あなたは誰かを応援する準備はできていますか?
募金型クラウドファンディングREADYFORを利用すると、あなたが応援したいプロジェクトを応援することができる。
レディフォーは「誰もがやりたいことを実現できる世の中」を創ることを目指している団体で、インターネット上で「プロジェクトを実行したい人」と「支援したい人」を繋げるサービスだ。
世の中には何かに挑戦したい人もいれば、それを応援したい人もいる。
実はぼくは「ウユニ塩湖環境改善プロジェクト」に挑戦しようと思い、そのためにクラウドファンディングを始める予定である。
そこで今回は、READYFORでプロジェクトに募金する方法と、ぼくが実行しようとしているウユニ塩湖環境改善プロジェクトについて紹介しよう。
日本で最初・最大のクラウドファンディングサイトREADY FOR
まずは、クラウドファンディングサイトREADYFORについて説明しよう。
1.クラウドファンディングとは?
そもそも、「クラウドファンディング」という言葉を知っているだろうか?
クラウドファンディングとは、インターネット上で募金を募ることである。
クラウドファンディング(英語:Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。
ソーシャルファンディングとも呼ばれる。
最近はクラウドファンディングブームが起きているので、日本でもたくさんのクラウドファンディングサイトが誕生した。
日本の主なクラウドファンディングサイトは、READYFOR、Makuake、CAMP FIRE、FAAVOである。
2.READY FORの特徴
各クラウドファンディングサービスごとに特徴がある。
READYFORの特徴は、日本で最初のサービスであり、日本最大の規模を持っていること。
一番クラウドファンディングらしいサイトで、「誰もがやりたいことを実現できる世の中」を創ることも目的にしている。
目標金額が達しないと、全額返金される
ひとつ厳しい条件なのは、「募金が目標金額に達しない場合には、一円も支払われないこと」。
仮に「100万円の集金」に挑戦したとして「99万円」しか集まらなかったとしたら、募金した人には全額が返金されプロジェクトの実行者には一円も支払われない。
募金した金額に応じて「リターン」がもらえる
READYFORでは募金した金額に応じて「リターン」というプレゼントがもらえる。
作成する商品であったり、サービスを受ける権利であったり、ホームページ上で名前を公開する権利だったりと、プロジェクトごとにいろいろなリターンがある。
そのため、募金というよりも「出資」に近いサービスなのだ。
3.プロジェクトの例
これがREADYFORのサイト。
サイトを見てもらうとわかるが、トップページにたくさんのプロジェクトが掲載されている。
例えば、現在はこのようなプロジェクトが掲載されていた。
ジャンルは様々で日本中、世界中で実行されるプロジェクトが公開されている。
・ドローンで災害地を救え!世界初の救援隊「DRONE BIRD」始動
・震災で全壊した久慈市の水族館「もぐらんぴあ」を復活させたい!
・一口ごひいきさん募集!元料亭を改修し秋田美人に会える茶寮OPEN
・真冬には‐20度になる北海道長沼町に暖かい猫舎を建築したい!
・ルワンダ大虐殺で足を失った250人に義足と杖を届けたい!
引用元:READYFOR
クラウドファンディングREADYFORで応援したいプロジェクトに募金する方法
では、ここからはREADYFORで応援したいプロジェクトに募金する方法を説明しよう。
この手順通りに手続きをしてもらえれば、あなたが好きなプロジェクトを支援することができる。
1.レディフォーで応援したいプロジェクトを探す
まずは、READYFORのサイトに行って、応援したいプロジェクトを探そう。
トップページにもいろんなプロジェクトが掲載されているし、「検索」から探すこともできる。
プロジェクトの概要ページの閲覧数が多いと、トップページに掲載されるらしい。
トップページに掲載されると募金が集まりやすいので、閲覧数を増やすのが肝心だ。
2.プロジェクト概要を読む
気になるプロジェクトを見つけたら、クリックして「プロジェクト概要」を読もう。
プロジェクト概要には、プロジェクトを始める目的、集めたお金で実行すること、お金を支払ってくれた人に贈るリターンの内容などが書かれている。
プロジェクト概要にプロジェクトのすべてが詰まっている、と言っても過言ではない。
3.「このプロジェクトを支援する」か「このリターンを購入する」をクリック
プロジェクトを支援する気になったら、「このプロジェクトを支援する」というボタンか「このリターンを購入する」というボタンをクリックしよう。
このプロジェクトを支援するボタンは、プロジェクト概要の上部と下部に設置されている。
このリターンを購入するボタンは、プロジェクト概要のサイドに設置されている。
4.「支援額とリターン」を選ぶ
「このプロジェクトを支援する」というボタンか「このリターンを購入する」というボタンをクリックすると、募金用のページに切り替わる。
以下の4つの手順を踏むと、募金することができる。
(1)支援額とリターンの選択
(2)お支払い情報の入力
(3)入力情報の確認画面
(4)支援の完了とお願い
まずは、「支援額とリターン」を選択しよう。
支援額とリターンは、だいたい3,000円から10万円くらいの幅で用意されている。
5.「クレジットカード情報と住所」を入力する
支援額とリターンが決まったら、クレジットカード情報と住所を入力しよう。
クレジットカードは「有効期限が2016年2月以降のもの」を使用しなければいけない。
3万円以上の支援を希望する人だけは、銀行振り込みでの募金も可能だ。
クレジットカードの種類を選ぶと、そのあとにカード番号やカードの有効期限を入力することになる。
こちらが住所の入力画面。
リターンを受け取るために必要なので、間違えないように入力しよう。
6.入力情報を確認し、応援メッセージを記入する
クレジットカード情報と住所が入力できたら、入力情報を確認しよう。
このような確認画面が表示される。
そして、応援メッセージを入力する項目が現れるので、ぜひコメントを入力しよう。
この応援メッセージはクラウドファンディングの概要ページのタブに表示されるので、ぜひ記入して欲しい!
クラウドファンディングを成功させるためには、このような口コミを集めることが重要だ。
7.募金完了! SNSでシェアしましょう!
これで募金完了!
あとは目標金額が達成することを祈ろう。
なぜなら、目標金額に達しないとプロジェクトにお金が振り込まれないからだ。
あなたが募金したお金を有効に使ってもらうために、ぜひFacebookやTwitterなどのSNSでこのプロジェクトのことをシェアしよう!
募金したことをシェアすることでさらなる募金を呼び込めるし、それがだめでも閲覧回数を増やしてトップページに掲載させることができる。
募金するだけでなく、FacebookやTwitterなどのSNSでシェアするだけでも、プロジェクトの応援になるのだ。
以上で、READYFORでプロジェクトを応援する方法の説明は終わり。
ここからは、ぼくが1月21日から開始する「ウユニ塩湖環境改善プロジェクト」を紹介しよう。
「ウユニ塩湖環境改善プロジェクト」を1月21日から開始します
1月21日からREADYFORでウユニ塩湖環境改善プロジェクトの募金を開始する予定だ。
1.ウユニ塩湖環境改善プロジェクトとは?
ウユニ塩湖とは、南米ボリビアのウユニ市にある塩原である。
「世界一の絶景」と評されるほど美しい観光地だが、近年環境汚染が問題になっている。
参考:これが世界一美しい絶景?日本人旅行者に人気のウユニ塩湖の「汚い実態」を暴露します
(1)バイオトイレ建設とごみ問題の改善に取り組みます!
ウユニ塩湖環境改善プロジェクトでは、「バイオトイレ建設」と「ごみ問題の改善」に取り組んでいる。
ウユニ塩湖周辺には観光客向けに汲み取り式のトイレがあるが、非常に汚い。
しかも汚物処理施設がなく排泄物は適切に処理されないまま捨てられているので、このままではウユニ塩湖周辺は観光客のうんちだらけになってしまう。
もう一つの問題は、ごみ問題だ。
これがウユニ市の町中の様子。
ごみ回収場所がないのでごみを路上に放置し、それを野犬が漁って町中はごみだらけだ。
ごみはウユニ特有の強風に飛ばされて、ウユニ市周辺に飛び散らかっている。
さらに住民の不法投棄や観光客のポイ捨ても後を絶たないので、ウユニ塩湖周辺はごみだらけだ。
特にひどいのがウユニ市の観光名所「列車の墓場」。
12月31日に旅人育成団体タビイクや日本人旅行者と協力して、列車の墓場とウユニ駅前でごみ拾いイベントを開催した。
100袋以上のごみを拾い、少しは状況を改善することができた。
このごみ拾いイベントについては、ボリビアの全国紙El deber Boliviaにも取り上げ、ボリビア国内で話題になっている。
参考:【ウユニ塩湖環境改善プロジェクト】大晦日にウユニ市で30名の日本人旅行者と「ゴミ拾いイベント」を開催しました
しかし、ウユニ市周辺にはまだまだごみは落ちているので、環境を改善するためにはさらに回収しなければいけない。
さらにごみの回収方法を改善したり子供や市民に環境教育をして、「ごみ問題の根本的な原因」を解決しなければいけない。
(2)青年海外協力隊OBの合同チームで活動します!
ウユニ塩湖環境改善プロジェクトは、独立行政法人国際協力機構JICAの青年海外協力隊OBが中心となって行っているプロジェクトだ。
バイオトイレ建設については主にぼくが担当し、ごみ問題の改善には青年海外協力隊OBの玉置遼が取り組んでいる。
玉置とぼくは青年海外協力隊の同期で、派遣国は共に中米パナマ共和国だったので気心が知れた仲である。
玉置は青年海外協力隊の「環境教育隊員」という環境問題やごみ問題について教育を行う職種で、パナマでは小学校でごみ問題について啓発活動を行ったり、ごみ拾いイベントを開催し集めたごみを売ってリサイクルを促進する活動を行っていた。
青年海外協力隊の任期終了後には、東アフリカのケニア共和国の「JICA廃棄物管理プロジェクト」に開発コンサルタント企業のインターンとして参加し、開発途上国の廃棄物処理の経験を積んでいる。
現在、玉置は東洋大学大学院博士前期課程に所属し「開発途上国の廃棄物処理」について研究しており、まさに途上国のごみ問題の専門家である。
彼にウユニのごみ問題の改善を託している。
また玉置以外にも青年海外協力隊の現役隊員やOB、シニア海外ボランティアがたくさん協力してくれており、「JICAボランティアの合同チーム」として活動している。
そして、これまでの活動費は主に中南米旅行会社のオンリーワントラベルに支援して頂いていたが、ウユニ塩湖周辺の環境を改善するためにはより多くの資金が必要になったので、この度クラウドファンディングを利用することにした。
資金調達のためにクラウドファンディングという手段を選択した理由は、こちらの記事を読んで欲しい。
参考: 青年海外協力隊OBのぼくがREADYFORでクラウドファンディングに挑戦する3つの理由
(3)ウユニ市役所と協力しています!
このプロジェクトは日本人だけではなく、ウユニ市役所と協力しながら活動している。
主にウユニ市のごみ処理課の責任者であるマルセリーノ氏と相談しながら、プロジェクトの計画を立てて実行している。
ウユニ市にはリサイクル施設を持った最終処分場があるが、有効に使われていないのでなんとか一緒に改善したいと思っている。
環境にやさしいバイオトイレの建設については、すでにウユニ市の市長であるパトリシオ氏と合意済みで、一緒に建設することになっている。
トイレがない観光名所列車の墓場に第一号を建設し、普及の足掛かりにしたい。
2.30日間で「100万円」に挑戦します!
このプロジェクトは、30日間で100万円の募金を集めることに挑戦する。
(1)バイオトイレの建設費用
集まったお金は、バイオトイレの建設に使う。
バイオトイレとは富士山の山頂や屋久島にある環境にやさしいトイレで、人間の糞を肥料に変えることができるトイレだ。
すでにボリビアでも導入事例があるので、適正技術である。
このように糞と尿を分けて回収し、発酵促進剤を使って発酵を促進させ、人糞を無害化する。
この辺りの知識と技術は、農学の修士号を持ち、農業コンサルタントをしているぼくの出番。
支援して頂いたお金はバイオトイレの建設費に当てる予定だ。
(2)ごみ問題の改善費用
ごみ問題の改善のためにもお金が必要だ。
例えば、分別回収用のごみ箱をウユニ市やウユニ塩湖に設置したいと思っている。
他にも学校で子供を対象に啓発活動をしたり、二回目のごみ拾いイベントも開催したい。
ごみ問題の改善活動のためにも、募金で集まったお金を使わせて頂く。
(3)活動費用、リターン費用、手数料など
それ以外にも活動費用やリターンの購入費用、READYFORに支払う手数料などに使わせて頂く。
リターンはウユニ塩湖の塩グッズや少数民族のフェアトレード商品、絶景アルバムなどを予定している。
今回はざっと説明したのでまだまだわからないことが多いと思うが、クラウドファンディングの概要ページには一万文字近いボリュームで説明しているので、そちらを読んで欲しい(21日に公開予定)。
3.スタートダッシュのため「21日」に募金をお願いします!
「なぜ、21日に公開するのに今から説明しているのか?」と不思議に思っている人もいるだろう。
実は公開前にフライングして宣伝しているのには、とても重要な意味がある。
(1)クラウドファンディングの成功率はスタートダッシュで決まる!
フライングして宣伝しているのは「クラウドファンディングの成功率はスタートダッシュで決まる!」と言われているからだ。
クラウドファンディングで目標金額を達成するコツは、プロジェクトの公開直後に募金を集めることなのだそうだ。
最初から募金が集まっているプロジェクトにはさらに募金が集まり成功し、最初に集まっていないプロジェクトはその後も集まらずに失敗に終わることが多いそうだ。
そのため、クラウドファンディングではスタートダッシュが肝心といわれている。
(2)「21日」に募金をお願いします!
というわけで、ぼくたちのウユニ塩湖環境改善プロジェクトに募金してもいいと考えている人は、ぜひ公開初日の「21日」に募金してください!
22日や23日でもとても嬉しいですが、21日に募金して頂けると泣いて喜びます!
この記事だけではどんなプロジェクトなのかわからないので、募金する気にならない人も多いと思うが、そんな人はぜひ「21日」にプロジェクトの概要ページを見てほしい。
ウユニ塩湖周辺の問題とぼくたちの想いを読んで、それから募金するかどうかを判断して欲しい。
(3)閲覧数が多いとトップページに表示されるので、FacebookやTwitterでシェアしてくれると泣いて喜びます!
「応援したいけど募金するお金はない……」という人も、FacebookやTwitterでシェアしてくれるだけでもとても嬉しい。
閲覧回数が多いとトップページに掲載されるので、人目に付く回数が多くなるからだ。
ウユニ塩湖周辺の環境汚染について知ってもらいたいと感じる人も、ぜひSNSでシェアして欲しい。
まとめ
今回は「クラウドファンディングサイトREADYFORでプロジェクトに募金する方法」と、ぼくたちが公開する予定の「ウユニ塩湖環境改善プロジェクト」について説明した。
クラウドファンディングという新しいサービスのおかげで、やりたいことがある人が応援してくれる人と一緒になって挑戦できる世界になった。
ぼくたち青年海外協力隊OBの合同チームは、READYFORを使ってウユニ塩湖の環境を守ります。
スタートダッシュを決めるために、ぜひ「1月21日」に募金&SNSでシェアをよろしくお願いします!
READYFORでクラウドファンディング開始!
21日朝9時になったらREADYFORでプロジェクトが公開されます! 下のリンクをクリックしてぜひページをごらんください!!
↓ ↓ ↓
★世界一の絶景ウユニ塩湖の環境を守るためバイオトイレを作りたい
ウユニ塩湖の関連本
若者が旅をする文化を作る団体TABIPPOが作ったウユニ塩湖写真集。
TABIPPOが作成したウユニ塩湖のガイドブック。
人気映像アーティストの旅する鈴木さんが作成したウユニ塩湖の写真集。
ウユニ塩湖の絶景写真と名言集。
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