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無電化村に滞在した感想|ぼくらが住んでいる場所は空の一部なのだ。

      2015/07/23


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テントウムシを手の甲に乗せて、人差し指を立てると指の先まで登っていく。

指の先端に着いたと思うと、バッと羽を広げてそこから空に飛び立つ。

しばらくは僕ら人間の目線と同じ高さを飛んでから、もっと高く遠くへ飛んでいく。

 

人間は「空を見上げる」という言葉を使う。

でも実は僕らが住んでいる場所は、すでに”空の一部”なのだ。

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高校生の頃にこんな文章を読んだ。

誰が書いた文章か、どこで読んだのかはもう忘れてしまったが、内容は10年近くたってもまだ覚えている。

 

テントウムシの話を久しぶりに思い出した。

今週は前回と同じ無電化の集落に滞在し、そこで朝日や青空や星空を眺めていたからだ。

 

PC190246_894

山からお日様が顔を出す瞬間を待ち構えている。

お日様より早起きするのは、なんだか気持ちが良い。

 

 

PC190250_893

電気がある集落まで行くには、この道を6時間歩かないといけない。

半径数十キロに渡って、電気がない。

電気がなければもちろん浄水施設もないので、住民は湧水を飲んでいる。

 

 

 

夜になると、目に見える明かりはすべて星だけになる。

目線の高さから頭の上まで、星だらけ。

星空を見上げるというよりは、「星空の中に立っている」という感覚になる。

 

 

”空を眺める”なんて普通に生活していたら、なかなかしない。

非日常の空間にいるからこそ、当たり前のことに目を向けることができる。

青年海外協力隊の生活そのものも非日常であるが、集落で滞在調査を行ったことで、「当たり前と思っていたことが当たり前ではない」と気づくことが出来た。

この体験について、書き残そうと思う。

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宮﨑大輔 Daisuke Miyazaki

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VALU

【農業経歴】

1988年 長野県飯田市のリンゴ農家に生まれる

2011年 信州大学在学中に、実家のリンゴジュースを東京のマルシェやネットで販売する

2013年 信州大学大学院で農学修士号取得

2013〜2015年 青年海外協力隊として中米パナマ共和国で2年間農業ビジネス支援

2015年〜 農業コンサルタントとして日本、アジア、アフリカで、苺ビジネスのコンサルティング中

・テレビ出演(TBSあさチャン
・週刊誌監修(女性セブン
・書籍の監修多数

【トラベルフォトグラファー経歴】

2013〜2015年 中央アメリカで写真撮影を始める

2015〜2017年 世界20カ国を旅しながら風景写真を撮影

2017年〜 日本や海外で人物撮影、企業撮影、イベント撮影を行う



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