パナマに暮らす中国人
日本ほど便利な国はないと言われている。
その理由の一つに、日本特有の「コンビニの存在」がある。
しかし実は、パナマにもコンビニがある。
すべて中国人が経営しているため、「Tienda China」(中国人の店)と呼ばれている。
ジュースやお菓子を買ったり、ちょっとした日用品を手に入れるのにとても便利だ。
このため、パナマには中国人がたくさん住んでいる。
そして、その多くがビジネスで成功しており、パナマでは「中国人=金持ち」という認識が広がっている。
僕の現在のホームステイ先の近くにも中国人家族が住んでおり、大豪邸に住んでいる。
たまに食事をご馳走になったり、4人の子供と一緒に遊んだり、仲良くさせてもらっている。
特に末っ子で6歳のジェイソンとは、ほぼ毎日一緒に遊んでいる。
しかし、最初に会ったときは「この日本人が喋るスペイン語は、全然意味わかんねぇよ。」と言われてしまった。
しかし今ではジェイソンは、立派なスペイン語の家庭教師だ。
毎日、スペイン語でお喋りしてくれる。
代わりに僕は、ジェイソンをオンブしてあげたり、ブロックのオモチャを作るのを手伝ってあげている。
そんなジェイソンの最近のお気に入りは、写真を撮ることだ。
僕のカメラを一度使ってから、カメラの虜になってしまった。
「ダイスー、カメラ貸して~」とおねだりしてくる。
【 カメラを手にしたジェイソン(前歯は生え変わり中) 】
【 オウムをパシャリ 】
ジェイソンは、とても楽しそうに写真を撮っている。
しかし、ほとんどはブレているか、ピントが合っていない。
それでも、ジェイソンは楽しんでいるし、僕も見ていて楽しいから何も問題はない。
【 ダイスーを狙うジェイソン 】
【 ジェイソンを狙うダイスー 】
撮り合いっこは超楽しい。
青年海外協力隊にはカメラの2台持ちがおすすめ
上の2枚の写真に写っているように、僕は2台のカメラを持っている。
ジェイソンが持っているのは「防水・防塵コンデジ」であり、【農業・日常用】として使っている。
雨が降っていても、農作業をしながらでも使えるから大変重宝している。
僕が持っているのは、「一眼レフカメラ」であり、【趣味・イベント用】として使っている。
思い出に残したいイベントや、綺麗に撮りたい写真を撮るときに使っている。
カメラを2台も持ってきたことは、正解だったと思う。
一眼レフのメリット
一眼レフを持ってきたことで、「写真を撮りに散歩に出かける」という新しい趣味が出来た。
さらに一眼レフを持っていると「写真を撮ってくれ!」と声をかけられることもある。
写真を撮ることで、見ず知らずのパナマ人と知り合うキッカケが出来ている。
防水・防塵コンデジのメリット
農業隊員の活動では、畑で作業中に汚れた手のまま写真を撮る機会も多いだろうし、雨期にはほぼ毎日土砂降りの大雨が降る。
そのため、防水・防塵コンデジも必須だと思う。
2年間のたくさんの思い出を心だけでなく、写真にも残そう。
おしまい。