途上国貧困地域の衛生・医療問題で気づいた。国際協力専門員の強みとJICAボランティアの弱み

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村の問題

最近、国際協力の世界で活躍している日本人の専門家の方とメッセージのやり取りをさせて頂く機会があった。

その方からのアドバイスがあまりにも的確だったので、ぼくは専門家のチカラというものを思い知らされた。

専門家はぼくが活動しているのがパナマの何という村で、村人はどんな生活をしていているのかを知らなかったが、それでもその村の子供が抱えている問題をズバリと言い当てた。

どんな問題かというと「子供の頭にヒトヒフバエという頭皮に住み着く虫がいて、子供が痒みと痛みで苦しんでいる」というものだ。

専門家からアドバイスを頂いた直後に村に行き調査してみると、まさにその症状で苦しんでいる子供がいた。

この男の子は頭皮に虫が見つかり、薬で治療していた。

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ぼくがこの問題に気づけたのは、専門家からのアドバイスがあったおかげだ。

実際、ぼくはその村に10回も滞在しているのに、全くその問題に気が付いていなかった。

この一件から、専門家の強さとボランティアの弱さを思い知らされた。

 

専門家の強さ

専門家は国際協力分野の大学教授だった。

そのため、国際協力に関する圧倒的な知識と長年の経験を持っている。

だからこそ、ぼくが活動している村のことを知らなくても、知識と経験からその村の状況や問題を想像することができた。

そして、解決策を講じ問題を解決できる。

まるで預言者のように。

 

ボランティアの弱さ

その点、ボランティアは弱い。

国際協力に関する知識は浅く、経験も十分ではない。

そのため村の状況を正確に把握することができず、問題を予想することができない。

解決策を作成することができず、問題を解決できない。

まるで子供のようだ。

 

ランチェスター戦略

国際協力の分野で活動する専門家は強者であり、ぼくたちボランティアは弱者である。

しかし、弱者には弱者なりの戦い方がある。

最近ビジネスの世界で注目を集めているのが、ランチェスター戦略だ。

ランチェスター戦略とは、シェアが低い、規模が小さい、技術レベルが低いなどの弱い立場にある企業が結果を出すための手法である。

ランチェスター戦略によれば、ジブンの強みを生かすことで弱者も結果を出すことができるはずだ。

では、ぼくたちボランティアの強みは何だろうか?

 

ボランティアの強み

ボランティアの強みの一つは、現場にいることだ。

専門家は日本や途上国の都市に住んでいることが多いが、ぼくたちボランティアは村に住んでいる。

専門家よりもより現場に近い場所に暮らし、現場に多く足を運ぶことができる。

現場にいるのは、ボランティアである。

ボランティアが結果を出すには、現場にいることを生かすべきだと思う。

 

まとめ

そこで現場にいる強みを生かすために、村で頭皮の問題の調査を始めようと思う。

村に通い子供や親、学校の先生から子供の頭皮の問題について、聞き取り調査をする予定だ。

少し子供たちの手を調べてみると、イボがある子供が多く見つかった。

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今後は保健・衛生関係の問題も調査してみようと思う。

まずはさっそく明日の巡回指導から始めよう、現場にいる強みを生かして!

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