最新情報!メキシコのオタクの熱狂ぶりがヤバい
青年海外協力隊の任国外旅行中に、ぼくはメキシコの首都メキシコシティを訪れた。
1.メキシコシティのオタクとの交流
メキシコシティでは、オタクの聖地アキバビルに行ったり、メイドカフェに行って、メキシコシティのオタクのみなさんとの交流を楽しんでいた。
参照:メキシコのアキバビルで280円のDragon Ballsを注文してみたら
参照:500円でニーハイメイド服美女とお喋りできるメキシコシティのHouse Maid Cafeは天国だ
2.メキシコシティでコスプレイベントがある
すると、アキバビルのメイドカフェの店員さんから「2月14日、15日にメキシコシティでコスプレイベントがあるよ」と教えてもらった。
これは行くしかないと思い、コスプレイベントに行ってみると、メキシコのオタクの熱狂ぶりに驚かされた。
今、メキシコのオタクはヤバいくらいの盛り上がりを見せている!!
3.日本人はメキシコのオタクのヤバさを知らない
しかし、会場にいたメキシコ人からは「日本人は、メキシコで日本のオタク文化が盛り上がっていることを知らないだろ?」と言われてしまった。
そこで、今回は日本人の皆さんにメキシコのコスプレイベントのことを紹介しよう。
コスプレイベント「Cosplay TNT GT9」
1.コスプレイベント「Cosplay TNT G9」について
メキシコシティで2月14日、15日に開催されたコスプレイベントは、「Cosplay TNT G9」という名前だ。
そして、このイベントの主催団体は、Cosplay TNTという団体だった。
2.Cosplay TNTについて
Cosplay TNTは、メキシコシティでコスプレイベントを開催している団体のようだ。
メンバーはほとんどがメキシコ人だろう。
Cospaly TNTのFacebookページはこちら。
メキシコシティのオタクイベントCosplay TNT G9に行ってみた。
1.会場のExpo Reformaまで歩く
コスプレイベントの会場は、メキシコシティの中心地にある「Expo Reforma」という5階建てのビルだった。
宿泊していたホテルからExpo Reformaを目指して歩いていると、街中でコスプレーヤーがちらほらと目についた。
メキシコシティの街中をコスプレーヤーが歩く姿はかなり異様で、一般メキシコ人たちはかなり驚いていた。
そのままコスプレーヤーたちについて行くと、会場のExpo Reformaに到着した。
会場の前には、人だかりが出来ていた。
2.コスプレイベントへ入場する
入場料金は100ペソ(800円)で、メキシコシティ内の博物館や観光地と比べると高いと感じた。
会場に入場してみると、予想以上の入場客の多さとコスプレーヤーの存在にぼくはビビってしまった。
おそらく1,000人以上の入場者だっただろう。
過去にパナマ共和国でオタクイベントに参加したことはあったが、本格的なコスプレイベントに参加するのは、人生初だったのだ。
3.会場の中を散策してみた
そこで、コスプレイベントの雰囲気に慣れるために、とりあえずは会場の中を散策してみることにした。
散策中は「おい!見てみろ!中国人がいるぞ!」とひそひそ囁かれ、常に視線を感じていた。
日本人が海外で日本イベントに参加するのは、実はかなりプレッシャーがかかる。
アニメ、マンガ、ゲーム、アジア関係の物品販売
1階には日本のアニメ、マンガ、ゲームの物品販売と、韓国や日本のグッズが売られていた。
そして、通路はオタクで埋め尽くされていた。
会場内には物品販売ブースが所狭しと並んでいた。
グッズ売り場では、セーラームーングッズがたくさん売っていたので、メキシコではセーラームーンが人気のようだ。
日本のアニメキャラが描かれたクッションもたくさん売っていた。
Iラブ日本、私ラブ変態、死ね!など日本語が描かれたTシャツも売っていた。
日本語Tシャツは人気があるようで、入場客の中にも着ている人がいた。
会場内では日本の漫画も大量に売られていた。
すべての漫画がスペイン語に翻訳されていたが、これが正規品なのか違法品なのかはわからなかった。
聖闘士星矢Gもスペイン語バージョンが売っていた。
なんと、日本刀まで売っていた!
ワンピースのルフィの麦わら帽子も一緒に。
メキシコ人による韓流ダンスショー
今回のイベントでは、メキシコ人による韓流ダンスショーも開催されていた。
最近のメキシコでは、韓国の音楽とダンスが大人気らしい。
いくつものダンスグループがショーを行い、観客は大盛り上がりだった。
楽しそうなアトラクション
会場内には楽しそうなアトラクションもあった。
1.弓矢体験
まず目に飛び込んで来たのは、楽しそうに弓矢体験をするメキシコ人たち。
5mくらい先の的を目がけて、弓を弾いて矢を放っていた。
全然日本っぽくない雰囲気だったけど、お客さんたちは初めての弓矢体験に大喜びしていた。
2.剣士とのチャンバラ試合
弓矢体験のお隣では、剣士とのチャンバラ試合が行われていた。
盾と柔らかい剣を持って、裸姿の剣士と戦うことができる。
剣が相手の体に当たったら勝ちだ。
判定は審判が行っていて、ほとんどのお客さんが負けていた。
3.鷹匠体験
剣士の隣には、生きた本物の鷹がいた。
鷹匠の人が鷹をたくさん連れて来ていて、お客さんと記念撮影をさせていた。
もちろんすべての体験には、お金がかかる。
デジモンの主題歌を歌う前田愛さんのコンサート
16時頃からデジモンの主題歌を歌う前田愛さんのコンサートが開催された。
わざわざ日本から歌手を呼ぶなんて、Cosplay TNTはすごい!
最初の20分くらいは、メキシコ人の司会者からしつこく質問攻撃を受けていたが、前田愛さんはすべてうまくかわしていた。
その後は、ライブで日本語で歌を唄っていた。
歌詞が日本語だからメキシコ人たちは理解できていなかったけど、まぁまぁ盛り上がっていた。
会場内はコスプレーヤーとカメラマンだらけ!
コスプレイベントだから当たり前だが、会場内はコスプレーヤーだらけだった。
ぼくは漫画もアニメもほとんど見ないので、コスプレーヤーが何のアニメのキャラのコスプレをしているのか、実はほとんどわからなかった。
それでも、見ているだけで楽しかった。
1.カメラマンが超たくさんいた
ぼくが驚いたのは、カメラマンの数もとても多かったことだ。
一眼レフと外付けフラッシュを付けた本格的なカメラを持った人が、コスプレーヤーと同じくらいの人数いた。
撮影スタジオを開いてお金を取って撮影している人もいたし、無料で撮影している人もいた。
2.コスプレーヤーの写真の紹介
ここからは、コスプレーヤーの写真を紹介しよう。
本格的なコスプレをした二人組
彼らはペアのコスプレーヤーのようだ。
ロボットのコスプレーヤー
手作りなのだろうか、ロボット的なコスプレーヤーもいた。
トイストーリーのバズ・ライトイヤー
ぼくでもトイストーリーのバズ・ライトイヤーだとわかった。
ハウルの動く城のソフィー
彼女はハウルの動く城のソフィーだろう。
しかし、彼女の実年齢は謎だった。
メイドカフェの店員さん
「あらやだぁ~、久しぶり~!本当に来たのね~」といきなりこの野獣系コスプレーヤーに話しかけてびっくりした。
しかし、じっくりと顔を見てみると、ぼくにこのコスプレイベントのことを教えてくれたメイドカフェの店員さんだった!
ちなみに、彼女がぼくにDragon Ballsを作ってくれた。
3人組のコスプレーヤー
こちらは魔法が使えそうな3人組のコスプレーヤーさん。
眼帯をつけた女性
眼帯をつけた女性のポーズはかっこよく決まっていた。
十字架に貼り付けになった人
十字架に貼り付けになった人もいた。
コスプレーヤーのレベルがかなり高くて驚いた。
メキシコシティのセーラームーン
こんなかわいいセーラームーンには、月に代ってお仕置きされたい!
セーラームーンっぽい女性
ぼくはセーラームーンの一員じゃないかと思っている。
ワンピースのルフィ
ルフィの格好がめっちゃ似合っているし、ポーズも決まっている。
ごついコスプレーヤー
全然何のキャラかわからないけど、ごつかった。
弱虫ペダルくん
弱虫ペダルの主人公がいた。
ユニホームも着ているし、自転車のハンドルも持っていた。
怖いコスプレ
骸骨をつけた怖い人がいた。
子供マリオ
子供のコスプレーヤー・マリオもいた。
めっちゃかわいい。
メキシコシティコスプレーヤー3人衆
スリットからのぞく足が美しい。
ナルトのキャラ
たぶんナルトのキャラだと思う。
コスプレーヤー二人組
コスプレーヤー二人組。
2、3人でコスプレしている人も多かった。
コスプレーヤーも買い物を楽しんでいた
野獣系女性とソフィーが一緒に買い物をしていて、なんだか萌えた。
最後にコスプレコンテストが開催
1日目の最後には、コスプレコンテストが開催された。
出場者の写真を紹介していく。
こんな感じでコスプレーヤーが一組20秒ずつステージに立った。
観客は真剣な眼差しで出演者を見ていた。
歓声や笑い声が聞こえて、かなり楽しんでいるようだった。
そして、最後には全員でステージに集まった。
これで1日目が終了した。
ぼくは2日目には参加していないが、2日目もかなり盛り上がったらしい。
このイベントについてもっと写真が見たい人は、Cosplay TNTのFacebookページを見て欲しい。
メキシコシティでは、3月にもオタクイベントが開催されるし、5月にはベイビーメタルがライブを行う予定だ。
今、メキシコのオタクが、熱い!
まとめ
メキシコシティのコスプレイベントに行ってみたら、超クオリティが高いコスプレーヤーさんがたくさんいた。
アニメに詳しくないぼくでも楽しめたので、オタクの皆さんはもっと楽しめるだろう。
生でメキシコ人コスプレーヤーを見たい人は、メキシコへ行ってみてはいかがだろうか?