2016年8月26日に公開された新海誠監督の長編アニメーション映画「君の名は。」を観た。
しかも映画館で2回観て小説版まで読み、こんなに映画にハマったのは初めてだ。
君の名は。は大ヒットしているので観た人も多いだろう。
みなさんはどのような感想を持っただろうか?
せっかくなので、ぼくの感想を書き残そうと思う。
大ヒット映画「君の名は。」
君の名は。は新海誠監督の長編アニメーション映画。
2016年8月26日に公開されてすぐに人気に火がつき、今では聖地巡礼が行われるなど社会現象にもなっている。
興行収入は100億円を突破し、宮﨑駿監督以来二人目だそう。
とにかく大ヒットしている。
RADWIMPSが楽曲提供
君の名は。にはRADWIMPSが楽曲を提供しており、もはやRADWIMPSの映画みたいな感じ。
映画の中の重要なシーンではRADWIMPSの曲が流れ、その世界観をより強く表現している。
RADWIMPSのCDも大ヒットしているらしい。
絶景写真の連続でできている映像
最近カメラにハマっているぼくが観ていて感じたのは、映像が絶景写真の連続でできていること。
写真好きが撮りそうな「構図」が多かったし、光の濃淡も写真っぽい仕上がり。
小説版「君の名は。」
君の名は。の映画を観てから、これは小説版も読みたいと思った。
なぜかというと映画だけではすべての謎が判明していなかったから。
Kindle本があったのですぐに買ってみ読んでみた。
95%くらいは映画と同じ内容だが、映画では描写されていない登場人物の心境などが書かれていた。
しかし、小説版でも謎に感じた部分は説明されていなかった。
地方と東京の若者の対比
君の名は。では地方と東京に住む若者の対比が描かれている。
ぼくは長野県飯田市出身で25年間長野県に住んでいたので、地方側の若者だ。
最近は海外で働いているが東京に住んだことはないので、東京の人間ではない。
ぼくは地元に帰って来てから「地方の濃すぎる人間関係」が嫌になったので、主人公の三葉に共感した。
逆に東京の人はこの映画を観てどう感じたのか、聞いてみたい。
町長(父親)を説得した方法(仮説)
主人公の三葉が町長である父親を説得するシーンがある。
最終的に説得に成功したことはわかるのだが、どのように説得したのかは謎である。
ぼくはそこが気になっていた。
なぜかというと、町長の説得に一度失敗しているし、成功しそうもないからだ。
そこでぼくは一つの仮説を立てた。
「もしかして、町長も若い頃に二葉(三葉の母親)と入れ替わっていたのでは?」
そのため、三葉の入れ替わりと未来を知っている話を信用したのでは。
真相は知らんけど。
長野県の諏訪湖がモデル
映画の舞台は岐阜県だが、糸守湖のモデルは長野県諏訪市の諏訪湖らしい。
諏訪湖は隕石でできた湖ではないけど、湖と周辺の町並みはとても似ている。
なので糸森町っぽい雰囲気を見たい人は、ぜひ諏訪湖に行ってみてほしい。
諏訪大社や酒蔵があるし、うなぎが美味しいし、楽しいよ。
小学生と一緒に観た親子の様子
2回目に君の名は。を見た時には、映画館に小学生連れの親子がたくさんいた。
映画が始まる前のぼくは「小学生でもこの映画を理解できるのか? 楽しめるのか?」と心配だった。
しかし、映画が終わって帰る時には「最後に二人が出逢えてよかったね」と子供が感想を言っていて、楽しめたようで安心した。
でもぼくの隣に座っていたお母さんは映画が上映している中盤から号泣していたので、子供よりもお母さんの方が楽しんでいたのは間違いない。
この映画は20代後半から30代くらいの人にピッタリじゃないかな。
まとめ
今回は映画君の名は。を読んだ感想をお伝えした。
生まれて初めて同じ映画を映画館で2回観て、素晴らしい映画だと思った。
小説版は映画とほぼ同じ内容だけど、映画では語られていない主人公の感情が描かれているのでおすすめ。