2015年から続けてきた海外ノマド生活を一旦終わりにして、新しい旅のスタイルを始める。
思い返してみると、2013年の青年海外協力隊から海外生活が始まった。
そして、協力隊の任期が終わってから、そのまま海外ノマド生活へ。
2017年には八ヶ月ほど東京に住んで海外渡航を自主規制したが、精神的に参ってしまった。
仕方がないのでヨーロッパに三ヶ月間行ったが、やはりノマド生活への飽きは感じる。
とにかく、家がほしいのだ。
そこでこれからは、家を持った上で毎月数週間の旅行や出張を続けようと思う。
自分にとって、これが「旅行3.0」と呼べる新しい旅のスタイルだ。
そこで今回は、旅行スタイルの変化についてまとめてみた。
旅のスタイルの変化
まずはぼくの旅のスタイルの変化をご紹介したい。
1.0 海外に数年間住んでみたい(2013〜2015年の青年海外協力隊時代)
●パナマ:二年間
「海外に住んでみたい」という思いがあり、2013年からJICAの青年海外協力隊に参加した。
もちろん、途上国で国際協力の経験を積みたいという気持ちもあった。
そして、ぼくが派遣されたのは中米にあるパナマ共和国。
パナマの農牧省に勤め、電気も水道もない農村で二年間ボランティア活動をした。
知らない人もいるだろうが、協力隊に参加すると基本的に任国の外へ出ることはできない。
唯一例外になる年間20日間の休暇制度を利用して、日本とメキシコ、コスタリカには行った。
しかし、それ以外の日々は、ずっとパナマの国内で過ごした。
そのため、「他の国のことも知りたい」という思いが生まれた。
なぜかというと、その当時のぼくにとっては【海外=パナマ】だったからだ。
・パナマ以外の中南米の国へ行ってみたい
・中南米以外の地域へ行ってみたい
・数日間ではなく、数カ月間は滞在したい
このような願いが生まれていた。
2.0 海外を数ヶ月ごと旅しながら働きたい(2015〜2017年の海外ノマド時代)
●ベネズエラ:二ヶ月
●ボリビア:三ヶ月
●ケニア:六ヶ月
●中南米縦断:三ヶ月
●スペインとポルトガル一周:一ヶ月
●日本:八ヶ月(札幌、東京、長野、京都、福岡、鹿児島、屋久島、沖縄、宮古島)
●ヨーロッパ周遊:三ヶ月
青年海外協力隊の任期が終わってからは、二年半ほど世界中を数カ月ごと旅しながら働いた。
農業指導の仕事で滞在した国もあるし、写真撮影のために行った国もある。
中南米、アジア、アフリカ、ヨーロッパに数カ月ごと滞在できて、願いがかなえることができた。
ただし、拠点を持たずに大陸間移動を繰り返す日々は、体力的にも精神的にも辛かった。
写真撮影の荷物は重たいし、時差ボケの連続だからだ。
そして、刺激的だった海外ノマド生活にも、飽きは忘れずにやってきた。
次第に「定住」に憧れを抱くようになったのだ。
・家に住んでみたい
・海外旅行の日数を短くしたい
・普通の暮らしをしてみたい
こんな願望が浮かんできたので、次の旅のスタイルを模索し始めた。
2015年6月に青年海外協力隊の任期が終わってから今日まで「世界中を旅しながら働くノマドワーク」を実践してきて、ひとつだけわかったことがあります。
_人人人人人人_
> 家は便利 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄— 宮﨑大輔🍓📷 (@JIBURl) 2017年2月18日
3.0 家に住んで、毎月数週間ずつ海外旅行したい(2018年からは拠点を持った上で旅を続ける)
●2月:インド一週間
●3月:ネパール一週間
●4月:キューバ、メキシコ、パナマ二週間
●5月:キューバ一週間
●6月:ハワイ一週間
そして、2018年からは家に住みながら、毎月数週間ずつ海外旅行をする予定だ。
とりあえず、2月から6月までは最低でも一週間は海外旅行の予定が入っている。
この予定以外にも国内出張と海外出張が入りそうなので、月の半分くらいは出かけているだろう。
しばらくは、この旅のスタイルを実行してみたい。
【2013年】外国に数年間住んでみたい!
↓
(飽きた)
↓
【2015年】海外各地を数ヶ月ごと旅しながら働きたい!
↓
(飽きた)
↓
【2018年】日本と海外を数週間ごと往復したい!←now
↓
↓
↓
↓
↓
【20xx年】ふとんから出たくない!— 宮﨑大輔🍓📷 (@JIBURl) 2018年2月10日
自分にあった旅のスタイルを見つけよう
旅行にはいろんなスタイルがある。
さまざまな旅行のスタイル
・団体ツアーに参加する
・プライベートツアーを組む
・週末に短期旅行を何回もする
・年に一回だけ豪華な旅をする
・高級リゾートホテルに泊まる
・バックパッカーで節約旅
・ローカルな体験を重視する
・エコツーリズム
・リモートワークしながら旅する
・大道芸で稼ぎながら旅を続ける
などなど。
なので、自分にあった旅のスタイルを探してみよう。
例えば長期滞在には長期滞在の良さが、ノマド生活にはノマド生活の良さがある。
そして、もちろんそれぞれのデメリットもある。
参考:海外ノマドワーカーのデメリット!五年間30カ国を旅しながら働いた男の末路
旅行スタイルは自分で決めよう
ぼくの場合には、旅行スタイルがこのように変化してきた。
●旅行1.0:二年間の長期滞在
●旅行2.0:数カ月ごとの海外ノマド生活
●旅行3.0:家に住みながら数週間ずつの旅行
これはリモートワークが可能などの世の中の変化も関わっているが、自分自身の変化も影響している。
もし、青年海外協力隊に参加していなかったら、今でも海外移住に憧れているだろう。
もし、海外ノマド生活を二年半もしなかったら、今でも海外ノマド生活に憧れているだろう。
どちらも自分で経験したからこそ、納得して新しい旅のスタイルを始められる。
なので、自分で自分の旅のスタイルを決めることが大切だと思う。
まだ自分の目指すスタイルがわからない人は、まずは【旅、生活、仕事】について考えてみよう。
・どんな旅がしたいか?
長期間がいい?
それとも短期間?
・どんな生活がしたいか?
贅沢な生活がしたい?
それとも質素な生活でもいい?
・どんな仕事がしたいか?
オフィスに通う仕事がしたい?
それともリモートワークがしたい?
参考:海外で働きたい人は三つの要素(スキル・語学・営業)を考えよう
さらに次の旅スタイルの選択肢
今は定住しながら旅を続けようと思っているが、そのうちやりたいことが変わるだろう。
あり得そうなのは、こんな選択肢。
・家を捨てて、再びノマド生活へ
・ワーホリビザでスペイン移住(2019年8月までなら可能)
・南米移住
・仕事で海外へ長期滞在
・日本の地方へ移住
これから先、どんな旅のスタイルに変化するか、自分でもまだわからない。
でも、旅のスタイルの変化は、旅をすることで起きる。
だからこそ、旅をしたい。
まとめ
海外ノマドの次の旅のスタイルとして、家を持って毎月数週間ずつ海外旅行をすることにした。
まずは来週から、インドとネパールへ行ってきます。