JICA駒ヶ根訓練所で任国事情の講師を務め訓練生と交流したら、2年前にタイムスリップした!
2015年8月8日にJICA駒ヶ根訓練所で任国事情の講師を務め、派遣前訓練中の候補生と交流した。
任国事情の講師として中米パナマ共和国に派遣される予定の訓練生へ、パナマの生活や語学、ボランティア活動について説明し、任国事情の講演が終了したあとには4名の訓練生と飲みに行った。
ぼくは2年前に駒ヶ根訓練所で派遣前訓練を受けたのだが、訓練生と交流していると2年前にタイムスリップしたかのような感覚になった。
そこで今回は、駒ヶ根訓練所で候補生と交流した様子をご紹介しよう。
派遣前訓練の任国事情の講師
8月8日にJICA駒ヶ根訓練所で「任国事情」という講座が開催され、ぼくは中米パナマ共和国の講師として招かれた。
1.任国事情とは
任国事情とは、協力隊OBを招き派遣国の生活や文化、ボランティア活動について話しを聞き、訓練生の相談に乗ってもらう派遣前訓練の講座である。
ぼくはも2年前の訓練生時代にこの講座に参加し、パナマに派遣されていた元環境教育隊員の方からパナマについての説明を受けた。
帰国隊員から話を聞くまではパナマという国についてイメージできなかったが、任国事情の講座を聞くことで具体的にパナマで自分がボランティア活動を行うことをイメージできるようになった。
そのため、派遣前訓練の数ある講座の中では、実用的な講座だ。
2.パナマの生活と文化について説明
ぼくは中米パナマ共和国に派遣されていたので、パナマに派遣される予定の2名の候補生へパナマの生活やボランティア活動について説明を行った。
2名が派遣される地域はぼくが住んでいた県ではなかったが、パナマで2年間活動していたので候補生が派遣される地域と団体の名前を聞けば、なんとなく生活レベルや活動がイメージできるので適宜アドバイスをした。
事前に質問書を受け取っていたのでまずはその返答を行い、その後パナマの生活、スペイン語学習のコツ、ぼくの配属先での活動の様子、パナマでの余暇の過ごし方を説明した。
2名ともぼくのブログの存在を知っていてくれたので、自己紹介の手間が省けとても話しやすかった。
こういう時に、「ブログをやっていると便利だなぁ」と感じる。
3.任国事情で使ったプレゼン資料
任国事情で使用したプレゼン資料をスライドシェアにアップした。
パナマの生活について簡単にまとめてあるので、興味がある人は見て欲しい。
中南米のスペイン語の訛りについても書かれているので、中南米に派遣される人の参考になるかもしれない。
平成27年度二次隊の訓練生と交流
任国事情の講座が終了してからは暇になったので、同期のFacebookの投稿面白いラジオDJ隊員と一緒にドライブデートし、その後訓練生と飲みに行った。
1.同期隊員とデート
同期隊員と駒ヶ根の信州マルスウイスキー蒸留所に行ったり(閉まってたけど)、信州ファームスに行ってお土産を勧めた。
会うのは2年ぶりだったけど、会ってすぐに訓練時代のように話ができて嬉しかった。
協力隊の同期は、まるで戦友のような存在だ。
2.平成27年度二次隊と飲み会
その後は、現在訓練中の平成27年度二次隊の候補生4名と同期隊員と一緒に、駒ヶ根駅前に飲みに行った。
初めて会う方々ばかりだったが、「青年海外協力隊」という共通点があるので、すぐに話が弾んだ。
駒ヶ根マジックについてや協力隊に参加した理由などを話し、訓練生と話をしているうちに自分が訓練していた当時の記憶が蘇って来て、まるで2年前にタイムスリップしたかのような感覚になった。
おかげで訓練生時代に悩んでいたことや不安に思っていたことを思い出し、今の自分の考えとの違いを振り返ることができた。
3.ブロガーのカルロスさん
この飲み会は訓練生のブロガー、カルロスさん(@crls1031)からのお誘いで実現した。
カルロスさんはマジでぶっ飛んだブログを書いているので以前から興味があり、過去にこのブログでも紹介している。
参考:今から見逃せない!これから青年海外協力隊に派遣される平成27年度隊次の候補生ブログ3選
カルロスさんとお会いするのは初めてだったが、ブログのイメージ通り体育会系な雰囲気の方で、とにかくパワーが凄く圧倒された。
カルロスさんのブログでぼくのことも紹介してくれているので、ぜひ読んでみてほしい。
参考:JIBURI.com運営者、宮崎大輔さんは、色白・細身で草食系な、ただの好青年でした。|NIPPON Crazy “KOBA”
平成27年度二次隊の訓練生はこれからさらに一ヶ月間の訓練を受け、9月頃に任国へ派遣予定である。
まとめ
JICA駒ヶ根訓練所で任国事情の講師を務め、パナマ共和国の生活やボランティア活動について訓練生へ説明を行った。
講座が終了後は訓練生と飲みに行ってたっぷりと話をして、まるで2年前にタイムスリップしたような気分を味わえた。
訓練生には残り一ヶ月間の訓練を頑張ってほしい!