽しめた。
値段
値段は一人130ボリーバル。
※2015年12月17日現在、10ボリーバルが176円なので、130ボリーバルは2,294円。
時間帯
午後3時半から午後9時くらいまで。
午後3時半に穂高ツーリストの事務所に集合し、車に乗って出発する。
この瞬間までどんな人と一緒にツアーに参加するのかわからないので、ドキドキする。
①トリック写真撮影
まずは塩原でトリック写真を撮影した。
定番のトリック写真も撮影したが、ぼくは相棒のアルクマと一緒に遊んだ。
むちゃくちゃ楽しい動画も撮影したのだが、それはウユニ塩湖へ行った人だけのお・楽・し・み。
定番のゴジラに襲われるシーン。
演技やポーズについてもドライバーから指示があるので、いい感じに撮影できる。
ゴジラと仲直りのポーズ。
ボリビア人のドライバーの撮影テクニックがハンパない。
撮影の合間には「ちょっと待て、ちょっと待て、お兄さん!」とぼくにはわからない日本のお笑いネタを挟んでいた。
ウユニ塩湖は正式にはウユニ塩原と呼ぶそうで、その名の通り塩の原っぱだ。
照り付ける太陽の日差しは強いし、塩が光を反射するので下からの照り返しもあり、めちゃくちゃまぶしい。
サングラスと日焼け止めが必須である。
②鏡張りの夕陽
その後、一日ツアーでも訪れた鏡張りスポットに来た。
車の上で記念撮影するのは、楽しいのでおすすめだ。
夕陽を掴もうとする二人の女性。
美しい。
「太陽を取ったどー!」しているぼく。
写真撮影がとても楽しい。
カメラ好きにはたまらない場所だし、ウユニ塩湖に行くと一眼レフカメラを買いたくなると思う。
このツアーは6名の日本人と1名の台湾人だった。
台湾人女性のカメハメハで吹き飛ばされる一同。
彼女の仕草が可愛すぎて、ぼくはメロメロになってしまった。
みんなでイエェーイ!
ジャンプはタイミングを合わせるのが難しいし、撮影するドライバーも大変。
クールな写真も。
とにかく夕陽は綺麗。
シルエットで誰でもカッコ良く見える。
やっぱり、ジャンプ!
ウユニ塩湖に行くとジャンプしたい病にかかる。
さようなら、太陽。
③星空撮影
太陽が沈んでからは、星空撮影へ向かった。
場所はウユニ塩湖真ん中辺。
ペンライトで人をなぞってみた。
星空へ腕を広げる人と星空と流れ星。
鏡張りではないけど、それでも美しい。
両腕を空に伸ばすぼく。
服をめちゃくちゃ着ていったら、全然寒くなかった。
UYUNI in ウユニ塩湖。
これはテイク3くらいの写真。
ピカピカ写真を撮りたい人は、事前に練習しておこう。
④穂高ツーリストへ帰る
このあと、ウユニ市まで帰って解散になった。
ぼくは大満足したので、ガイドにチップを50ボリーバル渡した。
駅前のレストランで夕飯を食べて、ホテルに帰って寝よう。
03. サンライズツアー(星空・鏡張りの日の出)に参加したよ
次に、また別の日に参加したサンライズツアーについて説明しよう。
サンライズツアーは、星空と日の出を見に行くツアー。
値段
値段は一人130ボリーバル。
※2015年12月17日現在、10ボリーバルが176円なので、130ボリーバルは2,294円。
時間帯
午前2時半から午前8時くらいまで。
深夜に出発するので、寝坊と体調管理に気を付けよう。
ウユニの町は深夜でも出歩ける雰囲気だが、注意はしよう。
オフィス集合だがオフィスは閉まっているので、路上でドライバーを待つしかない。
①星空観察
まずは、星空を観察に向かう。
ぼくが参加したのは、新月の次の日だったので月は見えなかった。
星空撮影には最高のコンディションである。
3台くらいの車が同じ場所でツアーを行うので、ヘッドライトや懐中電灯の光が撮影の妨げになるので、光には注意しよう。
ぼくの星空撮影の腕がまだまだだが、それでもまぁまぁ綺麗に撮れた。
「ウユニ塩湖の夜は超寒い! マイナス15度くらい!」という人がいたので、理系修士号を持つぼくは温度計を持って行き、最低気温を測定した。
写真は日の出後なので最低気温ではないが、真夜中に測定すると気温は「9度」だった。
体感温度と最低気温は別物なのだ。
②鏡張りの日の出
星空を観察したら、次は鏡張りの場所で日の出を見る。
この時のメンバーは、全員が日本人バックパッカーだった。
朝日はすんごく綺麗に写る。
みんなで撮影準備。
朝日も美しい。
完全に日が昇ると真っ白な世界。
JAPAN in ウユニ塩湖。
鏡張りってすごいね。
朝日をバックに日本っぽいポーズを取ってくれたバックパッカーたち。
みんな、チリへ旅立った。
温かい朝日に包まれたウユニ塩湖。
心が洗われるようだ。
朝日をバックに、やっぱりジャンプ!
だれが一番カッコ良く飛べるか、ジャンプ選手権だ!
③穂高ツーリストへ帰る
ウユニの町には朝買えるので、駅前のレストランかホテルで朝ごはんを食べて、寝ましょう。
ぼくは大満足したのでガイドにチップとして50ボリーバルを渡した。
ガイド(ドライバー)にチップを渡しませんか?
最後にみなさんに考えてほしいことがある。
それは、チップについてだ。
ぼくがツアーに3回参加し18名の観光客を見てきたが、誰一人としてガイドへチップを渡していなかった。
それがぼくにはショックだった。
日本にはチップという文化はないが、中南米はチップ文化が定着している。
レストランのウエイターやツアーガイドは、チップが生活を支えているからだ。
しかもボリビアは南米最貧国と呼ばれているほど、貧しい国だ。
ドライバーたちは観光業に携わっているので他のボリビア人よりは給料はよいと思うが、それでも日本人のアルバイト以下の年収だろう。
彼らは片言の英語とわずかな日本語で、日本人旅行者とコミュニケーションを取ろうとしてくれる。
チップは絶対に払わないといけないものではない。
サービスに満足しなければ払わなくても良い。
だが、しかし。
穂高ツーリストのガイドのサービスを受けた日本人観光客は、彼らのサービスに満足したはずである。
なのに、誰一人としてチップを渡さないのは、同じ日本人として恥ずかしいと感じた。
チップの目安は、「料金の15~20%」といわれている。
130ボリーバルのツアーなら、20ボリーバルほどだ。
日本円にするとおよそ350円。
サービスに満足したのならば、最低でも20ボリーバルは支払うべきではないだろうか?
これからウユニ塩湖でツアーに参加する人には、チップについて考えてほしい。
まとめ
さて、ウユニ塩湖に行った気分になれただろうか?
もはや、ウユニ塩湖へ行かなくてもいいって??
いやいや、世界一の絶景と評されるウユニ塩湖へぜひ来てほしい。
ぼくは2月第二週までウユニ市で働いているので、待っています。
ウユニ塩湖の関連本
若者が旅をする文化を作る団体TABIPPOが作ったウユニ塩湖写真集。
TABIPPOが作成したウユニ塩湖のガイドブック。
人気映像アーティストの旅する鈴木さんが作成したウユニ塩湖の写真集。
ウユニ塩湖の絶景写真と名言集。
これからウユニ塩湖へ行く人へおすすめ記事
クラウドファンディングREADYFORで応援したいプロジェクトに募金する方法&ウユニ塩湖環境改善プロジェクトの宣伝
ラパスからウユニ塩湖へ行く方法は飛行機よりも夜行バスTodo Turismoがおすすめ!観光客専用だから安心・安全・快適
ウユニ塩湖格安現地ツアーで必ず役立つ持って行くべきおすすめ持ち物リストまとめ14選【鏡張り&星空&トリック写真の道具】
ウユニ塩湖格安現地ツアーで鏡張り・夕陽・星空・トリック写真を上手に撮影する方法&必要なカメラ機材
これが世界一美しい絶景?ウユニ塩湖の「汚い実態」を暴露します
緊急連絡!ダカールラリーが開催されるため1月7日、8日はウユニ塩湖に立ち入り禁止です
【ウユニ塩湖環境改善プロジェクト】大晦日にウユニ市で30名の日本人旅行者と「ゴミ拾いイベント」を開催しました