トウガラシを触った手が炎症ヤケドでヒリヒリ痛い時の対処法!オロナインを塗ったら皮膚が白くシワシワになり皮が剥けた

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左手

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謎の皮膚トラブル

おとといの昼間、村の道を歩いていて、ふと目線を右手に落とすと、一部だけ白かった。

「インクかな?」と思い、擦ってみるが全然取れない。

じっくり観察してみると、どうやら皮膚自体が白くなっている。

なんだか、ヤケドの跡みたい。

 

しかし、熱いものに触った記憶もないし、変だなぁと思った。

「もしかして、薬品ヤケドかも?」と頭をよぎった。

ぼくは農牧省で働いている。

右手の皮膚の異常に気付く直前は、農牧省の畑で農作業をしていた。

 

農牧省でさえも、農薬の扱いは雑である。

そこら辺に古い農薬の瓶が転がっているし、噴霧器もろくに洗わない。

次第にぼくは「どこかで農薬が手に付着したのかも…」と疑い始めた。

 

 

オロナイン軟膏を塗る

家に帰ったら、すぐに日本から持って来た「オロナイン軟膏」を塗った。

白い変色部分は右手の親指と人差し指の間の一か所だけ。

 

しばらく様子を見ることにして、ぼくはシャワーを浴びた。

シャワーを浴び終わり、体をタオルで拭こうとしたときに、ぼくは両手の異変に気が付いた。

白い異変が両手に広がっていたのだ。

 

左手

 

指全体が白くなっている。

白くてギュッと縮まっている。

「なんじゃこりゃー!?」と驚き、じっくりと観察する。

 

右手

 

最初に現れた異変と同じ症状が広がっているようだ。

そして、最初に現れた白い異変は、表皮が剥けている。

薄い皮膚が向けて、組織液が染み出ている。

 

「何かヤバいことが起きている…」そんな気がした。

部屋に戻り、とりあえずオロナイン軟膏を塗った。

パナマではオロナイン軟膏しか信じられるものがない。

これ以上、皮膚の異常が広がらないことを祈る。

 

 

 

 

 

皮膚の異常の原因は?

皮膚の異常の原因はなにか?

ひたすら仮説を考えてみた。

 

仮説1:農薬による薬品ヤケド

農牧省で農作業をしていたから、知らないうちに農薬に触れていたのかもしれない。

 

 

仮説2:植物によるかぶれ

農作業中にたくさんの植物を触ったから、知らないうちにアレルギーを引き起こす植物に触ったのかもしれない。

 

 

仮説3:皮膚病に感染

最近、ぼくは子供の皮膚病について取り組んでいる。

そのため皮膚病の子供を見つけては、患部を触っていた。

もしかしたら、ぼくも皮膚病に感染したのかもしれない。

 

 

でも、どれもしっくりこない。

なんだか原因は全く別のもののような気がした。

しかし、それがまだ頭には浮かんでこなかった。

 

 

 

 

 

農作業の内容

原因を突き止めるために、最近はどんな農作業をしたのかを思い出すことにした。

最近は、展示圃場を作っている。

 

展示圃場の空心菜

 

空心菜を植えたり、土に腐葉土やもみ殻燻炭を混ぜ込んだりしていた。

 

腐葉土を入れた畝

 

しかし、過去に野菜を植えたら野良ウシと野良犬がやってきて、悪戯をしたり食べてしまった。

そこで、今回は害獣除けとして、展示圃場で育てている激辛トウガラシを手で潰して、畑の周りに播いた。

 

トウガラシを播いた

 

 

唐辛子を握りつぶして、畑に播く。

 

トウガラシの散布

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーー!!

 

 

 

手の皮膚の炎症の理由に気が付いた。

 

激辛トウガラシのせいだ!

 

 

 

 

 

激辛トウガラシ

実は激辛トウガラシの散布は、数日前から行っていた。

農作業グローブを付けて作業していたが、そのグローブは透水性なので素手とほぼ一緒だ。

作業後には石鹸で手を洗ったが、それだけでは辛味成分は洗い流せない。

 

農作業後も手の皮膚が燃えるように熱く、痛くて苦しめられた。

 

激辛トウガラシの果汁は、皮膚を傷めるから皮膚に触れないように注意が必要だと聞いたことがある。

そういえばぼくは信州大学農学部生時代に、当時世界で一番辛かった激辛トウガラシ・ハバネロを栽培していた。

 

ハバネロ

 

収穫出来たハバネロをウォッカに漬けて、ハバネロ酒という殺人リカーを作っていた。

実際、飲んだ人は全員吐いていた。

 

当時はトウガラシの扱いには十分気を付けていたが、今回は気を抜いてしまった。

オロナイン軟膏さまのおかげで、手の方は回復しつつある。

最初に発症した場所だけは、未だに組織液が垂れ流しの状態だが、他の皮膚は薄皮が戻った。

ついでに、パナマのトウガラシ事情をお伝えしよう。

 

 

 

 

パナマのトウガラシ事情

せっかくなので、パナマで栽培されているトウガラシの写真を紹介する。

 

辛くて細いトウガラシ

これが農牧省で栽培している激辛トウガラシ。

細長いタイプだ。

 

トウガラシ

 

 

 

細くて辛くないトウガラシ

細くて辛くないトウガラシ

 

 

 

丸っこくて辛くないトウガラシ

P2050141_2314

 

 

 

コマ型で辛くないトウガラシ

コマ型のトウガラシ

コマ型の果実

 

ご覧の通り、辛いトウガラシは少なく、辛くないトウガラシばかり栽培されている。

パナマ人は辛い食べ物が嫌いだからだ。

彼らは甘い、塩辛い味が大好きで、辛い、苦い、酸っぱいといった味が大嫌いな国民である。

 

辛い料理を食べ慣れていないせいか、ほんのわずかに辛味がする料理を、「辛い!辛い!」と大騒ぎしながら食べている。

パナマ共和国で最も辛い食べ物は、「チチャロン」という豚の脂を揚げたお菓子だと思う。

 

チチャロン

 

このお菓子は日本のお菓子でいえば、まったく辛くない。

辛いというよりは、塩分が多く塩っ辛い。

 

 

 

 

まとめ

皮膚が炎症を起こして驚いた。

これからは、トウガラシの扱いには気を付けたい。

しかし、せっかくなのでパナマのトウガラシの勉強もして帰りたい。

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