長野県伊那市の第三回JR飯田線駅利活用ワークショップ
第三回JR飯田線駅利活用ワークショップに参加しました。
◆第一回の様子はコチラ → JR飯田線の駅にたむろっている君へ。
◆第二回の様子はコチラ → 告白は三回目のワークショップで。
ワークショップの参加者
今回は大学生の人数が増え、総人数も過去最大でした。
前回までの目的は「自由におしゃべりを楽しむ」でしたが、今回の目的は「アイデアを生み出すこと」。
まずは事例として、伊豆市の「9izu」の紹介がありました。
詳しくはコチラ → 伊豆市若者交流施設9izu
起業家支援という点が、この前見たTEDのザンビアの話と似てるな~と思いました。
伊那市ワークショップのテーマ
今回のワークショップのテーマは、
『若者とまちがつながって何したい?何ができる?』
今回のワークショップの流れは、【①ブレスト→②アイデアのカテゴリー分け&アイデアを1個選択→③アイデアの企画書作り】 でした。
事業アイデアを出そう!
一回目のおしゃべりタイムでは、「一人2個以上の事業アイデアを出そう!」ということで、グループ毎にアイデアを出し合いました。
<僕のグループで出た事業アイデア>
・鹿ハンターツアー
・農産物加工所
・観光ガイド
・伊那谷地酒BAR
・駅ゲストハウス
・農業高校&信州大農学部の直売所
・電車を使ったイベント
カテゴリー分けと選択
二回目は席替えをしてからしたことは、「カテゴリー分けとアイデアを1個に絞ること」。
僕のグループでは、「イベント開催系のマルシェトレイン」に決まりました。
そして、各班決まったアイデアの発表を行い、自分が気に入ったアイデアのグループに移動することになりました。
僕は「ゆる~いコミュニティ空間作り」のグループへ。
企画書作り
3回目は、アイデアの【5W1H】を決め、企画書を作りました。
最初は「ゆる~いコミュニティ空間作り」としか決まっていませんでしたが、
最後には企画書が完成しました。
<僕のグループの企画書>
◆名称:「寄ってかし、ENGAWA」
◆どこで?:伊那北駅
◆何を?:囲炉裏がついた縁側を
◆いつ?:4月から一年中
◆誰と?:伊那市長と学生
◆なぜ?:世代間を越えた意見交換の場を作るため
◆どうやって?:駅に縁側を作る
全体に企画書の発表
そして、各グループごとに完成した企画書の発表を行いました。
全9グループの熱い発表がとにかく面白かった!!
例えば、
★駅ナカBBQをやります!コイン式のコンロと野菜の直売所と肉屋を併設します。
★マルシェトレインで名物を売ります!線路さえあれば、九州まで行きます。
★伊那谷美女コンテストをします!この場所で撮ると美女に写ります。
などなど。どのグループの発表も面白かった!!
おそらく過去三回のワークショップ最大の盛り上がりだったでしょう。
ワークショップ終了
そして閉会へ。
いつもなら次回のワークショップの日程が連絡されますが、今回は次回のワークショップの開催日の発表はなく「とりあえずアイデアを市役所で検討します」という言葉だけが。。。
そして最後には「伊那谷デザイン会議の人、よろしくー!」という言葉もありましたが、ほとんどの参加者は全くなんの話か理解できず、疑問に思ったまま帰宅したでしょう。
そして、このまま市役所にアイデアを伝えただけでは、これからも何も変わらない気がします。
高校生が希望の光
ただし、参加していた高校生の
「週末だけでも俺らで、カフェ開いてみたいんすよね~」
という一言が希望の光だと思います。
たぶん同じように「自分で何かやってみたい!」と思っている人はいるはず。
あとはその人たちが’想い’を’行動’に移せるように、まずは伊豆市の9izuのようにサポート体制を整えるべきなのでは。
おしまい。