海外でも読めるKindleの電子書籍
ぼくが今年買って良かったモノの第一位は、電子端末タブレットのNexus7だった。
参照:青年海外協力隊として途上国暮らしを始めた2014年に買って良かったもの5選
タブレットを買ったことで一番うれしい変化は、Kindleを通して日本語の本が電子図書として購入できるようになったことだ。
パナマでは日本語の本は全く売っていないので、読書好きなぼくは苦しんでいたからだ。
今年は、日本から読みたい本を段ボールに詰めて一箱分送ってもらったが、空輸代がかかるので何回も送ってもらう訳にはいかない。
しかし、タブレットを持った今は、Kindleを使えば一瞬で電子図書を購入できる。
Kindleは途上国に暮らす日本人にとっては、もはや無くてはならない素晴らしいシステムだ!
JICAボランティアが2014年に読んだ19冊の電子書籍
せっかくなので、今年購入した19冊の電子図書を公開しようと思う。
今年の読書量
余談だがこれ以外にも、日本から本を空輸してもらったり、他の協力隊の本を借りたり、JICAの図書も借りているので、今年は50冊以上は本を読んだと思う。
しかし、日本に居た頃に比べれば、読書量は圧倒的に少なくなった。
それは、パナマには日本語の本を置く図書館がないからだ。
今ぼくが一番恋しいものは、日本の図書館である。
青年海外協力隊が読んだ本
では、今年読んだ19冊の電子図書を公開しよう。
これを見ればなんとなく、ぼくの本の好みがわかると思う。
振り返ってみると青年海外協力隊とは関係ない本ばかりだが、これがぼくが興味を持っていることである。
他のJICAボランティアはいったい、どんな本を読んでいるのだろうか?
国際協力関係の本ばかり?
職種と関係した本ばかり?
それでは、電子図書をダウンロードした順に紹介しよう。
1.諦める力|為末大
最初に購入した電子図書は、為末大さんの諦める力。
ぼくは為末大さんの深い考察に基づいた考えが好きだ。
2.トッププレゼンターの技術構成力|西原猛
プレゼンテーションがうまくなりたいので、プレゼン系の本は気になる。
この本は無料だったので、ダウンロードした。
3.桐島、部活やめるってよ|朝井リョウ
「桐島、部活やめるってよ」は、他の協力隊員がお薦めしていたので、読んでみた。
パナマの高校生と比べながら読み、日本とパナマの違いを考えさせられた。
この本をスペイン語に訳しても、パナマ人の共感は全く得られないと思う。
4.武器としての書く技術|イケダハヤト
プロブロガーであるイケダハヤトさんの「武器としての書く技術」はマジでおすすめだ!
ぼくはこの本を一番参考にして、ブログを運営している。
ブログを運営したい人は、絶対に読んだ方がいい!
ブログを書くことについて参考にした。
イケダハヤトさんは高知県に移住してからもブログが面白い。
5.カンボジアでカレー屋作っちゃいました!サムライカレー創業記|森山たつお
これは、カンボジアで実施した「途上国起業体験プログラム」の体験記。
とにかくスピード感にこだわっているのが、興味深い。
6.蜘蛛の糸|芥川龍之介
仏教系の思想を伝える本。
考えさせられるお話。
7.般若心経講義|高神覚昇
般若心経とは?という話。
般若心経とか、禅とか、老荘思想に興味がある。
8.日本の伝説|柳田国男
日本の民話を集めて比べた本。
パナマの山奥の集落の言い伝えも、集めて本にしたら面白そう。
9.武士道|新渡戸稲造
武士道といえば、新渡戸稲造!
日本人の奥底にある武士道について。
10.ガリバー旅行記|スウィフト・ジョナサン
地球の反対にいるぼくは、少しガリバーに感情移入した。
著者がこの本を書き終えた直後に発狂したとは知らなかった……
11.イワンの馬鹿|トルストイレオ
何度も読み返したくなる話。
12.超高速勉強法|楠木修三
勉強の効率良い方法を学べる本。
ネットの評判が良いので、買ってみた。
スペイン語学習に生かしたい。
13.やさしいデザインの教科書|瀧上園枝
ぼくはプレゼンテーションを行う上で、デザインの知識がとても大切になると思っている。
特にスライド作りで効果を発揮する。
ポスターなど具体例が満載で分かり易かった。
14.ソロモンの指輪|コンラート・ローレンツ
学生時代から恩師の影響で、「動物行動学」が大好き。
この本は動物行動学の元祖らしい。
動物行動学者の山内久美子さんとは違った角度の本だったが、楽しめた。
15.ZERO to ONE|ピーター・ティール
ミーハーなので、話題の本に手を出した。
これは、投資家が書いた起業家向けの本。
16.「Chikirinの日記の育て方」|ちきりん
著者のちきりんさんは社会派ブログで有名な人。
ブログの書き方や運営方法が独創的だが、そこにある信念を理解できた。
17.レールの外ってこんな景色|イケダハヤト、タクスズキ、鳥井弘文、けいろー、ツベルクリン良平、下津曲浩、池田仮名、金野和磨、中里祐次、(編集)佐藤慶一
人気ブロガーの皆さんが協力して出版した本。
ブログを書いている人が読んだら勉強になるし面白いと思うけど、そうじゃない人はイマイチ理解できないと思う。
18.利己的遺伝子から見た人間|小林朋道
今年読んだ本の中で、「利己的遺伝子から見た人間」が一番面白かった!
「利己的な遺伝子」を分かり易く噛み砕いた本だけど、学術的でもある。
生物を習う大学生にぜひ読んでもらいたい。
19.イシューからはじめよ|安宅和人
今、読んでいる電子図書。
なかなか面白い。
今年読んだ電子書籍のカテゴリー分け
今年読んだ電子図書19冊をカテゴリ別に分類してみた。
ブログ関係:3冊
ビジネス関係:3冊
宗教関係:3冊
プレゼン関係:2冊
生物関係:2冊
その他:5冊
読んだ電子図書を振り返ってみると、どうやら今年のぼくは、ブログ、ビジネス、宗教に関心が強く、プレゼン、生物にも興味があったらしい。
読んだ本を振り返ると、自分の興味が客観視できるからおすすめだ。
みなさんも、年末にぜひやってみてもらいたい!
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