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銀行出資の学校菜園コンテストで、カウンターパート担当の2校が入賞した!

      2015/07/12


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学校菜園コンテスト

 

久しぶりにめでたいニュース

今日、農牧省のカニャサス郡事務所に出勤すると、嬉しいニュースが飛び込んできた。

カニャサス郡内の2つの学校が、カハ・デ・アオーロという銀行が出資している学校菜園コンテストで、入賞したというのだ!

そして、その2校を担当していた職員は、ぼくの仕事上の相棒(カウンターパート)である。

 

最近は、ぼくも相棒もツイていなかった。

二人で担当している学校菜園プロジェクトが崩壊したし、相棒は事故で指を切断した。

学校菜園コンテスト入賞の知らせは、久しぶりにめでたいニュースだった。

 

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銀行出資の学校菜園コンテスト

学校菜園コンテストは、数年前からパナマ国内全域を対象に行われている。

学校菜園コンテストを運営しているのは、カハ・デ・アオーロというパナマの銀行である。

ちなみにカハ・デ・アオーロとは、貯金箱という意味である。

学校菜園コンテスト

 

カハ・デ・アオーロ銀行のCSR活動?政治活動?

「なぜ、銀行が学校菜園コンテストを開催しているだろう?」と疑問に思い、農牧省の同僚に尋ねたことがあった。

同僚が言うには、「政治活動の一環」ということだった。

パナマではほとんどすべて政治の影響を受けている。

しかし、銀行のホームページ上では、CSR(社会奉仕)活動の一環ということになっていた。

どちらにせよ、銀行は活動資金を出すだけで、実際の農業指導は農牧省の職員が行っている。

 

カウンターパートが担当する2校が入賞

今年になって、カウンターパートはコンテスト対象校の2校を担当していた。

ぼくも基本的にカウンターパートと一緒に仕事をしているので、その2校に一緒に農業指導に行っていた。

しかし、ぼくが直接指導することは出来るだけせず、カウンターパートに任せていた。

パナマ人農業技師は、大声で叱り飛ばしながら農作業の指示をするのが当たり前だ。

しかし、ぼくは基本的にカウンターパートの観察とお手伝いをして、農作業終了後に農業技術や教え方について二人で話す時間を取っていた。

そのやり方に最初は驚いていたが、日本に三ヶ月間住んだことがある彼は「これが日本人らしさ」と理解したようだ。

実は彼はもともと別の学校を担当していたが、他の同僚がその学校を嫌がって、仕事がカウンターパートに回って来たのだ。

 

過去に優勝経験があるラ・マタ校

他の同僚が嫌がっていたのは、コンテスト優勝経験がある学校。

この学校の先生たちは、コンテストで優勝することを目指している。

村人には厳しく作業を課し、「まるで軍隊のようだ」とカウンターパートが表現するほどだ。

 

しかし、近代的な農園にすることを目指すあまり、村人の農業とはかけ離れ、全く村人は家で技術を実践していない。

ぼくはこんな活動はしたくないと思った。

それでも、一緒に農作業したり、空心菜の苗と接ぎ木用のクリップを先生に提供した。

 

この学校の先生は、インターネットで農業技術を学んでいた。

学校菜園作りだけでなく、教育改革にも熱心でパナマのモデル校として、新しい教育方法を導入していた。

俳句の授業

参照:途上国の教育問題に興味がある教師へ!パナマの小学校で広がる授業改革|JIBURi.com

 

 

ポット育苗は見事!

ポット育苗

 

ミミズ堆肥も作っている。

ミミズ堆肥

 

銀行のお金を使って、塩ビパイプや遮光資材をふんだんに使っている。

村人はお金がないから、全く実践できない。

遮光資材を使った野菜畑

 

 

先生がネットで見つけたというタイヤ栽培。

村人は誰一人としてタイヤを持っていない。

タイヤを使った栽培

 

 

銀行からの豊富な資金で、肉用ニワトリ、卵用ニワトリ、ブタ、ヤギを購入し飼育している。

パナマの学校菜園で飼育中のヤギ

 

 

他の学校とは違い、常に静かに作業する村人。

稲を移植する村人

 

 

カウンターパートは農業技師だが、野菜の栄養素についても村人に説明していた。

野菜を食べる重要性を話すカウンターパート

 

 

下馬評を覆したエル・ポステ校

もう一つの学校は、あまり評価が高くなかった。

それは学校の先生と村人に、やる気がなかったからだ。

しょうがないからコンテストのために働いていた。

それでも、カウンターパートが通い詰め、学校菜園を形作っていった。

農業技術のレベルはとても低いが、なんとかいくつかの野菜は収穫までこぎつけていた。

 

学校菜園の全体写真。

学校菜園の全体図

 

 

まぁまぁ育っているキャベツ。

キャベツ畑

 

育苗用に遮光資材を張るカウンターパート。

育苗用に遮光を作るカウンターパート

 

 

廃油石鹸を一緒に作ったのもこの学校。

廃油石鹸を混ぜる青年海外協力隊

参照:超簡単で臭いが気にならない!廃油石鹸の作り方と使い方※苛性ソーダの問題・危険性・注意点も|JIBURi.com

 

コンテスト表彰式

そして、コンテストの表彰式が近くの町サンティアゴ市と首都のパナマシティの二か所で開催されるそうだ。

入賞した学校の順位はまだわからない。

カウンターパートは指導者として参加するそうなので、その晴れ姿を見に行きたいと思っている。

学校菜園とカウンターパートが表彰されることが、自分のことのように嬉しい!

 

崩壊した学校菜園プロジェクト

今回の学校菜園コンテスト入賞校と、崩壊した学校菜園プロジェクトの学校菜園を比べてみると、遜色ないどころか崩壊したプロジェクトの学校菜園の方がレベルが高い。

もうプロジェクトは崩壊したし、別にコンテストに入賞するために学校菜園を作っていたわけではないが、学校菜園で活動していた村人に「あなたたちの学校菜園のレベルは、パナマ国内でも非常に高い!」と胸を張って伝えたい。

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

職業

■農業コンサルタント

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農業経歴

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン)
・週刊誌監修(女性セブン)
・書籍の監修多数

写真経歴

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本で人物写真を撮影中

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