マネパカードは、クレジットカードとほぼ同じように使えるプリペイドカードです。
クレカよりも安全でお得に使えるので、使い始める人が増えています。
しかし、プリペイドカードの使い方は意外と知られていませんよね。
マネパカードの悩み・はじめてのプリペイドカードなので使い方がわからない
・マネパカードでATMからお金を引き出す方法が知りたい
・マネパカードでお店でカード払いするやり方を知りたい
そこで今回は、マネパカードの使い方を解説します。
海外のATMで現地通貨を引き出せたり、お店でカード払いができるので便利ですよ。
マネパカードとは？
そもそも、マネパカードとは、プリペイドカードです。
プリペイドカードは、クレジットカードとほぼ同じように使えます。
プリペイドカードとクレカとの違いは、この五点です。
クレカとの違い①事前にチャージする必要がある
②事前に両替する必要がある
③支払いは即時に行われる
④チャージした金額以上は使えない
⑤審査がない
クレカよりも安全でお得
マネパカードを使った方が、クレジットカードよりも安全でお得です。
なので、最近では海外旅行用カードとして人気です。
なぜかというと、海外旅行中にクレジットカードを使うと、スキミングなどのリスクもありますからね。
実際に私も南アフリカを旅行中に、スキミング被害に遭ってしまいました。
それ以来、海外でクレジットカードを使うのが怖くなりました。
そこでリスクを減らすために、スキミングが多い地域ではマネパカードを使うようになりました。
スキミング被害の体験談をこちらの記事にまとめたので、ぜひ読んでみてください。
海外旅行におすすめのクレカとマネパカードについては、こちらの記事を読んでみてください。
マネパカードの利用には事前に入金と両替、チャージが必須
マネパカードの利用には、事前に入金と両替、チャージが必要です。
もちろん、すべてのステップがウェブサイト上でできます。
少し面倒に感じますが、やってみると意外と簡単です。
マネパカードの3ステップ①マネパカードの口座に入金する
②日本円を現地通貨に両替する
③両替した通貨をチャージする
詳しいやり方はこちらの記事で解説しています。
ぜひ読んでみてください。
海外のATMで現地通貨を引き出す方法
ここからは、海外で現地通貨をATMから引き出す方法を紹介しますね。
海外旅行中は現金をあまりたくさん持ち歩きたくないですよね。
なので、現地のATMを利用してこまめに引き出すのがおすすめです。
マネパカードはクレジットカードよりもリスクが小さい
もちろんATMを使うと、スキミングのリスクもあります。
しかし、クレジットカードよりもマネパカードの方がそのリスクは小さくできます。
なぜかというと、マネパカードはチャージした金額以上は引き出せないからです。
例えば、5,000円だけチャージしておけば、5,000円以上の被害は起きません。
しかし、クレジットカードのスキミングや盗難の場合には、その被害額は数十万円になることが多いです。
実際に私も、南アフリカを旅行中にクレジットカードがスキミングされ、80万円の不正引き出しをされそうになりました。
なので、スキミングやスリが多い地域ではマネパカードを使って現地通貨を引き出すのがおすすめです。
マネパカードはMasterCardのマークがあるATMで使える
マネパカードはMasterCardのマークがついているATMで使えます。
なので、まずはATMにMasterCardのマークがついているか確認しましょう。
といっても、最近のATMはほとんどMasterCardに対応しています。
マネパカードをATMに挿入する
MasterCardに対応しているATMを見つけたら、マネパカードを挿入します。
カードを入れる前にスキミングの機械が隠されていないか、観察してくださいね。
カードを入れたら、あとは機械の指示に従えばOKです。
クレジットカードでキャッシングをする場合と同じように現金が引き出せます。
海外のATMで現地通貨を引き出す手順
海外のATMで現地通貨を引き出す手順を、こちらの動画で解説しています。
動画でカードを入れる場面から、画面の操作をすべて説明しています。
この動画を見れば、はじめての人でも海外でATMが使えるようになるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
事前に入金、両替、チャージをしないと引き出せない
ただし、マネパカードに事前に入金、両替、チャージをしないと引き出せません。
なので、海外旅行に行く前にマネパカードのウェブサイトで手続きを済ませておきましょう。
逆いうと、チャージをしなければ他人に不正に引き出されることがないので、安全です。
2,000ケニアシリングを引き出した
ケニアでマネパカードを使って、2,000ケニアシリングを引き出しました。
このマネパカードには、事前に45ドルのアメリカドルがチャージしてありました。
アメリカドルを使えば、世界中のどんな通貨でもATMから引き出せます。
マネパカードはATMの利用料がかかる
ただし、ATMの利用料がかかります。
なので、実際に引き落とされる金額は、2,480ケニアシリングでした。
クレジットカードでもATM利用料がかかる
クレジットカードを使ってキャッシングをしても、この利用料は同様にかかります。
ただし、ATMによっては利用が無料だったり、金額が違います。
例えば、楽天プレミアムカードで10,000ケニアシリングをキャッシングしました。
すると、実際には10,480ケニアシリングが引き落とされました。
ATMの利用明細票
ATMの利用明細票ももらえます。
ATMで引き出しをした瞬間にメールが届いて安心
マネパカードでは、ATMで引き出しをした瞬間にメールが届きます。
ケニアと日本には時差が6時間あるので、22時56分になっています。
しかし、スマホの時計は16時57分を指しています。
このメールのおかげで、自分が利用した時間と金額がすぐにわかって安心できます。
もし他人に不正に引き出されることが起きても、その瞬間に気がつけます。
ATM手数料が2ドルかかる
2,480ケニアシリングの引き出しは、27.05ドル（2,725ケニアシリング）でした。
なぜかというと、ATM手数料が別途2ドル分かかるからです。
マネパカードは安全に使えますが、その分、少し手数料がかかってしまいます。
海外のお店でカード払いをするやり方
次に、海外のお店でマネパカードで支払いをする方法を説明しますね。
海外でも田舎の村に行かない限り、カード決済ができることが多いです。
ただし、マネパカードはMasterCardに対応しているお店でないと使えません。
といっても、MasterCardに対応しているお店がほとんどなので、実際にはマネパカードはどこでも使えます。
このような読み取り機があれば、そこにマネパカードを差し込むと使えます。
マネパカードは、読み取り機の溝に通すことでも使えます。
実際にマネパカードでカード払いしてみた
実際にマネパカードでカード払いをしてみました。
買い物をした場所は、UAEのアブダビ空港の売店です。
飛行機の乗り継ぎのためにアブダビ空港に立ち寄りましたが、ミネラルウォーターを買いたくなりました。
UAEの通貨はUAEディルハムです（1ディルハム≒30円）。
しかし、乗り継ぎの空港でわざわざ現地通貨を引き出したり、両替するのは馬鹿らしいですよね。
そこで、マネパカードのカード払いで決済をすることにしました。
マネパカードで決済する方法
売店の店員さんにミネラルウォーターを渡して値段を確認します。
そして、「カードで払いたい」と伝えます。
英語なら「I’ll pay by credit card.」でOKです。
次に、マネパカードを読み取り機に通します。
そして、4桁の暗証番号を入力します。
この暗証番号はマネパカードに申し込むときに、自分で4桁の番号を決められます。
これでカード払いが完了。
こちらが実際に私がマネパカードで支払ったレシートです。
そして、これがマネパカードで購入したミネラルウォーターです。
乗り継ぎの空港でさくっと買い物ができました。
カード払いした瞬間に利用情報が届く
そして、こちらがメールで届いた利用情報です。
アメリカドルで0.88ドルを支払いました。
カード払いでも利用した瞬間にメールが届くので、安心ですね。
もし他人に不正利用された場合でも、その瞬間にわかります。
マネパカードでATMで現地通貨を引き出す方法とカード払いするやり方まとめ
今回はマネパカードで海外のATMで現地通貨を引き出す方法と、カード払いするやり方を解説しました。
マネパカードはクレジットカードと同じように海外でも使えて便利です。
しかも、チャージした分しか使えないのでスキミングや盗難の被害を最小に抑えられます。
また、ATMから現金を引き出したりカード決済をすると、その瞬間にメールを送ってくれるので安心です。
もし他人に不正に利用されても、すぐに気がつけるので素早い対応ができます。
ぜひマネパカードを使って、安全な海外旅行をしてくださいね。
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