みんな大好きカメラメディアStudio9さんがオリジナルカメラバッグ「Endurance(エンデュランス)」を発売した。
①ちょうど使い勝手が良いカメラバッグを探していたこと、②Webメディアとのコラボ商品というアイデアが素晴らしいと思ったことから、ぼくはさっそくこのカメラバッグを買ってみた。
そして、Enduranceを背負ってスペイン・ポルトガル一周旅行を行い、「海外旅行用としても適している」と判明した。
今まではAmazonベーシックのカメラリュックを使っていてそれなりに満足していたのだが、エンデュランスを使い始めて便利になったことがある。
そこで今回は、カメラバッグEnduranceをご紹介しよう。
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studio9さんオリジナル設計のカメラバッグEndurance
まずはさらっとEnduranceの概要を説明しよう。
1.studio9さんが設計したカメラバッグ
カメラバッグEnduranceを設計したのは、ウェブメディアStudio9(すたじお・きゅう)を運営する中原一雄さん。
カメラや写真撮影が好きな人だったらStudio9さんの記事を一度は読んだことがあるだろう。
ぼくは撮影テクニックの記事を読み込んで勉強している。
カメラバッグを開発した経緯はStudio9さんの記事を読んで欲しい↓
そして完成したのが、こちらのカメラバッグ。
Amazon限定販売で価格は「19,800円」。
「メディアとメーカーのコラボはすごく面白くて応援したい!」と思った。
そして、ちょうどカメラ機材と一般荷物を分けられる「二気室タイプのカメラバッグ」を探していたので、Enduranceを買うことにした。
2.今まで使っていた「Amazonベーシックのカメラリュック」
今までぼくはAmazonベーシックのカメラリュックを使ってきた。
今の価格はAmazonで4,580円。
Amazonベーシックのカメラリュックを買った理由は、値段が安くて収納スペースが広く、パソコン収納などの機能もバッチリだったから。
詳しくはこちらの過去記事に詳しくまとめている。
参考:カメラバッグはプロも愛用するAmazonリュック型58Lがおすすめ!一眼レフとGoProグッズが全部入るので海外旅行にも
最後にEnduranceとAmazonベーシックの比較をしているので、最後まで読んで欲しい。
カメラバッグEnduranceを買ってみた
Amazonで注文してから3日くらいで家にカメラバッグが届いた。
1.AmazonからEnduranceが届いて嬉しい
さっそくダンボールを開けてみると、ビニール袋に包まれたカメラバッグが。
2.エンデュランスは二気室構造なので、荷物を分けて収納できる
こちらがカメラバッグ・エンデュランスの正面。
バッグの上部が一般荷物用の収納スペースで、下部がカメラ機材用の収納スペースに分かれている。
カメラ機材の収納スペースは2個のチャックが付いていて、がばっと全体を開くことができ物の出し入れがしやすい構造。
そして収納スペースはクッション性の仕切り版で区切られていて、仕切り版は自由につけたり外したりできる。
3.エンデュランスにはクイックアクセスがあるので、素早くカメラを取り出せる
カメラバッグの右側面には「クイックアクセス」と呼ばれるカメラを素早く取り出せるチャックが付いている。
基本的に一眼レフカメラはここから出し入れする。
例えば、道を歩いていて急にかわいい猫を発見して「ヤバイ、3秒以内にカメラを構えたい!」という緊迫した場面で、このチャックをガバッと開けてささっと一眼レフカメラを取り出すための機能。
側面には三脚を固定するポケットとベルトが付いている
カメラバッグの左側面には「三脚を取りつけるポケットとベルト」が付いている。
ペットボトルやストロボ用の三脚を入れておくのもいいと思う。
ぼくは夕方から夜の撮影では三脚を使っているので、その時にはカメラバッグの横に三脚を挿している。
三脚の高さがちょうどカメラバッグと同じくらいなので、収まりが良くて歩きやすい。
参考:【Manfrotto三脚Befreeのレビュー】コンパクト40cm・軽量1.4kg・自由雲台・4kg耐重で旅行用に最適!フルサイズ一眼レフカメラと望遠レンズも使えるよ
4.エンデュランスは置くと自立できて地味に便利
エンデュランスは自立することができるので、スペースを取らなくて楽。
「自立できるかなんてどうでもよくない?」と思うかもしれないけど、これが意外と便利なのよ。
例えば、スーツケースの上に置いて両手を離せる(でも倒れないように注意!)。
海外旅行では飛行機や電車など公共交通機関をよく使うので、そのような場所でカバンを背負わずに置けるのはすごく助かる。
ちなみにこれがぼくの持ち歩き荷物(エンデュランス+スーツケース一個)。
一眼レフカメラ、交換レンズ、ストロボなどの壊れやすい機材はエンデュランスに入れて、三脚やメンテナンス用品はスーツケースの中に入れている。
5.背中側にノートパソコンとファイル、書類が入る
ぼくがカメラバッグを選ぶ時に最初に確かめるのは、ノートパソコンが入るかどうか。
もちろんエンデュランスにはノートパソコンが入るし、パソコン収納スペースには仕切りがありファイルや書類も入れられるようになっている。
6.エンデュランスは背負いやすくて疲れにくい
エンデュランスの背中側はこんな感じ。
胸に位置に固定用の細いベルトが付いている。
そして、腰の部分にも固定用のベルトがあるのだが、使わないときは穴に収納することができる!
使わないときの腰ベルトは邪魔なだけなので、この機能はマジで便利!!
腰ベルトをカチッと締めればカバンが安定するので、山歩きや長時間の移動も楽々。
腰ベルトは長いのでおデブちゃんでもOK。
肩ベルトの調節ひもも固定できるのでぶらぶらして邪魔にならない。
そして、肩ベルトはぶ厚い素材でできていてクッション性が高いので、荷物が重くなっても苦にならない!
ものすごく細かい話だけど、カバンの上部に持ち手があるとちょっとした移動に便利なのよ。
7.大型三脚用の三脚ホルダーは使ったことない
エンデュランスにはカバンの中央にも三脚ホルダーが付いている。
これは大型の三脚用なので、ぼくは使ったことがない。
こんな感じにカバンの中央に着いているので、ど真ん中に三脚を固定できる。
8.一般荷物用の収納スペースはサイズを調整できる
エンデュランスの特徴の一つは、上部の一般荷物用の収納スペースのサイズを調整できること。
上部の素材を伸ばせばスペースが大きくなって、たくさんの荷物を入れることができる。
旅行中に上着を入れたり、お土産物を入れたり対応できて便利。
上部をマックスまで伸ばせば、小さめのバックパックくらいの収容力があると思う。
そして、荷物が少ない時には上部をくるくる巻いて、コンパクトにできる。
9.でもマジックテープは音が出て好きじゃない
上部の収納スペースはマジックテープで固定する方式。
これはぼくはあまり気に入っていないくてなぜかというと、開けるときに「バリバリバリバリ!!!!!」という音が鳴ってしまうから。
ここをマグネットかチャックに改造したい。
10.バックルがオシャレな雰囲気を出している
クルクル巻いたらバックルでばちっと留める。
このバックルがオシャレな雰囲気を醸し出しているよね。
11.防水カバーがあるので雨の日や治安が悪い場所でも使える
エンデュランスには専用防水カバーが付いている。
これがあるおかげで雨の日でもカバン濡らさずに持ち歩くことができる。
防水カバーはサイズが大きめなので、すっぽりと覆うことができて防水能力は高い。
使用頻度は意外と高いので、常にカバンの中に入れている。
もう一つ良い効果があって、それは治安が悪い場所でも防水カバーを使うことでスリの抑止力になること。
防水カバーを付けるとカバンの素材や構造が見えないので、スリにチャックを開けられたりナイフで切られる危険性が減る。
中南米やアフリカなどのスリが多発する場所を旅行するバックパッカーが、カバンに常に防水カバーを付けているのはそのため(雨や汚れを防ぐ意味もあるけど)。
12.カメラ機材の収納スペースの使い方
カメラバッグとして一番重要なカメラ機材の収納スペースについて紹介しよう。
最初の構造はこのようになっている。
クイックアクセスの部分にレンズ付き一眼レフカメラを入れて、その左右のすき間に交換レンズやストロボ、その他機材を入れるのがいいだろう。
ここがクイックアクセスね。
試しにSIGMA50mmF1.8とNikkor20mmF1.8を入れてみた。
エンデュランスの収納スペースは深いので、このままだとブカブカで動いてしまう。
タムロン70-300mmも入れてみた。
レンズを横に入れると「2本入るんじゃね?(笑)」と思うくらいスペースが開いている。
海外旅行中に飛行機やバスに乗る時にはガッチリと機材を梱包しているが、その状態の方がぴったりと収納スペースに収まった。
単焦点レンズ2本、望遠レンズ1本、フルサイズ一眼レフカメラ+大三元1個を入れるとこんな感じ。
13.フルサイズ一眼レフのバッテリーグリップ付きでも入ったよ
急いでいる時にバッテリーグリップ付きの状態でクイックアクセスに入れてみたら、意外とすんなり収まった。
Nikon 750(フルサイズ一眼レフ)にバッテリーグリップを付けても入ったので、収納スペースはマジで深い。
14.治安が悪い場所では2個の南京錠で施錠必須
ぼくは中南米やアフリカなどの治安が悪い場所に滞在することが多いので、カバンには南京錠を付けないと心配になってしまう。
エンデュランスはカメラ機材の収納スペースの2個のチャックに南京錠を付けて、その南京錠とクイックアクセスのチャックに別の南京錠を付けている。
クイックアクセスはカメラの出し入れが簡単な分、盗難の危険性も増すのでその対策が必要だ。
15.見た目がカメラバッグっぽくなくていい
エンデュランスは見た目がカメラバッグっぽくないので使いやすい。
スペインの地下鉄で背負っていても目立たない。
スペインの長距離電車に持ち込んでも不審ではない。
16.エンデュランスを背負って都会を歩いてみた
エンデュランスを背負って都会を歩いてみたけど、馴染んでいたと思う。
左側は普通のバッグにしか見えない(南京錠は多めに見てね)。
後ろ姿も普通でしょ?※三脚は多めに見てね
さすがに三脚が刺さっていると目立つね(笑)
身長172cm痩せ型猫背未婚男性が背負うとこんな感じ。
Amazonベーシックのカメラリュックとの比較
ぼくはこれまでAmazonベーシックのカメラリュックを使ってきたので、このリュックとエンデュランスのカメラバッグを比較してみた。
Amazonベーシックのカメラリュックの方が好きな点
まずはAmazonベーシックのカメラリュックの方が好きな点。
・値段が安い
まずはお値段が違う。
Amazonベーシックのカメラリュックは4,580円でエンデュランスは19,800円なので、差額はおよそ15,000円。
1万5千円あれば、中古レンズが買えちゃうよね?
なので、できるだけ安いカメラバッグが欲しい人はAmazonベーシックのカメラリュックがおすすめ。
・カメラ機材の収納スペースが広い
Amazonベーシックのカメラリュックは、とにかくカメラ機材の収納スペースが広いので機材がたくさん入る。
こんな感じなので、カメラ二台と交換レンズ数本、その他機材が全部入る。
ただし、一般荷物を入れる場合には分けられない。
小物の収納スペースも広い。
なので一般荷物はなくて、撮影機材だけを入れるカメラバッグが欲しい人はAmazonベーシックがおすすめ。
・安っぽい見た目
Amazonベーシックのカメラリュックは見た目が安っぽいので、治安が悪い海外で使うときに安心。
治安がめちゃくちゃ悪いケニアのナイロビではこのカバンと似たデザインのカバンが流行っていたので、現地のカバンに溶け込むことができた。
中南米やアフリカなどの治安が悪い場所で使うなら、Amazonベーシックのカメラリュックがおすすめ。
エンデュランスの方が好きな点
お次はエンデュランスの好きな点。
・カメラ機材と一般荷物を分けられる
二気室構造でカメラ機材と一般荷物を分けられるのはマジで便利!
ぼくは部屋の掃除が苦手が物の整理整頓ができない人なので、荷物を分別できるのは本当に有り難い。
整理整頓が苦手な人、カメラ機材と一般荷物の両方を持ち歩きたい人にはエンデュランスがおすすめ。
・クイックアクセスが便利
クイックアクセスという機能を始めて使ったのだけど、すごく便利だね。
カバンを背負ったまま少しずらせば一眼レフを取り出せるので、シャッターチャンスを逃しにくい。
シャッターチャンスを逃がしたくない人はエンデュランスがおすすめ。
・見た目がカッコイイ
エンデュランスは見た目がカッコイイ。
Amazonベーシックのカメラリュックを見た友人は「何それ、ランドセル?(笑)」と馬鹿にしてきたが、エンデュランスのカッコ良さは認めていた。
カメラバッグっぽくないカッコ良いカバンが欲しい人はエンデュランスがおすすめ。
【追記】Amazonで詐欺業者が出現!
Amazonでこのカメラバッグを出品する詐欺業者が出現したそうです。
お気をつけください。
*注意!!:Amazonで詐欺業者が出品しています!
このところ問題になっているAmazonでの詐欺業者ですがEnduranceもターゲットにされてしまいました。Enduranceは卸販売をやっておらず現在は100%「be-farf onlineストア」でしか販売しておりません!be-farf onlineストア以外の業者は詐欺の可能性が極めて高いので絶対に購入しないで下さい。
4/27現在確認したところ「得盛 安子文庫堂」という業者の出品する12,870円のものは詐欺ですのでご注意ください。たぶん商品は届きません。同じく中古品も出品されているようですが流通量から考えてこちらも詐欺の可能性が高いです。
現在Amazonに対応を依頼中です。
まとめ
今回は、Studio9さんが開発したカメラバッグEnduranceをご紹介した。
エンデュランスは二気室構造でクイックアクセス付き、ノートパソコンも収納できて見た目もカッコイイ!
Amazonベーシックのカメラリュックよりは値段は高いけど、それ以上の価値はあると思う。
ぼくはこれからもこのカメラバッグを使って世界中を旅しながら撮影を行う予定だ。