ケニア共和国の首都ナイロビにあるワニ園マンバビレッジへ行って来た。
今回はナイロビ国立公園でのサファリツアー、象の孤児院でのミルク飲み見学の後に行き、ビュッフェ方式のランチも食べてきた。
最初はワニの赤ちゃんを手に乗せて写真が撮れると聞かされていたが、今はそのようなサービスはなかった。
しかし、話が面白いガイドがワニ園の中を案内してくれ、ワニの正しい倒し方を教えてくれた。
この倒し方を、ぼくが尊敬する武井壮さんへぜひ伝えたい。
そして、ナイロビに来た観光客の皆さんには、ワニ園を訪問することをおすすめしたい。
そこで今回は、ナイロビにあるワニ園マンバビレッジとワニの正しい倒し方を紹介しよう。
ケニアの首都ナイロビの観光地ワニ園マンバビレッジ
ナイロビにある観光スポットマンバビレッジを紹介しよう。
1.ナイロビ国立公園、象の孤児院の次に行ったよ
ぼくはナイロビに住み仕事をしているので、休日にナイロビ観光をしてきた。
まずはナイロビ国立公園へ行き、ライオンやサイなど観察してサファリを楽しんだ。
参考:ケニアのナイロビ国立公園でサファリツアーに参加したのでライオンやサイ、キリンの写真を公開するよ
その後、ナイロビの象の孤児院へ行き、赤ちゃんゾウがミルクを飲む様子を見てきた。
参考:ナイロビの象の孤児院「シェルドリック動物孤児院」でミルクを飲む赤ちゃんゾウを見てきたよ
そして、その後にマンバビレッジへ行き、ワニを見てきた。
一日あればナイロビの動物満喫コースが満喫できる。
ナイロビを訪問した観光客には、キリンにエサやりができるジラフセンターもおすすめ。
参考:【ケニア観光】ナイロビのジラフセンターでキリンとディープキスしてきたよ
2.マンバビレッジMamba Villageの場所
ワニ園マンバビレッジは、ナイロビのカレン地区にある。
キリンのジラフセンターも、象の孤児院も同じくカレン地区にあるので、同じ日に順番に巡ると良いだろう。
ちなみにワニ園は、ナイロビ日本人学校のすぐお隣にある。
ナイロビの中心街からは車で20分ほどで、タクシーで行ける。
3.ワニ園の入園料金は1000Ksh
マンバビレッジの入園料は、大人一人1,000Ksh(およそ1,000円)。
窓口でチケットを購入してから入場しよう。
週末だったからかケニア人の家族連れでにぎわっていた。
ナイロビのワニ園Mamba Villageを遊び倒してきた
それでは、ナイロビのワニ園を観光した様子をお伝えしよう。
実はぼくは青年海外協力隊として2年間住んでいた中米パナマ共和国で、職場の農園にいたワニを捕まえたことがある。
なので、そこまでワニに恐怖心はないし、まぁまぁ好きな方だった。
参考:パナマ運河で捕獲された世界最大のワニ!ほど巨大じゃないけどワニを捕まえた
1.クロコダイルの子供を見学しよう
マンバビレッジへ入ったら、中にいたガイドが速攻で案内を始めた。
最後にはチップを渡さないといけないので有料ガイドだが、話が面白いしガイドのおかげで楽しめたので、ガイドに案内してもらうことをおすすめする。
まずはクロコダイルの子供がいる檻を観よう。
この日はサファリへ連れて行ってくれたガイドの「マンバビレッジへ行けば、ワニの赤ちゃんを手に乗せて写真が撮れるからね!」という甘い誘いに乗って、ぼくはワニ園へやってきた。
早く赤ちゃんワニの写真を撮りたいなぁと思いながら、檻へ近づいてみる。
いやいやいやいや、デカいやん!
全然、赤ちゃんワニじゃないじゃん!!
手に乗せるどころか、手を食われるじゃん!!!
ガイドが竹の棒でワニの体を突っつくと、「シャーーーーーーーーーーーー!」という声を出しながら口を開けて威嚇してくる。
子供なのにすでに迫力満点で、超怖い。
怖すぎて檻に近づけないし、ケニア人の子供は半泣き状態。
今は赤ちゃんワニがいないらしく、結局ワニを手に乗せることはできなかった。
2.陸ガメと記念撮影しよう
ワニゾーンを抜けると、陸ガメゾーンがあった。
ぼくは子供の頃はニホンイシガメとミドリガメを飼育するほどカメ好きだったので、けっこう嬉しかった。
ガイドから「陸ガメを持って記念撮影しろ」と言われたので、持ってみたがめちゃくちゃ重かった。
人生の大先輩をいきなり持ち上げてすみません。
ガイドが頭の上に、子供の陸ガメを乗せてきた。
貴重な陸ガメをこんな扱いをしていいのかわからないが、カメ好きにはたまらないシチュエーション。
3.巨大なクロコダイルを観察しよう
次は、大人のワニがいるゾーンへ。
このワニ園に居るワニは、クロコダイルだそう。
アリゲーターは口先が尖がっていて、クロコダイルは広い。
ワニの飼育場所はけっこう狭い。
熱帯樹木と池がある檻の中で、ワニがたくさん飼育されていた。
ワニは基本的には日向ぼっこしているので、ガイドが棒で突っついて怒らせないといけない。
ワニは昼寝していたのに攻撃されて迷惑そうだった。
肥満のおじさんが昼寝している光景にも見えてくる。
ただし、大人のワニは大人の人間よりも大きくて、すごく怖い。
ワニは3mくらいあって、肉食恐竜みたい。
鱗とか爪とか牙とか、攻撃力が高すぎる。
ガイドが棒で突っつくもんだから、ワニがトゲトゲの尻尾を振り回したり、「シャーーーーーーーーーー!」という声を出しながら牙を見せて怒っていた。
ぼくも棒でワニをつんつんさせてもらったが、くっそ怖くておしっこ漏らしそうだった。
こんなに怖いワニの卵がこちら。
鶏卵2個分くらいあって、サイズは大きい。
触ってみると、卵の殻に内側にある内膜が硬くて驚いた。
4.ダチョウにエサをあげよう
ワニを見飽きたら、屋外へ行こう。
アフリカ大陸をかたどった池の周りに、ダチョウやラクダが飼育されている。
まずは、ダチョウへエサやりをした。
このダチョウは羽の色が灰色なので、全部が雌だそう。
そこら辺に生えている雑草を近づけるとパクパク食べてくれる。
ぼくの母校の信州大学農学部ではダチョウの研究をしていたので学内でダチョウが飼育されていて、ぼくは雑草を食べさせていた。
アフリカに来てダチョウへエサを与えながら、大学時代を思い出していた。
5.ラクダに乗ろう
マンバビレッジにはラクダが飼育されているので、お金を払えばラクダに乗馬できる。
たまにナイロビ郊外で道をラクダとラクダ乗りが歩いているを見るので、意外と一般的なサービスなのかもしれない。
エジプトとか砂漠なら乗ってみたいけど、ケニアでは別に乗ってみたいと思わなかった。
6.レストランのビュッフェ方式のケニア料理ランチを食べよう
動物を見飽きたら、ご飯を食べよう。
マンバビレッジはレストランが併設されていて、ビュッフェ方式のランチを食べることができる。
お値段は一人1,500Ksh(1,500円)。
この日のメニューは、ケニア風プラフのピラウ、ケニア風マッシュポテトのムキモ、ケニア風サラダのカチュンバリ、ケニア風焼肉のニャマチョマなど。
ケニア料理がたくさんあり、どの料理も美味しかった。
屋外のテーブルで食事をとったのだが、野良猫が大量に集まって来て驚いた。
特に美味しかったのは、ニャマチョマと呼ばれるケニア風焼肉。
牛肉、ヤギ肉、鶏肉などを焼くらしいが、今回は鶏肉だけだった。
鶏肉がジュ―シューに焼けていて、付け合せのケニア風サラダのカチュンバリとの相性も良かった。
そして、ケニアビールのタスカーとの相性も抜群!
青空の下で飲むビールは最高。
クロコダイルの正しい倒し方を武井壮さんへ伝えたい
ぼくは大学院生時代から武井壮さんが大好きで、尊敬している。
参考:2020年東京オリンピックに向けて、インバウンドのため長野県で外国人向けホテル・ゲストハウスを開業
参考:武井壮の走力なら長野駅から10秒54で到着する味噌ラーメン専門店みそ家の味噌ラーメンはたっぷり野菜とプリプリ麺でおすすめ!
そんな武井壮さんはワニの倒し方について、「口を開ける力が弱いから口に輪ゴムをはめて、鼻を指で押さえて窒息させる」と言っている。
果たして、そんな方法でワニは倒せるのか?
ケニアのワニ園でガイドをしている彼に「ワニを倒す方法を教えてくれ!」と質問してみたら面白い話を聞けたので、ぜひ武井壮さんへも伝えたい。
1.尻尾と同じサイドに立たないと死ぬから気を付けて!
まずワニの武器は牙だけでなく、実は尻尾が危険らしい。
ワニは威嚇する時に尻尾を片側へ寄せて、敵が近づくとこのトゲトゲした尻尾を反対側へ高速で振って、敵を攻撃する。
なので、ワニが尻尾を右側に寄せたらこちらも体を右側に移動させ、尻尾を左側に寄せたらこちらも左側に移動させないと危険だそうだ。
とりあえず、尻尾の動きに合わせて移動すれば、尻尾の攻撃は避けられるらしい。
2.口を開けて威嚇を始めたら、眉間を撫でると大人しくなるよ!
ワニは威嚇する時には、口を開けて「シャーーーーーー」と声を出しながら牙を見せてくる。
この状態になると臨戦態勢で、いつでも噛みつける状態になる。
こんな時は超危険なので近寄ってはいけない。
ワニが口を開けて威嚇する姿勢を取ったら、目と目の間にある眉間エリアを棒で撫でると一気に大人しくなる。
ワニはここが急所なので、ここを触られると威嚇をやめるそうだ。
実際に棒でここを撫でてみると、驚くほど簡単にワニが大人しくなった!
3.眉間には頭蓋骨に穴が開いているので、そこに鋭利な棒を突き刺すと殺せるよ!
じゃあ、どうやったらワニを倒せるのか?
ワニの皮膚は硬い鱗に覆われているので、通常の攻撃は効かない。
しかし、ワニにはたった一か所だけ皮膚が弱い急所がある。
それは、眉間!
ワニの頭蓋骨を見てみると、眉間には穴が開いている。
「ワニを殺したい場合には、この眉間の穴に鋭利な棒を突き刺すしかない」とガイドは語ってくれた。
この穴に棒をグサッと刺せば、脳まで貫通できるそうだ。
4.武井壮さん、ワニの正しい倒し方はコレですよ!
ぼくの尊敬する武井壮さんへ。
ワニの倒し方は輪ゴムで口を縛ってから、鼻を押さえることではない。
ワニの正しい倒し方は、尻尾の位置に合わせて体を移動させて尻尾攻撃を回避し、眉間を棒で撫でて大人しくさせ、威嚇をやめたら眉間の穴を目がけて棒を脳まで突き刺すことだ。
武井壮さんのために、これからも動物の正しい倒し方を調査したい。
【追記】YouTubeにケニアの動画をアップしました。
ケニアのマサイマラ国立公園とナイロビ国立公園で撮影した動画と、マサイ族の村にホームステイしたときの動画をYouTubeにアップしました。
赤ちゃんライオンや赤ちゃんゾウ、マサイ族の青年からマサイ語を習っている様子もあるので、ぜひ見てみてください!
チャンネル登録もよろしくね〜!
ナイロビのマンバビレッジ情報まとめ
今回はナイロビのワニ園マンバビレッジを紹介した。
マンバビレッジはナイロビのカレン地区にあり、ナイロビ国立公園やジラフセンター、象の孤児院から近いので観光しやすい。
ワニ園ではワニの生態について勉強できるし、陸ガメやダチョウ、ラクダもいる。
レストランではケニア料理が食べられるし、家族連れでも十分楽しめると思う。
ナイロビを訪問した観光客の皆さんへ、他の観光スポットと合わせて訪問することをおすすめしたい。
【追記】アフリカ旅行でのお金の持ち歩き方
アフリカへ行きたい人、アフリカへ旅行する予定がある人へ。
アフリカ4カ国に8ヶ月間滞在した私の経験から、安全なお金の持ち歩き方をまとめました。
ぜひ読んでみてください!
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