「旅で人生が変わったとか言う人は中身がゼロなのです」というはあちゅうさんのブログ記事が賛否両論を集めているが、ぼくははあちゅうさんに共感できる。
青年海外協力隊に参加したり、海外を旅しながらノマドワークをしているので「海外旅行絶対賛成派」と思われがちだが、実はぼくはそうでもない。
例えば「海外旅行で人生観変わるような馬鹿は、渋谷に行っても人生観変わっちゃうコンニャク野郎だよ」という有吉弘行さんの言葉が好きで、常にこの言葉を意識して生きている。
最近も有吉さんの言葉をぼくなりに噛み砕いた言葉をツイートしたら、たくさんの方に共感してもらえた(このツイートをした時は沖縄で泡盛をしこたま飲んだあとだったので泥酔していたが)。
海外に行けばいい、海外に行けば変わるは嘘。
海外で変われるのは、変わる勇気がある者だけ。
変わる勇気がある者は、日本でも変われるはず。— 苺ソムリエ|宮﨑大輔 (@JIBURl) 2016年3月18日
ただし、そんなぼくでも海外旅行中に「人生が変わった!」と思う瞬間はある。
それは最近でいえば、台湾・台北市のメイドカフェで「萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャン」をした時だ。
はあちゅうさん、「萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャン」すると人生変わるんですよ。
え!? 萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンは何かって?
そこで今回は、台湾のメイド喫茶でぼくが体験した萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンをご紹介しよう。
海外メイドカフェ取材4か国6軒目
なぜ台湾でメイドカフェに行ったかというと、それはぼくが「海外メイドカフェ評論家」だからだ(海外メイドカフェ評論家という肩書はダサいので、最近はカッコイイ肩書を募集中)。
これまでメキシコのメイド喫茶2軒、コロンビアのメイド喫茶2軒、ベトナムのメイド喫茶1軒の合計5軒の海外メイドカフェを取材している。
ぼくよりも多くの国のメイドカフェを取材したことがある人はいないだろう。
今は台湾に来ているので、台湾でもメイドカフェを取材することにした。
台湾は歴史的な建造物が多く観光スポットはたくさんあるが、ぼくは空港から台北市内へ移動した後に一目散にメイドカフェへ向かった。
台湾の名物料理といえば小籠包だが、小籠包を食べるよりも先にメイドカフェへ向かった。
台北101になんて登らずにメイドカフェへ走った。
台湾で初めて会話した人間は台北のメイドさんで、初めて口にした料理はメイドカフェの食事というメイドカフェ評論家に恥じない行動を実行した。
それではぼくが取材した台北市のメイドカフェ「萌點女僕咖啡廳」をご紹介しよう。
台湾・台北市・西門のメイドカフェ「萌點女僕咖啡廳」へ行って来た
台湾の台北市・西門町にある「萌點女僕咖啡廳」へ行って来た。
1.台北メイドカフェの場所
「萌點女僕咖啡廳」の読み方は謎。
中国語はアクセントが多様で難しすぎる。
メイドカフェの場所はこちら。
2.メイド喫茶周辺の雰囲気
メイドカフェは地下鉄西門駅の出口から、徒歩15秒くらいの位置にある。
アクセスが簡単なので、ぜひ台北観光のついでに立ち寄ってほしい。
台北の西門駅周辺は大型ビルが立ち並び、まるで東京みたい。
中国語と日本語の看板が多いので、まるで(中国+日本)÷2といった雰囲気。
日本と違うのはバイクの量が多いこと。
多いといってもベトナムよりは少ない。
西門駅の前の道を歩いてみた。
日本の飲食店や洋服屋さんがたくさん並んでいた。
サイゼリア、ココイチ、吉野家、矢場とん、白木屋などが出店している。
路地裏は台湾っぽい雰囲気。
そもそも台湾っぽさを知らないけど。
台湾にはユニクロやしまむらもあって、ほとんど日本。
3.萌點女僕咖啡廳の店内
西門町の雰囲気を味わったら、メイドカフェへ。
西門町の看板のすぐ手前のビルにある。
メイドカフェはこのビルの6階にある。
このピンク色の看板。
1階からエレベーターで6階まで行ける。
ビルの入り口にこの看板があるので、目印に。
「萌姫女僕珈琲館」は日本語に訳すと「萌姫メイドカフェ」だそう。
エレベーターを降りると、すぐに入り口がある。
インターホンを押して中に入ろう。
こちらが店内の様子。
席数が多いので大人数で行っても大丈夫。
メイドカフェにしては珍しくドリンクバーも付いている。
しかし滞在できるのは基本的には入店してから90分間だそうで、それ以降は追加料金が発生する。
ぼくが行ったときは平日の昼間だったが、一人の男性客が数人と、女性グループや男性グループが来ていた。
休日ならばもっと混んでいるのだろう。
4.メニューとメイドさんのサービス
メイドカフェのメニューはオムライスやドリンクなどの定番メニューだった。
メイドさんのおすすめがオムライスだったので、ぼくはオムライスカレーセットを注文した。
オムライスカレーセットには、ドリンクとサラダが付いている。
オムライスカレーにメイドさんがケチャップでお絵描きしてくれた。
お絵描きのレベルは中南米のメイドカフェよりも高かった!
中南米のメイドカフェの料理は激マズなことが多いのだが、台湾のメイドカフェの料理はめちゃくちゃ美味しかった。
日本でも通用しそうな甘口のチキンカレーと白飯のオムライス。
お値段は300元(1200円くらい)。
5.萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンすると人生が変わるよ
このオムライスにお絵描きをしてくれた後にメイドさんから「オムライスに一緒におまじないをかけるよー!」と言われて、おまじないを教えてもらった。
そのおまじないが「萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャン、おいしくなあれ~」。
「萌え萌え」と言いながら腕を胸の前でクルクル回してから手で耳を作ってワンワンのポーズ、続いて「萌え萌え」と言いながら腕を回してから手で猫の手を作ってニャンニャンのポーズ、最後に手でハートを作っておいしくなあれ~ビームを放つ。
想像してみてほしい、これを27歳の男性がメイドさんと一緒に行う場面を……
コツは他人の眼を気にしないこと。
他人からどう見られるのかではなく、本当に自分がやりたいことをする。
自分の心の声を大切にする。
そして、変わる勇気を持つ。
メイドカフェの店内にいるのは敵ではない、仲間だ。
彼らも萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンに挑戦する同士。
失敗したっていい。
何回でもチャンスはある。
隣にはメイドさんが居てくれる。
恥ずかしい、なんて言ってられない。
今、自分がジブンを変えるんだ。
俺がやらないで、誰がやる?
天まで届け。
ぼくの渾身の、萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャン!
人生の大切なコトはすべて、萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンに教えてもらった。
はあちゅうさんには「中身がない」と切り捨てられるかもしれないけど、台湾のメイドカフェで萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャンすると人生変わるからおすすめだよ。
写真撮影は1枚150元600円(二人のメイドと撮影すると250元1000円)。
持参のカメラでの写真撮影は禁止。
1000円で人生が変わるなら安いもんだね。
怪しい自己啓発セミナーに参加するくらいなら、台湾のメイドカフェへ行こう!
台湾のメイドカフェ情報まとめ
台湾のメイドカフェに行って「萌え萌えワンワン萌え萌えニャンニャン」をしたら人生が変わった。
はあちゅうさんと有吉弘行さんにはぜひ挑戦してもらいたい。
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