プレゼン用のスライド
プレゼンテーションのやり方はさまざまある。
例えば何も物を使わずに話だけでするパターンや、ホワイトボードを使う、紙芝居を使う、ムービーを使うなどがある。
しかし、一般的なのはスライドを使う方法だろう。
そこで、今回はプレゼン用のスライドの作り方をまとめようと思う。
スライドを作る手順
1.スライドの基礎を学ぶ。
2.基礎通りに作る。
3.一本のストーリーを描く。
1.スライドの基礎を学ぶ。
いきなりパソコンでパワーポイントを開いて、スライドを作りはじめようとしてはいけない。
スライド作りの基礎を知らない状態では、まともなスライドは作れないからだ。
「スライドくらい作れるわ!」と怒られそうだが、ほとんどの人はスライド作りの基礎を知らずにスライドを作っている。
例えば、あなたはスライドのフォントに明朝体かゴシック体を使っていないだろうか?
もし使っているとしたら、あなたはスライド作りの基礎を分かっていない。
これから一緒にスライド作りの基礎を学ぼう。
といっても、ぼくがするのはスライドシェアとサイトの紹介だ。
スライドシェアとはネット上でスライドを共有するサービスのことで、今回はスライド作りの基礎を学ぶためのスライドを紹介する。
以下のスライドを見れば、簡単にスライド作りの基礎が学べる。
スライド作りの基礎を学べる4つのスライドシェア
1.見やすいプレゼン資料の作り方
2.しょぼいプレゼンをパワポのせいにするな!
3.キレイな提案書を作るためのデザインの基礎知識
4.色彩センスのいらない配色講座
このスライドはスライドの作り方ではないが、スライドを作る上で重要な配色を学べるのでぜひ見て欲しい。
スライド作りの基礎を学ぶための2つのサイト
1.伝わるデザイン
スライドの基礎がすべて、ココに。
2.ビジュアルシンキング
スライドの図を作る時に参考にすべきサイト。
上記二つのサイトはスライドを作りながら、繰り返し見て欲しい。
スライド作りの最強の味方になる。
すべてのスライドとサイトを見れば、スライド作りの基礎が学べるはずだ。
2.基礎通りに作る。
次にやるべきことは、シンプルだ。
上記のスライドシェアとサイトで習ったことを、そのまま使って自分のスライドを作るだけだ。
最初はオリジナリティなんていらない。
習った通りに作ろう。
慣れてきたらオリジナリティを出していけばいい。
◆フォントはスライド用に直した?
◆文字や図、余白の位置はそろえた?
◆使う色は三色だけにした?
◆箇条書きはほとんどない?
◆文字の大きさは18pt以上?
スライドとサイトを参考にしながら、スライドを作ろう。
3.一本のストーリーを描く。
ここまで来たら、ゴールは近い。
とりあえず、スライドは出来ただろうがそれらは繋がっていない。
スライドは一枚一枚独立しているが、本当はすべて繋がって一本のストーリーになっていないといけない。
イメージ的には、トランプを少しずつ重ねて並べる感じだ。
「少しずつ重ねて」がポイント!
一枚のスライドの中には、前のスライドの内容を少しだけ含めて、かつ次のスライドの内容を少しだけ含めるようにしよう。
1.0ずつではなく、0.8ずつ進んでいこう。
50枚のスライドで伝えられることは、50個ではなく40個なのだ!
そうすることで、初めてプレゼンを聞く傍聴者でもストーリーを感じることができ、内容を理解しやすくなる。
ストーリーからズレたスライドは、思い切って捨てていこう。
代わりに「繋がらないな」と感じた場所には、ストーリーを繋ぐスライドを足していこう。
まとめ
スライドを作る手順
1.スライドの基礎を学ぶ。
2.基礎通りに作る。
3.一本のストーリーを描く。
この手順でスライドを作れば、自信を持ってプレゼンに使えるスライドが完成するはずだ。
スライド作りで困ったことがあれば、紹介したスライドシェアとサイトを見れば、きっと答えが載っていると思う。
プレゼンを上達するための本
プレゼンの教科書
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見やすい資料のデザイン方法
スティーブ・ジョブズのプレゼン術
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