プロジェクトリーダーに35枚の青年海外協力隊の活動報告プレゼンをした。

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プロジェクトリーダー

ぼくはボランティアとして「農牧省に所属しながら保健省のプロジェクトに参加する」という例外的な配属形態をとっている。

そのため、ぼくには農牧省の所長と保健省のプロジェクトリーダーという二人の上司がいる。

普段は農牧省の事務所に通っているので毎日所長とは顔を合わせていて、頻繁に活動の相談や報告を行っている。

しかし、保健省のプロジェクトリーダーとは滅多に顔を合わせることがなく、プロジェクトに関する相談や報告はリーダーの部下であるコーディネーターに対して行ってきた。

今回、先輩隊員がプロジェクトリーダーに対して活動報告をすると聞き、お願いしてぼくも活動報告をさせてもらうことにした。

農牧省の所長とのやり取りにより、「報連相」の大切さを身に染みて感じていたからである。

「日本に帰れ!」の一言がなかったら、今頃ぼくは日本に帰っていただろう。|JIBURi.com|JIBURi.com

プロジェクトリーダーとも報連相を取り、協力して活動したかったので活動報告プレゼンを作成することにした。

 

35枚の活動報告プレゼン

今回はプロジェクトに精通しているプロジェクトリーダーに対するプレゼンだったので、プロジェクトの概要などは何も説明せずに、すぐに本題である自分の活動報告に入った。

およそ一年間での活動を3つのパートにまとめて、活動の目的と実施したこと、成果を順番に説明した。

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出来るだけ文章や箇条書きをなくし、写真と図とグラフを使い視覚的に理解してもらうことを意識した。

それと一番気を付けたのは「農業の話を分かり易く伝えること」である。

ぼくは普段は農牧省に勤めているので周りは農業技師だらけだが、活動報告プレゼンをする保健省には農業に詳しい人がほとんどいない。

プロジェクトリーダーも農業に関しては素人だ。

そこで、農業に関する説明はややこしい専門的な説明は省き、シンプルに説明することにした。

 

プロジェクトリーダーの反応

実際に活動報告プレゼンをしてみると、ぼくの活動について大まかには理解してくれたようだった。

農業の話しも理解できたようだったので安心した。

ただ、発表の中で「そこ食いつくんかいっ!?」というような予想外の質問を受けたので、もっと分かり易い説明をしないといけないと感じた。

そのためには、日ごろからコミュニケーションをとって、相手が考えていること、理解していること、興味があることを把握しないといけないと思う。

 

中間報告に向けて

6月下旬にJICA向けの中間報告会がある。

派遣からおよそ一年経つ隊員が一年間の活動報告を、JICAや関係機関に対して発表する機会だ。

そこには、他県で活動する教師隊員や、首都で働くパナマ人などぼくが参加しているプロジェクトを知らない人ばかりが集まる。

そのため、中間報告会では今回よりももっと分かり易い活動報告プレゼンをしないといけない。

そろそろプレゼンを作りはじめようと思う。

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