苺ソムリエとしてポプラ社が発行している児童向け教育教材「花と野菜の育てかたイチゴ・メロン・ブルーベリー」の制作に協力した。
ぼくが苺ソムリエとして出版物の制作に協力するのはこれが2冊目(実は3冊目も現在進行中)。
1冊目は週刊誌女性セブンのいちご特集を監修した。
参考:無名な一般人のぼくが女性セブンのいちご特集を監修できたのは「隠居系男子メソッド」を一年間実践したから
実際にはポプラ社からの依頼の方が先で、その後に女性セブンから依頼が来たのだが、出版されたのは女性セブンが先になった。
今回実家に帰ったらポプラ社さんが送ってくれた「花と野菜の育てかたイチゴ・メロン・ブルーベリー」が届いていたので、どのような仕事をしたのかご紹介しよう。
ポプラ社「花と野菜の育てかたイチゴ・メロン・ブルーベリー」
ぼくが制作協力したのは、ポプラ社さんが発行している児童向け教育本の「花と野菜の育てかた くだもの イチゴ・メロン・ブルーベリー」という本の中の「イチゴの部分」。
この本は一般家庭向けの本ではなく、学校や図書館向けの教育教材だそう。
ポプラ社さんが完成した本を一冊プレゼントしてくれた。
お手紙までくれた。
Amazonでも売っていた。
全8巻シリーズ。
苺ソムリエとしてイチゴの育て方と苗の増やし方を教え、写真を提供した
この本の依頼はブログを経由してメールで届いた。
イチゴについての以下の記事を読んだ担当者さんが感動して、ぼくにイチゴに関する知識と写真提供の依頼をしてきた。
参考:苺ソムリエ直伝!イチゴの甘い果実の見分け方&おすすめの品種と美味しい食べ方、苗作り&簡単な育て方
「児童向け教育本」と聞いては苺ソムリエとしては協力しない訳にはいかない。
すぐにOKして、イチゴの情報と写真を提供した。
1.イチゴの育て方と苗の増やし方を教えた
ぼくが主に情報提供したんは、イチゴの育て方と苗の増やし方について。
本の中では子供にもわかりやすいようにまとまっている。
イチゴの果実は「花托(かたく)」と呼ばれる場所で、本当は果実ではないことも説明されている。
そして、花房の出る順番や大きさも説明されているので、この本はいちご農家が読んでも勉強になると思う。
2.奇形果の写真が間違っている
ただし、残念なことに奇形果の写真が間違っている。
奇形果と紹介されているイチゴは奇形果ではない。
正確には「鶏冠果(けいかんか)」と呼ばれるタイプの「乱形果(らんけいか)」である。
奇形果と乱形果は形は似ているが、発生原因はまったく別である。
苺ソムリエに相談してくれていれば、間違わずに済んだのに……
作成に協力したのはこちらの方々。
JA、サカタのタネ、いちご研究所にならんで、宮﨑大輔の文字が。
3.いちご関連の写真も提供
イチゴの育て方と苗の増やし方を教えただけでなく、いちごの写真も何枚か提供した。
本の中にぼくのブログで使われている写真が出てくるので、ぜひ読んでみてほしい。
※このブログの写真の無断使用は禁止しています、この本は特別です。
ちなみにこれまでにこのブログからは「パナマの日本料理の写真」を北海道放送に提供したことがある。
北海道民のみなさんはテレビを見て気が付いただろうか?
まとめ
苺ソムリエとしてポプラ社の児童向け教育本「めざせ!栽培名人花と野菜の育てかたイチゴ・メロン・ブルーベリー」の制作に協力した。
子供たちがイチゴ栽培に興味を持ち、「未来の苺ソムリエ」が生まれることを期待している。
本気でイチゴ栽培の勉強がしたい人には、日本のイチゴという本がおすすめ。
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