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なぜラテン人は幸せなのか?中米で1年間暮らしたぼくが日本人に伝えたいラテン人の秘密【ラテンに学ぶ幸せな生き方を読んで】

      2017/01/17


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ラテンアメリカで感じたこと

ぼくは24年間暮らした日本を離れ、1年前からラテンアメリカのパナマ共和国に住んでいる。

パナマは発展途上国に分類されているので、はっきり言ってパナマ人は日本人よりも貧乏だ。

しかし、パナマ人は日本人よりも幸せそうに、見える。

それはなぜだろう?

「彼らは貧しいけれども、心が綺麗だから幸せなのだ」

なんてキレイごとは言うつもりはない。

パナマには差別や犯罪はあるし、アル中やヤク中の人も多いからだ。

日本人よりもパナマ人の方が幸せそうに見える理由は、価値観が違うからだと思う。

 

価値観の違い

日本とパナマ、二つの国民性には違いがあるように思える。

日本人と比較したパナマ人の国民性は以下の3点だ。

1.前向き

2.自己中心的

3.考えない

 

1.前向き

日本人は悪いところを見つけるのが好きだが、ラテン人は良いところを見つけるのが好きだ。

だから物事を常に肯定的に受け止める。

例えば、パナマでは人と会ったら必ず「体調はどう?」と挨拶をするのだが、その返答は99%の確立で「元気!」なのだ。

スペイン語を習い始めた時は、ぼくだけでなく周りの日本人たちは体調が悪い日のパターンも練習していた。

「今日は寝不足でちょっと疲れてる」なんて感じに。

しかしパナマに住んでその練習は無駄だったと気づいた。

パナマ人は多少体調が悪くても常に「元気!」と答えるからだ。

彼らは「悪い」なんて考えない、常に良い方に物事を捉える。

 

2.自己中心的

日本人は個人よりも集団を大切にするが、パナマ人は個人を重視する。

だから他人に何を言われても気にしない。

たとえばパナマ人は家でスピーカーを使い、爆音で音楽を流す。

もちろん近所の家は騒音で迷惑して文句を言うが、気にしない。

代わりに次の日は昨日文句を言った家が爆音で音楽を流し、近所の家が文句を言う。

日本ならお互いに迷惑がかかることはやめましょうとなるが、パナマではお互いに迷惑をかけあう。

他人が迷惑しようが関係ない、自分がしたいことをする。

 

3.考えない

日本人は未来のことを考えて悩んだり心配するが、パナマ人は未来のことは考えない。

だから心配にもならないし、悩まない。

ある日、ぼくは農牧省の同僚とトラック一杯分のサトウキビカスを捨てることになった。

彼はそれを住宅街の道端に捨てた。

「大丈夫かよ…」と心配していると案の定、後日近所に住む住民から苦情が来た。

「サトウキビカスが腐って、超クセーよ!移動させろ!」

仕方なくぼくと同僚でサトウキビカスを回収に行った。

ぼくは「なぜ、こうなることが予想できないのだろう?」と思いながら、腐ったサトウキビカスをトラックに積み込んだ。

そしてトラックに乗り込み、同僚がエンジンをかけアクセルを踏み込む寸前に呟いた。

「あれっ、でもこれをどこに持って行けばいいんだ…」

彼は次にどこに運ぶかも考えずに、サトウキビカスを回収に出かけ、積み込み作業をしていた。

パナマ人はこの瞬間だけ、を生きている。

 

4つ目の価値観の違い

上記の3点のようなことが「ラテンに学ぶ幸せな生き方」という本にも書いてある。

この本はひたすら日本を批判しラテンを褒め称える主張だが、まぁまぁ面白い本だと思う。

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ぼくはラテンアメリカに住む前にこの本を読み、ラテン人像を想像していた。

しかし、ラテンアメリカに1年間住んだぼくが本当に伝えたいことは「ラテン人は楽天的で幸せ」というようなステレオタイプな意見ではない。

本当に伝えたいことは、4つ目の価値観の違いだ。

 

4.幸せそうに見せる

日本人は幸せアピールをすることは少ないが、パナマ人は幸せアピールを全力でする。

だから幸せそうに、見える。

実は悩んでいることもあるし、他人の評価を気にすることもあるし、将来に不安を感じている。

ただし、それを表には出さない。

その違いを感じれたのは、パナマ人と一緒に一年間住んだからだと思う。

旅行しただけでは気づけないだろう。

 

例えば、ぼくのホストファミリーの一人はダムの建設会社で働いている。

彼は大学を卒業したが就職先が見つからず、やっとの思いで建設会社に就職した。

しかし、ダムが完成したらクビになることが決まっている。

ダムの完成まであと一年ほど。

彼は次の就職先を心配しているが、そのことはほとんど表に出さない。

酔った時にポロッと弱音を漏らす。

 

人類に共通するもの

結局は、日本人もラテン人も同じ人間だと思う。

目に見えるわかりやすい違う部分はあるけれども、根底には同じものを抱えている。

最近は、そこに目が行くようになったし、そこが知りたい。

日本人とパナマ人の両方に共通する部分こそ、生きる上で指針となる人類共通の価値観なのではないかと思う。

ただし、ラテン人からそんな話を聞き出すのは難しい。

ラテン人は開放的なようで、実は日本人以上に本音を隠している。

 

日本に帰国まであと一年。

ラテン人ともっと深い話をしたい。

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

【職業】

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VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う



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