メキシコ・ユカタン半島の世界遺産「トゥルム遺跡」
青年海外協力隊の任国外旅行中にメキシコを旅行し、ユカタン半島のトゥルム遺跡へ行って来た。
トゥルム遺跡は欧米人旅行者で溢れ返っていてビックリしたが、それにはあるたった一つの理由があった。
今回は、トゥルム遺跡と人気の秘密を紹介しよう。
1.世界遺産トゥルム遺跡とは
トゥルム遺跡とは、紀元後1,000~1,400年頃に栄えたマヤの城塞都市で、「トゥルム」とは城壁という意味である。
スペイン人が最初に遭遇したマヤ人文明が、トゥルム遺跡だったそうだ。
このように、トゥルム遺跡は歴史上価値があるマヤ文明遺跡であるため、世界遺産に指定されている。
2.カンクンからトゥルム遺跡への行き方
メキシコ・ユカタン半島の中心地カンクンからトゥルム遺跡までの行き方を説明しよう。
基本的には、グランセノーテまで行く方法と同じである。
こちらの記事を参照してほしい。
参考:人生で一度は行きたい絶景!水の色が神秘的に変化するメキシコのグランセノーテ
カンクンから直行バスやコレクティーボに乗り、「トゥルム遺跡の前」で降ろしてもらおう。
帰りは、バスターミナルまでタクシーで行くか、トゥルム遺跡の前の大きな道でコレクティーボに乗ろう。
トゥルム遺跡前から入場ゲートまで
こちらがバスを降りる「トゥルム遺跡前」の写真。
トゥルム遺跡前に着いたら、そこから入場ゲートまでは600mほど歩かなくてはいけない。
100mほど歩くと、駐車場やお土産店、レストランが現れる。
簡単な民族ショーも行っていた。
そこから入場ゲートまでの500mは、機関車を型どった貨物車に乗ることもできる(有料)。
機関車に乗ると、優雅な気分で遺跡の入場ゲートまで行ける。
人生は己の体で切り開く派の人やバックパッカーは、歩こう。
500m先には、トゥルム遺跡のチケット売り場が待っている。
3.入場方法とチケット料金
ぼくはグランセノーテを見てから行ったので、11時頃に到着したのだが、チケット売り場は大混雑していた。
チケット料金は、64ペソなので日本円で512円。
スペイン語か英語のガイドを雇いたい人は、ここに業者がたくさん集まっているので申し込める。
料金は5名までで4,000円くらいする。
トゥルム遺跡が欧米人旅行者に人気の理由
入場チケットを買ったら、ゲートを通って中に入ろう。
1.トゥルム遺跡は、とにかく欧米人旅行者だらけ!!
トゥルム遺跡は、他の遺跡と比べて、とにかく欧米人旅行者が多くて驚いた!
欧米人旅行者に混じって、遺跡の通路を進んでいった。
途中には狭いトンネル状の通路もあった。
トンネルを通り抜けると、開けた遺跡群が広がっていた。
2.遺跡のレベルは至って、普通
ガイドを付けた観光客グループが、遺跡の説明を聞いていた。
園内は欧米人旅行者だらけ。
遺跡のレベルは他の遺跡と同じくらいで、至って普通だった。
一通り遺跡を見学し終わったので、観光客の人の流れに乗ってみた。
なぜか、みんな同じ方向を目指して歩いているようだ…
3.なんと、トゥルム遺跡では○○ができる!!
観光客たちはゾロゾロと階段を降りていく。
そこで、ぼくも着いて行くことにした。
そして、世界遺産トゥルム遺跡の階段を降りた先にあったものとは?
なんと!
トゥルム遺跡には、超キレイなビーチがあった!!
そして、欧米人旅行者たちは岩陰で水着に着替えて、海に飛び込んでいく。
トゥルム遺跡は、海水浴ができる世界遺産だったのだ!
海岸線は、高さ6mほどの切り立った崖の下に広がっている。
この崖のおかげで、トゥルム遺跡は「要塞」として機能していたそうだ。
かつては要塞として使われていたトゥルム遺跡も、現在では「海水浴ができる世界遺産」して欧米人旅行者に大人気の観光スポットになっている。
4.遺跡とビーチが一望できる絶景撮影ポイント
トゥルム遺跡には遺跡とビーチが一望できる絶景撮影スポットが存在する。
例えば、こんな写真が撮影できる。
もう少し北に行くと、無人のビーチも広がっている。
トゥルム遺跡に行く際には、ぜひカメラを持って行こう。
まとめ
メキシコ・ユカタン半島のトゥルム遺跡は、海水浴ができる世界遺産として、欧米人旅行者から絶大な支持を受けていた。
トゥルムを訪れた際には、トゥルム遺跡とグランセノーテをセットで観光するのがおすすめだ!