2017年10月24日、フォトグラファーの保井崇志さんのオフィスを訪ね、浜町MTGに参加してきた。
浜町MTGとは、保井さんが運営するnote有料マガジン『写真家の日記』の読者特典で、保井さんと会って一時間ほどお話ができる機会。
ぼくは数カ月前からこのマガジンを購読していて、せっかくのチャンスなので申し込むことにした。
そして、MTGではもう一人の読者さんを混じえて、三人で一時間ほど話をさせてもらった。
今回はこのMTGでどんなことを感じて、考え始めたのか書き残したい。
noteマガジン『写真家の日記』の浜町MTG
MTGの感想の前に、まずはさらっと今回のMTGの概要を説明しよう。
フォトグラファー保井崇志さん
↑保井さんのお写真
noteで『写真家の日記』というマガジンを発行しているのが、フォトグラファーの保井崇志さん(@_tuck4)。
保井さんは、Instagramのフォローワー数が15万人超えというすごい人。
こちらが保井さんのホームページ。
SNSでの実績をきっかけにしてフォトグラファーとして独立された経歴に興味が湧き、過去に保井さんが登壇されたイベントに二回参加していた。
参考:「Instagramはフォロワーとのラリー」人気フォトグラファー濱田英明×保井崇志トークライブ
参考:ラブグラフ・トーク駒下純兵×保井崇志でフォトグラファーのInstagram,note,VALU活用術を聞いてきた
noteマガジン写真家の日記
そんな保井さんが運営されているnoteマガジンが、こちらの『写真家の日記』。
月額500円で月に10本の記事が読める。
フォトグラファーの仕事の様子や、保井さんが考えていることなどを共有してもらえるので、すごく勉強になる。
読者特典の浜町MTG
この『写真家の日記』の読者特典として、保井さんのオフィスが入っている浜町の施設でミーティングが開催された。
時間は一時間ほどで、もう一人の読者さんと三名でお話をした。
マサイ族ネタはアイスブレイクに最強
保井さんは以前ぼくが書いたイベントレポを読んでくださり、マサイ族の村にホームステイした記事も読んでくれていた。
おかげで自己紹介の時間がほとんど必要なくて良かった。
マサイ族ネタはアイスブレイクに最強なので、人生に一度はマサイ族ホームステイをおすすめしたい。
マサイ族には客が家に宿泊する時に妻とSEXさせるおもてなしの習慣があるので、昨夜ベッドに入ってから「どうしよう……おもてなしを断っていいのか、SEXするべきなのか。いつ奥さんは夜這いに来るのだろう!?」と一人でドキドキしながら寝ないで待っていたら朝を迎えたアカウントがこちらです。
— 宮﨑大輔🍓📸 (@JIBURl) 2016年8月2日
世界中最強の戦士マサイ族は気分をスッキリさせたい時に「ライオンのうんこを乾燥させた粉を鼻から吸う」って話、もう話したっけ? マサイ族の村にホームステイしていた時に試してみたら鼻の奥がピリピリして目が覚めたよ。マサイ族はライオンのうんこを「タバコ一本どう?」みたいな感じで吸ってる。 pic.twitter.com/6tpDiIagSx
— 宮﨑大輔🍓📸 (@JIBURl) 2016年10月14日
浜町MTGのあとにノートに記したこと
ここからは、浜町MTGのあとにノートに記したことを紹介しよう。
保井さんともう一人の読者の方の話を聞いて、インプットしたい情報が多すぎたので、頭の中を整理するためにノートに書いたのだ。
MTGで印象的だった言葉
(字が汚いし具体的なことが書いてあるのでメモはぼかします)
MTGの中で印象に残っている言葉はこちら。
・自分で企画を考える
・フォトグラファーのランチェスター戦略
・リアルな拠点を持つ強み
・フォローワーの数と質
・Instagramの変化
・Twitterの拡散力
「自分で企画を考える」
特に一番印象に残っていることは、「企画を考えること」について。
以前から保井さんは、同じような考えをマガジンやイベントでも発信されていたと思う。
例えば、「自分をどうプロデュースするか、どこの業界を狙うか、どこのポジションが空いているのか?」を考えること。
・じぶんがそのテーマを面白いと思うか、の「一人称」
・友だちなど、顔の思い浮かぶ人がそのテーマを面白いと思うか、の「二人称」
・メディアやクライアントがそのテーマを面白いと思うか、の「三人称」
この「二人称」までクリアする人は多いと思います。でもそれだけだと内輪の評価で終わります。そこから大きく飛躍するにはこの「三人称」までリーチすること。
周りがどんどん長期契約で写真を撮るようになって嬉しい。単発で芸能人撮るより何倍も価値のあること。長期契約のためには写真の腕だけでなく、発信力、企画力、あと企業に提案できる道筋など総合的な力量が問われる。ここを突破できるフォトグラファーは今後も強い。
— 保井崇志 (@_tuck4) 2017年6月29日
こちらの記事で紹介していただいて感謝なのですが、じぶんも表現が足りてなかったので補足します。サービスを必要とする個人を「x軸」、提供できるじぶん自身を「y軸」とします。このx軸とy軸で完結するようでは、ビジネスは伸びていきません。https://t.co/To1gaOIj4T
— 保井崇志 (@_tuck4) 2017年9月1日
そこにz軸を加えるのが本当の仕事です。z軸は企業、地域、業界などなど。
「対企業案件を獲得する」というのは、x軸とy軸に「z軸」を加えていきましょうという考え方のことをいいます。、z軸が加わることでビジネスが立体的になるからです。
— 保井崇志 (@_tuck4) 2017年9月1日
じぶんが見てきた仕事の出来る人は、x軸、y軸、z軸の三方良しを実現できるような人です。じぶんもそうなりたいと思って日々頑張っているわけです。みんなも頑張ろう。
— 保井崇志 (@_tuck4) 2017年9月1日
補足いただきありがとうございます。
「ビジネスに立体的にする」
とてもイメージしやすい考え方でした。
(図解メモ👇)さっそくZ軸を意識して動いていくことにします。 pic.twitter.com/OvR8Py4B8U
— 岡崎さとし(さとし』) (@insidesatoshi) 2017年9月1日
自分がすべきこと、取り入れるべきことは?
では、ぼくの場合には何をすべきなのか、何を取り入れるべきなのか、考えてみた。
自分がどんなことが得意なのか、どんな経験を積んだのか、どんなツイートがウケているか(何を期待されてるか)、ザザっと書き出す。
次に、Instagramで自分の写真を見返してみる。
最後に、考えをまとめてノートに書いてみた。
・自分にどんな「サブタイトル」を付けるか
・それをどんな「方法」で伝えるか
・参考になる「ロールモデル」はいるか
ちょうど、11月1日からヨーロッパへ行き三ヶ月間は写真に没頭できるので、この機会に今回考えた企画を実行したいと思う。
まとめ
フォトグラファー保井崇志さんの浜町MTGに参加した。
お話を聞けたこともインプットとして良かったが、その情報を自分の頭で考えてノートにアウトプットできて良かったと思う。
あとは、今回考えたことを実践しながらPDCAサイクルを回していきたい。
これからも浜町MTGの募集は続けるそうなので、興味がある人はぜひ保井崇志さんのマガジン『写真家の日記』を購読してみましょう!