東アフリカのケニア共和国に住み始めて、二ヶ月が経過した。
今回の仕事は9月上旬までの予定なので、残りの滞在期間は二ヶ月ほど。
今はケニアの首都ナイロビ郊外のアパートに住み、ナイロビにある大学で仕事をしている。
だが、家でも職場でもインターネットが使えなくて困っていた。
スマホにはケニアの通信会社SafaricomのSIMカードを入れているのでネットが使える。
でも、使い放題ではなくプリペイド式なので大きなデータ量通信はしたくない。
そこで無料Wi-Fiが使えるカフェを探していたところ「ジャバというカフェがいいよ」と教えて頂いた。
THE JAVA HOUSEはコーヒーが美味しいしWi-Fiが無料で使える。
まるでスターバックスコーヒーのようなカフェだった。
スタバのようにノートパソコンで長時間作業している人が多いので、ケニアでノマドワークしたい人におすすめだ。
そこで今回は、ケニアのジャバハウスを紹介しよう。
ケニアのカフェといえばTHE JAVA HOUSE
ケニアのカフェといえば、一番有名なのはTHE JAVA HOUSEだろう。
他にもArt CafeやDormans Cafeがある。
1.ケニアのジャバハウスとは
ジャバハウスの創業者はTara Cronbaugh氏。
1990年にカリフォルニア・バークレー大学を訪問した時に素敵なカフェを見つけて「なぜ、こんないい感じのコーヒーハウスがアイオワ市にはないの?」と自分自身に問いかけ、ジャバハウスのコンセプトが誕生した。
Java House founder Tara Cronbaugh first developed a passion for coffee, or more accurately, coffee house ambience, in 1990 during a visit to her brother at the University of California Berkeley. She was fascinated with how social yet relaxing it was to visit the locally-owned and unique establishments. “Why is there not such a coffeehouse in Iowa City?” she asked herself, and in a sorority room at the University of Iowa, the Java House concept was created.
During the summer of 1993, Tara traveled to Santa Monica and the San Francisco Bay area with her father and sister for a three-week coffeehouse expedition. During that time, they visited more than 50 coffeehouses, including a few where Tara was asked to leave because she was taking too many pictures and asking too many questions.
実はケニアのTHE JAVA HOUSEはアメリカ生まれのカフェで、1999年にケニアに一号店ができた。
In 1999, we introduced coffee drinking and gourmet café culture to Kenya. As we grew, we created more spots where people could enjoy the Java experience conveniently.
引用元:THE JAVA HOUSE Africa – Our Story
現在はケニアのNairobi(ナイロビ)、Naivasha(ナイバシャ)、Nakuru(ナクル)、Kisumu(キスム)、Mombasa(モンバサ)、Kampala(カムパラ)の各都市に店舗があり、ナイロビ市内のショッピングモールならどこでも入っていると思う。
2.ケニア人中間層と外国人に人気のカフェ
THE JAVA HOUSEを利用している客層は、ケニア人の中間層以上と外国人だ。
大学ではコーヒー1杯が100円くらいで飲めるが、ジャバハウスでは200円以上するので庶民にとっては高いお店だろう。
カフェの利用方法は様々で商談しているビジネスマンもいるし、友人とおしゃべりしている女性グループもいるし、黙々とパソコン作業をしている人もいる。
ぼくはジャバハウスでパソコン作業をしている時に、ケニア人美女からネットワークビジネスの勧誘を受けたことがある(笑)
ナイロビ郊外では外国人はほとんど見かけないが、ジャバハウスではアジア人や欧米人もよく見かける。
「ジャバる」と「ピヨる」を流行らせたいので、ぜひ使ってほしい。
※ジャバる
ケニア共和国でカフェTHE JAVA HOUSEに行くこと。
※ピヨる
パナマ共和国でフライドチキン店PIOPIOに行くこと。
3.JKIA空港のTHE JAVA HOUSEで起こった爆破事件
これだけ聞くとジャバカフェは日本のスタバと変わらないように聞こえるが、やはりアフリカのカフェだけあり物騒な事件も起きている。
二年前にはナイロビにあるジョモケニヤッタ国際空港にあるJAVA HOUSEで、爆弾による爆発テロ事件が起きているのだ。
イスラム過激派組織等によるテロ攻撃に対する注意喚起について
1月16日の夜間、ジョモケニヤッタ国際空港(JKIA)のJava Cafeで発生した爆発は、簡易爆弾による可能性が極めて高く、さらに同日夜間、シャウリ・モヨ地区(Shauri Moyo、イスリー地区の南方)で発見された銃撃を受けた放置車両、同車内から発見されたソマリア人男性死体及び簡易爆弾も、JKIAの爆発事件との関連性が疑われています。
引用元:在ケニア日本大使館
ジャバハウスはコーヒーも料理も美味しいし、Wi-Fiがあるからノマドワークに最適
それではぼくがナイロビでよく通っているジャバカフェを紹介しよう。
1.コーヒーが美味しい、特にカプチーノ系
ジャバカフェといえば、コーヒー類が充実している。
ドリップコーヒーはあまり美味しくないが、エスプレッソを使ったカプチーノ系は美味しい。
そこもスタバに似ていると思う(笑)
お値段は200円から400円くらいで、サイズがシングル・ダブル・トリプルから選べるがシングルサイズで十分。
ドリップコーヒーとブルーベリーマフィン。
「ストロベリーを使ったデザートが食べたい」と店員さんに話したら、「ストロベリーはないけど、ブルーベリーならある。同じようなもんだからそれでいいでしょ!」とごり押しされたやつ。
でも美味しかった。
カプチーノ系は美味しい。
小さなクッキーを付けてくれるのも嬉しい。
ストロベリーレモネードみたいなやつも爽やかで美味しかった。
断じてケチャップとハバネロは入っていない。
一度頼んでみてほしいのが、巨大アイスコーヒー。
大ジョッキくらいの巨大なグラスに入って出てきた。
ぼくのノートパソコンと同じ高さで、容量は1リットルくらいあった。
さすがに飲み切れなかった……
2.料理が美味しい、特にサラダ
JAVA HOUSEは料理も美味しいよ。
ハンバーガーはバンズがイマイチだけど、パティとサラダは美味しい。
ステーキセット的なやつ。
牛肉ステーキとフライドポテトとサラダが付いてきて1,000円くらい。
たまには美味しい物が食べたいよね。
お肉も美味しいけど、サラダが美味しいのが嬉しい。
3.Wi-Fiとコンセントがあるのでノマドワーカーにおすすめ
JAVA HOUSEには無料Wi-Fiがあり、パスワードを店員さんに聞けば使うことができる。
長時間パソコン作業をしてもいいようにコンセントがある席もあり、めちゃくちゃ便利!
ケニアでノマドワークしたい人は、ジャバカフェでお仕事しましょう。
ナイロビのジャバカフェ情報まとめ
今回はケニアのジャバカフェを紹介した。
ジャバカフェはアメリカ発のコーヒーハウスチェーンで、ケニアの都市には必ずあるお店。
コーヒーも料理も美味しいし、Wi-Fiもあるのでノマドワークしたい人におすすめだ。
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