2年間の青年海外協力隊の活動が終わり、日本へ帰国した。
青年海外協力隊の活動期間が終了し、日本へ帰国した。
青年海外協力隊がどんな風に帰国し、どんなことが待ち受けているのかを説明しよう。
2年間暮らしたパナマを出国
ぼくは青年海外協力隊・野菜栽培隊員として、中米パナマ共和国で2年間ボランティア活動を行った。
派遣期間は2013年7月1日から2015年6月30日だ。
パナマに派遣された同期隊員は5名だったがうち2名は現職参加だったため、ぼくたちよりも三ヶ月早く日本へ帰国した。
パナマ出国直前には、ホストファミリーや友人たちが送別会を開いてくれた。
参考:ついに明日2年間暮らした村を旅立ち、パナマの首都へ上京します。
2年間一緒に活動した同期と記念写真を撮影した。
あっという間の2年間だったが、同期や先輩、後輩隊員の方々のおかげでたくさんの思い出ができた。
気がつけば、ぼくたちの存在感は少しずつ薄くなっていった。
魂が少しずつパナマから消えていった。
トクーメン空港
パナマシティのトクーメン空港から、パナマを3名で出国した。
出国直前にはパナマ名物のパナマハットを被って記念撮影した。
ちなみにぼくが着ているTシャツは、「ラ・ラナ・ドラーダ」というぼくのお気に入りのマイクロブリュワリーのスタッフTシャツだ。
参考:海外のマイクロブルワリー!パナマシティのクラフトビールパブLa Rana Dorada(ラ・ラナ・ドラーダ)が美味すぎる!
さらば、パナマ!!
ジャンプ記念撮影も行った。
建設途中の新ターミナルを背にして、ぼくらが乗るユナイテッド航空の飛行機が待っていた。
そして、2015年6月28日朝9時に、ついにパナマを出国した。
パナマを飛び立つ瞬間には、今までに感じたことがない感情を感じていた。
アメリカのニューヨークを経由
パナマと日本を結ぶ直行便はないので、アメリカ経由で日本を目指した。
ぼくたちの航路はニューヨーク近郊の「ニューアーク空港経由」だった。
5時間ほどでニューアーク空港に到着した。
荷物を回収してみると、パナマで手荷物として機内に持ち込もうとしたら断られたので預け入れにしたバックパックが水浸しの状態になっていて、泣いた。
荷物を空港に置き、気を取り直して、ニューヨーク観光をした。
とりあえず、タイムズスクエアへ行ってみた。
ニューヨークは「人種のるつぼ」だった。
ヒスパニック系のパフォーマーと写真を撮った。
事前にこの記事を読んでいたので、チップを支払った。
参考:俺はブルーマンになる!青男はタイムズスクエアにいる夢持つパフォーマーと友達になれるのか?|NYPG
ロックフェラー・センターに登った。
夜景が綺麗だった。
エンパイア・ステート・ビルも綺麗だった。
6月29日の午前11時に、ニューアーク空港から日本の成田空港へ旅立った。
日本の成田空港へ
日本時間6月30日の14時に、成田空港へ到着した。
飛行機の中では映画を8本くらい見た。
疲れがたまっていたが、久しぶりの日本に感動して思わずジャンプ記念撮影した。
そして、空港から新宿へ直行し、翌日の7月1日にネパールへ派遣されるコミュニティ開発隊員さんへ会いに行った。
詳しくは、別の記事にまとめようと思う。
JICAの帰国後ガイダンス
新宿歌舞伎町のホテルに宿泊し、次の日からはJICAの帰国後ガイダンスに参加した。
昨年一時帰国したのでおよそ一年ぶりの日本だったが、それでも落ち着かない。
パナマシティからニューヨークを経由し、東京にたどり着いたので都会ぶりには驚かなかった。
ただし、日本の飯は美味すぎ!!
特に牛丼がうますぎて、松屋のカウンターで泣きそうになり、必死に涙をこらえていた。
安くて、早くて、美味しい。
牛丼こそ世界最強の完全食だ!
もちろん、寿司も美味い。
日本料理が美味すぎて、もう一歩も日本から出たくないと思ってしまう。
JICAのガイダンスは2日間に渡って開催された。
ガイダンスについても、後日まとめようと思う。
7月2日の17時20分のバスで、新宿から長野県飯田市へ向かった。
長野県飯田市の実家へ
長野県飯田市に着いたのは、2日の夜9時半だった。
実家は建て替え工事中だったので、家族が仮住まい中のアパートへ向かった。
そして、一年三ヶ月ぶりに家族に再会した。
両親も祖父母も元気そうで良かった。
帰国直前になると、「家に帰るまでが青年海外協力隊です! 気を付けて帰りましょう」という言葉をよく耳にした。
実家に着いたということは、ついにぼくの青年海外協力隊が完全に終了したのだ。
お世話になったみなさん、本当にありがとうございました。
まとめ
6月28日にパナマを出国し、アメリカのニューヨークで乗り継ぎを行い、30日に成田空港に到着した。
2日間のJICA帰国後ガイダンスを受け、7月2日に実家に帰宅した。
ついにぼくの青年海外協力隊が完全に終了した。