青年海外協力隊の進路希望調査票へ「起業」と書いて提出した
日本への帰国まで残り2ヶ月になったので、JICAから青年海外協力隊の進路希望調査票が送られてきた。
そして、ぼくは帰国後の進路希望に「起業」と書いて提出した。
今回は進路希望調査票について、少し紹介しよう。
青年海外協力隊の進路希望調査票
青年海外協力隊は帰国の3ヶ月前に、帰国準備ハンドブックと関連書類を受け取る。
その一つが、進路希望調査票である。
1.進路を決めるキーワード
進路希望調査票の内容はとてもシンプルだ。
まずは、進路を決めるキーワードを選ぶ。
【やりがい・給料・国際協力】みたいな言葉が並んでいて、自分の価値観に従って選ぶ。
2.進路の方向性
次にあるのが、進路の方向性という項目で、実はこれが最後の項目だ。
(1)就職
就職希望の人は、就職項目の中から希望する業界を選択する。
一般的な就職活動と同じように【公務員・教職員・民間企業】という項目があるが、青年海外協力隊らしく【開発コンサルタント・JICA専門家・ボランティア調整員】などの項目も用意されている。
(2)進学
進学希望者はどんな分野に行きたいかとその目的を書くだけだ。
進学希望者への調査は、なぜかとてもあっさりしている。
3.起業したい人は、何を選べばいいのだろう?
ぼくは就職でもなく進学でもなく「起業」を選びたかったのだが、起業という選択肢はなかった。
JICAとしては青年海外協力隊OBのフリーター率を下げるために、就職か進学をしてもらいたいのだろう。
選択肢は完全に、【就職 or 進学】だった。
じっくりと進路希望調査票を眺めていると、就職という項目の中に「その他()」という選択肢があることに気がついた。
そこで、その他を選択してカッコの中に起業と書いてJICAへ提出した。
就職 その他(起業)
って、ちょっとダサい。
あと2ヶ月後には、日本へ帰国してしまう。
今はパナマでこのまま暮らしたいという想いと、日本へ早く帰りたいという想いが交錯している。
少なくとも後悔しないような2ヶ月間にしたい。
まとめ
青年海外協力隊の進路希望調査票へ「起業」と書いて提出した。
あと2ヶ月で日本へ帰国する。