青年海外協力隊OBが世界一治安が悪い南米ベネズエラへ呼ばれた理由
現在、ぼくは南米ベネズエラにいる。
南米ベネズエラの首都カラカスは、「世界一治安が悪い地域」として有名だ。
まさに、世界一危険な町でぼくは生活している。
ベネズエラへ来た理由をブログではあまり説明していなかったので、今回は説明しようと思う。
ベネズエラへ来ることは、青年海外協力隊が終了して日本へ帰国してから決まった。
中米パナマ共和国で農業指導をした経験をかわれ、「ベネズエラでも農業指導のボランティアをしてほしい」という依頼があったからだ。
そこで今回は、ベネズエラでの農業指導について経緯を説明しよう。
ギアナ高地に住む少数民族ペモン族を農業支援して欲しい
ぼくが青年海外協力隊を終了してからベネズエラへ来た理由は、ギアナ高地に住む少数民族ペモン族に農業を教えるためだ。
1.日本企業の経営者からの依頼
ぼくがベネズエラへ来たのは、ある日本企業の経営者から「ベネズエラのギアナ高地に住む少数民族ペモン族へ、農業を教えてほしい」と頼まれたからだ。
その方はギアナ高地にある世界最高落差の滝エンジェルホール周辺を旅行し、大自然の素晴らしさと同時に「地域の問題」も感じたそうだ。
しかし、中南米のジャングル奥地で生活した経験も農民へ技術指導した経験もないので、それらの経験を併せ持ったぼくへボランティアの依頼が来た。
依頼内容は、ペモン族の生活を学び、農業などのできることを支援すること。
2.世界最古の土が残るギアナ高地
ぼくが活動するギアナ高地とは世界最古の土地が残っている場所で、ロストワールドのモデルになった場所だ。
簡単にいうと、ドラゴンボールで超人たちが戦う山がゴツゴツした場所っぽい。
ギアナ高地は、ベネズエラとブラジルの国境にまたがっていて、アマゾンの山奥にある秘境だ。
だだっ広い草原と、巨大な台地があるようだ。
しかし、欧米人や日本人に人気の観光地なので、旅行者は多い。
3.エンジェルホールの麓の村に行き、農業を教える
ぼくが活動する村はエンジェルホールの麓にあるらしい。
そもそも、農業は全然盛んではないらしいが、唯一やる気がある女性がいるということで、その村へ行くことになった。
農業にやる気がない農民に農業を教えるのは、パナマで2年間も経験したので慣れている。
世界一治安が悪い首都カラカスで待機
今はベネズエラの首都カラカスで待機している。
1.飛行機を3回乗り継ぐ必要がある
なぜ、エンジェルホールの麓の村へ行かないのかというと、その村までは首都からだと飛行機を3回も乗り継がないと辿りつけないらしく、飛行機の空席を待っているのだ。
その村までは道が存在せず、川を下っていくかセスナをチャーターするしかないそうだ。
まさに、陸の孤島である。
2.現地コーディネーターと打ち合わせ
日本では中南米専門旅行会社がコーディネートをしてくれていたが、ベネズエラではベネズエラの旅行会社が現地コーディネーターとして動いてくれている。
彼らとの情報共有と打ち合わせもあり、首都に滞在し彼らのオフィスへ通っている。
美女ベネズエラ人と仕事ができて嬉しい。
3.ベネズエラを体感する
南米は初めて上陸したし、ベネズエラももちろん初めてなので、ベネズエラの文化や食べ物、国民性を知ろうとしている。
ここはホテル近くの公園。
野菜、肉、魚などが売っている露天市場。
スーパーの野菜売り場。
広い公園でスポーツを楽しむベネズエラ人たち。
大きなエンパナダとカプチーノ。
首都カラカスは治安が悪すぎて一眼レフカメラを使えないし、夜は絶対に出歩けないのでまだまだベネズエラのことがわからない。
しかし、スタイル抜群の美女率がめちゃくちゃ高いことだけは分かった!!!
まとめ
南米ベネズエラへは、少数民族ペモン族へ農業指導をするために来ている。
まだペモン族集落へ派遣される日にちは決まっていないので、今は世界一治安が悪いけど世界一美女が多い首都カラカスを満喫しようと思う。