初心者向けの一眼レフカメラはニコンかキヤノンの入門機がおすすめ

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カメラとレンズ

目次

一眼レフカメラ初心者だったぼくが実践した選び方

この世界には2種類の人間しかいない。

カメラ好きと、一般人だ。

ぼくは2年前まで「一眼レフってなにそれ?」状態の一般人だったが、思い切ってNikonの一眼レフカメラを買ったことにより、すっかりカメラ好きになってしまった。

2年前のぼくは一眼レフカメラのことも交換レンズのことも全然詳しくなかったが、最近では友人に聞いたりネットで調べたり、カメラ雑誌を読んで必死に勉強して、カメラ初心者の人にアドバイスできる程度にはなった。

そこで今回は、「カメラってかっこいいなー、始めてみたいなー、でも一眼レフとかよくわかんないなー」という人向けに、初心者が買うべき一眼レフをご紹介しよう。

【追記】

最後に、最近使っているミラーレスカメラの紹介動画も貼っておくので、ぜひ見てほしい。

 

 

一眼レフカメラとは?

そもそも、一眼レフカメラとは何か?

1.一眼レフカメラの基礎知識

一眼レフカメラと、普通のデジカメの違いは何だろうか?

Wikipediaの解説をわかりやすくいうと、一眼レフカメラは見たままの姿を写真に撮れるカメラである。

一眼レフカメラ(いちがんレフカメラ、英:Single-lens reflex camera 、SLR)とはスチルカメラの構造による分類のひとつで、撮影に使用するレンズと撮像面(フィルムもしくは固体撮像素子)の間に鏡を置き、実際に撮影されるイメージを光学ファインダーで確認することができるものをいう。 撮影用の光学系とファインダー用の光学系が一系統であるため(一眼)、ファインダーから見える像が撮影される写真の像と一致する。

引用元:Wikipedia

 

ただし、一眼レフの構造は使っているうちにわかってくるので、最初はそんなに気にしなくてよい。

また、最近では「ミラーレス一眼」というコンパクトなカメラも人気だが、ぼくの意見としてはミラーレス一眼を買うなら一眼レフカメラを買った方がいいと思っている。

 

一眼レフカメラNikonD5100

 

 

2.一眼レフカメラの特徴

カメラ初心者にとって大切なコトは、一眼レフの構造よりもそのメリットなので、次に一眼レフの特徴を紹介しよう。

(1)写真が綺麗に撮れる

まずはなんといっても、写真が綺麗に撮影できること。

最近のコンパクトデジカメやミラーレス一眼も綺麗な写真が撮影できるが、一眼レフはその上をいく写真が撮れる。

写真の腕はカメラマンの技術も関係しているが、なんといっても機材の違いがそのまま写真のクオリティに反映されるので、いいカメラを買えばいい写真が撮れるのだ。

 

蓮の花

 

(2)レンズを交換することでいろんなシチュエーションで使える

コンパクトデジカメにはないメリットとして、一眼レフではレンズを交換することでいろんなシチュエーションで、いろんなタイプの写真を撮影できる。

ミラーレス一眼もレンズ交換は可能だが、種類が少ないし機種のクオリティが違うので、一眼レフをおすすめする。

 

横から見たレンズ

 

 

(3)設定を変えることで自由な表現ができる

一眼レフは普通のカメラよりも、複雑な設定が可能なので自由な表現をすることができる。

背景をぼかすこともできるし、星空を撮影することもできるし、運動している子供を撮影することもできる。

 

街並みを撮影するカメラマン

 

 

3.一眼レフカメラの国内メーカー

日本には一眼レフカメラのメーカーがいくつもあり、世界トップレベルのカメラを輩出している。

(1)Canon キヤノン

まずは業界トップシェアのCanon。

キヤノンは映像機器メーカーなのでカメラのクオリティに定評があり、「特に人物撮影に向いている」と言われている。

 

(2)Nikon ニコン

業界2位はNikon。

もとは軍用光学兵器メーカーなので、丈夫なカメラ作りに定評があり、「特に風景写真に向いている」と言われている。

 

(3)ソニー・オリンパス・ペンタックス

CanonとNikon以外にも、ソニーやオリンパス、ペンタックスといったメーカーが一眼レフカメラを販売している。

どのメーカーも特徴あるカメラを作っているが玄人向けのメーカーなので、初心者にはおすすめしない。 

なぜかというと、CanonとNikonのカメラ向けのレンズやグッズの数は多いが、それ以外のメーカーは少ないから。

スマホで例えると、CanonとNikonはiPhoneみたいな存在なので、いろんな関連グッズが販売されている。

なので、最初の一台はCanonやNikonにしよう。

 

Dallas BBQ Times Squareの食事

 

4.写真撮影に必要な道具

ここからはカメラの機材を全く持っていない人に、写真撮影に必要な道具を説明しよう。

(1)カメラのボディ

まずは、カメラのボディが必須になる。

一眼レフはカメラとボディを別々に売っていることが多く、ボディだけでも購入可能だ。

しかし、初めて一眼レフを買うという人は、ボディと標準レンズがセットになったセットを買うのがおすすめだ。

 

(2)レンズ

一眼レフのボディにはレンズがついていないので、レンズを別に購入する必要がある。

レンズといってもその種類は星の数ほどあり、標準レンズ、マクロレンズ、望遠レンズ、魚眼レンズ、一眼レンズ、広角レンズなどなど。

しかもレンズを販売しているメーカーはCanonやNikonだけでなく、SIGMAやタムロンなどのレンズメーカーもあるので種類は本当に多い。

初心者はまずはボディと標準レンズがセットになったレンズキットを購入して、標準レンズから使い始めるのがおすすめだ。

 

(3)その他

一眼レフで写真撮影を行うときには、最低限ボディとレンズだけがあればいいが、ここから紹介するアイテムがあるとさらに写真撮影が捗る。

・肩ひも(必須)

・SDカード(必須)

・レンズフィルター(あったほうがいい)

・液晶保護シート(あったほうがいい)

・メンテナンスキット(あったほうがいい)

・三脚(あったほうがいい)

・カメラバッグ(あったほうがいい)

・外付けバッテリー(なくてもいい)

・外付けフラッシュ(なくてもいい)

・リモコン(なくてもいい)

 

カスコビエホとカメラマン

 

 

5.写真撮影に凝り出すと「レンズ沼」にはまる

カメラ好きの世界でよくいわれているの言葉に「レンズ沼にはまる」がある。

レンズ沼にはまるとは、交換レンズの魅力に惚れ込み、どんどん新しいレンズを買ってしまう現象のことである。

一眼レフの魅力はレンズを交換できることなので、一眼レフを使い始めると単焦点レンズや望遠レンズなどいろんなレンズが欲しくなってしまうのだ。

ぼくもすっかりレンズ沼にはまってしまったひとりだ。

参考:SIGMA標準ズームレンズ17-50mmF2.8は、明るく広角なので屋内でも使いやすくておすすめ!

 

単焦点レンズ

 

まだ一眼レフを持っていない人がいきなりレンズ沼にはまることはないので安心してほしいが、一眼レフを始めると新しいレンズが欲しくなる病に感染する危険性はある。

そこで問題になるのが一眼レフのメーカーである。

CanonやNikonならがいろんな種類のレンズが使えるので問題ないが、ペンタックスやソニー製の一眼レフカメラでは使えるレンズの種類が少ないので悔しい想いをすることになる。

将来的に交換レンズにも手を出せるように、最初の一台はCanonかNikonのカメラをおすすめする。

 

ズームさせたレンズ

 

 

 

初めての一眼レフカメラには、「キヤノンかニコンの中級機種のズームレンズキット」がおすすめ!

ここからは、ぼくが初めて一眼レフカメラを買った時に考えたことと、実際に購入したカメラを紹介しよう。

1.初心者だったぼくが購入したのは、Nikon D5100の標準ズームレンズキット

2年前に一眼レフ初心者だったぼくが購入したカメラは、「NikonのD5100の標準ズームレンズキット」である。

NikonのD5100とは、初心者向けの入門機の中ではハイレベルで、「中級機種」に分類されていた。

なぜ、ぼくがNikonのD5100を買ったのか?

なぜ、標準ズームレンズキットを買ったのか?

ここから、詳しく説明しよう。

カメラとレンズ

 

2.超初心者用の入門機種は、クオリティが低すぎてすぐに物足りなくなる

Nikonには初心者向けの入門機がいくつかあり、D5100もそのうちの一つだった。

実はNikonにはD3100という超初心者向けの機種もあったが、超初心者向けの入門機ではクオリティが低くてすぐにもの足りなくなると思い、入門機の中でも中級レベルのD5100を購入した。

D5100の標準レンズキットは、当時はネットで4万円ほどで買えた。

 

お花

 

3.上級者・プロ向けのハイクラス機種は、値段が高すぎて扱いづらい

一眼レフユーザーの中には、「入門機なぞ買わずに、一台目から上級者向けのハイクラスを買うべき!」という意見の人もいる。

それはよいカメラの方がよい写真が撮れることと、どうせハイクラスのカメラが欲しくなるのだから最初から買った方が1台ですみ安上がりだという意見だ。

ちなみにハイクラスのカメラは30万円以上する。

「お金に余裕があり、かつ100%一眼レフにはまると確証がある初心者」は、すぐに30万円以上するハイクラスのカメラを買えばいいと思うが、そうではない人にはおすすめしない。

追記:2年後にぼくはフルサイズ一眼レフカメラD750に買い替えた

ぼくはAPS-Cサイズの一眼レフカメラを使い始めてから2年後に、プロ用のフルサイズ一眼レフカメラD750に買い替えた。

参考:Nikon D750を買った理由「APS-C機のD5100からフルサイズ一眼へ買い替えたのはプロカメラマンになる決意」

JICAのカメラマン

 

 

4.中級機種は「ちょうど良い値段&ちょうど良い機能」なので、初心者におすすめ!

そこで、ぼくがおすすめしたいのは、ちょうどよい価格でちょうど良い機能が詰まった中級機種である。

D5100のような中級機種は、超初心者向けの機種よりは本格的な写真が撮影でき、プロが使うようなハイクラスのカメラの十分の一程度の値段で買える。 

もしカメラの魅力にはまったら、2台目はハイクラス機種を買えばいいし、もしカメラにはまらなくても大損はしない。

ぼくはこれから一眼レフを購入する予定のカメラ初心者には、ちょうど良い値段&ちょうど良い機能の中級機種をおすすめする!

 

紫陽花

 

5.操作しやすくてお手頃なズームレンズキットが一押し

機種はとにかく中級機種をおすすめするが、次にレンズも考えなくてはいけない。

最近の一眼レフは、①ボディのみ、②標準ズームレンズキット、③ダブルズームレンズキットの3つの種類で販売されていることが多い。

この中でぼくがおすすめするのは、②標準ズームレンズキットだ!

 

まずボディだけ買って、自分で好きなレンズを選んで購入するのは玄人向けの選択肢なので初心者は忘れよう。

次にダブルズームレンズキットは、標準ズームレンズと望遠ズームレンズがセットになっている一見お買い得なセットなのだが、望遠ズームレンズを使う機会は人によってはあまりない。

そこでまずは標準ズームレンズだけを使ってみて一眼レフの操作に慣れ、「もっと遠くの写真を撮りたいなー、望遠レンズが欲しいなー」と思うようになった人だけが望遠レンズを買うべきだと思う。

 

なぜならば、ぼくは2年間も一眼レフを使っていて、3本もレンズを持っているが実は1本も望遠レンズは持っていないし、1回も望遠レンズが欲しいと思ったことはないからだ。

写真撮影の好みは人によって違うので、実際に一眼レフを始めてみないと使うレンズの種類はわからない。

なので、最初からダブルズームレンズキットを買うのではなくて、標準ズームレンズセットを買うことをおすすめする。

 

 

青年海外協力隊・カメラ隊員

 

 

 

初めて一眼レフを買いたい人におすすめの機種

さて、前置きがとても長くなったが、ここからはついに初めて一眼レフを買いたい人におすすめの機種を紹介しよう。

1.Nikon D5200

ぼくがNikonのD5100ユーザーなので、これから一眼レフを始める人にもぜひNikonを使って頂きたい。

Nikonの中でぼくがいま買うとしたら、D5200のレンズキットだ!

なぜならば、一眼レフとしての機能はすべて持っているし、値段が安いからだ。

D5200はAmazonで52,500円で販売されており、とにかくコスパがいい!

Nikonの初心者向けの機種というと、Nikon D3200(40,800円・バリアングル非対応)、Nikon D3300(47,123円・バリアングル非対応)、Nikon D5300(62,412円)、Nikon D5500(82,410円)も検討機種に入るのだが、値段と機種の機能を比べた時にぼくはD5200を選ぶ。

D5500とD5300の機能はD5200よりも上だが、初心者には違いが分からないほどだ。

ただし、D5200には古い機種なのでこれからどんどん売り切れて取扱店が減って来ると思うので、欲しい人は早めに購入しよう。

これから一眼レフを買いたいと思っている人には、NikonのD5200がおすすめだ!

 

 

D5200を使ってみて「やべー、一眼レフ楽しいわ、もっといいカメラ欲しい!」となったら、Nikonの上級者向けのフルサイズ機D750(249,203円)を買おう。

というか、D750はぼくが喉から手が出るほど欲しい!!

【追記】D750を買いました。

 

 

このように一眼レフは、1台目は初級者向けの中級機種を買い、2台目に上級者向け・セミプロ向けのフルサイズ機を買うのがいいと思う。

ぼくはD5100からのD750を狙っている。

【追記】D750とD7200を買いました。

追記:最新のD5300もアリ

NikonのD5300の値段も下がってきたので、検討すべきだ。

 

神社

 

2.Canon EOS Kiss X7

ぼくはCanonよりもNikonのシャッター音が好きなのでNikonを選んだが、Canonの方が好きな人にはEOS Kiss X7をお勧めする。

CanonのEOS Kiss X7はNikonのD5200のライバル機種で、機能も値段(43,533円)もほとんど変わらない。

 

 

追記:今はフルサイズのD750とAPS-CのD7200の2台持ち

今はニコンのD750とD7200の二台を使っている。

メインはD750で、サブがD7200という位置づけ。

普段はD750に標準ズームレンズを付けて、D7200に望遠ズームレンズを付けることが多い。

ポートレートを撮るときにはD750に50mm単焦点レンズを付けて、D7200に標準ズームレンズを付けている。

 

【追記】ミラーレスもおすすめ

カメラ初心者の人には、ミラーレスカメラもおすすめ。

ぼくは一眼レフを2台使っていたけど、最近はミラーレスも2台買って併用している。

最近のミラーレスは一眼レフとほぼ同じ性能なので、小型なカメラが好きな人はミラーレスも候補に入れよう。

ミラーレスについてはこちらの記事を書いたので、ぜひ読んでほしい。

参考:10万円以下で買えるコンパクトで写りが綺麗なカメラ

参考:FUJIFILMのミラーレスカメラX-T1と単焦点レンズ35mmF1.4を10万円で買った理由

参考:FUJIFILMのミラーレスカメラを手に入れてから買ったカメラグッズを紹介します

 

この動画でミラーレスカメラの使い方と魅力を、語っています。

 

 

まとめ

これから初めて一眼レフを買いたい人におすすめのカメラの選び方と機種を紹介した。

1台目は初級者向けの中級機種を買い、2台目に上級者向け・セミプロ向けのフルサイズ機を買うのがおすすめだ。

 

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NikonD750に超広角単焦点レンズ20mm f1.8を装着。被写体に寄って撮影するとイイ感じ

 

写真撮影が上手くなりたい人におすすめの本

ぼくは「イラストでよくわかる写真家65人のレンズテクニック」という本を読んで、写真撮影を勉強しています。

写真撮影を勉強したい人におすすめです!

編集長が実際に買ったAmazonのおすすめ便利グッズ

Amazonで編集長が実際に買って使っている便利グッズを紹介します。

①デスクワーク・在宅ワーク用品

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Amazonは詐欺商品が多いので注意しないといけないですが、使い勝手が良い通販サイトです。

Daisuke MiyazakiのAmazonの購入履歴

編集長が実際に買った楽天市場のおすすめグッズ

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楽天市場は0と5が付く日と18日はポイント還元率が高くなるのでお得です(毎月5日、10日、15日、18日、20日、25日、30日)。

ポイント還元を含めて考えると、近所のスーパーマーケットで買うよりも安いことが多いです。

Daisuke Miyazakiの楽天市場の購入履歴

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