【レビュー】イベリア航空に搭乗した体験談と評判!成田からスペインのマドリード直行便に乗った搭乗記と機内食

  • URLをコピーしました!

成田空港のイベリア航空の飛行機

目次

スペインのイベリア航空のマドリード直行便に乗ってみた

2016年10月18日からイベリア航空により、新しい航路が就航した。

それは成田空港とスペインのマドリードバラハス空港間の直行便。

これまでスペインへ行くためにはロシア、中国、ドバイなどを経由しなければいけなかった。

しかし、今回の直行便就航のおかげでスペイン旅行が一気に簡単になる。

成田空港からマドリードまで乗り継ぎなしで行けるからだ。

幸運にも19日の成田空港発・マドリードバラハス空港行きの「就航記念第一便」を予約できた。

就航記念の最初のフライトでスペインまで行ってみた。

そして、現在はスペイン・バルセロナに滞在している。

このままスペイン・ポルトガル一周旅行をする予定である。

まだイベリア航空の直行便が就航してから一週間して経っていない。

これからはこの直行便を利用してスペイン旅行を楽しむ人が増えると思う。

なので、就航便に搭乗した体験を共有したい。

 

 

イベリア航空からスペイン直行便が就航

まずはイベリア航空のスペイン直行便について、簡単に情報をまとめてみた。

1.イベリア航空とは?

そもそもイベリア航空はスペインの航空会社。

スペイン語では Iberia Líneas Aéreas de España S.A.という。

(イベリア航空という名前を耳にする度に「イベリコ豚」を想像してしまうのはぼくだけ……?)

さて、こちらがイベリア航空の公式サイト。

日本語でも見れるのでスペイン語が理解できない人でも安心だ。

 

2.マドリード・成田間の直行便がスタート

イベリア航空が2016年10月18日から、スペインのマドリードバラハス空港から日本の成田空港までの直行便をスタートさせた。

そして、19日から成田空港からマドリードバラハス空港行きの航路も始まったのだ。

ぼくが19日の就航初日の第一便に乗ったのはなぜか?

それはたまたま、ちょうどスペイン行きの飛行機をネットで検索していたら引っかかったからだ。

ちなみにスペインと日本が直行便で結ばれるのは、実に17年ぶりのことだそう。

就航頻度は週に3回。

これまでの経由便

これまでは日本からスペインへ向かうためにはどんな経路があったか?

・アブダビ経由のエティハド航空(50時間)

・北京経由の中国国際航空(30時間)

・モスクワ経由のアエロフロートロシア航空(18時間)

などの選択肢があった。

しかし、それぞれ乗り継ぎに時間が必要。

なので、18時間から50時間もの時間がかかってしまっていた。

その分値段は安くて、最安チケットだと6万円から10万円くらい。

日本からスペインまでの直行便

イベリア航空が始めた直行便は、日本からは月曜日・水曜日・土曜日の週に3日。

成田空港からマドリードバラハス空港までの所要時間は、たったの13時間半!

13時間半はアジアしか旅行したことがない人にとっては長いかもしれない。

でも、アフリカや中南米に行くためにかかる時間と比べたら短い。

ぼくが乗った飛行機は「成田空港11時20分発、18時20分着」の予定だった。

(実際には現地時刻で17時半くらいに着いた)

あとから知ったのだがぼくが買った航空券は「就航記念セール」だったそう。

なので、お値段はなんとたったの8万円弱!

経由便とほとんど変わらない値段だったので、速攻で買ってしまった。

今は9万円から20万円の間くらいの金額で販売されている。

なので、乗り継ぎや嫌いな人や旅行の日程が短い人には直行便がおすすめだ。

ちなみにイベリア航空を使うと、JALマイレージが貯まるよ。

→ JALでイベリア航空のマイルを見てみる

 

 

イベリア航空のスペイン直行便に乗ってみた

それでは、いよいよイベリア航空のスペイン直行便第一便に乗った体験をレポートしよう。

1.イベリア航空は成田空港第2ターミナル

スペイン直行便の離陸時刻は11時20分。

東京都内で一泊して朝早く成田空港に来ても良かった。

でも早起きが嫌だったので、成田空港のカプセルホテル9hoursに泊まることにした。

9hoursの利用方法と施設内の様子はこちらの記事をご覧頂きたい。

参考:成田空港の早朝・深夜便に乗る方法を徹底解説!東京駅発シャトルバスからカプセルホテル9hoursに宿泊し無料連絡バスが安くて快適

9hoursの入り口

 

9hoursは成田空港の第二ターミナル併設の建物にある。

ちょうどイベリア航空の利用ターミナルも第二ターミナルだったので都合が良かった。

9hoursから歩いて5分くらいで、成田空港第二ターミナル出国階のイベリア航空のカウンターに到着した。

すでに列ができていたのでそこに並び、チェックイン作業をする。

ここでパスポートを出してチケットを受け取り、ついでにJALのマイル番号も伝えて登録してもらう。

その後、荷物チェックを受けて出国ゲートへ。

ぼくは飛行機の乗る前に食事を取る派なので、日本最後の晩餐に醤油ラーメンを選んだ。

成田空港で食べた醤油ラーメン

搭乗ゲート付近に行くと、すでにイベリア航空の飛行機が準備していた。

成田空港からマドリードバラハス空港行きの飛行機はこの便が「記念すべき第一便」。

そのおかげで、テレビカメラやお偉いさんが集まっていた。

「イベリア航空スペイン直行便おめでとう!」

みたいな飾りつけもあって、華やかな雰囲気に。

成田空港のイベリア航空の飛行機

 

2.イベリア航空の機内へ乗り込む

通常通りチケットのチェックを受けて、機内に乗り込む。

機内に乗り込むときにフライトアテンダントさんがスペイン語で挨拶してくれた。

「うぉおおおお!!スペインの航空会社だ!」とテンションが上がった。

iberia飛行機の機内へ入る

イベリア航空の飛行機機内は、「2列:4列:2列」の布陣。

驚いたことに、この便の座席は4割くらいしか埋まっていなかった。

就航初日だから知名度がなくて売れなかったのかな??

イベリア航空の機内の写真

座席にはブランケットと枕が置いてあった。

すべての座席に液晶画面が設置されていた。

おかげで、映画を観たりゲームをしたりフライト情報を見ることができる。

イベリア航空の飛行機の座席の写真

イベリア航空の機体で驚いたのは、天井が高くて荷物入れの位置も高いこと!

身長172cmのぼくでも手を伸ばしてなんとか荷物を棚に入れた。

なので、女性は荷物の上げ下ろしが大変そうだった。

イベリア航空の飛行機の天井は高い

フライトアテンダントさんは基本的にはスペイン人。

だけど、日本語が話せる日本人スタッフもいた。

もちろんみなさん英語はペラペラ。

イベリア航空の機内の様子

珍しく自撮りを。

機内はめちゃくちゃ寒かったので常にジャケットを着ていた。

寒がりな人だったらダウンを着てもいいくらい寒かった。

イベリア航空の機内で自撮り

寒かったのでブランケットを下半身に巻きつけてずっと暖を取っていた。

イベリア航空の毛布

エコノミークラスの座席は狭め。

隣りの席の人が席を立つときには立ち上がって通路に出ないと通れないレベル。

でも、ぼくの隣には誰も座っていなかったのでずっと座っていられた。

イベリア航空の座席は狭い

座席にはパンフレット類がいくつか入っていた。

機内販売の案内や安全のしおりなど。

イベリア航空の機内販売

日本を旅行するスペイン人向けのパンフレットには、スペイン語で日本のことが紹介されていた。

イベリア航空の日本パンフレット

逆にスペインを旅行する日本人向けに、日本語でスペインを紹介する機内誌も。

ぼくはあまり機内誌を読まないのだけど、友人の中には「機内誌が大好き!!」という人もいて不思議。

イベリア航空のスペインのパンフレット

機内誌の中にはイベリア航空社長のメッセージが。

写真映りがいいね。

イベリア航空の社長メッセージ

航路図を見てみると、イベリア航空はスペイン全土に飛行機を飛ばしているそう。

イベリア航空のスペイン航路

使用機体の説明も。

飛行機好きにはこういうのたまんないんでしょうね。

イベリア航空の機体

座席についている液晶画面は基本は英語表記だけど英語にも変更できる。

機内にはインターネットもあるのでお金を払えば使える。

イベリア航空はスペイン語表記

液晶画面の下にはUSB接続の充電口があり、スマホやタブレットを充電できる。

イベリア航空の液晶画面と充電

離陸前に安全説明のビデオが流れ始めた。

スペイン語表記なのが嬉しい。

イベリア航空の機内ビデオ

ビデオの人物が思いっきり欧米っぽい映像で笑った。

日本のアニメと海外のアニメって決定的に違うよね。

イベリア航空の安全放送

 

3.成田空港からマドリード・バラハス空港までの飛行、機内食

予定通り11時20分くらいに成田空港を飛び立ったと思う。

ぼくは機内で読むためにタブレットに本をたくさん入れておいた。

なので、それをフライト中はひたすら読む。

最近は飛行機機内は読書の時間だ。

しばらくして、軽食と飲み物が出てきた。

フライトアテンダントさんは英語で話しかけてきたけど、スペイン語で返答した。

イベリア航空の機内おやつ

読書に飽きたら映画鑑賞。

映画は英語とスペイン語が多く、たまに日本語吹き替えがある程度。

しばらくすると、食事の時間。

プレミアムモルツを飲みながら、洋風料理を頂いた。

味は普通だけど、食後のコーヒーと紅茶のサービスが頻繁に回って来ていた。

イベリア航空の機内食

映画鑑賞にも飽きたら寝た。

機内は暗くされていたのでゆっくりと眠ることができた。

到着時間が近づくと再度軽食が届いた。

サンドイッチとヨーグルトとマフィン。

イベリア航空の機内食

そして、ついにスペイン上空へ。

成田空港からロシア上空を通って北からスペインまで飛んできたらしい。

機内放送は英語とスペイン語と日本語で行われていた。

成田からマドリードまでの空路

到着直前には、空港での移動についての説明が表示された。

税関書類の記入の必要はないので、パスポートだけ持って入国審査へお進みください

というアナウンスも。

イベリア航空の乗り換え案内

 

マドリード・バラハス空港第4ターミナルSに到着

到着したのはスペイン時刻で17時半頃で、予定時刻よりも一時間ほど早かった。

マドリードバラハス空港はマドリード市街地から北東部にある。

 

 

飛行機を出ると到着ゲートに出る。

波打った天井がオシャレだね。

マドリード・バラハス空港の到着ゲート

たしかこの先で入国審査を受けて、そのまま進むと同じ便の乗客が集まっていた。

成田空港からの直行便なので、乗客の9割が日本人だった。

マドリード空港第四ターミナルS

ぼくはスーツケースを預けたので荷物を受け取りに行きたかった。

だが、荷物を示すEquipajesはこの人だかりを示している。

どういうこと???

マドリードバラハス空港の案内看板

乗客が集まっている場所はどう見ても、地下鉄乗り場。

荷物を受け取る前に電車に乗っていいの???

マドリード空港のターミナル移動は電車

ぼくたちが到着したのは「第四ターミナルS」だった。

荷物を受け取り入国するためには電車に乗り「第四ターミナル」へ向かわないといけない。

めんどくさい!

マドリード空港の電車案内

電車が来たら乗ろう、すぐに第四ターミナルに着く。

マドリード空港の電車に乗る

第四ターミナルに着いたら看板を頼りに進む。

マドリード空港の第四ターミナルに到着

荷物を受け取るレーンが電子掲示板に表示されていた。

マドリード空港の電子掲示板

今回は「B5」レーンで受け取る。

人の流れは右方向へ進んだけど、ぼくは正面の自動扉を突破してB5レーンを目指す。

マドリード空港の荷物受け取り場所

近未来的な場所が荷物を受け取る場所。

マドリード空港の荷物ベルトコンベヤー

B5レーンで待っていると5分ほどで荷物が現れた。

マドリード空港で荷物を受け取る

荷物をゲットしたら進路を進んでSalidaから到着ゲートへ。

 

到着ゲートの外でSIMカードを買って地下鉄でソル広場へ

ぼくは到着ゲートの外ですぐにSIMカードを買って、ネットを使えるようにした。

店員さんと交渉することができたので、このことはまた詳しく書く予定。

マドリード空港のSIMカード店

その後は自動販売機でチケットを買って、地下鉄に乗った。

これも意外とわかりにくかった。

スペイン語が読めるぼくでもインフォメーションセンターの係員に尋ねないといけなかった。

なので、説明記事を書く予定。

【追記】

マドリードのバラハス空港について書きました。

参考:スペインのマドリード空港でSIMカードを買おう!市内まで電車でアクセスする方法

マドリードの地下鉄

地下鉄を2回乗り換えて、中心地のソル広場へ。

ぼくが着いた時には夜19時くらいで人通りが多かった。

マドリードのソル広場

 

Googleマップだとここがソル広場ね。

 

 

ぼくはソル広場近くの宿へ行き、チェックインを済ませてから夕飯を食べて寝た。

そして、スペイン・ポルトガル一周旅行が始まった。

 

【追記】海外旅行したい人、海外で働きたい人におすすめの記事

海外旅行する前にクレジットカードを作ろう

海外旅行をしたい人は、日本にいるうちにクレジットカードを作ろう。

なぜかというと、クレジットカードを持っていれば、海外でも日本の口座のお金を自由に使えて便利だからだ。

現金を海外へ持って行って両替するのは、手数料がムダだし騙されるリスクがあるので、絶対にやめたほうがいい。

今ではほとんどの旅行者が、クレジットカードを海外旅行へ持って行って使っている。

もちろん、ぼくも三枚のクレジットカードを海外で使っていて、めちゃくちゃ便利で安全な買い物ができている。

こちらの記事でおすすめのクレジットカード5種類を紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 海外旅行におすすめなクレジットカード5選!保険が付帯するので世界一周する人や学生向け

 

海外で働きたい人は、転職サイトに登録しよう

ぼくは海外でコンサルタントとして働いている。

海外で働きたい人は、転職サイトに登録して「海外と関われる仕事」を探してみよう。

例えば、日系企業の駐在員として海外で働いたり、外資系の社員として海外で働くことだってできる。

ただし、これらの求人情報は非公開求人なので、転職サイトに無料登録しないと見ることができない。

ぼくも実際に転職サイトに登録して、その手順をこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてほしい。

→ 転職して海外で働きたい人はリクルートエージェントに登録して求人情報をみよう

 

 

スペインのイベリア航空の搭乗レビューまとめ

今回は、イベリア航空のスペイン直行便に乗った体験レポを書いた。

イベリア航空の飛行は快適だったし、乗り換えがなく移動時間を短縮できて体力を温存できた。

短期間でスペインを旅行したい人は乗継便で行くよりは直行便で行った方が、時間も体力も節約できるのでおすすめだ。

 

編集長が実際に買ったAmazonのおすすめ便利グッズ

Amazonで編集長が実際に買って使っている便利グッズを紹介します。

①デスクワーク・在宅ワーク用品

②YouTubeの撮影用品

③農業や家庭菜園用品

Amazonは詐欺商品が多いので注意しないといけないですが、使い勝手が良い通販サイトです。

Daisuke MiyazakiのAmazonの購入履歴

編集長が実際に買った楽天市場のおすすめグッズ

楽天市場で編集長が実際に買って使っているグッズを紹介します。

①イチゴ栽培に使うもの

②家庭菜園の野菜づくりに使うもの

③ビールやワイン

④おつまみとおかず

楽天市場は0と5が付く日と18日はポイント還元率が高くなるのでお得です(毎月5日、10日、15日、18日、20日、25日、30日)。

ポイント還元を含めて考えると、近所のスーパーマーケットで買うよりも安いことが多いです。

Daisuke Miyazakiの楽天市場の購入履歴

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次