私は2015年からフリーランス(個人事業主)になりました。
フリーランスとして独立する前には、会社員の経験すらなかったので困ったことがあります。
税金や確定申告の知識がなく、はじめての確定申告の時期には大慌てになったんです。
その失敗を踏まえて、税金や確定申告についての本を読んで勉強しました。
そして、4年目の今では確定申告の時期に慌てなくなりました。
個人事業主になったばかりの人やこれから独立を目指す人は、
・確定申告って何をすればいいの?
・何が経費になって、何が経費にならないの?
・税金のことをどうやって勉強すればいいのかわからない….
こんなことで悩んでいると思います。
実際、私も同じようにフリーランスになったばかりの頃は、お金の知識が不足していました。
そこで今回は、確定申告や税金の知識を身に付けるために、私が読んだ本7冊をご紹介します。
確定申告について不安がある人は、ぜひこの7冊の本を読んで知識を身に着けてください。
1.フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。
まず、私がもっともおすすめする本は、
「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」です。
この本はライター兼イラストレーターである著者が、税理士さんと対談する内容です。
対談といっても堅苦しい内容ではなく、まるで漫才のように面白いのでスラスラ読めます。
確定申告について書かれた多くの本は「税理士さんの立場」から書かれています。
しかし、この本はフリーランスの立場から書かれているので、フリーランスの人に役立つ情報ばかりです。
特に勉強になったのは、
・もし、経費の仕分けを間違えていたらどうなるの?
・税務署から「コレは経費にはならない」と後から指摘されたらどうなるの?
という話です。
「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」
は一番おすすめの本なので、個人事業主の方にはぜひ読んでもらいたいです!
2.お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」
は漫画家のあんじゅさんと、税理士の大河内さんが書かれた本です。
タイトルの通り、あんじゅさんは税金や確定申告のことを知らないまま漫画家として独立されたそう。
なんと確定申告をしないまま放置していたら、6月に市税事務所から通達が届いたそうです笑
この本は漫画なのでとても読みやすいです。
しかも税理士の大河内さんがかんたんな言葉で説明してくれているので、とてもわかりやすいです。
なので、フリーランスのお金のことが全然わかっていない人が、まず最初に読む本としておすすめです。
ちなみに、最初に紹介した「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。」が、この本の参考文献に載っていました。
3.フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税
「フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税」
は確定申告専門の税理士さんが、確定申告に関するすべての情報を説明してくれる本です。
この本は文字数が多いので最後まで読むのが少し大変です。
しかし、もれなくすべての要素を説明してくれているので、確定申告のすべての情報を学べます。
最初に読むには少しヘビーなので、他の本を読んでから
「もっと税金や確定申告のことが学びたい!」と思ったら、ぜひ読んでみてください。
4.フリーランスの教科書
「フリーランスの教科書」ではフリーランスの税金、保険、年金、そして法人化まで網羅してして解説してくれています。
まさに、フリーランスの”お金”の教科書です。
この本を読めば確定申告についてだけではなく、保険や年金、法人化まで含めて勉強できます。
なので、どこかのタイミングでぜひ読んでみてください。
もし確定申告についてだけ特化して勉強したければ、後回しにしてもOKです。
5.あらゆる領収書は経費で落とせる
「あらゆる領収書は経費で落とせる」は、タイトルの通り、会計の「経費」に特化した本です。
なんと、著者は元国税調査官!
企業や自営業者の税務申告をチェックしていた側の方が書かれた本です。
なので、マニアックな情報が書かれていて説得力があります。
フリーランスが確定申告をする場合には、
・これは経費として認められるかな??
・経費になるなら、どの勘定項目だろう?
と悩むことが多くなります。
実際に私も、初めて確定申告をするときには悩みました……
そんなときには、ぜひこの本を参考にしてみてください。
6.経費で落ちるレシート・落ちないレシート
「経費で落ちるレシート・落ちないレシート」では、具体的な事例をあげて「経費として認められるかどうか?」を教えてくれます。
そもそも経費として認められるかどうかはケース・バイ・ケースなので、グレーゾーンが多いものだそうです。
だからこそ、正しい知識を身に着けて確定申告をしないといけません。
なぜ経費に関する本が2冊もあるかというと、フリーランスが確定申告で節税するためには、経費がとても重要だからです。
実は私は、フリーランス1年目には一部のレシートを保管し忘れました。
なので、経費なのに経費として申請できませんでした。
その結果、納税額が過剰に増えてしまいました。
そんな失敗が二度と起こらないように経費については、たくさん本を読んで勉強しました。
また、他のフリーランスのみなさんには、私と同じような失敗はしてほしくありません。
7.確定申告を簡単に自動化してラクする本2019(2019年版MFクラウド確定申告公式ガイド)
「確定申告を簡単に自動化してラクにする本」は、MFクラウド確定申告に会員登録したときに無料でもらった本です。
Amazonで調べてみたら、本が2,980円で電子書籍が1,080円で売っていました。
月額800円の有料会員になると無料でもらえます。
この本を無料でもらったときには
「どうせ無料の本だから、大したことは書かれていないだろう……」
と期待していませんでした。
しかし実際には、確定申告の経費の仕訳について具体的に書かれていて、とても役に立ちました。
なので、確定申告の会計処理をするときにはこの本を見ながら、マネーフォワードを操作しています。
ただし、「2,980円を支払ってまで買うべきか?」と聞かれると、そこは微妙です笑
私は「マネーフォワードクラウド会計」の有料会員(月額800円)です
私はマネーフォワードクラウド会計(MFクラウド)の有料会員になっています。
そして、MFクラウドを使って毎年確定申告の書類を作成しています。
MFクラウドの会員費は月額800円ですが、それ以上の価値を感じています。
なんといっても、会計に関する知識がゼロの私でも、確定申告に必要な書類がすべて作れたほどです!
確定申告ができるパソコンソフトは他にもありますが、私はMFクラウドで大満足しています。
なので、これからもMFクラウドを使い続けるつもりです。
ただし、競合のクラウド会計ソフトfreeeも、MFクラウドとほぼ同じ機能があるそうです。
なので、MFクラウドではなくfreeeでもいいと思います。
ただ、freeeは法人化の営業のメールや電話がしつこかったので私は選びませんでした笑
しかも、MFクラウドなら2,980円の「確定申告を簡単に自動化してラクする本」が無料でもらえます。
【追記】フリーランス向けの求人サイトと仕事の探し方
フリーランスに最適な求人サイトと仕事の探し方をまとめました。
ぜひ読んでみてください。
確定申告で節税したい個人事業主におすすめの本まとめ
今回は、フリーランスの人向けに確定申告の参考になる本を7冊紹介しました。
7冊とも実際に私が読んで、確定申告に役立った本ばかりです。
すべての本を買うとおそらく1万円くらいかかってしまいます。
しかし、その知識があれば1万円以上の節税ができると思うので、本を買って勉強した方がお得だと思います。
1.フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました。
↑とりあえず、この本だけはぜひ買ってください。
2.お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!
↑この本はわかりやすくて笑いもあります。
3.フリーランス・個人事業の絶対トクする!経費と節税
4.フリーランスの教科書
5.あらゆる領収書は経費で落とせる
6.経費で落ちるレシート・落ちないレシート
7.確定申告を簡単に自動化してラクする本2019(2019年版MFクラウド確定申告公式ガイド)
↑この本はMFクラウドに登録すると、無料でもらえます。
確定申告をする場合にはMFクラウドを、ぜひ使ってみてください。