レンタカーを借りるときに、オプションの保険や補償をどうしようか迷っていませんか?
・補償を付けた方が安心だけど、料金が高くなっちゃう
・補償にはどんな効果があるの?
・事故を起こさなかったら損だよね
こんな風に悩みますよね。
例えば、ニッポンレンタカーの場合には、CDWとECOというオプションがあります。
ニッポンレンタカーのオプション①車両・対物事故免責額補償制度(CDW):一日1,080円程度
②NOC補償制度(ECO):一日432円
補償をつけたほうが事故のときの支払いは少なくなりますが、デメリットとして追加料金がかかります。
ですが私は、絶対に追加の保険と補償に入ることをおすすめします。
なぜかというと、先日レンタカーを借りて事故を起こしましたが、補償のおかげで助かったからです。
この事故の経験からレンタカーを借りるときには、追加の保険や補償をつけることをおすすめします。
そこで今回は、レンタカーで事故を起こした体験談をご紹介しましょう。
利用したのはニッポンレンタカーです。
引っ越しの費用を抑えるためにレンタカーを借りた
2019年の春に、引っ越しをしました。
これまでは海外渡航が多かったので、マンスリーマンションに住んでいました。
しかし、これからは東京を拠点にすることに決めたので、普通の賃貸マンションに住むことにしました。
そのため、引っ越しをする必要があります。
最初は引っ越し業者から見積もりを取ったり、友人が個人で行っている引っ越しサービスに連絡をしました。
しかし、引っ越し業者は料金が高いし、友人は予定が空いていなかったので、自分で引っ越しをすることにしました。
ニッポンレンタカーを使うことに
ダンボールを宅配便で送ろうかとも思いましたが、大きな椅子や植木鉢があったのでレンタカーを借りることに。
近所にはいくつかのレンタカー屋さんがありましたが、評判がよく料金が安いニッポンレンタカーにしました。
ウェブサイトから簡単に予約ができたので、さっそく予約します。
当日の車の受け渡しがスムーズに行くように、ネットで手続きも済ませました。
後日、ニッポンレンタカーの会員証が家に届きました。
予約情報が書かれた紙も印刷しました。
これで準備は完璧です。
軽のバンを予約したのに普通車のバンに変更された
引っ越し当日になり、ニッポンレンタカーの事務所に向かいます。
カウンターで簡単な手続きを済ませます。
車を返却するときにガソリンを入れなくてもよい制度があったので、それをお願いしました。
一日レンタルだったので、その分の定額制でガソリン代が引かれます。
おそらくこのサービスの方がガソリン代が割高ですが、わざわざガソリンスタンドに行く手間を省けます。
用意された車が予約と違う
そして、ついに車を受け取ります。
「では、ご利用いただくのはこちらの車になります」
とスタッフに用意された車は、なんと私が予約した車ではありませんでした。
私は軽自動車のバンタイプの車を予約しました。
ニッポンレンタカーの「バン・トラック」の『ワンボックス軽バン』です。
しかし、レンタカー屋さんが用意したのは、ハイエースでした。
ハイエースは私が予約した軽バンよりも一回り大きな車です。
※実際にはボンゴという車ですが、ボンゴはマツダ版ハイエースと呼ばれているそうなので、知名度が高いハイエースと呼びます
すぐにスタッフに「私が予約したのはこの車ではありません」と伝えました。
すると「お客様が予約した車はまだ用意できていないので、代わりにこちらの車を使ってください」といわれました。
急に車を変更されて困りましたが、引っ越し当日になって引っ越しの日程を変えるわけにもいきません。
仕方がないので、このハイエースを使うことになりました。
慣れないハイエースでビビる
私は19歳で自動車の免許を取得して、20歳から24歳までは毎日車を運転していました。
しかし、その後は車を運転するのが年に数十回程度になりました。
また、以前所有していた車は軽自動車のムーヴでした。
そのため、車体が大きな車を運転するのに慣れていないため、大型車の運転が嫌でした。
ですが、この車しかないといわれたら仕方がありません。
私はこの車を運転して、住んでいるアパートへ向かいました。
今思い返してみると、このときにレンタカー屋さんで勝手に車種を変更されたことを、受けいれるべきではありませんでした。
慣れない大型車を運転したことで、事故を起こしてしまいました。
車に荷物を詰め込んで引越し作業を行う
ハイエースを運転して、アパートへ戻ってきました。
アパートの駐車場にハイエースを駐車して、引っ越しの荷物を積み込みます。
あらかじめダンボールに入れておいたので、スムーズに運べました。
大きな椅子や植木鉢も入りました。
ハイエースのメリットは荷物がたくさん入ること
軽バンからハイエースに変わったメリットは、荷物が一度に運べたことです。
もしかしたら軽バンだったら、二回運ばないといけなかったかもしれません。
それくらいハイエースの積載スペースは空間が広かったです。
「意外とハイエースに変わってよかったかもな!」と思っていました。
レンタカーのバンを運転して荷物を運ぶ
レンタカーに荷物を積み終わったので、新居に向かいます。
レンタカーについていたカーナビを使って、新居を目指します。
慣れない大型車の運転で、しかも場所は東京です。
引っ越しをしたのが祝日ということもあり、歩行者や車が多かったと思います。
ビクビクしながら車を走らせました。
引っ越し元から引っ越し先までは、運転時間が一時間ほどかかったと思います。
コインパーキングに車を止めて新居へ荷物を運ぶ
新居の近くまでたどり着きました。
予定していた駐車場は満車だったので、近くのコインパーキングへ向かいます。
コインパーキングにレンタカーを停めて、引っ越し先のマンションに荷物を運びます。
ニッポンレンタカーの台車が大活躍
このときは、レンタカー屋さんで借りた台車が大活躍しました。
台車は有料オプションで借りられました。
台車も事前にネットで予約していましたが、なぜか当日は用意されていませんでした。
なので店員さんに「台車も予約したはずですが!?」と伝えて、用意してもらいました。
自分で引っ越しを考えている人は、レンタカー屋さんで借りるか自分で台車を購入して用意しましょう。
賃貸物件から新しい部屋へレンタカーで移動
新しい部屋に荷物を運び込めました。
一時間後にガス業者が来る予定でした。
水道や電気とは違い、ガスは開栓作業に立ち会わないといけません。
なので、一時間以内にレンタカーを返却して、部屋に戻ってこないといけません。
借りた店舗とは別の店舗へ返却する
とはいっても、レンタカーの返却は借りた店舗ではなく、新居から近い店舗でした。
最近はレンタカーを別の店舗に返すことができて、とても便利です。
新居から返却する店舗までは、車で5分ほどでした。
コインパーキングの料金を支払い、レンタカーを走らせました。
「ゆっくり走っても、余裕で一時間以内に帰ってこれるな」と考えていました。
この時は、まさかこの先で交通事故を起こすとも知らずに……
小さな子どもを連れた二組の家族に気を取られる
コインパーキングからレンタカー屋さんまでは、わずか5分の道のりです。
あっという間に、レンタカー屋さんの目の前まで到着しました。
カーナビによると、この角を左に曲がったら、そこがレンタカー屋さんです。
視界の左側にレンタカー屋さんがすでに見えています。
「よし、レンタカー屋さんにもう着くぞ」と思いました。
二組の子連れ家族が現れる
しかし、私が運転する車の前に、二組の親子が現れました。
二組とも幼稚園児くらいの子供連れています。
そして、その幼児たちが走り出したくてたまらない様子です。
お母さんたちが必死に腕を持って抑えていますが、いつ急に飛び出してくるかわかりません。
「うわー、子供が飛び出してきそうで怖い!」
と思い、走行速度を落としてゆっくりと進みます。
右前方にいる飛び出しそうな子供に注意しながら、交差点を左折しようとしたその時です!!!!!!!
ギギギギギギギギギッーーーー
道路標識に車体を擦ってしまった
突然、左後方からギギギギッーという音がしました。
びっくりしてブレーキを踏み、左後方を振り返って確認してみます。
すると、車体に密着する形で道路標識が立っていました。
※写真は事故現場を後から撮影したものです
右前方の子供に気を取られたせいで、大型車の内輪差を考慮せずに左折をしてしまい、車体の左後方を道路標識に擦ってしまいました。
音が聞こえた瞬間は、「もしかして、自転車の人を巻き込んだのか!?」と思いましたが、そうではありませんでした。
しかし、事故を起こしたことがショックで軽いパニックに陥ります。
あああああああああ〜〜〜〜
/(^o^)\
事故の処理が終わってから車体を見てみると、こんな傷がついていました。
黄色い線で囲んだ部分が擦ったキズです。
やってしまった~
/(^o^)\
車体には擦り傷だけではなく、凹みもあります。
これ、修理にけっこうお金がかかるやつやん……
この事故を起こした直後はめちゃくちゃ落ち込みました。
(この事故から二ヶ月以上経って、ようやくメンタルが回復してきたので、今回体験談を書いています)
目の前のレンタカー屋に事情を説明
とりあえず、「レンタカーを道路標識に擦ってしまった」ということは把握しました。
しかし、次に一体何をすればいいのか、わかりません。
頭はパニック状態です。
目の前にニッポンレンタカーがある
すると、目の前にレンタカー屋さんがあります。
ちょうどレンタカー屋さんから店員さんが出てきて、こちらを見ています。
それもそのはずです、レンタカー屋さんの目の前でレンタカーが事故を起こしているからです。
そこで同乗者にレンタカー屋さんに事情を説明してもらうことにしました。
すると、レンタカー屋さんから「こちらでは対処できません」といわれました。
レンタカーの事故は自分で対応する
どうやらレンタカーの事故は、レンタカー屋さんではなく借りた人が対応しないといけないそうです。
冷静になれば当たり前なことですが、事故を起こした直後はショックで頭が働かないんです。
「事故を起こしたときのマニュアルが契約書に挟まれているので、それに従って手続きを進めてください」
と店員さんから指示されました。
レンタカーを借りたときに渡された紙を見てみると、事故を起こしたときのマニュアルが書かれていました。
万一事故が発生した際には、直ちに運転を中止し、必ず以下手順の対応を行ってください。
1)負傷者の救護
2)警察への通報と届出
3)ニッポンレンタカー専用事故受付センターへのご連絡
とりあえず、けが人はいません。
私も同乗者も周りの通行人にも誰も怪我はなかったです。
なので、まずは警察に通報します。
ちなみに人生で初めて警察に通報しました。
レンタカー会社の書類の指示通りに警察に電話をかける
携帯電話で110番します。
すぐに警察に繋がり、担当者に事故の様子を説明しました。
すると「すぐに警察官が向かいますので、そのまま車内でお待ち下さい」といわれました。
これで警察への通報は完了です。
次にレンタカー会社の窓口に電話をかける
警察官が現場に到着するのを待つ間に、次はニッポンレンタカーの事故受付センターへ連絡します。
事故受付センターの電話番号は、紙に書いてありました。
電話で事故受付センターの担当者に事故の様子を説明しました。
「警察には通報しましたか?」と聞かれたので「はい」と答えました。
「車は走行可能ですか? レンタカー屋まで車を返せそうですか?」と聞かれました。
「レンタカー屋さんの目の前で事故を起こしました。車は走行できるので返せます」と伝えました。
「担当する警察官の所属先と警察官の名前をメモして、その情報を返却する事務所のスタッフに伝えてください」といわれました。
ニッポンレンタカーの事故受付センターの方は、とても優しく冷静に対応してくれました。
これで事故受付センターへの連絡も完了しました。
ニッポンレンタカーの事故サポートの詳細
事故対応センターとの電話では、事故の負担金についても説明がありました。
ちょっとややこしい話なんですが、ゆっくりと読んでみてください。
車両・対物事故免責額補償制度(CDW):一日1,080円程度
まず、私は車両・対物事故免責額補償制度(CDW)に加入していました。
もしCDWに加入していない場合には、対物や車両に被害があった場合に補償額としてそれぞれ5万円を支払わなければいけません。
CDWに加入しない場合・対物補償:5万円を払う
・車両補償:5万円もしくは10万円を払う
しかし、CDWに加入していたおかげで、補償額が0円になりました。
私が予約した軽バンのCDWの料金は1,404円でした。
なので、1,404円を支払ったおかげで、最大10万円(車種によっては15万円)を払わずに済んだのです。
ただし、実際には擦った標札には被害がなかったので、対物の補償は不要だったかもしれません。
NOC補償制度(ECO):一日432円
このときに、ノン・オペレーション・チャージについても説明がありました。
ノン・オペレーション・チャージとは、事故などでレンタカーが使えなくなったときにその期間の営業補償として、2万円か5万円を払わないといけない制度です。
ノン・オペレーション・チャージ(NOC)について
万一当社の責任によらない事故・盗難・故障・汚損・臭気(禁煙車両内における喫煙を含む)等により、 車両の修理・清掃等が必要となった場合、その期間中の営業補償の一部として下記金額をその損傷等の程度や修理等の所要時間にかかわりなく申し受けます。・予定の営業所に車両が返却された場合(自走可能) 20,000円
・その他(上記以外の場合) 50,000円
私のレンタカーは予定の営業所に返却できそうなので、2万円の負担になる予定でした。
しかし実は、私はノン・オペレーション・チャージの補償するオプション(ECO)に加入していました。
要するに、ノン・オペレーション・チャージの負担をなしにするオプションです。
NOC補償制度(ECO)について
万一の事故等の際に、お客さまにお支払いいただくノン・オペレーション・チャージ(NOC)を補償する任意加入のオプションです。ECOはインターネットではお申込みいただけません。ご出発時に営業所でお申込みください。*ECOは保険ではありません。
ECOの加入料は一日あたり432円です。
「お客様はECOに加入していますので、ノン・オペレーション・チャージのお支払いは不要です」
と説明を受けました。
432円を払ったおかげで、20,000円を払わずに済んだのです。
標準コースではなく安心コースを選んでいた
また、私は契約方法を標準コースではなく「安心コース」を選んでいました。
ニッポンレンタカーには、2つのコースがあるのです。
補償のポイント①安心コースか標準コースを選ぶ
②CDWに加入するか
③ECOに加入するか
標準コースと安心コースの違いは、ざっくりとこんな感じです。
安心コースだけのサポート①路上トラブル安心サービス(5つの無料ロードサービス)
②お困りの際の電話案内サービス
③返車時間超過安心サービス
④中途解約安心サービス
★対物補償:標準コースは上限3,000万円、安心コースは無制限
★人身傷害補償:標準コースは上限3,000万円、安心コースは上限5,000万円
今回の事故では怪我人はいませんでしたし、接触した標札にも被害もありませんでした。
なので、結果的には標準コースでも安心コースでも違いがありませんでした。
しかし、もし3,000万円以上の対物補償が必要なケースや、人身傷害補償が3,000万円を超えた場合では、安心コースの方が良いサポートになります。
車内で警察が事故現場に来るのを待つ
警察と事故対応センターに電話をしてからは、車の中で待つように指示がありました。
しかし、そのときに迷ったのは、車を移動させるかどうかです。
事故現場の状態を保持するためには、車を移動させない方がいいでしょう。
ですが、交差点に車が停まっていると通行の邪魔です。
そのときの状況としては、レンタカーを動かさなくても他の車が通行できますが、邪魔にはなっているという様子でした。
なので、車を動かそうか迷いました。
しかし結局はそのまま車を動かさずに待機していました。
警察官が到着し、車を移動させる
警察に通報してから、5〜10分ほどで警察官が到着しました。
警察官は自転車に乗ってやってきました。
警察官に事故の様子を説明すると、「一旦、車を動かしましょう」といわれました。
やはり通行の妨げになるので、車は動かした方が良かったようです。
といっても車を動かしたのは、1メートルほどでした。
その2メートル先には、目的地のレンタカー屋がありました。
警察の実況見分が行われる
警察官の方から事故についていろんな質問を受けました。
実はこのときまでは私は「電柱と接触した」と思っていました。
なので、警察官からは「東京電力さんに連絡して被害を確かめるね」といわれました。
しかし、警察官と一緒に実況見分をしてみると、接触したのは電柱ではなく道路標識だとわかりました。
道路標識は警察の管轄らしく、「道路標識には損害はなさそう」といっていました。
その後、身分証明書を見せて、職業の説明などを行いました。
個人事業主だと説明すると、具体的な仕事内容の説明を求められました。
警察官とのやり取りは15〜20分ほどで終了しました。
担当の警察官の所属と氏名をメモする
最後に警察官の方から「私の所属先と氏名をメモしてください」といわれました。
そこで、携帯電話のメモ帳に警察署の名前や部署名、警察官の名前を記録しました。
最後に警察官に謝罪とお礼を伝えました。
レンタカーと鍵を店舗へ返却
レンタカーを2メートルほど進めると、レンタカー事務所でした。
事務所の中に入り、スタッフに事情を説明します。
スタッフの方からは特に何もいわれることがなく、鍵を返却するだけでした。
事故を起こしたとしても、事務所でなにかする必要はないようです。
担当してくれた警察官の情報を伝える
スタッフの方からは警察について何も聞かれませんでした。
しかし事故対応センターからは「警察の情報を事務所に伝えてください」といわれていました。
そこで、対応してくれた警察官の所属先などをスタッフの方に伝えました。
レンタカー屋の店員さんに事故について謝る
最後にレンタカー屋さんに、事故を起こして車を傷つけてしまったことを謝罪しました。
土下座はしていませんが、誠意を尽くして謝りました。
引っ越しがなんとか終わった
そして、電車に乗って新居へ帰りました。
予定していたよりも一時間以上遅くなりましたが、ガス業者はまだ来ていませんでした。
帰宅から一時間ほど経ってからガス業者が現れ、無事にガスの開栓作業が終わりました。
これで引っ越し作業が完了です。
事故による体の怪我はなかったが精神的な傷が残った
今回の事故で怪我はありませんでした。
しかし、しばらく車を運転するのが怖くなりました。
特にレンタカーや大きめの普通車を運転するのが怖いです。
引っ越し費用を抑えるために自分で引っ越しをしましたが、少し後悔しています。
費用が高くなったとしても、引っ越し業者を使った方が良かったかもしれません。
これからレンタカーで引っ越しを考えている人は、もう一度よく考えてみてください。
私のように事故を起こすリスクもあります。
レンタカー事故を起こしたので次回から補償が使えないかも
レンタカーで事故を起こしたため、もしかしたら今後はレンタカーの補償が使えないかもしれません。
ニッポンレンタカーのホームページには、以下のように記載されています。
※借受人および貸渡し時にお申し出いただいた運転者が次の事項に該当する場合は加入をお断りすることがございます。
◇ご利用いただくために必要な免許取得後1年未満の場合
◇21歳未満の場合
◇過去に事故があり当社が不適当と認めた場合
「過去に事故があり当社が不適当と認めた場合」には、CDWとECOが使えないそうです。
一日1,080円程度のCDWが使えないと、事故を起こしたときに最大10万円(車種によっては15万円)を払わないといけません。
また一日432円のECOが使えないと、事故を起こしたときに2万円か5万円を払わないといけません。
逆にいうと、CDWとECOを使えば一日1,500円程度の出費で、事故を起こした場合の最大15万円の支払いをせずに済みます。
補償に加入した理由は、交通事故の被害者になった経験があったから
実は学生時代に交通事故の被害者になったことがあります。
その経験があったので、レンタカーを借りるときに補償をすべて付けました。
このおかげで事故の費用が0円で済みました。
過去の交通事故体験
学生時代のある日、軽自動車のムーヴを運転していたら、突然目の前の脇道から軽トラックが飛び出してきました。
急いで急ブレーキを踏みましたが、軽自動車の運転席に私のムーヴが突っ込みました。
すぐに相手の運転手が警察と保険会社に通報しました。
私はむち打ちになったので、病院に向かいました。
その後、相手と私と警察官の三者で実況見分が行われました。
事故当事者の言い分が異なる
相手の言い分は
「ムーヴが猛スピードで突っ込んできた。制限速度を守っていなかった。軽トラは一旦停止をしてからゆっくりと前進した」
というものでした。
私の言い分は
「制限速度を守っていたが、軽トラが一旦停止をせずに飛び出してきたので急ブレーキが間に合わなかった」
というもので、両者の言い分が食い違っていました。
警察官が実況見分で調べる
そして警察官が私の急ブレーキの跡から車がぶつかった位置までの距離を計り、車の損傷具合から私の車の走行速度を割り出しました。
それによると、私の言い分通り、制限速度よりも遅い速度で走行していたと判明しました。
また、その速度で走っていたのにぶつかったということは、「軽トラが一旦停止をせずに飛び出した」という結論になりました。
私が走行していた車線が優先道路で、軽トラの道には一旦停止の線がありました。
事故の責任は9:1
そのため、事故の責任は軽トラの運転手が9割、私が1割になりました。
そして、軽トラの運転手の保険を使って車の修理代、むち打ちによる病院の治療費、慰謝料を支払ってもらいました。
おそらく軽トラの運転手には、他にも罰金などの罰則があったと思います。
このような交通事故の経験があったので、レンタカーを使うときには保険やオプションの補償をできるだけかけるようにしています。
ニッポンレンタカーの交通事故体験まとめ
今回はレンタカーでの対物の接触事故を紹介しました。
しかし、過去に交通事故の経験があったので、あらかじめオプションの補償をつけてありました。
そのオプションのおかげで、事故の補償の支払いは0円でした。
私が追加で支払った金額は、およそ1,700円です。
たった1,700円程度の追加料金で、数万円の支払いリスクをなくせます。
ですので、レンタカーを借りるときにはオプションの補償をつけることをおすすめします。
レンタカーを借りるときにはニッポンレンタカーで、この三つを利用しましょう。
①安心コース
②CDWに加入
③ECOに加入
じゃらんレンタカーもおすすめ
ニッポンレンタカーもいいけど、じゃらんレンタカーがクーポンが使えてコスパが良いらしいです。
次にレンタカーを使うときには、じゃらんレンタカーを使ってみます。
じゃらんレンタカーの公式サイトをみる