長野駅のゆるキャラコインロッカー
最近リニューアルした長野市の長野駅には、2種類のゆるキャラコインロッカーなるものがある。
名前の通りゆるキャラが描かれたコインロッカーで、あまりの可愛さゆえに、荷物を預ける必要がなくてもついついコインロッカーを使ってしまうほどだ。
そこで今回はゆるキャラコインロッカーの使い方を紹介しよう。
2種類のゆるキャラコインロッカー
長野駅のゆるキャラコインロッカーには、ふたつの種類が存在する。
リニューアルした長野駅の様子は、こちらの記事を読んで欲しい。
参考:一年三ヶ月ぶりに長野駅に行ったらイメチェンしすぎてて、浦島太郎気分を味わえた!
1.長野駅東口の市町村別ゆるキャラコインロッカー
まずは長野駅の東口にある「市町村別ゆるキャラコインロッカー」を紹介しよう。
東口の出口の手前に、コインロッカーコーナーがある。
ここには「長野県77市町村公式ご当地キャラ大集合!!」と書かれており、長野県中のご当地キャラがコインロッカーの扉に描かれている。
扉を見てみると、ひとつのコインロッカーにひとつのキャラが描かれていた。
おぶせの「おぶせくりちゃん・おぶせまろんちゃん」は知っているが、他は全然見たことがないキャラが多かった。
君たち、誰やねん!
ねずみ大根のキャラ「ねずこん」だけは知っていた。
大型コインロッカーもあったので、長距離旅行者にも優しい。
こんなポストカードもあった。
コインロッカーを使ってみた
せっかくなので、コインロッカーを使ってみることにした。
77キャラの中からぼくが選んだのは、伊那市のイーナちゃん!
大学時代に伊那市にはお世話になったからだ。
コインロッカーを開けてみると、大容量で驚いた。
大きなバックパックでも収まりきるだろう。
荷物を入れたらレバーを下におろす。
すると、タッチパネルで操作するようにアナウンスが流れるので、指示通りに操作する。
「小銭がない!」とパニックに陥ったが、コインロッカールームには両替機が備え付けられていた。
日本人の「利用者の行動の先を見通す能力」に驚いた。
パナマ人だったら、絶対にここに両替機を置こうとは思わない。
お金を入れると、お荷物取り出し券が発行された。
これがコインロッカーを開ける鍵になるので、無くしてはいけない。
荷物を取り出すときには、QRコードを読み取り機器にかざせばOKだ。
ゆるキャラコインロッカーは外国人対応
コインロッカーには、中国語と英語で使い方の説明が書いてあった。
長野市では、外国人旅行者への対応が進んでいるようだ。
ただし、これがわかりやすい英語なのかはネイティブスピーカーに聞いてみないとわからない。
2.長野駅西口の中沢デザイナー作成ウラキャラコインロッカー
長野駅の西口1階には、もうひとつのゆるキャラコインロッカーがあった。
こちらのゆるキャラはあまり有名ではないが、どこかで見たことがある気がするが、どこで見たのかは思い出せない……
コインロッカーに貼ってあったポスターには、「しんしゅうウラキャラ大集合!!」と書かれている。
どこかで見覚えがあるぞ!?
よく見てみると、「©中沢デザイン事務所」の表記が!!
このコインロッカーは、ぼくが学生時代にプロデュースした「手ぬぐいリンゴジュース」の、信州伊那谷手ぬぐいをデザインしてくださった中沢デザイナーの作品だったのだ。
参考:信州大学の大学院生が手ぬぐいリンゴジュース・伊那谷ギフトをプロデュースした3つの理由
こちらも西口のコインロッカーと同じように、ひとつひとつのコインロッカーにウラキャラのシールが貼られている。
中沢デザイナーのセンスが光るキャラたちが満載だ。
市町村公認のゆるキャラだけでなく、中沢デザイナーのウラキャラコインロッカーもぜひ使ってみてほしい。
まとめ
リニューアルした長野駅には、2つのゆるキャラコインロッカーがあった。
市町村公認のゆるキャラだけでなく、中沢デザイナーのウラキャラコインロッカーもぜひ使ってみてほしい!