「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」にブログ記事が掲載されています
「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」という本に、JIBURi.comのボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました。が掲載された。
ぼくが青年海外協力隊としてパナマで活動している期間中に、著者である関西学院大学・人間福祉学部・人間福祉研究科の武田丈教授から連絡を頂き、掲載して頂くことになった。
そこで今回は、「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」という本をご紹介しよう。
協力隊時代に武田丈教授から連絡を頂いた
青年海外協力隊としてパナマ共和国で活動している期間中に、関西学院大学の武田丈教授から「ブログ記事を本に掲載したい!」という連絡を頂いた。
そのブログ記事とは、ボクのおとうさんは、ボランティアというやつに殺されました。という記事で、Facebookでのいいね数が83,000回を超えており、過去に大きなバズを引き起こした。
国際協力のあり方に疑問を投げかけるような内容だったので、海外の大学で開発学を学ばれたお偉いさんやNGO関係者からは批判も頂いたが、共感してくれる人もたくさんいた。
武田丈教授もぼくの記事に共感してくださり、ぜひ本に掲載したいとのことだったので快諾した。
本にはこんな感じで掲載されている。
ブログの紹介もして頂いた。
参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践
そして、出版されたのが「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」という本だ。
武田丈教授から本を謹呈して頂いた。
本の内容は以下の通り。
目次
まえがき序章 CBPRとは何か
第I部 CBPRの理論
第1章 参加型のリサーチの歴史と類型
第2章 CBPRの特徴
第3章 コミュニティの参加と科学的厳格さ
第4章 CBPRの研究パラダイム
第5章 CBPRのアクション第Ⅱ部 CBPRの方法
第6章 CBPRの中でよく用いられる参加型手法
第7章 PLAツール
第8章 フォトボイス
第9章 新QC七つ道具第Ⅲ部 CBPRの実践
第10章 PLAツールを活用して組織を改善する
第11章 フォトボイスによってコミュニティ改善のアクションを生み出す
第12章 フォトボイスによってアドボカシー活動を展開する
第13章 新QC七つ道具を活用して政策立案や組織改革をめざす終章 CBPRの普及のために
謝辞
参照文献
索引引用元:世界思想社
本の要約がこちら。
CBPR???
調査されるコミュニティの人びとが満足できる形で調査成果を還元するため、さまざまな参加型リサーチの方法を体系的にまとめたCBPR。歴史や理論的背景を紹介し、具体的なツールの活用方法と実践例の検証から、CBPRのもつ力を立証する。
引用元:世界思想社
「CBPRってどんな意味なの?」と疑問に思う方のために、こちらがCBPRの解説だ。
公衆衛生や看護学、社会福祉の世界で使われている専門用語らしい。
CBPR とは、簡単に言うと、地域の人たちが現在持っている問題を解決するための研究に、生活者が参加して、専門家と協力して行う調査のことです。主には公衆衛生、看護学、社会福祉などの分野で注目されています。
引用元:Community Based Participatory Research(CBPR) の紹介
この説明だけではCBPRの目的や方法がわからないと思うので、ぜひ「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」を読んで頂きたい。
まとめ
関西学院大学の武田丈教授の著書「参加型アクションリサーチ(CBPR)の理論と実践」にこのブログ記事を掲載して頂いた。
CBPRに興味がある人は、ぜひ読んでみてほしい。