コスタリカのマヌエル・アントニオ国立公園
現在、ぼくは青年海外協力隊の任国外旅行制度を利用して、コスタリカを旅行している。
コスタリカは「環境保護」と「エコツアー」に力を入れていて、なんと国土の4分の1は国立公園に指定されている!
今回はコスタリカの「マヌエル・アントニオ国立公園」を紹介しようと思う。
1.マヌエル・アントニオ国立公園の概要
マヌエル・アントニオ国立公園は、コスタリカのプンタレナス県にある国立公園である。
マヌエル・アントニオ国立公園内では、①美しい海岸と②熱帯雨林、そこに住む③野生動物を楽しむことができるのが特徴だ。
多くの旅行者に訪問されていて、コスタリカの人気観光スポットだ。
2.マヌエル・アントニオ国立公園への行き方
コスタリカのマヌエル・アントニオ国立公園への行き方を説明しよう。
まずは隣の都市ケポスへ
まずはマヌエル・アントニオの隣にあるケポス(Quepos)という都市に行こう。
サンホセからケポスまでは、バスで3時間半ほどだ。
ケポスから路線バス
ケポスのバスターミナルから、マヌエル・アントニオ行きの路線バスが出ている。
運賃は350コロンで、乗る時に運転手に支払う。
15分おきくらいの頻度で出ているので、ほとんど待たずに乗れるので便利だ。
ケポスからマヌエル・アントニオまでは15分ほどだ。
途中には飛行機がそのまま展示されているレストランがある。
初めて見たときには驚いた。
すぐ近くには電車レストランもあった。
さすがリゾート地。
峠を越えて右手にビーチが現れたら、ビーチ前のバス停で降りよう。
そこから山に向かって5分ほど歩くと、マヌエル・アントニオ国立公園の入場ゲートに到着する。
3.マヌエル・アントニオ国立公園への入場方法
マヌエル・アントニオ国立公園の入場券は、入場ゲートの手前150m地点の銀行で販売している。
入場チケット窓口
銀行の窓口でチケットを購入しよう。
チケットは10ドルだ。
4.見学方法
入場ゲートを通り、係員にチケットを渡すと入場できる。
マヌエル・アントニオ国立公園の見学方法は、以下の2通りだ。
(1)ガイドを雇う
もしツアーで参加する場合には、ずでにガイドが付いていると思う。
個人で行く場合でも、国立公園の入り口でガイドを雇える。
ガイドを雇うと、野生動物を探してくれ、大きな野鳥観察用スコープで野生動物を見せてくれる。
欧米人旅行者や中国人などのツアー客は、ガイドと一緒に散策していた。
料金は交渉次第だ。
(2)個人で見学する
もう一つの方法は、ガイドなしで見学する方法だ。
ガイドを付けない場合は、自分で野生動物を見つけないといけないし、双眼鏡がないと遠くの野生動物は見れない。
しかし、この地域には野生動物は豊富にいて、探さなくても見つかる。
ぼくはガイドなしで見学した。
5.見所紹介
マヌエル・アントニオ国立公園の見所は、大きく分けて5つある。
(1)整備された遊歩道
まずは整備された遊歩道。
熱帯雨林の中を歩くだけでも、とても気持ちが良い。
遊歩道の中には、日本では見られない熱帯植物が繁茂している。
日本では見られない熱帯の花もキレイだ。
そして、時折キレイなモルフォ蝶が顔の前をかすめ飛んでいく。
(2)展望台
マヌエル・アントニオ国立公園の奥には、展望台がある。
展望台までは遊歩道から20分ほど歩かなくてはならず、足腰が弱い人には向いていない。
しかし、展望台からは海岸線が一望できるので、若い人にはおススメだ。
展望台は2つあるので、1つ目で引き返さないように注意が必要だ。
国立公園内には、案内看板やトイレが設置されているので、アウトドアに不慣れな観光客でも快適に散策できる。
(3)美しいビーチ1
マヌエル・アントニオ国立公園の魅力といえば、野生動物や植物だけでなく、美しいビーチが2つもあることだ。
そのうちの一つが、プラヤ・マヌエル・アントニオだ。
透明度が高いキレイな海で、海水浴をすることができる。
(4)きれいなビーチ2
もう一つのビーチが、プラヤ・エスパージャ・スール。
こちらも美しい海岸が広がっている。
朝早く行ったので、誰も泳いでおらずビーチを独り占めできた。
ビーチにはシャワー室もあり、快適に海水浴が楽しめる。
(5)ナマケモノやイグアナなどの野生動物
マヌエル・アントニオ国立公園には、ナマケモノ、イグアナ、ホエザル、ノドジロオマキザル、リスザル、アグチー(巨大ネズミ)が生息している。
ぼくはガイドなしで見学していたが、たくさんの動物を発見できた。
まず道の近くに出没するし、近くにいるガイドが教えてくれるからだ。
おかげでぼくはガイドなしでも楽しめた。
ただし、残念ながらぼくはナマケモノを見つけることができなかった。
6.注意点
コスタリカの中でも人気が高いマヌエル・アントニオ国立公園だが、注意しなければいけないこともある。
(1)出入口は1つだけしかない
まず、出入口は1つしかない。
山側の入り口から入って、海側の出口から出るということは出来ない。
海側は完全に封鎖されているので、海岸で遊んだあとは来た道を引き返そう。
(2)荷物の管理に注意
海岸で遊んでいる時には、荷物を盗まれないように注意しよう。
盗むのは人間だけでなく、動物の可能性もある。
サルがエサを探すらしい。
(3)かぶれる野生植物に注意
海岸には触れるとかぶれる「マンサニージォ」という植物が生えている。
ぼくは別の場所で、腕が野生植物に触れてかぶれてしまった。
不意に植物に触らないように注意しよう。
7.国立公園付近のマヌエル・アントニオ情報
マヌエル・アントニオ国立公園があるマヌエル・アントニオ地区は、リゾート地である。
(1)ホテル、レストラン、お土産屋
そのため、高級ホテルや観光客向けのレストラン、お土産屋が連なっている。
(2)無料のビーチ
国立公園の手前にあるマヌエル・アントニオのビーチは、とても広くてきれいで無料で利用できるので、週末には地元のコスタリカ人や旅行者でにぎわっている。
このビーチでは泳ぐこともできるし、サーフィンもできる。
しかも、水着姿の美女も多い!!
まとめ
マヌエル・アントニオ国立公園は、アウトドアに慣れていない観光客でも楽しめる初心者向けの国立公園だ。
キレイな海岸もあるし、熱帯雨林の中を歩け、サルやイグアナなどの野生動物も見つけることができる。
コスタリカを訪れたら、まずはマヌエル・アントニオ国立公園に行ってみてはいかがだろうか。