プロが教える!パナマ運河ミラフローレスのおすすめ観光情報
ぼくは青年海外協力隊として活動しながら、中米パナマ共和国におよそ2年間住んでいる。
パナマ運河を通るアメリカ橋を通過した回数は数え切れないし、ミラフローレス閘門にある展望台にもすでに3回以上行った。
もはやパナマ運河のプロと名乗ってもいいだろう。
日本人がパナマと聞いてまず思い浮かべるのはパナマ運河で、パナマに来た場合も必ずパナマ運河を見学するはずだ。
そこで今回は、パナマ運河の魅力とおすすめの観光情報を紹介しよう。
パナマ運河の概要データと仕組み
まずはパナマ運河の概要データと仕組みを紹介しよう。
1.パナマ共和国とは?
そもそもパナマ共和国の説明から始めよう。
パナマ共和国(República de Panamá)とは、北米大陸の最南端に位置するラテンアメリカ諸国の一つの国である。
首都はパナマシティ。
人口はおよそ350万人、白人系、褐色系、黒人系、インディヘナという先住民族、またそれらの混血人が暮らしている。
国土面積は75,517k㎡で、北海道よりもやや小さい。
公用語はスペイン語で、英語は観光地でもほとんど通じない。
宗教はカトリックがおよそ9割で、残りがプロテスタントや仏教、ヒンドゥー教などその他の宗教である。
パナマは、北米大陸と南米大陸を繋ぐ位置にあるため「両大陸間の移動の中継地点」である。
また大西洋と太平洋を最短距離で移動するパナマ運河があるため、「両海域間の移動の中継地点」としても人や物資の移動の最重要地点である。
そのため、パナマは「世界の十字路」という異名を持つ。
日本人にとって、「パナマと言えばパナマ運河。パナマ運河と言えばパナマ」というイメージであろう。
2.パナマ運河の歴史
パナマ運河の歴史を簡単に説明しよう。
参考資料は、明石書店の「パナマを知るための55章」である。
(1)フランス人レセップスの挑戦と失敗
スエズ運河を完成させたフランス人のレセップスが、1879年に運河開通のための世界会議を開き、1880年からパナマ運河の工事を始めた。
レセップスは「海面式運河」という手法を取り入れていた。
しかし、熱帯特有の気候や固い地盤により運河開通工事は困難を極め、計画よりも工事期間が延びたことでやがて資金が底をついた。
そして、1888年にレセップスの会社が倒産したことで、フランスによるパナマ運河開通の夢は潰えた。
(2)アメリカの挑戦
アメリカは中米にアメリカ独自の運河を建設するために、1870年から1875年まで総合調査を行った。
そして、レセップスの工事停止とほぼ同時期にニカラグアで運河開通工事を始めたが、すぐに会社が倒産し工事は中止になった。
フランスでもアメリカでも失敗するほど、運河の建設は難易度が高かったのだ。
(3)アメリカの後ろ盾によるパナマの独立と「運河条約」
当時のパナマはまだコロンビアの一部で、独立運動がひそかに広がっていた。
そして、パナマの独立をアメリカが軍事力と資金面で支援するという条件で、新パナマ政府とアメリカは「運河条約」を結んだのだ。
1903年にアメリカの後ろ盾のおかげで、パナマはコロンビアからの無血独立を果たした。
運河条約とは、「幅員16キロに及ぶ運河地帯の主権を、アメリカに永久に与える」というものだった。
(4)アメリカの運河工事着工
1904年にアメリカがパナマ運河工事を始めた。
アメリカはレセップスの海面式運河ではなく「閘門式運河」を採用したが、これが成功の秘訣だった。
1913年末に工事が終了し、パナマ運河の工事には50万人が従事したといわれている。
パナマ運河は1914年に開通したが、パナマが独立のために交わした運河条約によりアメリカ合衆国により支配されていた。
余談だが、2014年の昨年がパナマ運河開通100周年記念の年だったので、昨年祝賀イベントが開催された。
(5)アメリカの支配とパナマの反発
1964年にパナマでアメリカ国旗を掲揚したことにパナマ人高校生が抗議したことを発端として、暴動が起き死者が発生した。
そこで、パナマ政府はアメリカとの外交断絶に踏切、運河条約改定交渉が始まった。
1977年トリホス将軍とアメリカとの間で、新条約が調印され1999年に運河が返還されることに決まった。
そしてついに、1999年12月31日にパナマ運河がアメリカからパナマ政府へ返還された。
まとめると、①フランス人が作ろうとするが失敗→②アメリカも失敗→③パナマがコロンビアから独立するために、運河の支配権をアメリカに金で売る→④アメリカが運河を作って、約束通り支配する→⑤パナマが怒って支配権を奪い返した、という訳だ。
3.パナマ運河の構造
ここからは、パナマ運河の構造を説明しよう。
(1)閘門式運河
パナマ運河は全長約80km、最小水路幅192mの閘門(こうもん)式運河である。
閘門式運河とは、高低差がある水路で船を移動させるためのシステムである。
運河中央部に位置している人工湖であるガツン湖が海抜26mにあるため、水位を変化させて通航する必要がある。
水門を開け閉めしてそこに水を注入することで水位を上昇させ、高低差がある水路を移動することができる。
水位が高い右側(カリブ海方面)と水位が低い左側(太平洋方面)を繋げる場所が、ミラフローレス閘門である。
水門の中には給水口と排水口があり、水位をコントロールしている。
(2)パナマックス級の船
現在のパナマ運河は、幅32.26m・長さ294mの船舶が通航可能で、このサイズは「パナマックス」と呼ばれる国際的な規格である。
この規格ギリギリの大型船は、パナマックス級の船、あるいはパナマックス船と呼ばれる。
(3)拡張工事
現在は、さらに大きな船も通行できるように、パナマ運河の拡張工事を行っている。
拡張すれば通航できる船舶の最大積載量は現在の約2.7倍となる。
2015年に第3閘門が完成すれば幅49m、長さ366mの船舶が通航できるようになる予定だ。
4.パナマ運河のパナマ政府と日本への影響
次に、パナマ運河のパナマ政府と日本への影響を見てみよう。
(1)パナマ政府の資金源
まず、パナマ運河の通航には、バルク船(7万トン・積荷満載)でおよそ3,000万円の通航料がかかる。
現在は1日におよそ40隻、年間におよそ14,500隻の船舶が通航し、コンテナ貨物や石油など年間におよそ2億1,800万トンの貨物が運河を通過している。
この通航料がパナマ政府の資金源になっている。
簡単にいうと、パナマ運河は「金のなる木」なのだ!
運河を中心とした特徴的な経済構造をもつパナマは,国内総生産(GDP)の約8割を運河運営,中継貿易,金融,観光などの第3次産業が占めます。
うち運河の通航料収入は約24億米ドルで,国庫に納付する額は国家予算の約7%にのぼります。
便宜置籍船制度によって世界の船舶の約22%がパナマ船籍であることや,コロン・フリーゾーン(免税地帯)が世界有数の中継貿易拠点として発展したことも,パナマに経済効果をもたらしています。
(2)パナマ運河の日本への影響
日本はパナマ運河を世界で4番目に多く利用しており、コロン市にあるフリーゾーンは世界で9番目に多く利用している。
さらに、現在行われている拡張工事には、日本は8億ドルを融資している!
そして、よく座礁船のニュースで「パナマ船籍の船」という言葉を耳にすると思うが、日本も70%はパナマ船籍として登録しているのだ。
パナマ共和国は日本人にとっては馴染みがない国だが、実は経済的な関係が深い国なのだ。
海上物流の要衝であるパナマと日本は経済的な結び付きも強く,日本は運河の第4位の利用国,コロン・フリーゾーンの第9位の利用国であり,運河拡張工事にも国際協力銀行を通じて8億米ドルを融資しています。
さらに,便宜置籍船制度のもと,2,000総トン以上の日本の外航船は約70%がパナマ船籍となっています。
5.パナマ運河には世界一巨大なワニが住んでいる!?
2014年12月に、「パナマ運河で世界一巨大なワニが見つかった! ギネス記録を超えた!」とネットで話題になった。
実際には、世界一巨大ではなかったのだが、 とても巨大なワニが捕まったのは本当だ。
パナマ国内にはどこにでもワニが住んでいて、ぼくの職場でも小型のワニを捕まえた。
参考:パナマ運河で捕獲された世界最大のワニ!ほど巨大じゃないけどワニを捕まえた
パナマ運河ミラフローレス閘門のおすすめ観光方法
さて、パナマ運河の歴史と仕組みを理解したところで、パナマ運河ミラフローレス閘門のおすすめ観光方法をお教えしよう。
1.アルブルック・バスターミナルから、バスかタクシーで(30分)
(1)バスで行く場合
パナマ運河のミラフローレスビジターセンターまでは、パナマシティの交通の要所であるアルブルック・バスターミナルから、メトロバスかチキンバスで行ける。
参考:なんと、中米初の地下鉄が2014年に開通!パナマシティの新しい交通手段メトロ電車に乗る方法
スペイン語が話せる人は「ミラフローレス閘門に行きたい」といい、メトロバスかチキンバスの早く出発する方に乗ればよい。
メトロの乗り場はバスターミナルの中央道路で、チキンバスの乗り場はバスターミナルの地下鉄の駅方面の外側にあり、ミラフローレス行きはバス停の端から出発する。
バスを使えば1ドル以下(メトロバスはカードが必要)で行け、20分ほどで到着する。
(2)タクシーで行く場合
スペイン語が話せない人は、ホテルかアルブルックターミナルからタクシーで行くのがおすすめだ。
距離が短いので値段もそんなに高くない、8ドルくらいだ。
しかし、タクシー強盗が流行っているので、気を付けよう。
参考:強盗に襲われる前に!世界5位の殺人率都市の警察が勧める海外のタクシーに安全に乗る26の方法
2.バス停から歩いてミラフローレスセンターへ(10分)
バスで行った人は、幹線道路沿いのバス停で降りよう。
乗車時に運転手に「ミラフローレス閘門に行きたい!」と伝えて、降りる場所で教えてもらおう。
バス停から横道に入り、歩いて10分ほどでミラフローレスビジターセンターに到着する。
下の写真の奥に見える高い建物だ。
タクシーで行くと、ビジターセンターの入り口まで連れて行ってくれるのでおすすめだ。
帰りのバス乗り場とタクシー乗り場も同じ。
プロからの重要情報! ビジターセンターの入場料金の最新情報
ビジターセンターの入り口でチケットを購入しよう。
旅行情報誌やネットで検索すると、多くの観光客がブログに書いている情報では入場料金が「8ドル」となっているが、値段が改正されて今では「15ドル」だ(2015年4月現在)。
6歳から12歳の子供は、10ドル。
営業時間は毎日9時から16時半まで(ただし、パナマ人は時間通りには開かない)。
パナマ人やパナマに住んでいる人は、3ドルで入れる。
3.まずは最上階の展望台へ行こう(20分)
ミラフローレスビジターセンターに入ったら、まずは右手に進みエレベーターで最上階の展望台へ行こう。
ここからの眺めが一番良いので、観光客がたくさん集まっている。
正面にはミラフローレス閘門の管制塔が見える。
100周年記念バージョンのミラフローレス閘門。
これが全長80kmのパナマ運河が、最も細くなっている部分だ。
山の手前に拡張工事の様子もわずかに見える。
ビジターセンターに着いても船の往来が見えるとは限らない。
船の通過する時刻は、9~11時と15~17時が多い。
9~11時は太平洋側からカリブ海側へ行き、15~17時はカリブ海側から太平洋側へ通る。
その時間帯に待っていると、船がやって来る。
この時には、カリブ海側からパナマックス級の貨物船がやって来た。
世界中から集まった観光客が身を乗り出して、貨物船を見つめていた。
この貨物船にはたくさんの貨物が積まれていた。
そして、船の下には乗組員の姿が。
なんと、乗組員は日本人だった!
日本の船だがパナマ船籍だったのだ。
この日は、ちょうど日本大使館の人が日本企業の人を案内していた。
人との比較で船の大きさがわかるだろう。
水路ギリギリを通って、太平洋側へ抜けていく。
この時船はエンジンを停止していて、両側のトロッコ列車(電気機関車)が船を引っ張っている。
これが船を引っ張るトロッコ列車。
日本製で川崎重工・三菱重工・東洋電機製造3社の合弁事業だそうだ。
さらば、パナマックス!
写真で見るとあっという間だが、実は船の進むスピードがナメクジ並にゆっくりなので、水門を通り抜けるのにはとても時間がかかる。
見ていてイライラするほどだ。
動画を撮影したので、少し見て欲しい。
日本大使館と日本企業の人は、特別に運河の管制塔に入っていた。
権力を持っている人ってうらやましい。
しかし、展望台も美人旅行者と写真の撮り合いができるので、楽しい場所だ。
4.次に、博物館を見学しよう(45分)
船の通過を見れた人と次の船の通過まで時間がある人は、博物館を見学しよう。
一階から入れて5階くらいまで展示と体験コーナーがあり、全部見るためにはけっこう時間がかかる。
パナマ運河建設工事の様子が、写真や人形で説明されている。
ミラフローレス閘門だけを見た観光客は、「えっ? パナマ運河しょぼくね?」と思うかもしれないが、パナマ運河は全長が80kmもあり、ミラフローレス閘門はそのうちの数百メートル分なのだ。
ミラフローレス閘門の水路のモデルもあり、水路の大きさを体感できる。
ミラフローレス閘門のミニチュアもあり、ハンドルを回すことで関門を閉じたり開いたりできる。
意外とめっちゃ楽しくて、知らない子供と一緒にクルクル回して遊んだ。
さらに、パナマ運河の管制塔コーナー体験もある。
「おい、ここのセンサーがおかしいぞ! 今すぐ緊急事態警報を発令しろ!」という司令官ごっこができる。
さらにさらに、今度はパナマ運河のミラフローレス水門を通過するタンカー船の操縦席体験コーナーまである。
景色はデジタル映像だ。
「えー、こちら日本のタンカー船大正丸。通過許可を願います!」という船長体験ができて結構楽しいし、記念撮影スポットでもある。
パナマらしい光景だが、なぜかミニ水族館も付いていて、熱帯魚が展示されている。
しかも、熱帯の昆虫も展示されている。
これは面白プチ情報だが、パナマ運河博物館の展示品の中に日本の地図も何点かあったのだが、地理が適当すぎた。
東京が東北地方にあるし、大阪が三重県の位置にあるし、神戸はもはや鹿児島県だ。
別の地図も意味不明。
千葉県の上に東京都があり、名古屋が静岡県にあり、大阪が三重県にある。
パナマから見たら日本は世界の反対側で、まるで別の世界のようなものだ。
5.映画を観よう(30分)
時間が余った人は、一階の映画館でパナマ運河の映画を観よう。
6.2階の展望スペースへ行こう(20分)
帰る前に、もう一度パナマ運河を見学しよう。
今度は外の階段を上って、2階の展望スペースへ行こう。
ここには椅子があるので、のんびりと船の移動を見学できる。
船を低い位置から見れるので、より迫力満点だ。
記念写真を撮影するのも、屋上の展望台よりもここがお薦めだ。
7.お土産屋に立ち寄ろう(10分)
さて、パナマ運河の観光に満足したら、最後にお土産屋に立ち寄ろう。
一階にあり、パナマ運河関連のグッズを販売している。
例えば、Tシャツ、ネクタイ、本、写真集、文房具、マグカップ、タオル、iPhoneケースなどだ。
クオリティも値段もほどほどで、パナマ運河関連のお土産を買うならここがおすすめだ。
なぜならば、パナマシティのお土産屋のパナマ運河関連のお土産は、値段は安いがクオリティは低いからだ。
8.タクシーかバスでアルブルック・バスターミナルへ帰ろう(30分)
帰りはミラフローレスビジターセンターの出口で「タクシー!!」と声をかけてくるタクシーを使うか、10分ほど歩いてバス停まで行き、メトロバスかチキンバスを使うかの二択だ。
タクシーはボラれる可能性が高いが、待ち時間はない。
タクシーは10ドル以上をふっかけてくるだろう。
バスは1ドル以下でアルブルックターミナルまで帰れるが、30分以上バス停で待つ可能性もある。
好きな方を選んでほしい。
追記:拡張工事された新パナマ運河は観光できない
2016年12月にパナマ共和国へ里帰りしたので、パナマ運河へもう一度行って来た。
拡張工事でできた新パナマ運河を観光できるかと思っていたが、観光できなかった。
パナマ運河の拡張工事
パナマ運河の拡張工事は2016年6月26日に終了した。
パナマ運河が最初に完成した1914年から100周年目に当たる2014年に拡張工事の完成が予定されていた。しかし、工事の規模の巨大さから色々な問題が発生して2年遅れての完成となった。
拡張工事の入札が開始されたのは2009年7月だ。これを、スペインの大手建設会社サシール(Sacyr)がイタリアのサリニ(Salini)、ベルギーのジャンデヌル(Jan de Nul)そしてパナマのクサ(Cusa)との4社で構成されたコンソーシアム(GUPC)が落札した。
そして同年、工事が開始された。総工費は31億9200万ドル(3384億円)。これは入札に参加した他社と比較して一番低額であったという。しかし、工事が進むにつれて、この低額がGUPCの負担になるのである。
引用元:巨額の工費でパナマ運河拡張工事がついに終了。開通式は6月26日
これまで以上に大型の船がパナマ運河を通行できるようになり、貿易の促進が期待されている。
太平洋と大西洋を結ぶ中米パナマ運河で6月26日、拡張工事が完了した記念式典が行われた。新しい運河では従来の3倍近い貨物量の大型船の通航が可能になり、通航第1号は9427個のコンテナを積んだ中国のコスコグループ(中国援用運輸集団)の大型船だった。ガーディアンなどが報じた。
パナマ運河とは、パナマ共和国のパナマ地峡を横断して大西洋と太平洋を結ぶ運河で1914年に開通。全長は約80キロ、約9時間かけて通過する。これまでは閘門(こうもん)という水面を昇降させるシステムを使って船を通過させてきたが、長さ294.1メートル、幅 32.3メートルまでの船にしか対応できず、船舶の大型化が進むにつれて通過できない船が増加していた。
2007年からより約54億ドル(約5500億円)かけて大型の閘門を建設する工事が始まり、新しい閘門では長さ366メートル、幅49メートルまでの大型船に対応できるようになった。
拡張工事された新パナマ運河は観光できなかった
拡張工事された新パナマ運河が観光できると思って、ミラフローレス観光センターへ行って来た。
いつも通りミラフローレスを見学する。
水の推移を調整していた。
パナマ運河の水は濁っている。
あちらはカリブ海方面。
14時に行ったがこの時間帯は船が通らないようだ。
次の船の通過は16時だそう。
ミラフローレスから見て数百メートル先に、新しい運河の通行路ができていた。
あそこが拡張工事された新パナマ運河らしい。
ミラフローレスの変わったところといえば、合成記念撮影用の撮影場所ができたこと。
それとビジターセンターの一階にコトワコーヒーというコーヒー屋さんができたことくらい。
一年半ではあまり変化がなかった。
パナマ運河の観光情報まとめ
パナマ運河の建設の歴史から、観光情報までまとめた。
パナマ共和国を語る上で運河は決して外せないモノで、実は日本の運送業や経済もパナマ運河の恩恵を受けている。
日本のみなさんに少しでもパナマ運河のことを知って頂ければ幸いです。
【追記】中南米旅行でのお金の持ち歩き方
中南米へ行きたい人、中南米へ旅行する予定がある人へ。
中南米11カ国に3年以上滞在した私の経験から、安全なお金の持ち歩き方をまとめました。
ぜひ読んでみてください!
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