本を読むのは、好きですか?
本嫌いが突然、読書好きになった理由
読書は時間の無駄と思っていた
今でこそ、ぼくは日本からパナマまで本を段ボール一箱分も海外輸送してもらい、それでも足りず電子書籍の読書用にNexus7というタブレットを買ったほどの読書家だが、実は本を読むようになったのは最近のことである。
ぼくは生まれてから大学を卒業するまで、「読書は時間の無駄」と思っていた。
本を読む時間があれば、スポーツをしたり、テレビゲームをしたり、友達と話した方が有意義な時間だと思っていた。
信じられないかもしれないが、本当に生まれてからの23年間、ほとんど読書をしてこなかったのだ。
一日一冊の本を読むように変わった
しかし、大学院生になったある日、ある事件をきっかけにぼくは読書に目覚めた。
その事件については、以下の過去の投稿を読んで欲しい。
参照:読書家が日本語で書かれた本がない海外でも本を読むためにNexus7を買ったら?|JIBURi.com
あの屈辱を受けて以来、ぼくは最低でも一日に一冊の本を読むようになった。
2年間の大学院生活で、700冊は本を読んだと思う。
おかげで「読書が趣味」と言えるまで、読書好きになった。
本嫌いでも本を読む工夫をした
ぼくは読書が大嫌いだったので、本を読む工夫をしなければいけなかった。
ただ、読んだだけでは途中で嫌になって止めてしまうか、読み終わっても内容や著者が伝えたいことが理解できないからだ。
そこで、いろんな読書方法をネットで調べた。
読書嫌いが読書方法を調べる方法は、本ではなくてやっぱりネットなのだ。
世界中にはたくさんの読書方法・テクニックが存在する
さっそく、「読書方法」でググってみた。
この世の中には、さまざまな読書方法、読書テクニックが存在する。
それだけ、この世界で「読書」が占める重要度が高いと言うことだろう。
例えば、以下のような読書法がある。
速読
文に沿って読むのではなく、ページを面として捉えて観るように読むテクニック。
ぼくは出来ないが、ぜひマスターしたい技術である。
速読を覚えて本を読むスピードが上がれば、それだけ読める本の量も増える。
音読
黙読ではなく、声に出して読む。
これはテスト勉強や新しい語学を学習する時にも共通する技だが、とにかく声に出して読むことはとても効果がある。
目で見る効果と、耳で聞く効果の二倍の効果があるからだ。
ぼくもスペイン語を覚えるときは、何回もスペイン語の教科書やテキストの音読を繰り返した。
パラレル読み
これは複数の本を同時に読んでいく読書方法。
出来れば同じカテゴリの本が良いらしい。
ぼくは狙ってすることはないが、たまたま3冊ほどを同時に読み進めることがある。
復読
一度読んだ本を繰り返し読む方法。
気に入った本なら何度読んでもいいが、嫌いな本、面白くない本を二回以上読むのは苦痛でしかない。
メモ読
本にメモや線を描きながら読む技。
教科書や参考書の大事なところに蛍光ペンでマークを付けるのと、原理は同じ。
難点は、読んだ後には本がメモ書きで汚くなり、古本屋やブックオフには売れないことだ。
ノート読み
これは読んだ本の内容を、本にまとめながら読書をする方法。
まるで教科書をノートに写す学生のようなテクニックであるが、効果があるのは間違いないと思う。
でも、メンドクサイ。
読書法のまとめ
ここに書いた以外にも、読書法、本を読むテクニックは存在する。
しかし、どのテクニックも事前に練習が必要だったり、本を読みこと自体に時間がかかったり、煩わしいものばかりだった。
そんなに苦労してまで読書したくない!
もって手軽に本の内容を理解したい!
もっと簡単に著者が伝えたいことを知りたい!
そこで、ぼくはもっと簡単にできて、本の内容と著者が伝えたいことを理解できる読書方法を編み出した!
内容の理解度が倍増する読書法
たった10秒で出来る!
ぼくが編み出した読書法は、たった10秒で出来る。
マジで超簡単。
本を読み始める前に!
タイミングは本を読み始める前が、最適だ。
目次を読み始める前に、この技を始めよう。
どんなジャンルの本でも!
この技はどんなジャンルの本でも使うことが出来る。
専門書からお笑い系まで、いかなる本にも通用する読書方法だ。
ぼくがお薦めするたった一つの読書方法
ぼくがお薦めするたった一つの読書方法とは、
著者紹介を読む。
以上、これだけ。
著者紹介とは
そもそも著者紹介とは、本の一番最後のページに書かれている本を書いた著者の情報が書かれた部分のことである。
著者紹介ゾーンには、氏名、年齢、職業、経歴、他の著書名などが書かれていることが多い。
複数の著書による共著の場合には、二人以上の情報が書かれているし、編集者のことが書かれていることもある。
著者紹介を読むべき3つの理由
職業や立場、経歴が理解できる
著者紹介を読めば、その本を書いた人のおよそのイメージがつく。
本というものは、著者自身を写し出す「鏡」のような存在である。
著者のことが理解できれば、それはほとんどその本を理解したことに繋がるし、あるいはその著者のことを知らないままではその本を理解できないとも言える。
書いた人を知ることが、本の内容を理解する近道なのである。
また、その本の要約のような紹介文が書いてあることもあるし、職業や立場、経歴から著書の考えが分かり、その本で伝えたいことも見えてくる。
伝えたいことがなんとなく理解できる
例えば、これから農業系の本を読むとしよう。
その本の著者がもし「有機農家」ならば、有機農業を批判するようなことは書かないだろう。
一般的な農業を否定・批判し、有機農業の素晴らしさを書いていると予想できる。
もう一つの例を。
例えば、これから仕事論の本を読むとしよう。
その本の著者がもし「脱サラし、個人商売をしている人」ならば、サラリーマンを否定しフリーランスな生き方をその本の中で提唱すると予想できる。
本を読み始める前に、その内容を予想しておくことは、内容理解を深める手助けをしてくれる。
他の著書を知ることが出来る
本を書いた人が、他にも同じジャンルや関係した分野の本をすでに出版しているかもしれない。
他の本の方が初心者向けで読みやすいかもしれないし、もっと専門的でさらに面白いことが書かれているかもしれない。
どちらにしても、他の本の情報も調べることで、一冊の本では理解できないことも理解できるかもしれない。
著者紹介のまとめ
1.著者を理解できる
2.伝えたいことを把握できる
3.関連書も把握できる
まとめ
ぼくは読書が大嫌いだったが、「著者紹介を読んでから、本を読み始める」という超簡単な読書法を実践したおかげで本の理解度が増し、楽しく本を読めるようになった。
本を読むのが苦手な人、嫌いな人はぜひこの技を試してほしい。
事前の準備や練習は何も要らない、たった10秒間だけ著者紹介を読んでみよう。
そうすれば、あなたの読書ライフが始まる。
ライフハックの関連記事
このブログで一番売れている本は○○!本と電子書籍の売上ランキングベスト10を公開します
セルフヘアカット歴5年のぼくが自宅で髪の毛を切るコツを教えます!前髪えりあしを自分で上手に切る方法
2年間何度も読み返した79冊の宮﨑文庫の本を写真でご紹介「本棚を見れば、持ち主の人間性がわかる」
【永久保存版】おすすめ映画ランキングまとめ100選×10人から選んだ世界最高の映画ベスト100【邦画・洋画・アニメ・アクション・恋愛】